1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 01:58:38 ID:MPiSSym/0
響「そ、それは以外だったぞ」
貴音「流石に今日は都合が悪かったでしょうか?」
響「いや、自分一人暮らしだからいつでも歓迎さー」
貴音「響は優しいのですね」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 02:02:15 ID:MPiSSym/0
貴音「お邪魔致します」
響「貴音動物は平気なのかー?うちは一杯いるけど」
貴音「もちろん平気です。響の家族とあらば、皆可愛いです」
響「もちろん可愛いぞ!ほらみんな!友達の貴音だぞ!」ギュギュッ
貴音「ハム蔵以外にも、いろんな種類の動物がいるのですね」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 02:05:33 ID:MPiSSym/0
響「ご飯はどうする?食べに行くのが面倒なら、自分が作ってご馳走するぞ」
貴音「そうですね、今日はあまりお腹が減っていないので、軽めなものを」
響「ええ!?貴音が…お腹減っていないのか?」
貴音「響、私にもそのような時はあるのですよ」
響「珍しい…」
畜生共「ギィーギュギュッニャー」
響「ほらほら、みんな分も作るから」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 02:09:14 ID:MPiSSym/0
貴音「ご馳走さま。中々に美味でした」
響「ご馳走さま!この後どうする?」
貴音「少し水を頂きますね」ジャー
響「あ、ついでにみんなの分の水もお願いしていい?」
貴音「お安いご用です…」ジャー
畜生共「ビービー」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 02:11:32 ID:MPiSSym/0
畜生共「zzz…」
響「みんな貴音が来てあれだけ騒いでたのに、もう寝ちゃったぞ…ふあぁ…」
貴音「響も眠そうですね、もう着替えて床に就きましょうか?」
響「そうだなー、明日もレッスンだし」
貴音「……」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 02:14:01 ID:MPiSSym/0
響「Zzz…」
貴音「もう寝てしまいましたか…響」
響「ん…にゃ…」
貴音「さすが、小鳥嬢に頂いた睡眠薬は万能なようですね。動物たちも眠るとは」
畜生共「Zzz…」
貴音「あとは響に耳栓をして…」ゴソゴソ
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 02:18:53 ID:MPiSSym/0
貴音「さて、小鳥嬢の言うことが本当ならば…」
貴音「響の家のペット達は、またとない面妖で美味な食材になるということですが……」
貴音「響には申し訳ありませんが、せめて悔いの残らぬよう完食してみせましょう…」
貴音「まずは、はむすたーの丸焼き…。名前からして、美味ですね」
ハム蔵「zzz…」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 02:23:51 ID:MPiSSym/0
ハム蔵「zzz…」
貴音「まずは動脈部分を開き、血抜き」
ハム蔵「…ギュ……ギギギギッ……」ベチャ
貴音「内臓を取り出し、皮を剥ぎ、コンロにて丸焼きに……。ハム蔵はオスでしたね、精巣部分も切り取りましょう」グチャア
ハム蔵であったもの「」
貴音「小型哺乳類であれば解体は簡単かと思いましたが、いかにも難儀するものですね…」グチャ
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 02:30:17 ID:MPiSSym/0
貴音「さあ完成ですか、ハム蔵の丸焼き」
貴音「ふむ…」パクッ
貴音「固くはありますが、不味くはありませんね…」
貴音「いわゆる珍味というものでしょうか。しかしもっとうまく解体して煮込んだりすれば、もっと美味になったのでしょうか…」
貴音「次はペースをあげていきましょう」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 02:37:15 ID:MPiSSym/0
貴音「ワニのワニ子。首を切って四肢を解体し肉を取り出して……、ワニ肉はなかなか血色がよいのですね」
貴音「ネコ吉……ネコ肉は昔はあったようですね。これも解体し血抜きし…もも肉を肉団子にしましょう」
貴音「シマリスのシマ男…、これは可食部分が少ないようですね、なんとか煮込んでみましょうか」
貴音「ヘビ香は美味しそうですね。開きにしてあぶり焼きにしましょう」
貴音「モモンガのモモ次郎は…、これも可食部が少ないでしょうね、刻んで炙ってみましょう」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 02:45:22 ID:MPiSSym/0
貴音「ブタ太、うさ江、イヌ美、オウ助も、中々の珍味、美味でした」
貴音「さて、もう明け方ですか…」
貴音「ではそろそろ完了しておりますかな、響」
響「」ポトポト
貴音「やはり人間の血抜きとなると、多大な時間がかかるものですね。動脈を切って逆さに吊るして置いてもまだ血がでるものですね」
響「」ポト…
貴音「人肉はもも肉がおすすめだといんたーねっとで伺いましたが…」
貴音「早速切り取って、ふらいぱんで焼いてみましょう」ギコギコ
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 02:48:12 ID:MPiSSym/0
貴音「ふむ…さすが響の太ももは、焼いても美しいのですね。では、頂きます…」パクッ
貴音「これは……!!なんと!!」
貴音「こんな美味なものが……この世に存在するとは…」
貴音「……」パクッパクッ
貴音「……これは…病みつきになりますね…」モグモグ
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 02:52:17 ID:MPiSSym/0
貴音「しかし、もう響を食べ終わってしまいましたか……ご馳走さまです」
響「」
貴音「しかし、これは…是非とも他にも食べてみたい…」ゴクリ
貴音「……」
貴音「他にも、765プロで一人暮らしは……」
貴音「如月千早…………」
貴音「……しかしあまり良い肉付きではありませんね…」シュン
貴音「ほかは…」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 02:58:57 ID:MPiSSym/0
翌日
あずさ「あらー、貴音ちゃんがうちに?」
貴音「はい、是非あずさの家を拝見してみたいと」
あずさ「あらーもちろんいいわよ。今日で良かったかしら」
貴音「はい、ありがとうございます」
小鳥「あら、今日響ちゃんは?」
貴音「家で体調を崩し寝ております」
小鳥「(昨日の夜は激しかったのね!!)」
貴音「(はい、それはもう小鳥嬢から頂いた睡眠薬で…)」
小鳥「ピヨオオオ……///」
貴音「」ニヤリ
完
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 03:00:20 ID:MPiSSym/0
俺も貴音に食べられたいお
響食べたいお
正直すまんかった
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19 03:04:46 ID:7VbrkMWB0
許さねぇ
罰としてひびたかほっこり心暖まるSSを書き上げるべき