1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/05(水) 22:11:54.23 ID:BnHZegLq0
肇ちゃんがただ喋るだけです、自分の妄想を挟んでお楽しみください
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/05(水) 22:12:34.70 ID:BnHZegLq0
――弟編
肇「ほら、起きなさいっ」
肇「ふぅ……やっと起きた? ならすぐに着替えてね、ご飯できてるよ」
肇「お母さん? もう出てる時間でしょ、私も時間無いから急いで、ほら」
肇「はい、さっさと食べて。もー、口まわりも汚して……」フキフキ
肇「ふふふっ、子供扱いされたくないなら1人で起きて貰わないとね?」
肇「はい、お粗末様でした。歯磨いてきなさい、お弁当用意しておくから」
―――――
―――
―
肇「―――よしっ、ちゃんと全部持った?」
肇「はい気を付けてね、行ってらっしゃい」フリフリ
肇「……ふぅ、本当にお母さんになったみたい」
肇「――――あっ!? ち、遅刻しちゃう! い、急がないとっ!!」バタバタバタ
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/05(水) 22:13:46.97 ID:BnHZegLq0
――兄編
肇「ただいまー。あ、お兄ちゃん帰ってたの?」
肇「うん、今日はグラビア撮影だけだったし……」
肇「え? 発売日は確か1ヶ月後だったかな、でも私はあんまり載らないよ?」
肇「んー、何だか恥ずかしいなぁ……///」
肇「ふふっ、いい匂いがすると思った。いつもありがとう」
肇「でも、最近はお兄ちゃんに任せっぱなしだし……」
肇「分かった、今度の休みは私が作るからね?」
―――――
―――
―
肇「いただきます。……んー、やっぱり料理はお兄ちゃんに勝てないなぁ」
肇「もぅ……そういうお兄ちゃんだっておばあちゃんっ子だったでしょう?」
肇「……そうだね、おばあちゃんの命日の前後はお休み貰ってるよ。お兄ちゃんは?」
肇「そう、命日だけか」シュン
肇「うん、お墓は綺麗にしておくから」
肇「ふふふっ、確かに。おじいちゃんが手入れしてるもんね」
肇「―――ごちそうさま。片付けは私がやるね」
肇「駄目です、もう。そう言う所が雑なのまで似なくていいのに」
肇「お茶は後。じゃあパパッと片付けちゃうね」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/05(水) 22:15:47.41 ID:BnHZegLq0
――父編
肇「あれ? お父さん帰ってたの?」
肇「もー、それなら連絡くださいっていつも言ってるのに」
肇「あんまり家で会う事もないんだから」
肇「ご飯は………、やっぱり。そんなものばっかり食べて」ハァ
肇「おばあちゃんに言いつけますからね!」
肇「だーめーでーすっ! お母さんから言われてるんだから」フンスッ
肇「ほーら、文句言わないの。明日は?」
肇「そう、ならご飯作っておくから3食しっかり食べること」
肇「本当にもう、お母さんがいないとだらしないんだから」
肇「忙しいのは私もお母さんも一緒なの、本当は1人だと作るのが面倒とかそんなのでしょう?」
肇「ほらやっぱり……もぅ」
肇「え? えーっと明日はドラマの撮影かな」
肇「そうそれ。ふふふっ、ありがとう」
肇「それじゃあ明日のご飯用意しておくからしっかり食べてね?」
肇「はい、おやすみなさい」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/05(水) 22:16:39.92 ID:BnHZegLq0
――祖父編
肇「あ、おじいちゃんおかえり」
肇「え? うん、今日はなんだか調子良くて早く終わっちゃった」
肇「ふふっ、おじいちゃんもお疲れさまです」
肇「ご飯すぐに用意できるけどどうする?」
肇「わかった、一時間後くらいでいいかな?」
肇「うん、用意しておくね。ゆっくりしてきて」
―――――
―――
―
肇「お湯加減どうだった?」
肇「ふふふっ、おじいちゃん熱いの好きだもんね」
肇「温めるだけだからすぐできるよ、座ってて」
肇「あ、お酒どうする?」
肇「はいはい、もう……飲みたいなら飲めばいいのに」ハァ
肇「もう、そんなこと言って……あと4年は待ってくださいね?」クスッ
肇「―――よしっ、そっち持っていくねー?」
肇「はいどうぞ。ふふっ、召し上がれ」
肇「……どうかな?」
肇「ふふふっ、そんなに似てきた?」
肇「おじいちゃんのお墨付きなら間違いないかな」ウン
肇「……え? お仕事?」
肇「うん、楽しいよ」
肇「自分のイメージとぴったりあった快感とか、幕が上がって一面にファンの人達が目に入った時の感動とか……」
肇「今土を触ったら止まらないかも、ふふっ」
肇「え?……今はやめておこうかな。きっともっと膨らむと思うの」
肇「もう少し先にまとまった休みを作れるってPさんが言ってたから、そのときにね」
肇「絶対に驚くよ、楽しみにしててね」
肇「―――ごちそうさま。お茶入れてくるから座ってて?」
肇「だーめ、お茶も上手くなったって、教えてあげるんだから」フンスッ
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/05(水) 22:17:46.74 ID:BnHZegLq0
――母編
肇「あ、お母さんこっちだよ!」
肇「ううん、さっき着いた所だから」
肇「これ? Pさんが私ももう有名人だから変装くらいって」
肇「そ、そんな…プレゼントとかじゃないよ、他の子も貰ってる筈だし……」
肇「もぅ、行こう? お母さんと出かけるの久しぶりだなぁ……」
肇「な、何? だからPさんとはそういうのじゃ……」
肇「名前でって、私が名前で呼んでって言ったらPさんがじゃあ俺もって」
肇「だって凄く頑固なんだから、まるでおじいちゃんみたい」
肇「似た者同士って……うーん、そうかなぁ?」
肇「く、詳しくって言われても……言ーいーまーせーんー!」
肇「それは……うん、Pさんは私の大切なプロデューサーだよ」
肇「も、もぅ……真面目になったと思ったらすぐにふざけるんだから」
肇「え?…うん。それは綺麗に見られたいけど……」
肇「ふふふっ、それじゃあご指導お願いします、お母さん」ニコッ
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/05(水) 22:21:16.39 ID:BnHZegLq0
――祖母編
肇『えっと……こう?』
肇『違うの? うーん、難しいなぁ……』
肇『慣れたらおばあちゃんみたいにスルスル着れるかな?』
肇『うん、頑張るよ!』フンスッ
肇『えっと、こうで…こう。ここをこうで……できたっ!』
肇『えへへ、本当に? ズレもないかな?』
肇『良かったぁ……、おじいちゃーん! 浴衣着れたよっ!!』パタパタパタ
―――――
―――
―
肇「――なんて、こともあったよね」トントントン
肇「少し前の撮影で浴衣祭りって言うのが……え? 知ってる?」
肇「ふふふっ、おじいちゃんったら……」
肇「うん、その時にね? 私が着付けを教えるのかぁって」コトコト
肇「うん、おばあちゃんの浴衣、似合ってるって言ってくれたよ」
肇「え…ち、違うよ? Pさんはそんなのじゃ…それは、大切なプロデューサーだけど……」モジモジ
肇「うん、大丈夫。大切な言葉はちゃんと取ってあるから……いつか一番大切な人に言うよ」
肇「―――よしっ、味…どうかな?」ドキドキ
肇「よかったぁ……。ずっと忙しくてコレ作ったの久しぶりだから……」
肇「うん、体は覚えてたみたい。おばあちゃんの味……」
肇「―――え? ご、ごめんなさい、なんででしょう。涙、止まらないんです」ポロポロ
肇「うん、大丈夫…大丈夫だよ。これからも長生きしてね? おばあちゃん」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/05(水) 22:24:46.29 ID:BnHZegLq0
――先輩編
肇「あの、先輩!」
肇「卒業おめでとうございます。寂しく、なりますね」
肇「い、いえ……そういう意味では……」
肇「あ、もぉ……。からかいましたね?」
肇「そうですね、会えなくなるわけじゃありませんし」
肇「確かに、まだ8分咲き、と言った所ですね」
肇「ふふふっ、そうですね。確かに満開を見ないのは勿体無いです」
肇「お酒は駄目ですよ? 卒業しても先輩はまだ未成年ですから」クスクス
肇「はい、成人してからならお呼ばれされちゃいましょう」
肇「……だけど、8分咲きも、これはこれで風流ですよね」
肇「少しお茶しませんか? 家も近いですし、和菓子でしたらご用意できますよ」
肇「はい、お呼ばれされちゃってください。ふふふっ」
肇「それでは行きましょうか」
10: 画像先輩アザッス! 2013/06/05(水) 22:43:46.35 ID:BnHZegLq0
――後輩編
肇「え?――ふふふっ、ありがとう」
肇「あと1年頑張ってね?」
肇「うん、そうだよ、アイドル。上京するから会える回数は減っちゃうかな」
肇「この後? 友達とは昨日思いっきりはしゃいだから」
肇「今日はゆっくりしようと思ってるの」
肇「ふふっ、ばれちゃった?」
肇「向こうでは川釣りなんて滅多にできないと思うから」
肇「うーん、一緒に行く?」
肇「うん、じゃあ私は釣り部での最後の活動になるのかな?」クスクス
肇「分かってますよ、後輩君?」
肇「ふふふっ、それじゃあ行きましょうか」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/05(水) 22:59:20.17 ID:BnHZegLq0
――夫編
肇「あ、おかえりなさいアナタ」
肇「ご飯できてますよ」
肇「ダメです、まずは手洗いうがいが先」メッ
肇「ふふふっ、ご飯よそっておきますね」
―――――
―――
―
肇「はい、それじゃあいただきましょうか」
肇「どうぞ、召し上がれ♪」
肇「ふふっ、そう言って貰えると嬉しいですね」
肇「懐かしいって……それは褒めてますか?」ムー
肇「確かに、私の料理はおばあちゃんの味に影響を受けてますね」
肇「――あ、お代わりよそいますね。はい、どうぞ」
肇「え?……もぉ、そんな風に言われると照れちゃいます………///」カァァ
肇「あ、あまり見ないでください。そ、その…恥ずかしい、ですから……」
肇「もぉー、そうやってからかうんだから……///」
肇「そういうアナタは結婚してから少し意地悪になりましたっ」ジトー
肇「ふふふっ、確かに昔から少し子供っぽい所もありましたね」クスクス
肇「さぁ? 秘密です。食後のお茶、入れてきますね」
肇「―――お待たせしました、どうぞ」コトッ
肇「……ふぅ、この人心地がとても贅沢に感じますね」
肇「このゆったりとした時間、とても好きなんです」
肇「………………ふふっ」
肇「次のお休みですけど、釣りに行きませんか?」
肇「ふと、結婚してからは行ってないなと思いまして……どうでしょう?」
肇「はい♪ 少し遠いですけど川がいいですね」
肇「七輪も持って、釣った魚をその場で天婦羅とか……ふふふっ、楽しみです」
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/05(水) 23:02:56.89 ID:BnHZegLq0
画像先輩しか来てくれなかったか(絶望)
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