1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 10:35:17.42 ID:V3+uwE/80
P「元気ないじゃないか、真。何かあったのか?」
真「いや……あの……僕って、そんなに魅力ないですかね?」
P「魅力?何言ってるんだ。あるに決まってるだろ」
真「でも雑誌とかでも王子様とか、そういの……」
P「保障する。真は魅力いっぱいのアイドルだよ」
真「えへへ、そっか……」
真「じゃ、じゃあ今日の仕事が終わったらデー…遊びに付き合ってくれませんか」
P「俺となんかでいいのか?雪歩とか春香とか──」
真「プ、プロデューサーがいいんです!!」
P「お、おう。真がいいなら俺はかまわないぞ」
真「ぜ、絶対ですよ!!」
P「分かったって」
真「へへっ///」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 10:43:45.34 ID:V3+uwE/80
──────
P「お疲れ。今日は調子よかったな」
真「はい。一生懸命がんばりました」
P「はは、その意気だぞ」
真「だって、この後は待ちに待ったデ……遊びですから」
P「だから、頑張ってたのか」
真「いつも以上に頑張りました」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 10:48:55.87 ID:V3+uwE/80
P「真はどこに行きたいんだ?」
真「むぅ……それは、男の人が考える事ですよ」
P「え~、俺がか~」
真「そうですよプロデューサー!!」ブー
P「う~ん、じゃああそこに行こうかな」
真「あそこ……?」
──────
────
──
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 10:57:05.09 ID:V3+uwE/80
真「ボーリングですか?」
P「あぁ、真は体動かすの好きだろ?ボーリングなら真も楽しめるかなって」
真「はは、ボークリングなんて久しぶりですよ」
真「そうだ、勝負しましょうよプロデューサー」
P「勝負?」
真「点数は低い方が負けです。当然罰ゲーム有りです」
P「うーん……」
真「なんですかプロデューサー?僕に負けるのが怖いんですか?」
P「ん……よし、その勝負受けてやる」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 11:07:11.44 ID:V3+uwE/80
P「で、罰ゲームって何をするんだ?」
真「えっと……ま、負けた人は勝った人の言う事を何でも聞くっていうのはどうですか?」
P「あぁ、俺はそれでいいぞ」
真「じゃあ、決まりですね。負けませんよプロデューサー」
P「俺も負けないぞ」
ウィーン
響「よーし、自分今日はスペアの練習しちゃうぞ」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 11:15:19.65 ID:V3+uwE/80
真「あぁー、また2本残ったー」
P「真は軌道はいいんだけど回転が少ないなー」
真「いいですよースペアでも大丈夫ですー」ブー
ガコー……カツン
真「あぁーースペアがーー」
P「へっへっへ、これだと俺が勝っちゃうぞー」
真「うぅ……」
??「すいません、隣失礼するぞ」
真「あっ、はいすいません……えっ、響!?」
響「うぇ!?真!?」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 11:24:12.54 ID:V3+uwE/80
P「えっ響?」
響「プ、プロデューサーも! な、何やってるんだ、二人っきりで!?」
真「えっと、それは……えへへ///」
響「真ばっかりずるいぞー」
響「じ、自分もプロデューサーとボーリングやりたいぞ!?」
真「!?」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 11:29:47.45 ID:V3+uwE/80
真「な、なななにを……」
P「あぁ、いいんじゃないか?」
真「ほぁ!?」
P「別にいいだろ真?」
真「もーっ……いいですよ……」
響「わーい!」
真「プロデューサーのバカ……」ボソッ
P「へ?」
真「なんでもないですよー!」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 11:38:19.92 ID:V3+uwE/80
真「ほら、プロデューサーの番ですよ」
P「よーし、このままで点差を離して真に勝つぞっと」
ガコー スパーン
【ストライク】
P「うっし」
真「あぁー」
響「真に勝つって、二人で勝負してるのか?」
真「えっと……」
P「あぁ、負けたら勝った人の言う事を聞く罰ゲームでな」
真「はぁー……全部言っちゃった……」
真(もう……プロデューサーとのデートなのに……)
響「自分もやりたいぞ! 勝負!」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 11:53:52.36 ID:V3+uwE/80
P「あぁ、どうだ真?」
真「もーいいんじゃないですか!」
真(こうなったら、僕が一番になってプロデューサーと……)
真「よしっ、絶対勝つ!!」
響「よーし、自分頑張るぞー」
──────
────
──
プロデューサー【134】
真【167】
我那覇 響【223】
真「」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 12:03:07.07 ID:V3+uwE/80
響「自分、一番だぞ! 見てみてプロデューサー一番!」
P「あ、あぁ」
真「……」
P「う、上手いんだな響は」
響「自分、月一で練習してるからな」ニコッ
P「そうなのか。すごいな。なっ、真?」
真「……グスッ」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 12:11:55.52 ID:V3+uwE/80
響「ど、ど、どうしたんだ真!?」
P「どうした、どこか痛いのか?」
真「……だ、大丈夫です」
響「ほ、本当か?」
真「ちょっと、悔しくって……へへっ、僕って負けず嫌いだから……グスッ……」
P「真……」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 13:18:28.53 ID:V3+uwE/80
>>47
下がり調子だけど、数はまだ多いと思うよ
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 13:22:01.02 ID:V3+uwE/80
響「……ははは、真は負けず嫌いなんだなー」
P「あ、あぁ、真らしいと思うよ」
真「はい、すいません……」
真「お手洗い行って来ますね……」タタッ
P「あっ……」
響「……」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 13:33:34.69 ID:V3+uwE/80
────────
真「ダメだなー僕は……」
真「響とプロデューサーに嫌な思いをさせちゃった……」
真「……」
真「よっし、いつもどおりいつもどおり」
真「さぁ、戻ろう」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 13:40:57.43 ID:V3+uwE/80
P「おっ、戻ってきたか」
真「すいません……あれ?響は?」
P「あー、響なんだけどな、用事があるからって帰ったよ」
真「えっ、でも響1番だったのに」
P「それは、今度、俺と動物園に行って楽しみたいってさ」
真「はは、響らしいや」
P「あと、こうとも言ってたな」
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響「自分ちゃんと楽しみたいから、しっかりと下見してきてほしいぞ」
P「えぇ、下見って……」
響「ほら、今日は真がいるんだから真と下見にいけばいいでしょー」
P「えぇー」
響「絶対だからね!」
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P「ってさ」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 13:58:16.95 ID:V3+uwE/80
P「さて、行くか動物園」
真「でも……」
P「ダメか?」
真「撲、負けちゃいましたし……」
P「真が来てくれないと俺一人で下見に行かないと行けないんだ。頼む、一緒に来てくれ」
真「……ぷぷ、はは、しょうがないなープロデューサーわ」
P「はは、助かる」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 14:05:43.23 ID:V3+uwE/80
P「じゃあ、行くか?」
真「はい」
真「ちょっと待ってください……はい」
P「な、なんで腕を組んで……!?」
真「デートの下見ですよね? だからカップルっぽくしないといけないですよね?」
真「だから、これでいいんです!」
P「はぁ……分かったよお姫様」
真「えへへ♪」
完