【アイマスSS】P「春香と千早が険悪なムードだって?」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:40:26 ID:3gIEwXZr0
千早「春香は全然わかっていないわ」

春香「それは千早ちゃんの方だよ!」

P「え、何?何があったの?」

千早「プロデューサー……」

春香「この際、プロデューサーさんに結論つけてもらわない?」

千早「それがいいわね……」

P「で、なんなの?」

春香「プロデューサーさんは、たけのこの里の方が好きですよね?」

千早「きのこの山ですよね」

P(うわ、どうでもいい……)

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:42:38 ID:3gIEwXZr0
P「……何、それは大事なこと?」

千早「はい、これほど大事な話もそうはないかと」

春香「プロデューサーさんはたけのこの里ですよね?」

千早「たけのこの里のどこがいいのかしら」

春香「千早ちゃん何言ってるの?あのクッキーの食感がいいに決まってるでしょ?」

千早「チョコ菓子なのにクッキーの食感だなんて。チョコで勝負できないのかしら?」

千早「それに、そんなにクッキーがいいならおとなしくクッキーを食べればいいじゃない」

春香「うわー、出たー。きのこ派はそれしかいえないの?」

千早「どうせたけのこ派も「チョコが好きなら板チョコ食べればいい」しかいえないでしょう?」

P(不毛だな……)

千早「プロデューサーはどっちですか?」

P「いやあ、俺はアルフォートの方が……」

千早「は?」

春香「は?」

P「え?」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:45:43 ID:3gIEwXZr0
春香「はいはい、そうですね、アルフォートですよね」

千早「いるわよね、この話題にアルフォートとかトッポ持ち出すひと」

春香「ね、空気よめてないよね」

千早「そんなに自分は人と違うってアピールしたいのかしら」

P「いや、そういうわけじゃ」

千早「はいはい、わかりました、通はアルフォートですよね」

春香「低レベル同士で争ってごめんなさい」

P「え、えー……」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:49:43 ID:3gIEwXZr0
春香「あ、私達はこのままきのたけで浅ましく争ってますから」

千早「プロデューサーを優雅にアルフォート食べていて下さって結構です」

P「え、ちょ、おれそんなに悪いことした?」

春香「してません、してません」

千早「ええ、どうぞお構いなく」

P「……ご、ごめんなさい」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:54:21 ID:3gIEwXZr0
P「……とりあえず、後できのたけ買ってあげるから、落ち着きなさい」

千早「!……いいんですか?」

P「ああ」

春香「……千早ちゃん、ごめんね?」

千早「私の方こそ、ごめんなさい、春香」

P(なんなんだこいつら)

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:55:04 ID:3gIEwXZr0
次の日

千早「春香は全然わかっていないわ」

春香「それは千早ちゃんの方だよ!」

P「え、何?また?またきのたけ?」

千早「プロデューサー……」

春香「今日は別の事なんですよ」

P「で、なんなの?」

春香「プロデューサーさんは、メタビーの方が好きですよね?」

千早「ロクショウですよね」

P(うわ、どうでもいい……)

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:59:36 ID:3gIEwXZr0
P「それって議論しなくちゃならない?」

春香「もちろんですよ!」

千早「メタビーなんて、ミサイルの貫通と一斉射撃しかとりえないじゃない」

春香「でも、こっちは主人公なんだけど?」

春香「それに、格闘なんてターゲットが不確定すぎるし」

P(ほんと不毛だ)

千早「プロデューサーはどっちですか?」

P「いやあ、俺はベルゼルガの方が……」

千早「は?」

春香「は?」

P「え?」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:04:12 ID:3gIEwXZr0
千早「あー、あー……」

春香「ベルゼルガて、ベルゼルガって」

千早「サクリファイスなんて、小学生までよね」

春香「はいはい、そうですね。かっこいいですもんね、ベルゼルガ」

千早「私達は所詮、主人公機で言い争ってるにすぎないんですよね」

春香「ねー、なんか申し訳ないよね」

千早「本当ね……」

P「え、えー……」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:08:03 ID:3gIEwXZr0
春香「あ、私達このまま浅ましくロボトルしてますので」

千早「プロデューサーはどうぞ、ベルゼルガとウォーバニットでもつれてゴッドエンペラーと戦っててください」

春香「は?プロデューサーさんはカブトバージョンだから、スミロドナッドだから」

千早「何をいってるのかしら、クワガタバージョンに決まっているじゃない……」

P「ごめん、……ああいうのは両バージョンかうんだ」

千早「……やれやれね」

春香「ねー」

P「ご、ごめんなさい」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:13:30 ID:3gIEwXZr0
P「つか、お前らは性能で語りすぎだ」

春香「そうですか?」

P「たとえちょっと微妙でもベイアニットとゾーリンは使いたいだろ」

千早「それはまあ、苦労して手にいれたものですし」

P「メタルビートルとヘッドシザースもどっちも見た目は最高じゃないか」

春香「……あー」

千早「いるわよね、ロクショウとメタビーを機体の正式名称でいう人」

春香「ね、メダロット詳しいですよアピールやめてほしいよね」

P「えー……」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:16:33 ID:3gIEwXZr0
P「と、とりあえず!」

P「千早にはトータス、春香にはヘ・ビーのメダルあげるから、いいな?」

春香「……千早ちゃん、ごめんね?」

千早「私の方こそ、ごめんなさい、春香」

P(ホントなんなのコイツら)

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:18:06 ID:3gIEwXZr0
次の日

千早「春香は全然わかっていないわ」

春香「それは千早ちゃんの方だよ!」

P「こんどはなんだよ」

千早「プロデューサー……」

春香「聞いてくれますか?」

P「で、なんなの?」

春香「プロデューサーさんは、コナンの方が好きですよね?」

千早「金田一ですよね」

P(うわ、どうでもいい……)

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:26:39 ID:3gIEwXZr0
P「……やれやれ」

千早「コナンなんて、ありえないじゃない……、身体が小さくなるなんて」

春香「そんなこといったら、金田一耕助は結婚してないよ?」

千早「コナンは動機が軽すぎるのよ、それにコナンだってゲーム感覚で推理してるじゃない」

春香「ネタになってるようなのはアニオリだし、金田一は重くすればいいって思ってるよね、キバヤシは」

春香「それに、地獄の傀儡師って……、滑ってるよ?」

千早「怪盗キッドも大概だと思うけれど?それなら怪盗紳士のほうがまだスタイリッシュだわ」

P(不毛だな……)

千早「プロデューサーはどっちですか?」

P「いやあ、俺はネウロの方が……」

千早「は?」

春香「は?」

P「え?」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:30:08 ID:3gIEwXZr0
千早「ネウロって、作者本人が推理マンガじゃないって言ってるじゃないですか……」

春香「あー、確かに推理してますけどね、一応、それなりに!」

千早「それを包み込むプロデューサーはさすがですよね」

春香「ねー」

千早「定番に固執して、世間様に申し訳ないわね」

春香「本当だよねー」

P「え、えっ……、えぇー、これもだめなの!?」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:34:57 ID:3gIEwXZr0
春香「そうですよね、犯人特定の決め手が見てたからなんて、斬新ですよね」

千早「流石のキバヤシと青山剛昌もその発想はないですよね」

P「あ、いやぁ……その」

春香「どうぞどうぞ、私達はめぐりあう2人の名探偵でもやってますから」

千早「プロデューサーは暗殺教室でも読んでいてください」

P「……ご、ごめんなさい」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:40:21 ID:3gIEwXZr0
P「……じゃあ、ほら。漫画全巻かってやるから」

千早「……小説版は?」

P「小説版も」

春香「特別編は?」

P「……特別編も!」

春香「……千早ちゃん、ごめんね?」

千早「私の方こそ、ごめんなさい、春香」

P(こいつらは……)

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:45:43 ID:3gIEwXZr0
次の日

千早「春香は全然わかっていないわ」

春香「それは千早ちゃんの方だよ!」

P「ちょっといい加減にしろよ」

千早「プロデューサー……」

春香「プロデューサーさん、聞いて下さい!」

春香「プロデューサーさんは、タレの方が好きですよね?」

千早「塩ですよね」

P(うわ、どうでもいい……)

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:51:51 ID:3gIEwXZr0
P「お前らは本当に……」

千早「あんな甘ったるいタレで焼き鳥が食べられるわけないじゃない」

千早「素材の味をいかすのはやっぱり塩なのよ」

春香「素材の味っ!出たー、そんなに素材の味がいいなら生肉食べればいいのに」

千早「それに、タレだと手がベトベトになるじゃない」

春香「串から外せば手は汚れないよ?」

P(不毛だな……)

千早「プロデューサーはどっちですか?」

P「いやあ、俺は七味の方が……」

千早「は?」

春香「は?」

P「え?」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:55:14 ID:3gIEwXZr0
P「いや、七味は美味しいだろ」

春香「はいはい、七味唐辛子ですね」

千早「確かに、タレと一緒でもいいし、塩と一緒でもいい、七味だけでもいい、万能ですね」

春香「安易に塩ダレっていわないあたり、通っぽいよね」

千早「そうね、一味ではなくて七味であるところにも通っぽさを感じるわ」

P「何で俺こんなボロ○ソに言われなくちゃいけないの……」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:00:23 ID:3gIEwXZr0
春香「そもそも、アイドルが焼き鳥なんてちゃんちゃらおかしいですよね」

千早「それなのに、こんな議論をしている私達の張るか上をいくなんて……」

P「あ、あの、さー」

千早「いいんです、私達はコショウで砂肝食べてますから」

P「……おっさんくさいな」

春香「ですから、プロデューサーさんはどうぞ、ぼんじりと軟骨でも」

P「もう……!」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:02:43 ID:3gIEwXZr0
P「……また、焼き鳥おごってやるから」

千早「!」

千早「ほ、本当ですか!?いいんですかっ!?」

P「あー、構わん、かまわん」

千早「春香、私が悪かったわ」

春香「私の方こそ、ごめんね?」

P(……はあ)

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:08:52 ID:3gIEwXZr0
次の日

千早「春香は全然わかっていないわ」

春香「それは千早ちゃんの方だよ!」

P「今日の予定は、っと」

P「で、今日は?」

春香「プロデューサーさんは、00の方が好きですよね?」

千早「Wですよね」

P「は?Gに決まってんだろがメス共」

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:17:43 ID:3gIEwXZr0
春香「たまに即答したと思ったら、Gって」

千早「あんなの、ガンダムじゃないないですよ」

P「は?お前それ禿の前で言えるの?」

P「今川さんが監督になったのは禿の推薦なんだよ」

P「禿がガンダムぶっ壊したがったからなんだよ」

千早「だからといって、ガンダムにああいうノリ持ってこられても」

P「いいんだよ、こちとら関智が叫ぶだけで血が滾るんだよ!」

春香「あー、男の子ってああいうノリすきそうですもんね」

千早「そのクセ、師匠が死んだあとは特典映像とか言うんでしょう?」

春香「ねー、G派はそういうとこあるよね」

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:22:13 ID:3gIEwXZr0
P「おまえキョウジと師匠が死ぬシーンみて同じこといえるの?」

P「人生で一度も石破天驚拳撃とうとしなかったの?」

春香「しませんよ」

千早「するわけないじゃないですか」

春香「ガンダムみたいなアニメにああいう男くさいノリはねー」

千早「ねー」

P「今のお耽美なガンダムしかしらぬヤツらが……!」

春香「そもそも、必殺技名叫ぶとか」

P「は?」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:25:34 ID:3gIEwXZr0
春香「え?」

P「は?」

P「じゃあおまえ、石破天驚拳無言で撃てっていうの?」

P「おまえロックオンの狙い打つぜとかサーシェスのファングはいいのに」

P「石破天驚拳はだめなの?」

春香「技名をそのままいってるわけじゃないですもん!」

千早「ゴッドスラッシュタイフーン……、もっと捻った方が」

P「いいんだよ、名前でだいたい何するかわかるだろ」

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:30:25 ID:3gIEwXZr0
千早「まあ、何にせよツインバスターライフル最強ですよね」

春香「いやいや、ツインバスターライフルはクアンタのだから」

千早「は?」

春香「ウィングとか二挺もたないとだめなの?」

千早「ツインツインバスターライフルはゼロの方なのだけれど?」

P「ははっ、生身のドモンでどっちも倒せるわ」

春香「はいはい、モビルファイターはハンデですね」

P「なにそのいいかた……」

112: ごめ、ミスった 2013/01/16 23:31:38 ID:3gIEwXZr0
千早「まあ、何にせよバスターライフル最強ですよね」

春香「いやいや、バスターライフルはクアンタのだから」

千早「は?」

春香「ウィングとか二挺もたないとだめなの?」

千早「ツインバスターライフルはゼロの方なのだけれど?」

P「ははっ、生身のドモンでどっちも倒せるわ」

春香「はいはい、モビルファイターはハンデですね」

P「なにそのいいかた……」

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:35:40 ID:3gIEwXZr0
P「もういい、もういいよ、お前らとはちょっとだめだ」

春香「……そうみたいですね」

P「……MGでいい?」

春香「……千早ちゃん、ごめんね?」

千早「私の方こそ、ごめんなさい、春香」

P(……懐がやべえ寒くて俺がやべえ……)

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:38:06 ID:3gIEwXZr0
次の日

千早「春香は全然わかっていないわ」

春香「それは千早ちゃんの方だよ!」

P「ほんとお前ら大概にせえよ」

千早「プロデューサー……」

春香「プロデューサーさん、聞いて下さい!」

春香「プロデューサーさんは、千早ちゃんの方が可愛いと思いますよね?」

千早「春香ですよね」

P「一生やってなさい」

おわり

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