1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/05(水) 00:11:27.79 ID:4jk+QXD60
一発ネタのさらに一発ネタ。
キャラ崩壊。
P「ちょうど良かった。前川さんに確認することがあってな」
みく「……ああ、ええっと、それはこうでいいにゃ」
P「よし分かった。スケジュールも調節しておく」
みく「それよりPチャン?急にどうかしたにゃ?」
P「いや、だから仕事の確認を」
みく「そこじゃなくて、呼び方のことだにゃ」
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/05(水) 00:12:21.67 ID:4jk+QXD60
P「ああ、なんというかさ。最近のみくって猫キャラというよりギャグキャラだろ?」
みく「」グサッ
P「そう考えると、なんかお笑いの師匠みたいに思えてきてな。それでなんとなーくさん付けに」
みく「みくは自分を曲げないよ!一生猫キャラ宣言したっていいにゃ!」
P「はは、まあそういう方向性もあるってことだ。そろそろ俺も時間だし、前川さ……みくもレッスンがんばれよ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/05(水) 00:13:08.44 ID:4jk+QXD60
みく「……」
みく「…………」
みく「………………」
みく「にゃああああああああああ!!!!」
のあ「!?」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/05(水) 00:13:40.41 ID:4jk+QXD60
みく「にゃにゃうにゃうにゃう!!!!にゃにゃうにゃうにゃう!!!!ねっこねっこねー!!!!ねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこキャアアアアアアアアアアアアット!!!!」
のあ「……みく?」
みく「あいあむぅぅぅうううう!!!!キャアアアアアアアアアアアアット!!!!」
のあ「……大丈夫?」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/05(水) 00:14:14.35 ID:4jk+QXD60
みく「うおおおお!!!エキゾチックショートヘア!シャム!ブリティッシュショートヘア!ペルシャ!アメリカンショートヘア!ベンガル!ラグドール!メインクーン!スフィンクス!バーマン!バーミーズ!アビシニアン!スコッティッシュフォールド!ヒマラヤン!サイベリアン!サバンナ!マンチカン!ロシアンブルゥゥウウウウ!!!!」
みく「ふぅ……ふぅ……」
のあ(………今私は人生で初めて恐怖というものを感じているかもしれないわ)
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/05(水) 00:14:40.95 ID:4jk+QXD60
みく「ちょっと落ち着いたにゃ……」
のあ「……何がそこまで貴女という存在を揺さぶったの?」
みく「Pチャンにキャラを間違われたにゃ」
のあ「…それだけ?」
みく「そうだにゃ。でも侮ってはいけないにゃ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/05(水) 00:15:07.10 ID:4jk+QXD60
みく「想像してみるにゃあ。のあにゃんが実はバニー衣装を着た時ステージ入場時こっそり「……ぴょんっ」って言ってたことがPチャンにバレてたり、実はよくわからない事言って夢見がちなロマンチストな自分をミステリアスっぽく隠してるだけのことがPチャンにバレた時のことを」
のあ「……」
のあ「…………」
のあ「………………」スタスタ
みく「窓の前に立ってどうする気にゃ?」
のあ「絆!ネクサス!」マドガシャーン!
みく「ちょっ!もしもの話だから飛び降りはダメぇぇぇっ!!!!」
のあ「はい」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/05(水) 00:16:06.66 ID:4jk+QXD60
アーニャ「いきなり窓が、割れた音……一体、何があった、ですか?」
みく「のあにゃんが窓に頭突きかましたにゃ」
のあ「……少しだけ痛いわ」
アーニャ「でも、なんで、急に?」
みく「例えばあーにゃんがロシア以外の国の人だと間違われたり、もし片言キャラを作っていたとして、それがバレたりしたらどう思うにゃ?」
アーニャ「……故郷を間違えられるのは嫌、ですね。それに、もし私が、演じていたとして、それがバレてしまうとしたら、嫌だと思い、ます」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/05(水) 00:16:39.85 ID:4jk+QXD60
みく「つまりそういうことだにゃあ」
アーニャ「なるほど」
P「ただいま!」
のあ「……そんなに急いでどうかしたのかしら?」
P「大事な資料を忘れて行っててな。すぐに戻らなきゃいけないんだ」
アーニャ「頑張って、ください」
P「ああ、ありがとう。……なあ、アーニャ。ちょっとこっち来てくれ」
アーニャ「?……なんですか?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/05(水) 00:17:09.52 ID:4jk+QXD60
P「動くなよ……」プチッ
アーニャ「?」
P「銀髪の中に一本だけ白髪が紛れてたぞ?ストレスとか、疲れとか溜まるようだったらいつでも言ってくれて構わないからな?」
アーニャ「」
みく「」
のあ「」
P「っと、こんなことしてる場合じゃないな。それじゃあいってくる」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/05(水) 00:17:59.04 ID:4jk+QXD60
アーニャ「……」
アーニャ「…………」
みく「そ、そんな気にしなくても大丈夫にゃ」
のあ「そうよ……所詮一本程度、貴女にさほど影響を及ぼす程ではないわ」
アーニャ「………………」
アーニャ「うあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」ガンガンガンッ
みく「ちょっ、あーにゃあああああああああああん!!!!!」
のあ「……ちひろさん呼びましょ」
その後やってきたちひろさんによってアナスタシアの暴走は収まった。
しかしちひろの顔も二度までとはいかず、プロデューサーはボコボコにされた挙句財布の中身を全て失ったとさ。
おわり。