P「俺の隣に立つなって言ってるだろ!?」貴音「……」【四条貴音SS】

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/07(水) 22:46:25.00 ID:FGseIOst0
真美「またやってるよ、兄ちゃんとお姫ちん」

真「プロデューサーもいい加減諦めればいいのに」ハァ

雪歩「で、でもプロデューサーにとっては深刻な問題だろうし。でも四条さん可哀想……」

真美「でもあれはどうしようもないっしょ→」

P「用があるなら30cmは離れろっていつも言ってるだろ!?」←156,5cm(自称)

貴音「あなた様は、いけずです……」←169cm

真「だよねー」アハハ

雪歩「笑い事じゃないよぉ、真ちゃん」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/07(水) 22:53:03.10 ID:FGseIOst0
ガチャ

響「はいさーい!ってプロデューサー、また貴音をいじめてるのか!?」

P「何を言ってるんだ、むしろいじめられてるのは俺の方だよ!!」

響「自分がちっちゃいからって貴音にあたるなんて格好悪いぞ!!」

P「ちっちゃいって言うなー!」ムキー

貴音「あ、あなた様どうか落ち着いて下さい。響、私のことは構いませんから」オロオロ

真「なんかこっちから見ると兄妹ゲンカに困ってる母親って感じだね」

雪歩「そんなこと言ったら四条さんに失礼だよぅ」

真美「そ→そ→、お姫ちんはお姫ちんだよ?」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/07(水) 23:00:53.52 ID:FGseIOst0
P「はぁはぁ、まったくもう……真、真美、そろそろレッスンの時間だぞ。準備は出来てるか?」

真「もちろんですよ、プロデューサー!」

真美「バッチシだよ、兄ちゃん!!」ガタッ

P「良し、じゃあ車出すから下で待っててくれ。それと少し離れてくれないか」ジリッ

真「あ、すいません」←159cm

真美「も→、兄ちゃんつめたいよ→」←158cm

P「黙れ成長期。ニョキニョキ伸びやがって」

真美「んっふっふ→、真美のセクチ→ボディ→にメロメロなのかな→?」ニシシ

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/07(水) 23:06:31.49 ID:FGseIOst0
P「5年早いわ。では音無さん、行ってきます」

小鳥「いってらっしゃい」

ガチャ パタン

響「まったく、プロデューサーにも困ったもんだぞ」ハァ

貴音「響、その様なことを言ってはいけませんよ」

雪歩「で、でも響ちゃんの言うこともわかるかも……」

響「だろー? そもそも貴音はなんであんなにプロデューサーに懐いてるんだ?」

貴音「プロデューサーは、私の世界を変えて下さったのです」

響「どういう意味だ?」

貴音「あれは月が美しい夜でした……」

雪歩「(あ、長くなりそう)私、お茶入れてきますね」ソソクサ

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/07(水) 23:13:09.37 ID:FGseIOst0
中略

雪歩「えっと、四条さんにラーメンのことを教えたのがプロデューサーってこと?」

貴音「はい。らぁめんとの出会いがわたくしの世界を変えてくれました」

響「つまりプロデューサーが貴音を餌付けしたってことか?」

雪歩「響ちゃん、それじゃあ身も蓋もないよぉ」

貴音「ふふ、良いのですよ雪h……っ!!」ガタッ

雪歩「し、四条さん?」

ガチャ

P「ただいま戻りましたー」

真「戻りましたー」

真美「した→」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/07(水) 23:20:33.29 ID:FGseIOst0
貴音「おかえりなさいませ、あなた様、真美、真」ヒュン

P「あぁ、ただいまーって近い近い!離れろ!!」

響「貴音がイヌ美みたいだぞ」

雪歩「い、犬ぅ!?」ビクッ

真「とりあえずそこをどいてくれないかな、貴音」

貴音「これは失礼しました。さぁあなた様、こちらへ」グイ

P「おい、引っ張るなよ!」ズルズル

貴音「さぁ!」ポンポン

P「……膝の上に座れと?」

貴音「遠慮は無用です」キリッ

P「だそうだ。真美、GO」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/07(水) 23:27:35.80 ID:FGseIOst0
真美「わ→い!!」ポスッ

貴音「あなた様……」シュン

P「さて、仕事仕事」

小鳥「相変わらず貴音ちゃんに厳しいんですね、プロデューサーさん」

P「別にそういうつもりはありませんよ」

小鳥「おねショタは見る側も幸せになれるんですよ?」

P「俺は貴音より年上なんですけど?」ジロリ

小鳥「けど見た目は中学せP「少し黙ってて下さい」す、すみません」

P「まったくもう……」カタカタ

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/07(水) 23:33:56.09 ID:FGseIOst0
響「あーあ、プロデューサー怒ってるぞ」

真「流石に膝の上は子ども扱いしすぎじゃない?」

貴音「私なりに労をねぎらおうと思ったのですが」

真美「素直に座ってたらこの後頭部の感触を楽しめたのにね→」プニプニ

雪歩「そ、それはそれで問題があるんじゃないかな?」

真「でも照れてるって感じじゃ無かったよね?」

響「うーん、じゃあどういうことだ?」

真美「……もしかして、男の人にしかキョ→ミがないとか?」

貴音「め、面妖な!!」ガーン

雪歩「あ、あわわわわわ」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/07(水) 23:40:21.44 ID:FGseIOst0
真「お、おおおお落ち着くんだ2人とも!ま、まだそうと決まった訳じゃにゃい!!」

響「そうだぞ!もしそうならもっと真にちょっかい出してるはずだぞ!!」

真「ちょっと響、それってどういう意味さ!!」

真美「えっ、まこちんって男だったの!?」

雪歩「お、おおおお男の人ぉ!!?」ヒイィ

真「どう見てもキャピキャピな女の子でしょ!!」

ワーワーギャーギャー

P「」ピキピキピキ

小鳥「プ、プロデューサーさん?」

P「……行ってきます」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/07(水) 23:47:45.96 ID:FGseIOst0
小鳥「あんまり怒らないであげて下さいね?」

P「それはあいつら次第ですから」

響「やっぱりプロデューサーは変態だったのか!!」ウギャー!!

P「誰が変態だ、誰が!!」

雪歩「ひぃぃぃ!!」

真「ぷぷぷ、プロデューサー!ボクは女ですからね!?」

貴音「あなた様、どうか非生産的な癖はおやめになって下さい!!」

P「お前ら落ち着け!俺はホモでもなんでも無い!!」

真美「じゃあなんでお姫ちんの膝を嫌がったの?」

P「そんなもんに喜ぶような子どもじゃないんだよ!それ以前にプロデューサーとアイドルっていう立場があるだろう!!」

アイドル’s「「子どもじゃ、無い?」」

P「そこで声を揃えるなよ!」ムキー

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/07(水) 23:54:18.90 ID:FGseIOst0
真「じょ、冗談ですよ冗談」

響「そうだぞ、まったくプロデューサーは小さいことを気にしすぎさー」

P「小さいって言うな!!」

雪歩「ご、ごめんなさいぃ」ビクッ

真美「兄ちゃん、ゆきぴょんが怖がってるじゃん」

P「元々の原因は真美、お前だろう?」ジロッ

真美「そだっけ→?」のワの

貴音「ではあなた様は男色家では無いのですね?」

P「さっきからそう言ってるだろ?仮に、万が一、あずさの方向音痴が治る位あり得ないけど、俺がホモだとしてもお前らのプロデュースはちゃんとやるから安心しな」ナデナデ

貴音「あなた様……」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/07(水) 23:59:37.43 ID:FGseIOst0
真(プロデューサーが貴音の頭を撫でるなんて珍しいね)ヒソヒソ

響(そりゃ普段は届かないからやらないだけだろ?)ヒソヒソ

雪歩(響ちゃん、またプロデューサーに怒られちゃうよ?)ヒソヒソ

P「……ただの気まぐれだよ」

真「あ、聞こえました?」アハハ

響「わ、悪かったぞ」

P「別に気にしてないよ。んじゃ俺は仕事に戻るから」

雪歩「良かったね、響ちゃん」

真美「そう言えばレッスンの帰りに真美たち面白いもの見たんだよ、ね→まこちん」

真「そうそう、信号待ちをしてたら歩道に赤い洗面器を頭に乗せた男の人が歩いててさ……」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/08(木) 00:05:33.91 ID:+5uZcQY10
数時間後

P「ふぅ、案外早く終わりましたね」コキコキ

小鳥「そうですね、まだ7時前ですよ」

P「あれ、お前たちまだ帰って無かったのか?」

真「え?あ、もうこんな時間なんだ」

雪歩「おしゃべりしてたらあっという間だったね」

P「やっぱり年頃の女の子だな。さ、そろそろ戸締りするから帰り支度して」

アイドル’s「「はーい」」

貴音「あなた様」

P「ん、どうした?」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/08(木) 00:11:32.10 ID:+5uZcQY10
ID変わってますが>>1ですよー

貴音「あなた様の体躯は確かに小柄です」

P「あぁん!?」

雪歩(四条さん!?)

真(いきなり何を言ってんのさ!)

貴音「ですがあなた様の人としての器は大盛り用のらぁめん丼をも凌ぐものであると先ほど再確認させて頂きました」

響(それって大きいのか?)

真美(お姫ちんの中ではメチャ大きいんじゃない?)

P「……」

貴音「私もとっぷあいどるになるべく精進いたしますのでこれからも御指導のほどよろしくお願いいたします」フカブカ

小鳥(イイハナシダナー)

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/08(木) 00:18:32.52 ID:+5uZcQY10
P「貴音……。なんでわざわざ最初に小柄って言うんだよ」グニッ

貴音「あにゃたしゃま、にゃにを」

P「まったく、こっぱずかしいことを真顔で言いやがって」グニグニ

貴音「いひゃいでしゅ、あにゃたしゃま」

P「まぁ、そこまで言われちゃこっちも頑張らない訳にはいかないな」パッ

貴音「あなた様……」

P「こちらこそ、よろしく頼むよ」スッ

貴音「はいっ」ガシッ

真美「兄ちゃん、真美たちの事も忘れてもらっちゃあ困るねぃ」ノシッ

真「そうですよ、プロデューサー。ボクももっとキャピキャピにしてもらいますからね!」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/08(木) 00:23:30.95 ID:+5uZcQY10
P「お、重い。乗るな真美、離れろ!」

真美「れでぃーに向かって重いとは、これはオシオキが必要ですな→」

雪歩「ま、真美ちゃん。プロデューサーが可哀想だよぉ」

響「そうそう、プロデューサーが縮んじゃうぞ」

P「こんなことで縮んでたまるか!」

小鳥「それはそれで可愛いかも」ボソッ

P「聞こえてますからね!?」

小鳥「ピヨッ!!」

真「プロデューサー、小さいことを気にしちゃ大きくなれませんよ?」

P「ちっちゃいって言うなー!」ムキー

                    おわり?

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