1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/29(土) 23:50:57.89 ID:FXjF8on1o
P「今日も今日とてお仕事お仕事」カタカタ
P「可愛いアイドルのためならえんやこら、っと」カタカタ…
がちゃっ
李衣菜「おはよーございまーす!」
P「おー、おはよう李衣菜」
李衣菜「あれ、プロデューサー。こんな早くからお仕事ですか?」
P「んー、まぁな。いつもこんな感じだぞ? そういう李衣菜は朝から元気だな」
李衣菜「えへへ、そりゃもう! なんたって今日は、私にとって大事な日ですから!」
P「大事な日? なんかあったっけ」
李衣菜「あらっ」ガクッ
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/29(土) 23:52:06.13 ID:FXjF8on1o
李衣菜「ちょ、ちょっとぉ! 忘れちゃったんですか!?」
P「うーん……大事な日、大事な日ねぇ」
李衣菜「うぅ、昨日あんなにお話ししたのにぃ」
P「…………あ!」
李衣菜「思い出しましたか?」
P「そうそう、李衣菜にモデルの仕事がきたんだよ」
P「カッコいい衣装もたくさんだぞ、よかったな李衣菜!」
李衣菜「えっ、ホントですか? やったぁ♪」ピョンッ
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/29(土) 23:54:26.25 ID:FXjF8on1o
李衣菜「って」
李衣菜「そうじゃなくてぇ!」ビシッ
P「鋭いノリツッコミいただきましたー」
李衣菜「ボケないでくださいよ、もうっ。……えへへ」
P「はは、よくわかってるじゃないか、李衣菜」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/29(土) 23:57:38.50 ID:FXjF8on1o
李衣菜「プロデューサーの意地悪は、今に始まったことじゃないですもんねー」
P「そんなに意地悪かな、俺」
李衣菜「そうですよ。それでも許してあげるのは、私くらいのものですけどね」
P「へへー、ありがたき幸せー」
李衣菜「あはは、なんですかそれー」
P「それじゃ、改めて」
李衣菜「はい、お願いしますっ」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:00:02.19 ID:TWza10l4o
P「李衣菜、誕生日おめでとう!」
李衣菜「……えへ。ありがとうございます、プロデューサー♪」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:02:40.77 ID:TWza10l4o
―――
P「さて、さっそくですが李衣菜にプレゼントがあります」ゴソゴソ
李衣菜「わ、昨日から楽しみにしてたんですよっ」
P「驚いて腰抜かすなよ? ほら、これだ」
李衣菜「へへ、どもです――」
P「っと、その前に」ヒョイ
李衣菜「うわわ、ちょ、なんですか?」
P「すまんすまん。いい機会だし、ちょっと話でもと思ってさ」
李衣菜「話? 構いませんけど……」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:05:17.53 ID:TWza10l4o
P「まぁ座れ」ポンポン
李衣菜「はい。んしょ」ポフ
P「んー、そうだな。なにから話そうか」
李衣菜「えー。なんにも決めてないんですか?」
P「うん」
李衣菜「うんって……ふふ、まぁいいです」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:08:24.22 ID:TWza10l4o
P「いやぁ、改まって話すとなるとな。それだけたくさん話したいことがあるんだよ」
李衣菜「……私も。プロデューサーと話したいこと、いっぱいあります」
P「李衣菜もか?」
李衣菜「はい。今までのこととか、これからのこととか」
P「うん、そっか」
李衣菜「はい」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:12:54.17 ID:TWza10l4o
P「…………」
李衣菜「…………」
P「李衣菜」
李衣菜「はい?」
P「李衣菜は、立派になったな」
李衣菜「そう、ですか? へへ、ロックなアイドル、やれて――」
P「ロックかどうかは分からないけど」
李衣菜「即答すぎません?」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:14:06.28 ID:TWza10l4o
P「まぁまぁ」
李衣菜「むぅ」
P「ただ、最高にカッコいいと思うよ」
李衣菜「え……」
李衣菜「あ、あはは、またまたぁ。どうせからかって……」
P「からかってなんかない、本当にそう思ってる」
P「李衣菜の頑張ってる姿を、ずっとずっと隣で見てきたんだからな」
李衣菜「……プロデューサー……」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:15:07.46 ID:TWza10l4o
P「広いステージの上で、心が弾むようなダンスを魅せてくれて」
P「会場の外まで響くような、熱い歌声を聞かせてくれて」
P「それで……終わったあと、ファンに向かって拳を突き上げて」
P「息を切らせながら、とびきりの笑顔を浮かべながら……」
『ありがとーーーっ!!』
P「って、叫ぶんだ」
李衣菜「…………」
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:16:18.38 ID:TWza10l4o
P「ライブのたびに俺、ドキドキしちゃってさ」
李衣菜「……プロデューサーは、私のライブでドキドキしてくれたんですか?」
P「あぁ、そうだよ。スポットライトを一身に浴びてる李衣菜が輝いて見えた」
P「こんなにキラキラしてる女の子をプロデュースできたんだって、誇りに思ってるんだ」
李衣菜「そんな……」
P「李衣菜と一緒に頑張ってきて、本当によかったよ」
P「ありがとう、李衣菜」
李衣菜「――っ!」
ぎゅっ
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:17:50.50 ID:TWza10l4o
P「っと、李衣菜? どうしたんだ急に……」
李衣菜「…………嬉しい」ギュゥゥ
P「え?」
李衣菜「嬉しいです。プロデューサーにそう言ってもらえて」
李衣菜「私、ずっと感謝してます」
李衣菜「やりたいこと、やっと見つけられたんです」
李衣菜「なんの取り柄もなくて、ただ音楽を聴くのが好きだっただけの私に……」
李衣菜「プロデューサーが、新しい可能性を見つけてくれた」
P「…………」ギュ
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:19:31.76 ID:TWza10l4o
李衣菜「初めてお仕事したとき、緊張するなって声をかけてくれました」
P「うん」
李衣菜「結果がついて来なかったときは、今度は頑張ろう、って励ましてくれて」
P「そんなときもあったな」
李衣菜「ファンレター貰ったときなんか、プロデューサー、嬉し泣きしてましたよね」
P「そうだな。…………いや待て、泣いてないぞ俺は。お前だろそれ」
李衣菜「…………」
P「目を逸らすなこら」
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:20:45.95 ID:TWza10l4o
李衣菜「と、とにかくですね。今の私があるのはプロデューサーのお陰なんです」
P「……ん、ありがとな」ナデナデ
李衣菜「えへへ。こちらこそですっ」
李衣菜「これからもよろしくお願いします、プロデューサー!」ニコッ
P「あぁ。李衣菜の無限の可能性、俺に見せてくれよ!」
李衣菜「はいっ♪…………あ、なんか無限の可能性ってカッコいいなぁ。ロックです!」
P「いやそうでもないけど」
李衣菜「あれー?」
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:21:54.86 ID:TWza10l4o
―――
P「……なぁ、李衣菜」ナデナデ
李衣菜「んー♪」スリスリ
李衣菜「あ、はい。なんですかプロデューサー?」ギュー
P「ふと思い出した。俺プロデューサー、李衣菜アイドル」
李衣菜「はい、そうですね?」
P「二人きりの部屋で抱き合うとかアウトじゃないか?」
李衣菜「…………ま、いいじゃないですか♪」ムギュゥ
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:23:06.63 ID:TWza10l4o
P「いやいやいや、よくないって。まずいまずい、すごくまずい」
李衣菜「えー、プロデューサーは私とハグするのいやなんですか?」
P「あ、いやそうじゃなくて。立場的にって意味で」
李衣菜「うーん、それもそうですけど」
李衣菜「なんだか反体制っぽくてロックですよねー♪」コシコシ
P「あー……うん、まぁそうかな」ワシャワシャー
李衣菜「んふふー」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:24:45.61 ID:TWza10l4o
P「……ちょっと真面目に言うとな」
李衣菜「…………」ギュッ
P「李衣菜には、これからもアイドルを続けてもらいたい」
李衣菜「……はい」
P「李衣菜の可能性は……日本にいるだけじゃ量れない」
P「世界にだって通用すると思う」
李衣菜「!」
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:26:02.47 ID:TWza10l4o
P「李衣菜ならやれるって、信じてる」
李衣菜「私が……世界に?」
P「あぁ。ずっと李衣菜の成長を見てきた俺が言うんだ、間違いないよ」
李衣菜「……へへ。そんなふうに言われたら、やっちゃいますよ私っ」
李衣菜「世界中の人に、私のパフォーマンスを魅せてやります!」
P「うん、一緒にやろう、李衣菜」
李衣菜「はい、一緒に!」
P「……それならこうやって過ごすのは、ちょっと控えめにしないとなぁ」ポフポフ
李衣菜「あはは、そうですねっ」
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:27:05.92 ID:TWza10l4o
P「つらくて長い道のりになるぞ」
李衣菜「……ううん。つらくなんてないです。なんにも心配してませんよ」
李衣菜「私の大好きなプロデューサーが、一緒にいてくれるから!」
P「……そっか」
李衣菜「えへへっ」
P「じゃあ、そうだな……」
P「李衣菜がいつか、世界に名立たるトップアイドルになったら――」
P「李衣菜は俺がもらおうかな?」
李衣菜「………………ほえ?」
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:28:50.64 ID:TWza10l4o
P「あー……そういうことだ、察してくれ」
李衣菜「え、ちょちょ、待って待って待って。え? も、もう一回お願いします」
P「やだよ恥ずかしい」
李衣菜「もら、えっもらうって、えええええええええ!?」カァァァァァッ
P「うわ、顔真っ赤だぞ李衣菜!」
李衣菜「わああああ、うわあああああああああああ!!」ジタバタ
P「あああ、こら暴れるな李衣菜! おいってば――!」
―――
――
―
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:30:20.12 ID:TWza10l4o
P「……落ち着いたか?」
李衣菜「うぅー、プロデューサーのせいですよぅ……まだ顔が熱いです」
P「ごめんごめん……でも、本気だからな?」
李衣菜「わ、分かりましたから! もう言わないでいいです!」
P「お、おう……悪い」
李衣菜「で、でも……そういうことなら、なおさらトップアイドルにならなきゃ!」
李衣菜「世界の次は、プロデューサーだけのアイドルになりますね! えへへへ!」
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:32:42.26 ID:TWza10l4o
P「……お前も大概、恥ずかしいこと言うよな」
李衣菜「プロデューサーよりはマシだと思いますけど?」
P「そうかなぁ……」
李衣菜「私たち、似たもの同士ですね!」
P「あはは、そうかもな」
李衣菜「ふふふっ♪」
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:34:08.50 ID:TWza10l4o
―――
P「あ」
李衣菜「どうしました?」
P「そういえばプレゼント、すっかり忘れてた」
李衣菜「あっ!」
プレゼント(おうこら、イチャイチャしよってからに)
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:36:13.12 ID:TWza10l4o
P「悪い、話に夢中になっちゃったな」
李衣菜「ううん、いいですよ。私も楽しかったですし」
P「それならよかった。よし、それじゃ李衣菜」
李衣菜「はい!」
P「今度こそ誕生日プレゼントだ。受け取ってくれ」
李衣菜「えへへ。ありがと、プロデューサー♪」
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:36:46.33 ID:TWza10l4o
李衣菜「で、中身は指輪ですか?」
P「な、なに言ってんだっ、そんなでかい箱に入れるか!」
李衣菜「もー、じょーだんですよじょーだん。なーに照れてるんですっ?」ツンツン
P「照れてない、つつくなよ!」
李衣菜「へへへー、ホントかなぁ?」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:39:28.92 ID:TWza10l4o
P「いいからほら、開けろって!」
李衣菜「はーい! それではオープンっ」
ぱかっ
李衣菜「お」
李衣菜「おお!」
李衣菜「おおおおおっ! こ、これは……!」プルプル
ヘッドホン(やぁ)
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:40:04.84 ID:TWza10l4o
P「どうだ? 前から李衣菜が欲しがってたやつだ」
李衣菜「あ……あ……!」
P「ん?」
李衣菜「ありがとおおおおおおぷろでゅーさあああああ!!」ピョーン!
だきっ!
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:41:51.48 ID:TWza10l4o
P「おわあ!?」
李衣菜「これ、これホントにいいの!? もらっちゃっていいのー!?」ギューッ
P「く、苦し……あぁ、いいんだよ。李衣菜のためなんだからさ」
李衣菜「ウッヒョー! プロデューサー最高ですロックですっ、大好きですーっ!!」ムギュゥゥゥゥゥ!
P「あああもう暑いし痛い! 分かったから離れてくれー!」グイグイ
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:44:16.95 ID:TWza10l4o
李衣菜「えへへえへへ、ぷろでゅぅさぁぷろでゅぅさぁ♪♪」スリスリ
P「はぁ……ダメだこりゃ。クールさのかけらもないな」
李衣菜「はっ!?」
李衣菜「いけないいけない。ここはクールにならないといけませんよね!」
P「お、一つ歳を重ねて成長したか?」
李衣菜「もちろんですよ。すー……はー……びーくーるびーくーる」
李衣菜「……ふっ。どうです?」キリッ
P「ただのドヤ顔だな」
李衣菜「そんな!」
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:45:58.81 ID:TWza10l4o
P「あんまり意識しなくてもいいんだぞ、李衣菜はそのままでも十分だから」
李衣菜「むむむ、でもやっぱり私は……」
P「カッコいいアイドル、やれてるって言ったろ? 自信持てって」
李衣菜「そうですかね……」
P「李衣菜は李衣菜らしく、自分の道を自分のペースで進めばいいさ。な?」
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:47:26.30 ID:TWza10l4o
李衣菜「自分の道を、自分のペースで……」
李衣菜「…………」
P「李衣菜?」
李衣菜「……プロデューサー。私、たぶんのんびりしてられないと思います」
李衣菜「自分のペースって言うなら、私は全速力で進みます」
李衣菜「世界を獲るのに、そんな悠長に歩いてられませんから!」
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:48:58.53 ID:TWza10l4o
P「……言うじゃないか、李衣菜」
李衣菜「言いますよ。プロデューサー、ついて来られます?」
P「バカ言え、俺が引っ張ってくぞ」
李衣菜「なら手を繋いでいきましょう、いつでも隣にいられるように。ねっ!」
P「おう、そうだな!」
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:50:09.87 ID:TWza10l4o
李衣菜「あ、そうだ!」
李衣菜「歌もダンスもですけど、やっぱりギターも弾けなきゃダメですよね?」
P「うん? うーん、そうだなぁ……」
P「ロックなアイドルになるなら、持ち歌くらいは弾けるようにならないとな」
李衣菜「はい、やってやりますよ! というわけで……」
P「ギター教えろって言うんだろ? 分かってるよ、また付き合ってやるさ」
李衣菜「てへへ。持つべきはプロデューサーですねっ」
P「なに言ってんだか……ったく」
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:51:21.76 ID:TWza10l4o
李衣菜「あ、あの……それで、ですね」
P「なんだ、急に歯切れ悪くなって」
李衣菜「えっと、その……お願いがありまして」モジモジ
P「お願い? 言ってみな、李衣菜のお願いならなんでも聞くぞ」
李衣菜「え、えへへ。それじゃ――」
李衣菜「また……こうして、お泊りしに来てもいいですか?」
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:52:29.87 ID:TWza10l4o
P「…………そうきたか……」
李衣菜「だ、ダメに決まってますよね。私アイドルですしっ」
P「……ま、いいんじゃないか?」
李衣菜「へっ?」
P「ばれなきゃいいんだ、ばれなきゃ。別に変なことするわけじゃなし」
李衣菜「へ、変なことって……」ポッ
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:53:56.85 ID:TWza10l4o
P「なんで赤くなってんだ」
李衣菜「あ、いやいやなんでもないですっ」ブンブン
P「ギターの練習、するんだろ? みっちり叩き込んでやるからな!」
李衣菜「お、お手柔らかにお願いしますね?」
P「それは李衣菜次第だな。ちゃんとやれよ?」
李衣菜「あうぅ、早くも後悔しそう……」
38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:55:38.68 ID:TWza10l4o
P「自分で言い出したくせに。じゃ、こうしよう」
P「ご飯、次も美味いの作ってくれ。そしたらゆるーく頑張ろう」
李衣菜「ご飯、ですか?」
P「昨日の夕飯、オムライス美味かったからさ。また作ってくれないか?」
李衣菜「……へへへ、はいっ。プロデューサーのためなら、喜んで!」
39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:57:24.22 ID:TWza10l4o
P「よし、それじゃ日程決めちゃおうか。って言っても結構先になりそうだな……」
李衣菜「大丈夫です、それまでに少しでもギター上達しときますから!」
P「お、言ったな? 楽しみに――」
く~……きゅるるるぅ
李衣菜「!?」バッ
P「な、なんだ今の……え、李衣菜もしかして」
李衣菜「あ、あははー! なんでしょーね今の! いやー変な音でしたねっ、ねっ!?」
40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:58:40.73 ID:TWza10l4o
P「……そういや朝ご飯食べてなかったな。うん、じゃあ行こうか李衣菜」ニコニコ
李衣菜「違うんですこれはお腹の音じゃなくて、そ、そうロックの音で!」
P「ははは、食パンとコンソメスープでいいか?」スタスタ ガチャッ
李衣菜「ぷ、プロデューサー! 待ってくださいってばぁー!」トテトテッ
ぱたんっ
おわり
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/30(日) 00:59:36.59 ID:TWza10l4o
というお話だったのさ
勢いだけでだりーなを愛でたらこうなるんだよ、だりーな誕生日おめでとう!