1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 19:53:26.02 ID:iDs6QBe70
美希「……」モフモフ
やよい「ううっ……」
美希「……ふぅっ」パッ
やよい「も、もういいですか? ミキさん」
美希「うん、ありがとうなの、やよい」
やよい「はぁ、どういたしましてです……」
美希「やよいの髪、シャボン玉の香りがするの」
やよい「ご近所さんからもらったシャボン石鹸を使って洗ってるんです」
美希「ふぅん、トリートメントはしてないの?」
やよい「はい、うち、お金無いですから、節約しないと」
美希「その割にはやよいの髪ってサラサラだよね、はむっ」
やよい「ちょ、ちょっと美希さん! 汚いです!」
美希「ううん、やよいの髪だもん。汚くなんてないって思うな、あはっ☆」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 20:04:07.91 ID:lvsenm960
わかる
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 20:20:13.91 ID:iDs6QBe70
美希「はむはむはむはむ……」
やよい「もう! 美希さん! ほんとにやめてください!」バシッ!
美希「いたっ!」
やよい「あ……ごめんなさい。美希さんの目に……髪が当たっちゃいました……」
美希「……」
やよい「み、美希さん? 大丈夫ですか?」
美希「……あはっ☆ 大丈夫ってカンジ! やよいはやさしいの!」
やよい「よ、よかったぁ~美希さんの目が傷ついちゃったらどうしようかと思いました!」
美希「やよいはホントにやさしいね~、……だからみんな、やよいのこと好きなのかな?」ナデナデ
やよい「そ、そんなことないですよ~美希さんだってみんなに好かれてると思います」
美希「……誰かさんにはあんまり好かれてないって思うな」ボソッ
やよい「え? なんて言ったんですか? 美希さん」
美希「ううん、なんでもないの! そうだ、やよい、頭の体操しよ? クイズだすの!」
やよい「クイズ……ですか? お、おもしろそうかなーって」
美希「じゃあ一問目なのー! ミキの年齢からやよいの年齢を引くといくつになるでしょう?」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 20:28:24.26 ID:iDs6QBe70
やよい「えーっと、いち……ですよね?」
美希「あたりなの! やよいは賢いの!」
やよい「え、えへへ。ありがとうございまーっす……」
美希「じゃあ第二問! デコちゃんの年齢からやよいの年齢を引くといくつになるでしょう?」
やよい「デコちゃんって……伊織ちゃんのことですよね?」
美希「……」ギリッ
やよい「美希さん?」
美希「そうなの、デコちゃんはデコちゃんのことだよ! さぁ、やよい! 答えはいくつでしょー?」
やよい「えーっとこれも、いち……ですっ」
美希「……正解。今度は疑問形じゃないんだね……」
やよい「えへへ、さっきよりちょっと自信あったかなーって」
美希「……そっか、やよいはホントにかしこいな。それじゃ第三問、いこっか」
やよい「はい! おねがいしまーっす!」
美希「……やよいはデコちゃんのこと何て呼んでるでしょう?」
やよい「え……そ、それが問題……ですか?」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 20:34:26.81 ID:iDs6QBe70
美希「……そうだよ? 難しかったかな?」
やよい「そんなことありませんけど……これは、問題、なんですか?」
美希「いいから……早く答えて」
やよい「い、伊織ちゃんです」
美希「……正解。それじゃあ第四問なの。やよいはミキのことをなんて呼んでるでしょう?」
やよい「……美希さん、です」
美希「これも、正解なの。……あはっ☆ ホントにホントにホーントに、やよいは賢いの! あはは……」
やよい「もう、その、問題は……解かなくていいんですか?」
美希「うん、そうだよ! 全問正解おめでとうなの! やよい!」
やよい「う、うっうー! ……ありがとうございまーっす!」
美希「あはは、やよいは可愛いなぁ」
やよい「え、えへへ……」
美希「ねえ、やよい」ズイッ
やよい「み、美希さん……近いです……お鼻とお鼻がくっついちゃいますよ……」
美希「やよいはさぁ……ミキのこと、きらいなの?」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 20:47:25.26 ID:iDs6QBe70
やよい「えっと……どういうことか、わかんないなーって……」
美希「誤魔化さないで!」バンッ!
やよい「きゃっ!」
美希「大きい音たててごめんね……でもはっきりさせたくて……」
やよい「わ、わたしは美希さんのこと、キライなんかじゃありませんよ。……う、うっうー!」
美希「ホント?」ズイッ
やよい「ホントです、こんなに顔近いと……は、話しづらいかなーって……」
美希「じゃあキスしよ? やよい」
やよい「……え? ど、どうして……」
美希「デコちゃんとはできてミキとはできないのかな? ……あはっ☆」
やよい「い、伊織ちゃんとキスなんてしたこと……」
美希「とぼけないで! さっきソファでデコちゃんとしてたでしょ!?」バンッ
やよい「……ひぃっ!」
美希「なんで……なんでミキのことばっかり、やよいはキライなの?」
やよい「ご、誤解ですっ。あれは伊織ちゃんのカチューシャの位置を直してあげてただけですっ!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 21:01:27.13 ID:EheE1GyV0
ヒステリックミキ
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 21:13:46.29 ID:iDs6QBe70
美希「ホントに……?」
やよい「ホントですっ! お、女の子同士でキスするなんて、おかしいかなーって……」
美希「おかしい……か。あはっ☆ そうかもね、ミキ、やよいのこと考えるとヘンな気持ちになっちゃうんだ」
やよい「ヘンな気持ち……ですか?」
美希「うん、前はこんなこと気にもしなかったんだけどね、やよいがデコちゃんを……」
やよい「い、伊織ちゃんがどうしたんですか?」
美希「あはっ☆ そんなにおびえないでほしいな」
やよい「ご、ごめんなさい」
美希「まあいいの……この間ね、そういえばやよいはデコちゃんを『伊織ちゃん』って呼んでるなーってなんとなく考えたの。聴いてる? やよい」
やよい「は、はい! ちゃんと聞いてます!」
美希「……それでね、でもやよいはミキのことは『美希さん』だなーって思ったんだ」
やよい「は、はい……」
美希「なんで?」ズイッ
やよい「え?」
美希「なんでミキは……『美希さん』なの?」ジワッ
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 21:25:10.37 ID:iDs6QBe70
ご飯食べてくるの
落ちてなかったらまた書くの
書くの遅くてごめんなさいなの
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 22:02:37.76 ID:iDs6QBe70
やよい「そ、それはえーっと……なんとなく……」
美希「……ひどいよ……やよいの『なんとなく』で、ミキ……なんかもやもやしちゃうよ……」
やよい「ご、ごめんなさい! う、うっうー! 美希さん、元気出してくださーっい!」
美希「……元気でないよ」
やよい「どうすれば……いいかなーって……」
美希「やよいに、『美希ちゃん』って呼んでほしいな」
やよい「え、美希さんをですか……?」
美希「そうだよ? ……ダメかな?」
やよい「ちょっと恥ずかしいけど言ってみます……美希ちゃんっ!」
美希「……もう一回言って?」
やよい「み、美希ちゃん!」
美希「……あはっ☆ もっと言ってほしいな」
やよい「美希ちゃん、美希ちゃん、美希ちゃん!」
美希「やよい!」ガバッ
やよい「きゃっ! 美希ちゃん!?」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 22:07:58.59 ID:lvsenm960
いいねぇ
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 22:14:03.47 ID:z9aQrHcKO
濃厚なみきやよ
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 22:17:30.97 ID:iDs6QBe70
美希「ご、ごめんなさいなの。ミキ、なんか今ちょっとヘンで……頭クラクラしてるの……」
やよい「美希ちゃん、もしかして……やっぱり! オデコがすごい熱いです! 早く冷やさないと!」
美希「あ、あふぅ……」パタッ
やよい「美希ちゃん、ここで待っててください! 今、冷やすものもってきますから!」
美希「ワガママばっかりで、ごめんね、やよい……」ブツブツ
やよい「いいんですよ……美希ちゃん、それじゃいってきます」
・
・
・
美希(濡れタオル、頭の上に乗ってる……冷たくて、気持いいの)
やよい「あっ! 美希ちゃん、気がつきましたか?」
美希「……あはっ☆ まだちゃんと『美希ちゃん』って呼んでくれるんだね。……やよいは優しいの」
やよい「そんなことないです……美希ちゃん、きっと最近レッスンに一生懸命だったから疲れがたまっちゃたのかなーって」
美希「そうかもしれないの……ミキの風邪の原因までわかっちゃうなんてやよいはすごいよ」
やよい「えへへ……ありがとうございます、美希ちゃん」
美希「でもね……『美希ちゃん』って呼んでくれるなら、もっとタメ、ぐち、だったかな? そんな感じで喋ってくれると……!」コホッコホッ
やよい「美希ちゃん!無理して喋らないで! ……わかったから、美希ちゃんにちゃんとこんな風に話すから、ね?」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 22:33:54.05 ID:iDs6QBe70
美希「ありがとう……やよい、そうやって喋ってると……なんだかお姉ちゃんみたいなの」
やよい「えへへ、美希ちゃんがつらいときはいつでもいってほしいなーって!」
美希「じゃ、じゃあその……」
やよい「どうしたの? 美希ちゃん」
美希「アタマ、ぽんぽんってしてほしいの……ナオお姉ちゃんが、いつもミキが風邪ひいたら……してくれたから……」
やよい「こ、こうかな」ポンポン
美希「……あはっ☆ やよいの方がナオお姉ちゃんより、優しくさわってくれるね」
やよい「……そう? えへへ……」ナデナデ
美希「ひゃっ! ……耳は弱いからやめてほしいの……」
やよい「ご、ごめんね? 大丈夫?」
美希「うん……でも、ちょっと気持ちよかったかも……」
やよい「……もうちょっと触ってみたいかなーって」
美希「……いいよ、やよいなら……きっと優しくしてくれると思うから……」
やよい「じゃ、じゃあ……いくよ?」ナデナデ
美希「あ、あふぅ……きもちいいの、……あふぅ」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 22:42:22.15 ID:iDs6QBe70
やよい「美希ちゃん、こ、こんな感じでいいかな?」ナデナデ
美希「うん……気持ちいいよ……やよい」
やよい「……」ナデナデ
やよい(……なんか私もヘンな気持ちになってきちゃったかなーって)
美希「……」スースー
やよい「美希ちゃん?」
美希「……おにぎりなの……」スースー
やよい「寝ちゃった……のかな?」
美希「おにぎり……やよいと……あはっ☆……」スースー
やよい「……美希ちゃん……私との夢……見てるのかなぁ……」
やよい「…………チュ」
やよい「……へ、へんだよね……こんなこと美希ちゃんとしちゃうなんて……」
やよい「……うっうー! 今のは……私だけの秘密にしとかないと……」
やよい(……)チラッ
やよい「……ね、美希ちゃん♪」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 22:50:09.89 ID:iDs6QBe70
翌日
やよい「うっうー! おっはようございまーっす!」
美希「おっはよーうなの、やよい!」
やよい「あ、美希ちゃん! せーのっ」
美希・やよい「「はい、たーっち!」」
P「……なんか美希とやよい、えらく仲良くなってませんか? 小鳥さん」
小鳥「女の子同士には色々あるんですよ、色々」
P「そんなもんですか?」
小鳥「そんなものです。プロデューサーさんも現場を見ずとも察してあげないと! 私みたいに」フフン
P「そうですね、精進しますけど……小鳥さん、鼻血出てますよ? 大丈夫ですか?」
小鳥「あっといけない……私としたことが……昨日の光景を……」
P「昨日の光景? なんですか、それ」
小鳥「……秘密ですよ、秘密。女の子は秘密を着飾って美しくなるんですから」
P「……漫画の読みすぎだとおもいますけど、まあいいか。……おい、美希、やよい、仕事いくぞー!」
美希・やよい「「はーい! プロデューサー!」」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 22:51:01.13 ID:iDs6QBe70
おわりなの
やよみきがかきたかっただけだからあんまりお話に起伏がないの
ちかたないの、あふぅ
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 22:53:21.63 ID:iDs6QBe70
ご飯食べ終わっておちてなくってうれしかったの
この気持ちをいまあえてことばにするなら……ありがとう、かな
ちなみに>>1は熊本出身でもないし息がくさくもないの
それじゃさよならなの
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/03(月) 23:03:34.17 ID:EheE1GyV0
乙