1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 08:51:54.92 ID:9SxiETTg0
俺「別にいいだろ?せっかくの休みなんだしゆっくり寝かせてくれ」
響「だってただ寝て過ごしてるだけじゃつまらないでしょ?自分、プロデューサーともっといろんな場所に行ってみたいし」
俺「そうなのか?俺は響と一緒にいるだけで十分幸せだと思うんだけどなぁ•••響はどうだ?」
響「そ、そんなの•••幸せに決まってるでしょ•••///って、わざわざこんな恥ずかしいこと言わせないでよ!もー•••///」
こうして俺は世界で一番かわいい響ちゃんと一緒に居られる世界で一番の幸せ者になるのだった••••••
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 09:55:40.32 ID:LqqjOTon0
P「っていう夢を見たんだ」
小鳥「へぇ、プロデューサさんって、響ちゃんのこと好きだったんですか?」
P「まぁ、可愛いしな」
小鳥「確かに動物的な可愛さがありますよね」
P「まぁ、響だけじゃなくて、アイドル全員抱きたいけどな」
小鳥「それ、事務所以外で言ったら大惨事ですからね」
響「はいさーい」
P「おう。おはよう」
小鳥「おはよう。響ちゃん」
響「あれ?今日は自分だけか?」
P「今日は、律子組とお前以外はオフだな」
響「そっかー」
小鳥「響ちゃんは、今日はレコーディング?」
響「そうだぞ!初のソロだ!!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 09:57:14.01 ID:LqqjOTon0
P「緊張してとちるなよ」
響「春香とは違うさー」
P「よし。頑張ってこいよ」
響「はーい」
小鳥「いってらっしゃい」
P「やっぱり可愛いな」
小鳥「いつでも元気いっぱいですもんね」
P「さてと。俺もそろそろ営業に行ってくるかな」
小鳥「はい。いってらっしゃい」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 10:01:37.76 ID:LqqjOTon0
P「ん~。はぁ、今日も疲れた…けど、特番のゲスト出演が決まったし。よかった…あれ?」
響「ん~」
P「響?」
響「あ、プロデューサ」
P「どうした?」
響「これ」
P「…捨て猫か」
響「この子、このままじゃ死んじゃうか、保健所行きに」
P「う~ん」
響「どうしよう」
P「いつも見たく、拾っていけないのか?」
響「…最近忙しくて…子供の面倒は…出来るなら、ちゃんとしてあげたいけど」
P「そうだよなぁ。響だけじゃなくて、みんな忙しいしな」
響「うん」
P「…とりあえず、俺の家につれて帰るよ」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 10:03:25.77 ID:LqqjOTon0
響「いいのか!?」
P「うちのマンション、一応ペット可だし。俺も忙しいけど、友達とかに聞いてみるから」
響「わぁい!よかったな、ネココ」
P「もう名前あるのか」
響「えへへ」
P「それじゃあ、行くか」
響「自分も一緒に行っていいのか?」
P「俺は子猫のご飯とか、しつけとかわからないからな。とりあえず頼む」
響「まかせろー」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 10:05:54.25 ID:LqqjOTon0
響「ほえー」
P「どうした?」
響「プロデューサー」
P「ん?」
響「プロデューサーって儲かるんだな」
P「がくっ…ま、まぁ、そこそこにもらってるけど」
響「こんな大きな部屋だなんて、びっくりだぞ」
P「そうか?」
響「うん!」
P「ま…見得もちょっとあるけどな」
響「見得?」
P「彼女とかにはいいところ見せたいだろ」
響「プロデューサー、彼女いるのか!?」
P「…いねぇよ…まだ」
響「そ、そっか」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 10:09:53.89 ID:LqqjOTon0
P「さて。どうすればいい」
響「まずは寝床だぞ。ここにこうして」
P「ほう」
響「あ、プロデューサー。買ってきた袋の中に、子猫用のミルクがあるから」
P「ん。皿に入れてくる」
響「お願いだぞ。で、トイレをここにっと」
P「ホント、動物のことにはかいがいしいな」
響「よ~し。できた。ネココ、ここで寝て、こっちでトイレするんだぞ」
P「ほれ。ミルク」
響「ありがとう」
P「おぉ。舐めてる舐めてる」
響「よっぽどお腹がすいてたんだな。お前」
P「響が見つけなかったら、本当に死んでたかもな」
響「うん」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 10:11:17.00 ID:LqqjOTon0
P「で。後は何をすればいい?」
響「そこまで過保護にしなくても大丈夫さ」
P「そっか」
響「トイレのしつけだけはちゃんとしておけば」
P「それは重要だな」
響「それじゃあ、自分は帰るぞ」
P「送ってく。車出すからちょっと待っててくれ」
響「わかったぞ」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 10:14:08.47 ID:LqqjOTon0
響「ネココ~、今日はお魚もってきたぞー」
響「ほら、高いたか~い」
響「お、こっち、こっち」
響「プロデューサー、見て見て!!ネココのジャンプ力」
響「…くー」
P「ここんとこ、仕事終わったら毎日こいつの様子見に来て…ったく」
P「仕事で疲れてるのに、一緒になって遊んで」
P「しまいにゃ、一緒に寝るとか。まったく。どっちが飼い主なんだか」
P「…言い出しづらいなぁ…」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 10:16:39.71 ID:LqqjOTon0
響「え?」
P「あ~…だから、俺の友達がひと目で気に入ってさ」
響「そ、そっか」
P「もう少ししたら、来るから…寝床とトイレ…一緒に渡して」
響「うん」
P「ほら。そんなにしょげるな。そいつ、ほかにも猫飼ってて、猫好きなヤツだから。大丈夫だって」
響「うん」
P「…断るか?」
響「え?」
P「そうだよな。名前付けて、あんなに可愛がってたんだし」
響「…ううん…いい」
P「いいのか?」
響「…うん!」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 10:18:34.95 ID:LqqjOTon0
響「…いっちゃった」
P「そうだな」
響「いい人そうだったぞ」
P「いいヤツだよ。俺の友達だぞ」
響「…う~ん」
P「なんで、そこで悩むんだよ」
響「あはは…はは…は」
P「響」
響「っ…ネココ…ん…ぐすっ」
P「たまに写真とか送ってもらうから。な」
響「うんっ…うん」
P「よしよし」
響「っ…ん…ん」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 10:20:44.82 ID:LqqjOTon0
P「お前、明日オフだよな」
響「…うん」
P「なら、一緒に動物園にでも行かないか?」
響「…どうぶつ…えん?」
P「あぁ。どうだ?」
響「いくっ!いくぞ!!」
P「そうか」
響「うん。うわぁ、プロデューサーと動物園かぁ。デートみたいだな」
P「はは。そうだな」
響「…なぁ、プロデューサー」
P「ん?」
響「また、遊びに来てもいいか?」
P「??」
響「だから、その、ココに」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 10:23:18.94 ID:LqqjOTon0
P「俺の部屋に?もうネココ居ないぞ」
響「居ないけど…その」
P「いいよ」
響「そっか。よかった…断られるかと思ったぞ」
P「けど、たまにな」
響「うん」
P「さてと、車出すから外で」
響「あのさ」
P「ん?」
響「…今日は…帰りたくない」
P「へ?」
響「…一人の部屋は…寂しい」
P「一人って…他の動物たちは?」
響「…実家に送った…最近、忙しいと構ってやれる時間が少なくて…だから」
P「それで、あんなにネココに執着してたわけか」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 10:24:55.59 ID:LqqjOTon0
響「…そう…だめか?」
P「あ~。そんな顔で上目遣いするな…卑怯者」
響「??」
P「子猫なんかより、よっぽど破壊力たけぇよ」
響「だめか?」
P「わかった。いいよ。けど、今日だけだぞ」
響「わぁい」
P「ったく。こいつ、わかってるのかねぇ」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/14(土) 10:29:04.13 ID:LqqjOTon0
響「あっプロデューサー、やっと起きた」
P「ん?ん~」
響「まったく。いつの間にかこっちで寝てるから、目が覚めた時びっくりしたぞ」
P「いや、さすがに一緒のベッドはまずいだろ」
響「今日は動物園だぞ?覚えてるか?」
P「覚えてる覚えてる。顔洗ってくるからちょっとま…って、まだ6時じゃねぇか」
響「にしし。早朝からやってるところ昨日、インターネットで調べたんだ。そこに行くぞー!」
P「はいはい。ったく」
響「プロデューサー」
P「ん?」
響「…ありがとう」
P「よし。朝飯はどっかで買うぞ!ほら、準備していくぞー」
響「おー」