3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:12:35.74 ID:xhcxxSdZ0
D「今日はお疲れプロデューサーちゃん」
P「はい、お疲れ様です。今後もうちのアイドルをよろしくお願いします」
D「ええ、そうね。そういうことなら今日ゆっくり呑みながら話しましょうよ?」
P「すみません今日はちょっと・・・」
D「あら残念ね、じゃあまた誘うわね」
P「ええ、次もまたさそってください」
P(ふ~あのディレクター俺を気に入ってくれるのは嬉しいけど、時々俺の尻を艶かしい目でみてくるからな・・・)
ちなみにディレクターはピチピチのTシャツを着た坊主頭の、40オーバーの男性である
やよい「うっう~、おつかれさまですプロデューサー」
P「おつかれさま」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:14:16.31 ID:xhcxxSdZ0
伊織「まったく伊織ちゃんを何だと思ってるの!、こんなきぐるみを着せるなんて!」プンプン
P「いや、伊織もさすがだよきぐるみに入っているのに可愛さが伝わってきたよ」
伊織「ふ、ふん、あたりまえよ」
伊織「このスーパーアイドル伊織ちゃんにかかればきぐるみを着たてたって、オーラが溢れですってもんよ」
P「ああ、そうだな」なでなで
伊織「あう・・・」///
やよい「いいな~プロデューサー私も私も」
P「おういいぞ」なでなで
やよい「えへへ」///
二人並んで頭を撫でている。両手に花とはこの事だな
P「よし、じゃあそろそろ帰るか」
やよい「はーい」
伊織「ふん、さっさと行くわよ」
P「はいはいっと」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:16:07.97 ID:xhcxxSdZ0
ちびっ子ふたりを車に乗せて、家まで送る。
やよい「うっ・・・う~・・・・」うとうと
伊織「・・・・・・すう」うとうと
P(ふたりとも寝てしまったか。二人で並んで寝てるとホント天使みたいだな)
ガタン
P「おっと」
たまたま悪路に差し掛かり、車が揺れてしまった
伊織「んん・・・」
P「伊織?」
伊織「・・・・・」ごしごし
伊織「んーいま、どの辺りなの?」
P「悪い起こしてしまったか、もう少しでやよいの家に着くぞ」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:17:42.46 ID:xhcxxSdZ0
伊織「ふーん」
P「・・・・・・」
伊織「・・・・・・・・」
ふたりともやよいに気をつかって静かになってしまう
伊織「ねえ」ボソ
P「なんだ?」ボソ
伊織「今日はやよいの家じゃなくて先に私の家に寄ってちょうだい」
TV局からは伊織の家はやよいの家よりも遠いので遠回りになってしまう
P「いいけど、どうしてだ?」
伊織「やよいが最近、仕事と学校で疲れてるみたいなのよ。だから私の家で夕食を食べさせようと思って」
P(・・・やっぱりやよいの事に関しては伊織にはかなわないな。)
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:19:20.18 ID:xhcxxSdZ0
チラ
やよいを見るが、いつもと変わらない様に見える
P(アイドル達の小さな変化に気づかないなんて、俺もまだまだだな・・・)
伊織「ちょっと、どうなのよ?」
P「ん?」
伊織「だからさっきの話よ」
P「さっきの話?」
伊織「は~しっかりしなさいよね」
P「悪いちょっと考え事してたんだ」
伊織「もう、だからあんたも私たちと一緒に夕食を食べないかって聞いたのよ」
P「俺が?伊織の家でか?」
伊織「そうよ」
P「う~んでも伊織の家に迷惑かけないか?」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:21:12.20 ID:xhcxxSdZ0
伊織「大丈夫よ、新堂にはあんたも来るって伝えてるから」
P「おいおい、俺の意思はないのか」
伊織「なによ、小鳥やあずさの家ではご飯食べて、うちでは食べないって言うの」
P「うっ・・・、知っているのか伊織」
伊織「は~、あれで秘密にしてるつもり。あんたたち見てたらそんなことぐらい分かるわよ」
伊織「それに、やよいもあんたとご飯食べたいって言っていたのよ」
P「やよいも?」
伊織「う、うるさいわね、伊織ちゃんが誘ってるんだからだまって来なさい」///
P「ふう、分かったよ。じゃあ遠慮なくお邪魔させてもらうよ」
しばらく車を走らせると、伊織の家の門前に到着した。
P「あいかわらず屋敷だな」
伊織「うっさいわね。とっとと車を進めなさいよ」
P「へいへい」
P(伊織の家には何度か来たけど門の中まで入るのは初めてだな)
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:22:53.47 ID:xhcxxSdZ0
やよい「う~ん」
P「起きたか?やよい」
やよい「ん~あれ!?ここは?」
伊織「私の家よやよい」
やよい「ほんとだ伊織ちゃんの家だ。でもどうしてここに?」
伊織「やよい、今日はうちで夕食を食べましょう」
やよい「え、でも家に長介達が・・・」
伊織「大丈夫よ、やよいのお母様に連絡入れてるし。食事はうちの者から届けさせるから」
やよい「で、でも・・・」
P「やよい、今日ぐらい伊織に甘えてもいいんじゃないか?」
やよい「プロデューサー・・・」
P「それに、俺もやよいと夕食を食べたいしな」
やよい「うっう~!分かりました、じゃあ今日は伊織ちゃんに甘えさせてもらいます」
車を進めると新堂さんが出迎えてくれる。
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:25:29.83 ID:xhcxxSdZ0
>>15
P・あずさ・小鳥「かんぱ~い!!!」と小鳥・P・あずさ「お疲れ様!かんぱ~い!!!」を
書いてます
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:26:05.10 ID:xhcxxSdZ0
新堂「お待ちしておりました。皆様どうぞこちらへ」
車を使用人の方に任せて、新堂さんを先頭に付いていく
テクテク
P(しっかし、広いな・・・あの壷とか幾らするんだ?おぉシャンデリアもあるぞ!)
俗物的な考えをしながら、食堂へ到着した
食堂を入ると、端の席では顔が確認できないぐらい長いテーブルが・・・
P「無い!」
伊織「はぁ?何が無いのよ」
そこには大きいが普通の長テーブルがある
P「相手の顔が見えないぐらい長いテーブルがあるのかと思って・・・」
伊織「あんたね、三人でそんなの使ったってしょうがないでしょ」
P(確かに・・・でもそんなテーブルもあるみたいな言い方だな)
三人で新堂さんにエスコートしてもらい、席に着く。
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:28:11.11 ID:xhcxxSdZ0
伊織「まあ、気楽にしてちょうだい。自分の家だと思って」
P「おう」
やよい「うん」
三人で仕事の話など、雑談していると、新堂さんとその他の使用人がテーブルに料理を運んでくれる。
新堂「来週、我が屋敷で会合があるため、フランスからシェフが来日しております」
新堂「今日はそのシェフが腕を振るいますのでお楽しみを」
P「フランス料理か、接待で食べた事あるけど久しぶりだな」
やよい「うっう~わたし、フランス料理ってはじめて食べます~」
伊織「まあ、今日はシェフの腕試しって所ね」
新堂「まずはシャンピニオンのフラン、ホタテのグリル焼きでございます」
P「凄い本格的だな」
やよい「おいしそうです~」
伊織「じゃあ食べましょう」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:30:23.92 ID:xhcxxSdZ0
伊織・P・やよい「いただきます」
P(えっと、確か基本的に外側のフォークとナイフから使うべしか。一応、外食のマナーの講習を受けておいて正解だったな)
伊織「・・・・・」スッ
P(伊織は自然にマナーが身についてるみたいだな。全く迷いが無いみたいだ)
やよい「うっう~・・・」カチャカチャ
P(やよいはフォークとナイフを使い慣れていないみたいだな。なんだか難しそうにホタテを切ってる)
P「どれ、俺も・・・」パク モグモグ
P(うっうまい!!ホタテが甘いしこのソースが濃厚だな。)
夢中になって、前菜を食べる。
新堂「次はアスパラガスのポタージュです」コト
P(次はスープだな。スープは確かスプーンで7分ぐらいすくって、口に含むんだったな。極意は飲むのではなく食べるべし)
P(そういえば、あのマナー講師アイパッチしてて変なおっさんだったな・・・)
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:32:54.49 ID:xhcxxSdZ0
伊織「・・・・・」ススッ
やよい「うっう~・・・」ズズ
P(・・・・・・)スズッ
P(これもうまい、まろやかでクリーミーだな)
P(う~ん、うまいな・・・・。でもなんか会話が少ないような・・・)
伊織「・・・・おいしい?やよい」
やよい「う、うんおいしいよ・・・」ズズ
P(やよいは普段食べなれてない物が出てきて、戸惑ってる感じかな?伊織もなんだかいつもよりきっちりしてると言うか)
P(伊織家の食事のマナーが出てきてるってことか?)
会話はあるもののギクシャクした感じで食事がすすむ
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:34:30.19 ID:xhcxxSdZ0
新堂「今日のメインディッシュです。今日は良い鯛が手に入りましたので・・・」コト
新堂「鯛蒸しのヴェルモット風味クリームソースでございます」
P「おいしそうだな。ちなみにべェルモットってなんです?」
やよい「・・・・・・・・・」
伊織「新堂、説明してあげて」
新堂「はい、ベェルモットは白ワインを元として香草を配合して作られるお酒です。食前酒としても用いられることが多いです
が、今回はメインの鯛の風味付けに使いました」
新堂「プロデューサー様にはベェルモットをご用意させていただきましたので、是非」
P「え、でも車が」
伊織「大丈夫よ、私が何とかするわ」
P「そうか・・・じゃあせっかくだから頂けますか」
新堂「はい、かしこまりました」トクトク
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:36:25.69 ID:xhcxxSdZ0
P「では、いただきます」クイ
P「すっきりした味わいだけど、あとから香草の香りが鼻から抜けますね。おいしいです」
新堂「ありがとうございます」
P「さて、じゃあ食べるか」
P(えっと魚料理はナイフを寝かす様にして、身と骨を分けて食べるべしだったな)
伊織「・・・・・・うん、おいしいわね」スッスッ
やよい「・・・・うっう~・・・」ガチャガチャ
P「・・・大丈夫か?やよい食べにくいなら俺が骨をとってやるぞ」
やよい「だ、だいじょうぶですプロデューサーこう見えても私お魚もさばけるんですよ」
P(魚をさばくのとは違う気がするけど・・・)
やよい「・・・・・・・う~、あっ!」ガチャン
P「あっと!」
手を伸ばしたが、やよいが落としたフォークには手が届かなかった
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:40:25.30 ID:xhcxxSdZ0
新堂「・・・・やよい様どうぞ」スッ
新堂さんが手早くフォークを拾い、新しいフォークを置いてくれた
やよい「ごめんなさい新堂さん」
新堂「いえ、気になさらずに」
やよい「でも・・・・・」
伊織「いいのよ、やよい気にしなくても。新堂もそれが仕事なんだから」
やよい「・・・・・・うん」
気を取り直して食事を続けるが
やよい「・・・・あう」ポト
やよいが新堂さんに気を使い、綺麗に食べようとするあまりうまく食べれないようだ
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:43:58.91 ID:xhcxxSdZ0
やよい「・・・・・・・・・・・うぅ」グス
P「ど、どうしたんだやよい?」
やよい「…グス…み、みんなでご飯なのに、わたし上手に食べられなくて…ナイフもフォークも…う、うまく使えなくて」
P「やよい・・・」
やよい「ごめんね、伊織ちゃん。わたし伊織ちゃんみたいに上手に食べれなくて…」グス
伊織「そ、そんなの気にしてないわよ、やよいが上手に食べられるとか関係ないじゃない」
やよい「うん…」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:45:58.60 ID:xhcxxSdZ0
伊織「・・・・・・・・・・あっ」ガチャン
今度は伊織がフォークを落とす
伊織「新堂、このフォークダメね、今日はお箸で食べるわ持ってきて」
新堂「はい、かしこまりました」
P「伊織・・・・おっと」ガチャン
やよい「プロデューサー!?」
P「はは、手がすべちゃって。新堂さん俺にもお箸もらえますか」
P「やよいも、お箸いるよな」
やよい「は、はい!」ニコ
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:48:17.61 ID:xhcxxSdZ0
P(新堂さんからお箸を貰って、やよいもようやくリラックスして食べているみたいだ)
伊織「おいしい?やよい」
やよい「うっう~!おいしいです」ニコニコ
伊織「そう、良かったわ」ニコ
P(うん、よかった。やよいもおいしく食べれてるみたいだし、会話もはずんできた気がする)
新堂「プロデューサー様お好きなパンをどうぞ」
P「すみません、じゃあこれとこれを」
新堂「やよい様もどうぞ」
やよい「ありがとうございます~」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:51:27.15 ID:xhcxxSdZ0
同時にフィンガーボールも運ばれてくる
P「パンも焼き立てだな、このフランスパンもうまいな伊織。いつもこんなの食べてるのか?」
伊織「いつもってわけじゃないけど、食べる機会は多いわね。この前は京都から料理人をよんで・・・」
伊織が話も途中で、黙ってしまう
P「どうした?」
伊織の目線を追う
やよい「変わった器ですね」ゴクゴク
目線の先にはやよいがフィンガーボールの水を飲み干しているところが映る
P「やよっ・・・・・っ」
これは注意するべきなのか?さっきの事もあるし、注意してしまうとまたやよいがショックを受けてしまうし
俺が一人もんもんと悩んでいると・・・
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:53:16.74 ID:xhcxxSdZ0
伊織「そう?よかったわ。私も頂くわね」ゴクゴク
今度は伊織がフィンガーボールの水を飲む
何事も無いような伊織の振る舞い
その時俺は、あの講師の言葉を思い出した
講師「よくやったプロデューサー、これでお前もここを卒業だ。だが最後に言っておくぞ!マナーってのはな最終的には相手を
気遣う心だ。相手が恥をかかないよう心がけろ!覚えておけよ!」
P「あぁ、俺も頂こうかな」ゴクゴク
三人でフィンガーボールを飲み干した
そして何事も無かったように食事を続ける
P(伊織は本当の意味でもお嬢様なんだな・・・)
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:55:39.15 ID:xhcxxSdZ0
新堂「デザートのいちごのスフレでございます」
やよい「うっう~このケーキすっごくおいしいです!」ニコニコ
伊織「本当ね、おいしいわ」ニコ
P「うん、おいしいな」(外はパリパリなのに、中はしっとりしてる)
さっきまでの雰囲気とは打って変わって、笑いながらデザートを食べる
やよい「・・・ねえ、伊織ちゃん」
伊織「なに?やよい」
やよい「このケーキもう少しもらえないかな?」
伊織「これを?いいけど食べきれるの?」
やよい「ううん、今食べるんじゃなくて、長介たちに持って帰りたくて」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 01:58:59.70 ID:xhcxxSdZ0
やよい「こんなにおいしいの、私だけ食べるのなんだか悪くて」
伊織「いいわよ、帰る時にいっぱい持たせてあげるわ」
やよい「うっう~!やった~」
P「よかったなやよい」
やよい「はい!」
夕食を食べ終り、新堂さんがコーヒーと紅茶を持ってくる
P「俺はブラックでお願いします」
伊織「私とやよいは紅茶でいいわ、ミルク入れてね」
新堂「はい」
P(うむ、このコーヒーもうまい。何からなにまでこだわってるな)
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 02:01:13.92 ID:xhcxxSdZ0
P「あ~それにしても、お腹がいっぱいだな。少し眠くなってきたよ」
新堂「はい、それでしたらお部屋の準備が出来ております」
P「へ…どういうことです」
伊織「なに言ってるのよ、あんたも泊まるのよ」
P「いやいやいや、泊まるといっても準備も何もしてないし、第一迷惑だろ」
伊織「ばかね、私が泊まって良いって言ってるんだから大丈夫に決まってるでしょ」
伊織「それに、あんたお酒飲んでるのにどうやって帰るのよ」
P「いやだって、伊織が何とかするって言うから」
伊織「何とかしてるじゃない」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 02:03:45.63 ID:xhcxxSdZ0
やよい「プロデューサーも一緒にお泊りしましょうよ」
P「うーん、ほんとにいいのか」
伊織「ええ」コク
P「じゃあ折角だから泊まらせてもらうか」
やよい「やった~~!!」
P(まあ、明日は朝一で伊織・やよいの収録があるし、都合がいいか)
新堂「ではこちらへどうぞ」
P「はい、じゃあな伊織、やよいおやすみ」
やよい「あれ、プロデューサーも一緒の部屋じゃないんですか?」
伊織「や、やよいなにいってるのよ!!そんなわけないじゃない」///
やよい「うっう~残念です」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 02:06:24.74 ID:xhcxxSdZ0
新堂さんにエスコートされ、客室に通される。客室といってもホテルのようでバスルームやベットテレビも完備されている
新堂「何かありましたら、こちらの電話で及びください。朝はモーニングコールを致します。では失礼します」バタン
P「は~色々あったけど、楽しい夕食だったな。さて風呂に入ってさっさと寝るか」
シャワーでもよかったが、お湯に浸かりたかったので、湯を溜めて風呂に入る
P「ふうぃ~あぁぁぁ」ザブーン
P「疲れが取れるな、癒される・・・・」
風呂から上がり、用意された寝巻きに着替える
P「寝巻きもサラサラだな、もしかしてシルクかな?」
P「えい」バフン
ベットに飛び込み、横になる
P「クイーンサイズはあるな、このベット」
P「明日は収録と・・取材・・・グラビア撮影も・・・・・・」
そのまま、ふかふかのベットのおかげで俺は深い眠りへと誘っていった
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 02:09:32.95 ID:xhcxxSdZ0
――――――2時間後
??「・・・ーサー」コンコン
??「プ・・・ーサー」コンコン
P「・・・・ん?」
??「プロ・・ューサー」コンコン
P「・・・誰だろ?」
ドアから俺を呼ぶ声が聞こえる。
P「ん~…はいはい、誰ですこんな夜更けに」ガチャ
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 02:12:35.49 ID:xhcxxSdZ0
やよい「こんばんはプロデューサー」エヘ
P「やよい!どうした?」
やよい「ごめんなさい、さっき伊織ちゃんとテレビ見てたら恐い番組見ちゃって、それで・・・」
P「つまり恐くて寝れなくなったと」
やよい「・・・」コクリ
P「は~」
P(まあ友達の家に泊まりに来てすぐに寝るなんて無理な話だよな)
P「いいよ、一緒に寝よう」
やよい「はい」///
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 02:14:35.26 ID:xhcxxSdZ0
P「でも伊織はいいのか、一人でねて・・・」
伊織「・・・・・」//////
よく見るとやよいに隠れるように、伊織が立っていた
伊織「な、なによ、やよい一人じゃあんたとなんか寝かせられるわけないじゃない」///
P「・・・そうだな、じゃあ伊織は俺が変な事しないか見張っててくれ」
伊織「わ、わかったわよ。さあ、明日も早いからさっさと寝るわよ」///
やよいと伊織が俺のベットに潜り込むように入ってくる
やよい「えへへ~私の家みたいです」
伊織、俺、やよいと三人で川の字になって寝る
伊織「ちょっと変なところ触らないでよ」
P「わるい、やよいもう少しそっちに寄ってくれ」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 02:16:14.35 ID:xhcxxSdZ0
やよい「ん~こうしたら大丈夫ですよ」むぎゅ
そういって、やよいは俺の腕に頭を乗っけてくる
やよい「はい、広くなりましたよ」
伊織「ちょっとやよいなにしてるのよ!」
やよい「えー、伊織ちゃんもこうしたら、ベットがもっと広くなるよ」
伊織「な、なにいってる・・の・・よ・・・」///
こちらをジーと伊織が見つめてくる
伊織「変な事したらただじゃおかないわよ」むぎゅ
P「うぐ」
今度は伊織が俺の腕に頭を乗せる
やよい「これなら、みんないっしょで安心して寝れます」
伊織「や、やよいがそういうなら、大丈夫ね」///
P(・・・伊織なんだか訳の分からない事いってるぞ)
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 02:18:06.00 ID:xhcxxSdZ0
両手に花状態で、しばらく眠りの体勢に入るが、なかなか、この状態で寝るのは難しいな・・・
やよい「すう…すう…」
P(やよいはもう寝てしまったみたいだな)
伊織「・・・・・」
P(伊織は目は瞑っているが、まだ起きてるみたいだ)
P「なあ、伊織」ボソ
伊織「…なによ」ボソ
P「ありがとな、夕食誘ってくれて」ボソ
伊織「なによ突然」ボソ
P「いやな、俺ではやよいのこと気づいてやれなかったからな」ボソ
伊織「・・・・」
P「やよいが元気になるのが見れて嬉しかったんだよ」ボソ
P「だから、ありがとう伊織」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 02:19:32.58 ID:xhcxxSdZ0
伊織「・・・いいわよ。別にお礼言われる事なんてしてないわよ」///
伊織「ほら、やよいが起きちゃうでしょさっさと寝るましょ」
P「おう」
伊織「・・・・・・」
P「・・・・・・・」
そうして夜は更けていった…
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 02:20:39.53 ID:xhcxxSdZ0
―――――7時間後
プルルルルプルルルル
P「ん…ん…うん」
プルルルルプルルルル
備え付けの電話が鳴っている
P「そうか、昨日は伊織の家に泊まって・・・あっモーニングコールか」
P「起きないと」グッ
上半身を起こそうとしたが、体が起きない
俺を押さえつけるものを見ると・・・
P「忘れていた・・・・伊織とやよいか・・・・」
P「伊織!やよい!起きてくれ!」
伊織「うん・・・なにようるさいわね」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 02:22:04.25 ID:xhcxxSdZ0
プルルルルプルルルル
まだ、モーニングコールがけたたましくなる
伊織「・・・なによもう」ガチャ
P「あっ」
新堂「プロデューサー様、起床のお時間です」
伊織「ん~分かってるわよ…」
新堂「お、お嬢様!!・・・」
ガチャン
伊織「ん~よく寝たわね・・・ん!」
P「よ、よう」にへら
伊織「な、なんであんたがココに・・・あっ」
驚いたように、伊織が声を上げる
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 02:23:33.70 ID:xhcxxSdZ0
P「いや、昨日お前らが来て…ブヘ」
伊織「この変態、伊織ちゃんのパジャマを見るなんて」バフッ
伊織が枕を叩きつけてくる。だが一晩、腕枕をしていた影響で腕が痺れて動かない
P「やよいー、早く起きてなにか言ってくれよ~」
やよい「えへへ・・・もやしがいっぱいです~むにゃ」
まだまだ、やよいは深い眠りについている
伊織「やよいも早く離れなさーい!!!!」
こうしてバタバタとした一日が始まる
終
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/18(火) 02:24:24.43 ID:dwtFc/rc0
乙 ほっこりした