1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:05:05.37 ID:UC7FKeV00
美希「ええっ!?真君、それ本当なの?」
真「う、うん・・・変かな・・・///」
春香「そんな事ないよ!プロデューサーさん格好いいもんね!」
真「春香もそう思う?」
美希「あはっ☆真君なら、プロデューサーとお似合いだって思うな!」
真「そ、そうかなぁ・・・照れちゃうなぁ・・・///」
春香「(ばっかじゃないの?私のプロデューサーさんと真なんかがお似合いなわけないじゃない)」
美希「(真君に男の人なんて要らないよ、真君はミキの事だけ見ててくれればイイの)」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:08:02.24 ID:UC7FKeV00
真「それでさ!プロデューサーと仲良くなりたいんだけど・・・二人の意見聞きたくて、どうしたらいいと思う?」
春香「機嫌取るっにっは~なにっよっり~プレッゼント~、じゃない?」
真「う~~ん・・・でも何を贈ればいいのかなぁ」
春香「フッフッフ、実はこんな事もあろうかと用意しておいたのでした!」
真「わぁ・・・!用意いいなぁ、ありがとう春香!早速渡してくるよ!」
春香「あっ、私が用意したプレゼントだって言っちゃ駄目だよ?」
真「えっ、どうして?」
春香「真のプレゼントなんだから真の物じゃなきゃ意味ないでしょ?」
真「そっか!サンキュー春香!行ってくる!」
春香「(そのプレゼントの中身は私特製びっくり箱、そしてプロデューサーさんは仕事に失敗して落ち込んでる最中)」
春香「(こんな幼稚な悪戯をしたらプロデューサーさんが激怒するのは必然、プロデューサーさんには悪いけど私がプロデューサーさんと一緒になるためだもんね)」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:10:51.45 ID:UC7FKeV00
P「はあ・・・どうして俺はこうグズなんだろ・・・」
真「プッロデューサー!」
P「なんだ・・・真か・・・何か用か?(イライラ)」
真「あっ、あのですね・・・プロデューサーに・・・これ、受け取って欲しいんです!」
P「ん、ああありがと、開けていいか?」
真「どうぞ!」
P「綺麗な包装だな、真って結構器用なんだな(ガサガサ)」
真「そ、そうですか?(ドキドキ)」
P「さて中身h(ビヨヨヨヨヨン!)」
真「わあああっ!!」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:13:50.36 ID:UC7FKeV00
P「・・・」
真「(あ、あれ・・・春香・・・どうして・・・)」
P「・・・・・・・・・」
真「(どうしよう・・・プロデューサーすっごく怒って・・・?)」
P「・・・・・・ぷっ・・・ははは・・・あっはっはっはっは」
真「ぷ・・・プロデューサー?」
P「これ真が作ったのか?よくできてるなぁ、かわいいじゃないか」
真「えっと・・・それは、そのボクのじゃ・・・(モゴモゴ)」
P「ん?」
真「あっ、いえ、ボクが作ったんです!」
P「そっか、ありがとな、真、なんか元気出たよ」
真「はいっ!それじゃお仕事頑張ってくださいね!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:17:56.64 ID:UC7FKeV00
真「やーりぃ!春香のおかげでプロデューサーとちょっぴり仲良くなれたよ!」
春香「そう・・・良かったね」
真「最初はボクもびっくりしたんだけど、プロデューサーあんなに笑ってくれて!いやぁ~春香はすごいなあ!」
春香「それほどでも・・・(イライラ)」
真「春香?どうしたのさ、ほら春香も見てこれ!あはははは!(ビヨヨンビヨヨン)」
春香「(チッ!うざっ・・・!)」
真「美希はなんか無い?」
美希「そだね・・・あっ」
美希「プロデューサー最近疲れてるからマッサージとかしてあげたら喜ぶって思うな!」
真「あっ!それいいね!早速行ってくる!」
美希「(春香は気づいて無いみたいだけどプロデューサーがマッサージが嫌いなのはリサーチ済なの)」
美希「(真君のマッサージ・・・羨ましいな、でも真君と一緒になるためだもんね、今はガマン!なの!)」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:20:25.11 ID:UC7FKeV00
P「あ゙あ゙~・・・やっと終わった・・・肩こった~」
真「プロデューサぁー!マッサージはいかがですか!?」
P「ん、マッサージ・・・?いや遠慮しとくよ」
真「いいからいいから!そこ、寝っ転がってください!」
P「いいからっ・・・て、わかったわかったじゃあちょっとだけ頼むよ」
真「はい!それじゃやりますからね!まずはここらへんから・・・」
P「うおっ・・・!ああ・・・痛っ・・・いや気持ち良・・・あ痛っ!」
真「うああっ!スミマセン!痛かったですか?」
P「いや、なんか痛気持ち良いっていうか・・・もっと腰の方も頼む」
真「はいっ!任せてください!」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:23:45.33 ID:UC7FKeV00
真「・・・・・・よし、これでおしまいっと、どうでした?プロデューサー!」
P「あ゙~・・・すごい楽になった・・・真、おまえマッサージ上手いな~」
真「そうですか!?父さんにもよく褒められるんです!」
P「初めてマッサージ気持ち良いと思ったよ」
真「えっ、初めてって・・・?」
P「前は春香がやってくれてたんだけど春香がやるとくすぐったくてもう・・・」
真「そうなんですか、じゃあこれからはボクがやってあげますよ!!」
P「ありがとな真、今度飯でも奢ってやるよ」
真「へへっ、やーりぃ!!」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:26:52.45 ID:UC7FKeV00
真「プロデューサーすっごく喜んでくれたよ!美希ありがとう!」
美希「・・・それはどうもなの」
美希「あ、真君!それじゃあミキにもマッサージ・・・」
真「ゴメン美希、ボクもう今日は疲れちゃって・・・また今度やってあげるから!」
美希「あ・・・・・・うん、お疲れ様なの」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:30:51.52 ID:UC7FKeV00
翌週
春香「(ガチャッ)おはようございます!プロデューサーさん」
小鳥「おはよう春香ちゃん、プロデューサーさんならさっき出たけど、そろそろ戻ってくると思うわよ」
春香「そうですか(チッ)」
P「(ガチャッ)おう、おはよう春香」
春香「おはようございます!うふふ・・・プロデューサーさん、私、昨日ですね・・・」
真「(ガチャッ)おはようございまーす・・・」
P「おう、真もおはよう!元気ないけどなんかあったのか?」
真「あの、ボク今朝父さんと喧嘩しちゃって・・・」
P「喧嘩?それは良くないなぁ、ちゃんと仲直りできるのか?」
春香「・・・・・・」
真「平気ですよ、いつもの事ですから」
春香「(今プロデューサーさんは私とお話ししてたのに)」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:34:23.27 ID:UC7FKeV00
美希「(ガチャッ)おはようございますなの」
真「でも父さんときたらいつもいつもボクの事を・・・」
P「う~ん・・・それは真の気持ちもわかるな・・・」
美希「おはようございますなの!!」
P「うおっ!美希、来てたのか、ごめんごめんおはよう」
真「うわぁっ!ゴメン美希、ボク話に夢中になってた!」
美希「・・・何話してたの?」
真「別に大したことじゃないよ、さぁっ!仕事仕事!」
真「(おしゃべりばっかりしてちゃ駄目だ!気持ちを切り替えないと)」
美希「(プロデューサーには言えて美希には話せないの!?そんなのってないの)」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:37:35.15 ID:UC7FKeV00
屋外 ロケ地
スタッフ「休憩入りまーす」
春香「ふ~、さーて、プロデューサーさんど・こ・か・なっ・・・と(キョロキョロ)」
真「ねえ春香、春香」
春香「(イラッ)なあに?真」
真「あのさ、またプロデューサーになにか贈り物しようかと思うんだけど・・・」
春香「それじゃあここらはクローバーが一杯あるから四つb・・・」
春香「・・・五つ葉のクローバーを探してきたら喜んでくれるんじゃないかなぁ?」
真「五つ葉!?そんなのあるのかな・・・」
春香「大丈夫だって!真心があればきっと見つかるよ!(ニコニコ)」
真「春香・・・そうだね!よーし!やるぞぉー!五つ葉出てこーい!」
春香「(ばぁーか・・・五つ葉なんてそんな簡単に出てくるわけ無いじゃん)」
春香「(その隙に私はプロデューサーさんと・・・ふふふ・・・)」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:40:37.06 ID:UC7FKeV00
春香「居た!プロデューサーさ~ん」
P「ん~?呼んだか春香」
春香「プロデューサーさん!今ちょっとお時間ありますか?」
P「ちょっと今それどころじゃないんだよ・・・え~っとさっきまであったはずなんだけど・・・」
真「プロデューサ~~~!!」
春香「(ゲッ)真!まさか見つかったの!?」
真「ううん、五つ葉は見つからなかったけど、確かこれ、プロデューサーのですよね?」
P「うん?あっ!俺のサイフ!良かった~、ありがとな!真」
真「いえいえ、お安い御用ですよ!」
P「お礼にそこでソフトクリームでも奢るよ」
真「いいんですか?それじゃ一緒に食べましょうよ!」
P「そうだな、一緒に食べようか」
真「やーりぃー!!」
春香「・・・・・・あ゙・・・?」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:44:38.47 ID:UC7FKeV00
翌週
真「おっはようございまーす!プロデューサー!」
P「おっ、真!おはようちゃ~ん!(くねっ)」
真「あははは!プロデューサーなんですかそれ!あはははは!」
P「おっ、ウケた?」
春香「(何!?今のポーズ!!あんなの私にやってくれたことない!!)」
美希「(あんな滑稽なポーズの何が面白いの!?最近真君の考えてることよくわかんないな)」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:48:15.37 ID:UC7FKeV00
真「それじゃこんなのどうですか?よろしくちゃ~ん!(くねっ)」
P「上手いぞ真!もっとここをこうして・・・」
真「ふぁっ・・・こ、こうですか?(わぁっ!近い!近いですよプロデューサぁ~///)」
春香「(あんなに手取り足取り・・・私とのダンスレッスンなんて口だけの指示なのに)」
美希「(ミキの真君にあんなベタベタ触っちゃって・・・)」
真「よろしくちゃ~ん!なんちゃって!へへっ」
春香「・・・・・・(イライラ)」
美希「・・・・・・(カリカリ)」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:53:05.73 ID:UC7FKeV00
事務所
真「ボクがプロデューサーに出来ること・・・ボクが出来ること・・・う~ん」
美希「ミキ、良いこと思いついちゃったってカンジ!」
真「えっ、何々!?」
美希「この甘~~いスィーツを、あ~~んってしてあげればプロデューサーもイチコロだって思うな!」
真「美希!それナイスアイディア!!」
美希「プロデューサーは恥ずかしがって嫌がるかもだけど諦めちゃダメだよ!押して押して押しまくるの!」
真「う~、燃えてきたぁ~!」
美希「(今プロデューサーはこっそり虫歯の治療に行ったからしばらく何も食べられないんだけどね)」
美希「(プロデューサーはカッコ悪いから隠してるみたいだけど普段からプロデューサーを観察してる春香が言ってたから間違いないの)」
美希「(これでプロデューサーはそっけない態度取るから真君はガッカリするの、そして傷ついた真君をミキが・・・ふふふ、我ながら良い作戦なの!)」
P「(ガチャ)」
真「あっ、プロデューサー帰ってきた!」
真「すぅー・・・はぁー・・・よし、やるぞぉー!」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 00:58:46.57 ID:UC7FKeV00
真「プロデューサー!お疲れ様です!」
P「・・・・・・」
真「あの、お腹とか空いてないですか?」
P「ん?・・・んーん(フルフル)」
真「まぁまぁ、そんな事言わず、これ食べませんか?美味しいですよ!」
P「ん・・・(フルフル)」
真「それじゃあボクが食べちゃおっかな~・・・(チラッチラッ)」
P「・・・・・・」
真「良いんですか?本当に一人で全部食べちゃいますよ?」
P「・・・・・・」
真「ねー、プロデューサーったら~~」
P「・・・・・・」
真「・・・・・・」
P「・・・・・・」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:04:00.86 ID:UC7FKeV00
真「プロデューサー・・・もしかしてボクの事嫌いになっちゃったんですか?」
P「!!(違う違う!)」
真「ボクとなんか喋りたくもないって事なんですね、すみませんでした・・・」
P「(真!誤解するなったら!)」
真「ごめんなさいプロデューサー、もうしつこくしませんから」
P「(~~~あー、もう!)」
P「(メモ帳とペン・・・あった)」
P「(サラサラ…)・・・ん!『歯医者の帰り』」
真「え?歯医者・・・の帰り・・・?歯医者・・・!!あ゙―――っ!!」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:08:08.14 ID:UC7FKeV00
数分後
真「ゔ~~~~!恥ずかしいなあ・・・///」
P「真、そんなに自己嫌悪するなって、勘違いは誰にでもあるんだから」
真「だってボク・・・勝手に一人で空回りして・・・雪歩が居たら穴に入りたいですよ・・・」
P「まあ俺も隠してて悪かった、ゴメンな真」
真「ホント、ボク嫌われちゃったと思ってすごく悲しかったんですよ?」
真「・・・そういえば、プロデューサーが虫歯だったなんて、なんだかかわいいですね」
P「ゔっ・・・」
真「ひどくなる前にすぐ治療に行かなくちゃダメじゃないですか」
P「反省してます・・・」
真「ぷっ・・・あはははっ」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:12:11.67 ID:UC7FKeV00
真「もう・・・隠し事はしないって約束してくださいね」
P「ああ、真を悲しませたくないからな」
真「そうだ!指きりしましょう!指きり!」
真「ゆーびきーりげーんまーんうーそつーいたーらはーりせーんぼーんの~~ますっと!!」
真「・・・えへへ!」
P「・・・ははは」
美希「(どうしてこんな良い雰囲気になってるの・・・?どうして・・・)」
美希「(おかしいよ・・・こんなのありえないの)」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:16:09.01 ID:UC7FKeV00
翌週
春香「おはようございますプロデューサーさん!」
P「おう、おはよう春香」
春香「プロデューサーさん!今日の私っ、いつもとちょっと違うと思いませんか?」
P「え?う~~んそうだな・・・」
真「おはようございます・・・」
美希「真君おはようなの!・・・真君ちょっとブルーなカンジなの、ミキわかるよ、またお父さんと喧嘩しちゃったんだね?」
真「違うよ美希・・・そうじゃなくて」
P「ん・・・真、今日はなんだかオシャレだな」
真「わかりますか?」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:20:58.07 ID:UC7FKeV00
P「それになんだかおしとやかさんだな、服装に合わせたのか」
真「わぁ・・・プロデューサーに気づいてもらえた・・・へへっ!やーりぃ!!」
真「あっ、と・・・いけないいけない、おしとやかに・・・おしとやかに・・・」
P「でも俺はいつもの真の方が可愛いと思うぞ?」
真「(ボンッ///)かっ、かわいい・・・!ぷろでゅーさーが今、ボクのこと・・・かわいいって・・・///」
P「ん、ああ、真はかわいいじゃないか、もっと自信もっていいぞ(ナデナデ)」
真「ひぁ・・・あ・・・///(プシュー)」
P「ははっ、なんだかちょっと照れくさいな・・・」
春香「・・・・・・(イライライライラ)」
美希「・・・・・・(カリカリカリカリ)」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:24:37.12 ID:UC7FKeV00
春香「真さあ、あんた私に喧嘩売ってるの?」
真「えっ・・・喧嘩・・・?それどういう事」
春香「ふざけないで!!朝っぱらからプロデューサーさんとイチャイチャしちゃってさぁ!見せつけてるんでしょ!?見下してるんでしょ!!?」
真「そんな・・・ボクはただプロデューサーと仲良くなれたらって思って・・・それで・・・」
美希「ねえ、真君は騙されてるんだよ、真君はプロデューサーにただ遊ばれてるだけだって思うな」
美希「でも真君も真君だよ!真君はミキだけの王子さまなんだよ!?それなのに・・・」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:28:08.14 ID:UC7FKeV00
P「お、おい止めろお前たち・・・」
美希「プロデューサーは黙ってて!」
春香「美希!あんた私のプロデューサーさんになんてこと言うの!!?」
美希「静かにしてくんない?真君が怯えてるの」
春香「うるさいよ!!今関係ないでしょ!!?」
美希「うるさいのは春香だけなの、自分の事が見えてない人って醜いよね、あふぅ」
真「ぷ、プロデューサ~・・・ボク怖いです」
春香「ちょっと真!どさくさに紛れてなにやって・・・このっ!私のプロデューサーさんから離れて!離れてよ!離れろ!!」
真「痛い!痛いよ春香、止めてよ!」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:32:51.40 ID:UC7FKeV00
机「バーン!!」
P「春香!美希!二人とも事務所から出ていってくれ!」
春香「ちょっ!私はプロデューサーさんのために・・・」
美希「ミキのせいじゃないの!元はと言えば春香が・・・」
P「いいから外で頭を冷やして来い!!」
春香・美希「(ビクッ!!)」
真「(ヒック、ヒック)プロ(ヒック)デューサぁ・・・(ヒック)ボク・・・ボク・・・」
P「大丈夫だ、真は何も悪くない、な?(ギュッ)」
春香「・・・・・・チッ(ガチャッ)」
美希「・・・・・・」
真「えぐ・・・プロデューザぁ゙・・・(グスッ)」
P「よしよし、怖くないからな?(ナデナデ)」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:37:30.82 ID:UC7FKeV00
バタン!!
春香「・・・・・・・・・・・・」
美希「・・・・・・・・・・・・」
春香「なんでついて来んの?」
美希「ミキもこっちへ行きたいの、春香があっち行けば?」
春香「・・・・・・・・・・・・チッ」
美希「・・・・・・・・・・・・」
春香「・・・・・・あっ、こんなところに公園あったんだ」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:41:23.89 ID:UC7FKeV00
春香「・・・・・・なんで一緒のベンチ座ってるの?」
美希「ミキも座ろうと思ってたの、嫌なら春香が立てば?」
春香「・・・生意気だよ、私より後輩のくせに」
美希「事務所追い出されちゃったからそんなの関係ないの」
春香「(ブチッ)誰のせいでこんなことになったと思ってんの!!?いいからどっか行ってよ!!」
美希「誰のせいって、それはミキじゃない誰かさんのせいだって思うな」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:45:20.76 ID:UC7FKeV00
春香「はぁ!?美希が余計な事ばっかりするからじゃん!!美希がいなかったらプロデューサーさんは私のモノだったんだよ!!?」
美希「むっか~!春香こそなんなの!?余計な事ばっかりなのは春香の方なの!!!」
春香「だっておかしいよ!なんでプロデューサーさんが真なんか好きになるの!?私の方がずっと前からプロデューサーさんの事大好きだったのに!!」
美希「真君の事悪く言わないで!!」
春香「じゃあ美希のせいだって認めるんだね!?プロデューサーさんが取られたのは美希の・・・(グスッ)せいだって・・・・・・(グスッ)」
美希「そんなこと一言も言ってないの!!真君は・・・真君は・・・(グスッ)」
春香「美希が・・・美希が・・・・・・ぐっ・・・ふぐっ・・・ひっぐ・・・ゔわぁ~~~~~ん・・・・・・」
美希「春香が・・・春香・・・うぅ・・・ぐすっ・・・ぐすっ・・・ふええええぇぇぇん・・・・・・」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:49:51.24 ID:UC7FKeV00
事務所
P「真、落ち着いたか?」
真「はい、プロデューサー・・・やっぱり優しいですね」
P「そんな事はないさ、真を守るためとは言え二人には悪いことをしたよ、ちゃんと落ち着いて、二人の話を聞いて対応してやるべきだった」
P「今回、俺が真に味方したのはえこひいきというか、俺自身の我侭だからな」
真「プロデューサー・・・それって」
P「ああ、俺は真が好きだ、真が好きで好きで、真が泣きそうになってるのを見て、いてもたってもいられなかった、プロデューサー失格だよ」
真「・・・・・・///」
P「おかしいよな、俺と真はプロデューサーとアイドルで、真は俺の事を友達みたいに思ってくれてるだけなのに」
真「プロデューサー・・・ボク、ちょっと前までボクはプロデューサーの事好きなんじゃないかって思ってました」
P「・・・え?」
真「オフの日とか、プロデューサーに会えないとなんか物足りなくって、仕事が終わるとプロデューサーに「頑張ったな」って言って欲しくて、ああ、これが「好き」なのかなって」
真「でも、好きなんじゃないかっていう気持ちはだんだん薄れて・・・無くなっちゃいました」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:54:15.27 ID:UC7FKeV00
真「今は胸を張って言えます、好きですプロデューサー、大好きです、この気持ちは紛れもない本物だったんです」
P「真・・・」
真「・・・あれ?おかしいな、さっき止まったはずなのに涙が・・・困ったな、プロデューサーにこんな顔見られたくないのに、もっと良い顔見せてあげたいのに」
P「ははっ、王子様も形無しだな」
真「むっ、プロデューサーだって目が真っ赤じゃないですか、おあいこですね」
P「・・・そうだな格好悪いな、俺たち」
真「でもプロデューサーは格好良いですよ」
P「真もかわいいよ」
真「!!不意打ちなんてズルイですよ!もう!///」
P「真だって言ったじゃないか、これでおあいこだ」
真「そ、そうですね、おあいこですよね・・・」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 01:58:06.06 ID:UC7FKeV00
真「プロデューサー・・・キスしていいですか?」
P「・・・ん、いいぞ」
真「んー・・・ちゅっ・・・・・・っはぁ・・・幸せ」
P「俺からもするぞ、これでおあいこだからな」
真「・・・はい、どうぞ」
P「んむっ・・・」
真「(舌・・・挿入って・・・!)んぷっ・・・れる、ちゅぷっ・・・れろ・・・ん~~・・・ぷあっ」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 02:02:33.36 ID:UC7FKeV00
真「ふぁ・・・こんなのおあいこじゃないよぉ・・・やっぱりずるいですよプロデューサー・・・///」
P「大人はずるいんだよ、それがわかったら真も一つ大人になったってことだな」
真「それって、ボクとプロデューサーがちょっぴりお似合いになったってことですかね!」
P「ははっ、そうかもな」
社長「若いねえ・・・いやはや、若いというのはそれだけで羨ましい限りだよ」
小鳥「本当ですね・・・はっ・・・!わ、私はまだまだ若いですけどね!」
社長「何?それでは私は若くないと言うのかね?」
小鳥「え?社長は、えーっと・・・さ、さーてお仕事お仕事!」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 02:06:15.02 ID:UC7FKeV00
公園
春香「スゥ・・・スゥ・・・(パチッ)ぅ~ん・・・・・・何処ここ・・・あ、公園か・・・うぅっ、寒っ」
美希「・・・・・・ムニャ・・・寒いの・・・んにゅ・・・ふとん~・・・(ゴソゴソ)」
春香「美希ちょっと私の上着引っ張らないで・・・起きて起きて風邪ひいちゃうよ(ユサユサ)」
美希「・・・んん~~・・・ここ何処~・・・?真っ暗なの・・・」
春香「(スンッ)公園だよ・・・あ~あ・・・こんな時間、今からじゃおうち帰れないや(スンッ)どうしよ、事務所帰りたくないな」
美希「・・・うち来れば?」
春香「(スンッ)・・・いいの?こんな急に」
美希「いいよ別に・・・(スンッ)春香だし」
春香「どういう意味・・・?それ」
美希「別に、深い意味はないの」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 02:11:37.12 ID:UC7FKeV00
美希「みんな寝てるから静かに入ってね」
春香「わかってるよ」
美希「ただいま~・・・」
春香「お邪魔しま~す・・・」
美希「・・・・・・(ガチャッ)ん、ここミキの部屋(パチッ)」
春香「眩しっ・・・ふぅん・・・意外と片付いてるね、美希のくせに」
美希「突っ込む気力もないの・・・もう寝よ」
春香「布団ある?」
美希「・・・そこ」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 02:15:17.21 ID:UC7FKeV00
春香「・・・・・・・・・」
美希「・・・春香、起きてる?」
春香「・・・起きてるよ、何?」
美希「なんでもないの、なんか目が冴えちゃって」
春香「美希も?珍しい、ベンチで寝てたからかな、体も冷えちゃったから余計だよね」
美希「お風呂くらい入ればよかったな、ホラ、ミキの手、すっごく冷たいよ」
春香「どれ・・・ひゃっ・・・ホントだ、冷た~・・・」
美希「春香もすっごく冷たいね、いい勝負なの」
春香「・・・ね、美希、そっち行っていい?」
美希「・・・・・・良いよ、春香だし」
春香「また言った、なんなのそれ?」
美希「別に・・・早く来れば」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 02:20:21.54 ID:UC7FKeV00
翌週
春香「先週はごめんなさい!!」
美希「ごめんなさいなの!!」
P「ん、ああ・・・俺も大声出して悪かったな、ところでおまえらあの後喧嘩とか・・・」」
春香「それよりプロデューサーさん!早く仕事行きましょっ!」
美希「ミキ達、今日は絶好調なの!」
P「わっとと、なんだえらい張り切ってるな、二人ともなんかあったのか」
春香「うふふ、なんでもないですよっ!ねー☆」
美希「そうなの!ねー☆」
真「な、なんだか今日の二人すごく仲良いですね・・・ボク割り込めないです」
P「ああ・・・『らぶすね状態!』って感じだな・・・まあやる気があるのは良いことだけど」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/03(火) 02:25:03.80 ID:UC7FKeV00
美希「はーるかっ!お仕事終わった?」
春香「終わったよ!一緒に帰ろっか!」
美希「ね、ね、春香!ちゅーしよ、ちゅー!」
春香「えー?さっきも休憩の時したばっかじゃ~ん」
美希「休憩ちゅーと終わりちゅーは別物なの!いいからしよっ?」
春香「がっつかないでよもう・・・ほら、んっ・・・んむっ・・・れろ・・・」
美希「んちゅっ・・・れる・・・ぷぁっ・・・ごちそう様」
春香「あ・・・美希・・・もっとぉ」
美希「あはっ☆春香ったら、ファンの人達には見せられないような顔してる・・・♪はんむっ・・・」
春香「ん~・・・れる・・・ちゅぱ・・・れろ・・・ぷはっ・・・はぁ・・・美希ぃ・・・私もうスイッチ入っちゃった」
美希「ミキも・・・それじゃまたミキの部屋行こっか」
おしまい