1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 18:46:24.84 ID:uX/Jx5qPO
P「ああ春香。765プロのみんなに属性をつけてるんだ」
春香「へえ。見てもいいですか?」
P「ああ」
春香「どれどれ」
姉:貴音 妹:伊織 母:千早
幼馴染(姉):あずさ 幼馴染(妹):真
クラスメイト:雪歩 委員長:律子 担任:響
春香「・・・」
P「あとはこれから考える」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 19:14:16.64 ID:uX/Jx5qPO
春香「・・・ちなみに私は?」
P「あー・・・どうしようかな」
春香「」ワクワク
P「いいのが浮かばないなあ」
春香「」
P「うーん・・・あ」
春香「?」
P「そういえば」
P「奥さん属性が余ってた」
春香「!」
全員「」ガタッ
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 19:29:40.53 ID:uX/Jx5qPO
P「ま、それは置いといて」
春香「」
P「従妹は真美、親友の妹が美希、後輩が亜美、先輩がやよい、春香は生徒会長、小鳥さんは保健室の先生だな」
春香「生徒会長・・・」ガクッ
P「あれ、奥さん余っちゃった」
春香「! じゃあ私が」
雪歩「だ、だめです」
伊織「許さないから!」
ギャーギャー
P「・・・なんで喧嘩してるんだろ」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 19:43:49.41 ID:FPSlmlYO0
>>18
P「この配役で演劇の即興劇をしてみよう」
律子「あのプロデューサー殿、その、意味ってあるんですかね?」
P「番組とかで台本ってあるだろ? そこで貰った役割を、どれだけ臨機応変に対応できるかの練習だ」
美希「納得いかないの!! なんで美希が許婚じゃないの!!」
んで、つまりのところPの一人がちですよねぇ
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 20:34:19.32 ID:FPSlmlYO0
美希「やなのー! 美希はねー、美希がハニーの恋人役だとかなりいいと思うな!」
律子「はいはい文句言わないの。プロデューサー殿も考えがあってこの配役にしたんだから」
響「貴音ぇ、義理の妹ってなんだ? 自分、にぃにがいるから本物の妹の方が楽だぞ」
貴音「わたくしにも解りません。ですが、”義理”という言葉には面妖な雰囲気が醸し出されますね」
亜美・真美「従妹→!!」
雪歩「エチュードみたいなものかなぁー……どうしよ、真ちゃん……」
真「ふりふりーできゃぴきゃぴーな女の子になれるかもしれないぞ! やったぁ!」
千早「……春香」
春香「が、頑張ろう千早ちゃん!」
あずさ「うふふ、近所のお姉さんなんてできるかしらぁ」
やよい「友達だよぉいおりちゃん!!」
伊織「親友の妹って何よ!! というか親友って誰!?」
小鳥「みんな楽しそうですね」
社長「……プロデューサー君、高木、とはどういう役なのだね?」
ここまで書いてわかった、俺には無理そう
46: >>45あー、うん。校長が社長に見えてた…… 投稿日:2012/04/02(月) 20:38:31.01 ID:FPSlmlYO0
P「とりあえず始めるぞ? まずは登校シーンだな」
美希「さっそく出番なの! 幼馴染とはいっしょに登校するって相場が決まってるのー!」
P「今日も良い天気だなー」
美希「広めのスタジオだけど天井があるからわかんないの……」
P「そ、そこは大人の事情だ!」
美希「えー、なの!」
伊織「さっそく問題だからね……。大丈夫なの、これ?」
亜美「吉本新喜劇みたいだね→! 真美!」
真美「そうだね→亜美!」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 20:43:16.06 ID:FPSlmlYO0
P「今日から新学期だな!」
美希「えっと。……うん! そうなの! 美希的にはねー、新しく入って来る後輩とかをいじめぬいてやりたいの!」
P「お、おい……あはは」
ダダダッ
春香「遅刻しちゃうー!! どんがらがっしゃーん!!」ドーン
P「おぶっ!?」
美希「ハニー!!?」
律子「派手に突っ込んだわね」
千早「自分で言うなんて……」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 20:46:46.29 ID:FPSlmlYO0
春香「いたたー……あ! だ、大丈夫ですか? 天海春香です!!」
P「そ、そこで自己紹介するか普通……」
美希「ハニー!! 死んじゃやなのー!!」
P「死ぬか!!」
律子「こうして、Pという青年は新学期を迎えることなく」
お、わ、り
伊織「っていきなり終わってるじゃない!! だめだめね、こうなったら伊織ちゃんがお手本ってものを見せてあげるわ」
一同「「おおおお」」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 20:50:55.34 ID:FPSlmlYO0
伊織「いい? とりあえず、もう一回登校の場面からよ」
P「わかった」
P「今日は平和だな」
伊織「あら、Pさんじゃない。おはようございます」
P「えっとぉー……」
伊織「まさかあんた、私を知らないの!?」
P「ああ! 思い出したぞ! 親友の妹だ!」
伊織「だから親友って誰よ……」ボソ
伊織「朝から間抜け面してんじゃないわよ。この超美少女学園アイドル、伊織ちゃんが挨拶してるのよ? もっと喜びなさいよ」
P「朝から元気だなー」
亜美・真美「「にっしっし」」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 20:53:59.35 ID:FPSlmlYO0
やよい「うっうー! おはよーございます!」
伊織「や、やよい!?」
P「おはよう。君はやよいって言うんだ、よろしく」
やよい「え? プロデューサー……私のことわすれちゃったんですかぁー……?」ウルウル
P「ちょっと待て! これ寸劇だからな? 演技なんだぞ?」
やよい「あー、そうでしたぁー! えへへぇ、ついうっかりしちゃいましたー!」
伊織「(かわいいから許す)」
千早「(かわいいから許す)」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 20:56:59.52 ID:FPSlmlYO0
伊織「ところでどうしてやよいがいるのよ!」
やよい「ひどいよ伊織ちゃん!」
伊織「だぁー、そういう意味じゃないわよ!」
P「とりあえず落ち着け。これだと練習に」
雪歩「もう何やってるですかぁーーー!!! 舞台を舐めないでくださいぃーーーー!!!」
一同 ビクゥッ!!
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 21:04:07.92 ID:FPSlmlYO0
>>54元演劇部だからマジレスするが、舞台は何かを披露する場所だと思うんだ
たまたま披露する内容が演劇であって、別に舞台に出るには演劇にこだわる必要はないと思う
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 21:04:26.54 ID:FPSlmlYO0
雪歩「見てられないですぅ! 春香ちゃんも舞台経験あるよね?」
春香「わ、私!?」
雪歩「それなのにさっきのはあんまりのあんまりですぅ! もっとしっかりやろうよ!」
春香「ご、ごめんね?」
雪歩「そういう訳で、私と春香ちゃんでやらせて下さい」
P「えっと、俺は?」
雪歩「そこで見ててください……。プロデューサーも演技は……」
P「……」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 21:18:51.86 ID:FPSlmlYO0
雪歩「とりあえず春香ちゃんは……」
春香「えっと、うんうん」
雪歩「清清しい朝ですぅ……。こういうときは、詩が浮かぶなぁ」
春香「わー遅行だよぉー!!」
どんがらがっしゃーん
雪歩「いたた……」
春香「ご、ごめんなさい! 私、急いでて……大丈夫ですか?」
あずさ「あらあらぁ、さっきと似たような展開だわぁ」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 22:05:06.18 ID:FPSlmlYO0
雪歩「い、いえいえ! こっちも文字書きながら歩いてたのがだめだめなんですぅ」
春香「お互いさまかな! あ、そうだ。ところで765学園ってどっちに行けばいいのかな?」
雪歩「765学園ですか? それなら、私の言ってる学園です」
春香「ほんとう!? 実は今日から転校するんだけど、場所がわかんなくなっちゃって、てへ」
雪歩「それならいっしょに行きますかー?」
春香「ううん。実は転校初日で早く行かなきゃだめなんだ! って、こんなことしてる場合じゃなかった!」
雪歩「ふえ?」
春香「学園はどっち!?」
雪歩「え? え? えっとぉ、あっち……ですぅ」
春香「ありがとうね! じゃあまた!」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 22:07:50.06 ID:FPSlmlYO0
雪歩「なんだか忙しそうな人だったなぁ……」
雪歩「……あ、あれ?」
雪歩「私の詩のノートがないよぉ! あ、あんなの他の人に見られたりしたら……」
雪歩「……どうしよう、困ったなぁ」
真「さっすが雪歩!! ここでプロデューサーが出てきて、困ってる雪歩を助けるって流れになるんだね!」
雪歩「えへへ、そうなの真ちゃん」
伊織「……違いを見せ付けられたわね」
いより「うっうー! まるでほんとうにドラマみたいでしたー!」
71: >>69いより×→伊織○ 投稿日:2012/04/02(月) 22:14:13.52 ID:FPSlmlYO0
P「なるほどな。こういう風に、流れをしっかりと作ることが大事なのか」
貴音「物語りの流れをしかと把握すれば、多少の問題など些事な事という訳なのですね」
雪歩「そ、そんな感じですぅ……。さっきまでのは、あの、流れがなくて、話しが見えなかったから……」
貴音「真に勉強になりました。貴方様、次は私が舞台に立ちとう御座いますが、宜しいでしょうか?」
P「ああ、そうしよう。共演者は誰にするんだ?」
貴音「それはもちろん、貴方様で御座います」
美希「じゃあ美希も出る! ハニーは美希のなんだから!」
亜美「じゃあ亜美もでるよん!」
真美「真美も出ていいよね→!」
貴音「もちろん、皆で一つの寸劇を完成させましょう」
律子「この面子はすごく不安になるわね」
小鳥「うぅ……出番がないですぅ……」ピィ
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 22:16:16.71 ID:FPSlmlYO0
貴音「では、舞台は貴方様の御家。そこには既に姉妹の亜美と亜美、そしてわたくしがいるのです」
貴音「そこに現れる美希。さぁ、恋の三角関係は如何に!」
P「昼ドラか!!」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 22:21:28.37 ID:FPSlmlYO0
P「ただいま」
亜美・真美「「おかえり兄ちゃん!」」
貴音「お帰りなさいませ、P殿」
P「なんだ、貴音に亜美と真美も来てたのか」
亜美「そだよ→! 聞いてよ兄ちゃん、亜美こないだのテスト、100点だったのだよんふふ~!」
真美「真美も100点だったよ! 褒めて褒めて兄ちゃん!」
P「(こいつら、演技だからって……っ)」
貴音「これ二人とも、嘘を付いてはいけません」
亜美・真美「えー!!」
貴音「ところで貴方様、帰宅されたのであれば許婚の私にすべきことがあるのではないでしょうか」
P「え?」
貴音「……貴方様」シナダレー
P「ちょ、おい貴音!?」
美希「そこまでなの!!」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 22:26:56.94 ID:FPSlmlYO0
美希「美希のハニーにもたれ掛からないで欲しいな!」
貴音「またあなたですか、美希」
美希「そのまたお前かみたいな発言は許せないの! むきー、なの!」
P「お、おいお前たち」
美希「美希……貴音のその位置ってずるいって思うな」
貴音「なんと」
美希「だってね、そういう親が決めちゃったような婚約なんておかしいの」
美希「ハニーはもっと自由な恋愛をして、美希と恋人になって結婚したほうがいいと思う」
亜美「真美ぃ、ミキミキがこわいよー」
真美「そ、そだねぇ亜美ー……」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 22:32:26.04 ID:FPSlmlYO0
貴音「それは美希、あなたでなくとも良いのでは?」
美希「……どういうことか説明して」
亜美・真美「「ひぃー、にいちゃぁあん!!」」
P「や、やめろお前ら! この二人が怖がってるだろう!」
貴音「……」
美希「……ふん、なの」
P「とりあえず、仲良くしろとは言わない。でもな、周囲にもっと目を配ってくれないか」
貴音「……貴方様がそう仰るのであれば」
美希「……わかった、なの」
P「まったく……。ほら、仲直りの握手だ」
貴音「……」
美希「……」
バチバチバチ!!!!!
亜美「握手をしてるだけなのに」
真美「火花が飛んでるよぉっ!」
84: よく見たらそうだった 投稿日:2012/04/02(月) 22:38:38.26 ID:FPSlmlYO0
P「……よし」
雪歩「そうそう!! そういう感じだよぉー! 良かった、さっきよりすっごくよくなった!」
貴音「……ふぅ。演技とはいえど、美希と対立するのは心地よいものではありませんね」
美希「でも楽しかったな! ちょっと疲れたのぉ、あふぅ」
小鳥「じゃ、じゃあ次はわた」
真「僕もやってみたいです!!」
P「でも、俺だって少し休みたいぞ」
小鳥「あうぅ……」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 22:39:41.82 ID:FPSlmlYO0
もうだめだ、ネタがまったく浮かばないんだ
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 22:47:32.16 ID:FPSlmlYO0
真「えー! でも僕まだ一回も出てないんですよぉー!」
雪歩「じゃ、じゃあこういうのはどうだろ真ちゃん……」
真「なになに雪歩?」
真「P-! 遊びにきたよ!」ドンドン
真「ってあれ、いないのかな?」
真「じゃあ次はチャイムを鳴らしてみようかな」ピンポーン
真「まだ寝てるのかなぁ」ピピピピピンポーン
響「うがーーー!! さっきからうっさいぞぉー!!!」
※効果音は小鳥さんが言ってます
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 22:52:23.16 ID:FPSlmlYO0
真「あー、えっと、ほら、あれだよね!!」
響「にぃにの義理の妹、なんだぞ! って、さっきから一体なんなんだ」
真「いやぁ、Pと遊ぼうと思っててさ」
響「んー、でもにぃにはまだ帰ってこないぞ?」
真「えーそんなぁ。ちぇ、せっかく来たのになぁ」
響「あ、じゃあ自分と遊ばないか! ちょうど暇してたさー!」
真「いいね!」
響「じゃあ、入るさー! めんそーれー!」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 22:57:27.37 ID:FPSlmlYO0
>>92落ち着け、な? むしろお前が書けばいいと思うな!
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 22:57:44.95 ID:FPSlmlYO0
真「へぇ、綺麗にしてるんだね」
響「自分、完璧だからな!」
真「じゃあ何して遊ぼうか」
響「実は最近、押入れから懐かしいものを見つけたんだぞ!」
真「なになに?」
響「ダンスダンスレボリューションさー!」
一同 ザワザワ
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 23:00:25.10 ID:FPSlmlYO0
真「へ、へぇー……いいよ、やろう」
響「真なら乗ってくれると信じていたさー、ふふふ」
伊織「ね、ねぇあれってもうキャラの設定どうでもよくなってない!?」
律子「音無さん、音源よろしく!」
P「ふむ、これは良いものが見れそうだ」
伊織「仕事モードね、これは……」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 23:04:30.70 ID:FPSlmlYO0
~~~♪
~~~~~♪
~~~~~~~~♪
真「……はぁはぁ」
響「……はぁはぁ」
真「へ、へへっ……さすがだね……!」
響「そっち……こそ、な!」
ガシッ!
真「これからもよきライバルでいよう!」
響「こっちからもお願いするさー!!」
雪歩「かっこいいよ真ちゃん!」
あずさ「あらぁ、いつの間にか熱血青春モノになっちゃってるわねぇ」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 23:09:48.79 ID:FPSlmlYO0
P「そろそろあずささんも出てみませんか?」
あずさ「そうねぇ。私にもできるかしらぁ」
P「大丈夫ですよきっと」
あずさ「わかりました。ちょっと頑張ってみますねぇ」
あずさ「だからいっしょに行きましょう、律子さん」
律子「わ、わたしぃ!?」
千早「そうね、律子の演技も見たいと思うわ」
律子「千早まで!!」
P「おっし、言ってこい律子!」
律子「ぷ、プロデューサー殿ー……。あーはいはい。わかりました、やればいいんでしょやれば!!」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 23:20:17.56 ID:FPSlmlYO0
ば、ばとんたーっち!!
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 23:29:37.24 ID:FPSlmlYO0
律子「いいですかPくん! 地域活動も大切なんですからね! はい、掃除掃除!」
P「頑張ってるだろ。よいしょっと」
律子「最近のあなたは少したるんでると思います! 最近だって……美希とか、貴音とか……ぶつぶつ」
P「どうしたんだ?」
律子「なんでもないわよ! さっさとする!」
P「鬼だ」
律子「何か言った?」
P「い、いえなんでもないぞ!!」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 23:31:24.73 ID:FPSlmlYO0
あずさ「あらあら、P君じゃないですかぁー」
P「あ、あずささん」
律子「……」
あずさ「ここで……ああ、なるほどぉ、お掃除ですかぁ。いいですね、偉い偉い」ナデナデ
P「なっ!?」
亜美「あれ、本気で赤くなってるんじゃなぁい?」
真美「ですなぁ→!」
美希「なのーーーーー!!!!!!」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 23:34:58.38 ID:FPSlmlYO0
律子「あの、私たち掃除してるんですが」
あずさ「これはこれはご苦労様です。いつもうちのPがお世話になってます」
律子「え? えっとぉ……身内の方ですか?」
あずさ「いえいえ、P君の近くに住んでいるだけよぉ?」
律子「へ、へぇ~」
あずさ「いっしょにお風呂に入ったりしたりしてー……うふふ」
律子「P君!?」
P「なんだと!?」
美希「いやーーー、なの!! 離してなのーーーーーー!!!!!」
春香「お、落ち着いて美希!!」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 23:38:58.69 ID:FPSlmlYO0
P「む、む、む、昔の話しだろあずささん!!」
あずさ「あれぇ、そうでしたっけー?」
律子「……そ、そうであって欲しいですね」ギロ
P「そうだ!! 嘘は言ってないからな!?」
あずさ「昔は、あずさお姉ちゃんと結婚するー、とか言っちゃっててねー。ふふ」
律子「ほ、ほほう?」
P「……どうしろと」
貴音「貴方様っ! わたくしはどうなるのですか……」
響「貴音、あくまでも配役だぞ配役!!」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 23:41:53.51 ID:FPSlmlYO0
あずさ「さてと、それじゃあ私はこれで」
律子「さっさと帰ってください!」
美希「帰れ、なの!!」
貴音「お帰りはあちらで御座います」
あずさ「……うっ、酷いわ」
P「勝手に出てくるな!!」
春香「あちゃー」
響「自分、もう知らないからなっ……」
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 23:44:53.33 ID:FPSlmlYO0
あずさ「およよ……うぅ」
P「あずささん!? もう、大丈夫ですか?」ナデナデ
美希「はう!?」
貴音「面妖な!?」
律子「あんた達のせいでしょうが!!」
P「じゃ、じゃあ俺はあずささんを送りますので」
あずさ「……」テヘ
美希「ぐぬぬ」
貴音「ぐっ」
律子「実はあんたたち凄く仲良いでしょ……」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 23:49:02.13 ID:FPSlmlYO0
P「じゃあな」
美希「ハニーーー!!! 騙されちゃや、なのーーーー!!」
貴音「貴方様、貴方様ぁ!」
律子「まぁいいわ。あんた達、P君の代わりに掃除なさい」
美希「あ、美希用事を思い出したの!」
貴音「今宵は満月、わたくしは行かねばならぬ場所が御座います故」
律子「はいはい。ほうきをもつ、ちり取りを構える。早くする!」
美希「……はぁい」
貴音「……真に面妖な」
あずさ「楽しかったわぁ」
やよい「あずささん、おじょうずでしたよぉー!」
雪歩「(……あれって、演技だけど、演技なのかなぁ?)」
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 23:53:57.37 ID:FPSlmlYO0
伊織「まぁ、皆もそこそこやるじゃない。ところで、千早がまだなのだけれど?」
千早「私は別にいいわ。こういうの、向いてないし」
春香「そんなことないよ千早ちゃん! 別クラスの合唱部の生徒やってみようよ!」
千早「ところで、その役って一体誰と絡みがあるのかしら」
一同「「………」」
小鳥「私が出ます!!!!!」
127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/02(月) 23:59:58.04 ID:FPSlmlYO0
小鳥「担任の先生役ですが、なんとかしてみせます」
千早「音無さん……」
小鳥「だから千早ちゃん、いっしょに出よう? ね?」
千早「……そうですね、わかりました」
春香「ふぁいと、千早ちゃん!」
千早「あの、先生。合唱部のことで相談があるのですが」
小鳥「なにかしら? 一応、こんな私でも合唱部の顧問だから相談には乗らせてもらうね」
千早「……最近、合唱部にいても部員のみんなとそりが合わないっていうか。やる気が見えないんです」
小鳥「……なるほどね」
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/03(火) 00:04:26.71 ID:I4+KS7gO0
小鳥「みんなはなんて言ってるの?」
千早「その、皆が悪いわけではなくて……」
小鳥「なるほどね。千早ちゃん、歌声が硬いって言われたんでしょ?」
千早「え、どうして知ってるのですか?」
小鳥「普段から聞いてたらわかることよ、ふふ」
千早「でもどうすれば……」
小鳥「そうねー……。千早ちゃん、歌うことは楽しい?」
千早「うーん。ちょっと解らないかもしれません」
小鳥「楽しくないんだ?」
千早「逆につまらないとも思っていません。ですが、私には歌しかありませんので」
小鳥「うん、そっか。……なんて言ったらいいのかなー」
千早「なんですか?」
130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/03(火) 00:09:59.73 ID:I4+KS7gO0
小鳥「有り体に言うと、もっと楽しく歌えたらいいかなと思うの」
千早「楽しく、ですか」
小鳥「そうよ? 歌を誰かに聞かせたい、誰かを楽しくしてあげたい、とかそういう感じかな?」
千早「よくわかりません……。そもそも下手な歌なんて誰も聞きたくないと思うんですが」
小鳥「音程が取れるだけとか、テクニックが使えることだけが大切じゃないのよ」
千早「……仰りたいことがよく伝わりません」
小鳥「そうねー。あ、そうだ! 今度、いっしょにある歌手のコンサートに行きましょう」
千早「誰のですか?」
小鳥「ふふ、それは秘密です」
P「なんだかどこにでもありそうな雰囲気だったなぁ」
律子「演技力に関しては、千早の課題になりそうですね」
131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/04/03(火) 00:11:08.67 ID:I4+KS7gO0
お、おやすみっ!