【双海真美SS】真「朝起きたら真美が5人になってた…」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 20:45:40.13 ID:posE7OHQ0
真「ふわぁ…」

真美A「あっおはよ、まこちん」

真美B「……」

真美C「おはよ///」

真美D「おっはよ→」

真美E「おはよう、まこちん」

真「…なんだ夢か」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 20:48:12.57 ID:posE7OHQ0
真美A「ちょっとまこちん、もう11時だよ?」

真「これは夢だ…これは夢…」

真美D「まこちーん、夢じゃないよ、現実見ようよ→」

真「いや、えっと…なんで真美が5人いるの?」

真美E「起きたら5人になってたんだよ」

真「そうですか…」

真美B「……」

真「…いやおかしいだろ!なんで5人になるんだよ!」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 20:51:23.81 ID:posE7OHQ0
真美A「真美だってわかんないよ→」

真美D「まこちん何か心あたりない?」

真「いやまったく…」

真美A「そっかー…」

真「…それより1つ聞きたいんだけど」

真美D「何→?」

真「ええと…なんで皆裸なのかな?」

真美E「何言ってんのまこちん…昨日あんなに激しかったのに///」

真「…はい?」

真美E「もー忘れちゃったの?それじゃ今から続きする?」

真「いや…ボクにはそんな記憶一切ないんだけど…」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 20:54:11.83 ID:posE7OHQ0
真美B「…最低」

真「…え?」

真美B「おかしいと思ってたんだ…起きたら裸になってるなんて…そういうことだったんだ」

真「いやいや、ちょっと待って」

真美B「うるさい!この変態!」

真「なっ!?そ、そこまで言うことないだろ!」

真美A「そうだよー、まこちんに謝んなよ」

真美B「じゃあなんで裸になってるのか説明してよ!」

真「だからわからないって言ってるじゃないか!」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 20:57:13.92 ID:posE7OHQ0
真美A「まこちん困ってるじゃん…謝んなよ」

真美B「…ふん」プイッ

真美A「謝れって言ってるの!」ガッ

真美B「何すんの!このっ」

真美C「ちょ、ちょっと…喧嘩はやめようよ」

真(真美同士が喧嘩してる…なんかシュールだなあ…)

真美D「……」パシャッ

真美E「ねえまこちーん、昨日の続きしようよー」

真「いやだからそんな記憶はないって…そこの真美、なんでボクの携帯いじってるの?」

真美D「ん?いやーおもしろそうだから写メ撮って皆に送ってみました」

真「え…冗談…だよね?」

真美D「…てへっ」

真「てへっじゃないよ!どうするんだよ!」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:00:13.79 ID:posE7OHQ0
真美E「ねえまこちーん」

真「ごめんちょっと静かにして…」

真(とりあえず皆への誤解を解くのは後だ…まずはこの場をなんとかしないと)

真「あーとりあえずそこの真美、喧嘩はやめようよ」

真美A「だってこの真美が謝んないんだもん」

真美B「真美は悪くないもん!」

真「えっと…そっちの真美、さっきは怒鳴ってごめん」

真美B「えっ…」

真「混乱してるのはボクだけじゃなくて皆もなんだよね…ごめん」ギュウ

真美B「うう…」

真「だからさ…とりあえず服着ようか?」

真美B「っ~~」パシンッ

真「……」ヒリヒリ

真美D「まこちーん、そこはかっこいいセリフで締めるとこっしょ」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:03:17.74 ID:posE7OHQ0
真「…あはは、とりあえず皆さ、服着てよ」

真美A「はーい…」

真美C「///」

真美B「……」スタスタ

真美D「りょーかい」

真美E「えーやだ」

真「いや、なんで?」

真美E「だってー…まだ昨日の続きしてないもん」

真「いやだからさ…そんなことした記憶は一切ないんだ」

真美E「でもでもー」

真「でもじゃない、我儘言わないで服を着なさい」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:06:28.64 ID:posE7OHQ0
真美E「んーじゃあ…まこちんが着させてよ」

真「えっ…」

真美E「それなら服着てあげてもいーよ?」

真「…はあ、わかったよ」

真美E「やった→そんじゃはい、まずはブラからね」スッ

真「…じゃあ付けるよ」プチッ

真美E「ありがとまこちん!んじゃ次はパンツね」

真「待った!…パンツは勘弁してほしいかな」

真美E「えーじゃあ今日はノーパンでいいや」

真「…あーもうわかったよ!それじゃ貸して」スッ

真美E「あっもう…強引だなあまこちんは///」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:09:23.17 ID:posE7OHQ0
真「ええと…じゃあ片足あげて」

真美E「うん///」

真「よし、それじゃもう片方も」

真美E「わかった…」

真「後は上にあげるだけと…」スッ

真美E「ねえ、まこちん…今真美のアソコ…まこちんから丸見えになっちゃってる?///」

真「ええっ!?いや…見てないから大丈夫だよ」

真美E「そっか…」

真「これでよし…もう後は自分で着てくれると助かるかな…」

真美E「もう…まあ下着付けてくれたから今回はいいよ///」

真「ありがとう…」

真美D「やーいまこちんのエッチ、スケッチ、乾電池ー」

真「っ!?」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:12:34.77 ID:posE7OHQ0
真美A「まこちん…」

真美C「大胆だね///」

真美B「気持ち悪っ」

真「いやこれは…頼まれてやったことで…」

真美E「まこちんがやりたいって言ったんじゃん///」

真「」

真美B「やっぱり…朝裸だったのも…」

真「いや待って!違うから、ほんとに頼まれてやっただけだから!」

真美B「うるさい!この痴漢!ロリコン!」

真美A「そこまで言うのはどうかと思うけど…」

真「はあ…もういいよ、とりあえずそこの真美はボクのことが嫌いだってことはわかった」

真美B「えっ!?別にそんなこと…」

真「でも実際すごく不愉快だよ…まあ別にいいけどさ」

真美B「うう…」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:15:41.03 ID:posE7OHQ0
真美E「まこちーん、そっちの真美なんかほっといて真美と遊ぼうよ→」

真「はあ…どうすればいいんだよこの状況」

プルルルルル

真「ん、携帯鳴って…!?」(まずい…さっき真美がボクの携帯で写メ撮って皆に送ったってことは…)

真美A「まこちん携帯鳴ってるけどでないの?」

真「え、いや…出るよ」(はあ…ちゃんと話せばわかってくれるよね…)

ピッ

真『もしもし』

律子『もしもし真?さっきのはどういうことかしら?』

真『ええと…成り行きでなってたっていうか…その…』

律子『はあ?それになんで真美が4人もいるのよ?』

真『いや…正確には5人で…』

律子『…とりあえず事務所にきなさい、今日はオフだったとしてもこれは見過ごせないわ』

真『わかったよ…』

ピッ

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:18:26.58 ID:posE7OHQ0
真「ええと…とりあえずボクは事務所に行くから皆はここでおとなしくしててね」

真美A「えー真美も行くー」

真美D「真美も真美も→」

真美E「真美ももちろん着いてくよ」

真美C「ま、真美も…」

真美B「……」

真「はあ…わかった、それじゃそこの真美以外全員行くってことでいいかな?」

真美A「うん!」

真美B「あっあの…」

真「何?」

真美B「その…真美も行く」

真「…わかった、それじゃ皆準備できたら行こうか」

真美A「はーい」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:21:27.23 ID:posE7OHQ0
事務所

真「おはようございます…」

真美ABCDE「「おっはよ→」」

春香「!?」

千早「な、何…何が起こってるの!?」

律子「真…どういうことか説明してちょうだい」

真「えーと…朝起きたらこうなってました」

真美D「ねえはるるーん」

春香「えっ!?な、何?」

真美D「はるるんって普通だよね→」

千早「ブフッ…」

春香「…千早ちゃん?」プルプル

千早「あっごめんなさい春香…普通って…」ケラケラ

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:24:16.78 ID:posE7OHQ0
真美D「千早お姉ちゃんはツルペタだよね→」

千早「…ん、今なんて?」

真美D「ツルペタって言ったんだよ→やーいツルペター」

千早「……」ワナワナ

春香「つ、ツルペタって…」ゲラゲラ

千早「…真美、覚悟はできてるのね?」

真美D「ん、何のこと?」

千早「こっちきなさい」ニコニコ

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:27:42.48 ID:posE7OHQ0
真美D「やだよ→それに真美と千早お姉ちゃんって歳3つ離れてるのに胸は6センチも違うよね→」

春香「ま、真美…そろそろやめといた方が…」

真美D「ねー年下とバスト6センチも違ってどんな気持ち?ねえねえどんな気持ち?」

千早「……」ガシッ

真美D「あっやばっ…」

千早「……」ズルズル

真美D「わーちょっと待って千早お姉ちゃん、引きずらないでよ→」

ガチャッバタンッ

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:30:20.85 ID:posE7OHQ0
律子「…それで真、話してもらっていいかしら?」

真「いやさっきも言った通り…起きたらこうなってたんだよ」

律子「はあ…とりあえず整理しましょう…まずなんで真は真美の家にいたの?」

真「竜宮小町が遠征って聞いて真美が1人じゃ寂しいっていうから泊まったんだ」

律子「たしかに私達が帰ってきたのはついさっきね、伊織達は1度家に帰ったけど」

真「亜美とは入れ違いになったのかなあ…」

律子「そうみたいね…それで1番の問題はあの写真よ…」

真「あれは…真美の悪戯で」

律子「たとえ悪戯だったとしても真美ハーレムを作った事実は消えないわよ?」

真「真美ハーレムって…あっそうだ!」

律子「今度は何?」

真「なぜかわかんないけど皆ボクのことをその…好き?みたいな感じなんだ」

律子「なるほど…ますますわからないわね」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:33:23.01 ID:posE7OHQ0
真「…1名を除いて」

真美B「……」

律子「あの青いリボンの髪留めつけてる真美かしら?」

真「そうそう…なぜか嫌われてるんだよね」

律子「それで他の真美は…」

真美E「ねえまこちん、まだ話終わんないの?」

真「ああ、もうちょっと待っててね」

律子「…この黒いリボンの髪留めつけてる真美は真にべったりなのね」

真「あはは…」

真美C「……」チラッ

真「ん、どうしたの?」

真美C「な、なんでもない…」

律子「白いリボンの髪留めを付けた真美はおとなしめ…」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:36:17.72 ID:posE7OHQ0
真美A「ゆきぴょんお茶ありがとね」

雪歩「ふふっ気にしなくていいよ」

律子「黄色いリボンの髪留めをつけた真美はいつもと変わらない感じ…」

真「あれ、そういえばもう1人はどこに…」

春香「あっそれなら千早ちゃんにどっか連れてかれたよ」

律子「はあ…一段と騒がしかった真美だったわよね?」

真「うん、写真撮ったのもあの真美だったよ…」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:39:16.79 ID:posE7OHQ0
ガチャッ

真美D「……」ビクビク

千早「真美、次言ったら…ね?」

真美D「も、もう絶対言いません…」ビクビク

千早「わかってくれればいいのよ、ふふっ」

春香「うわぁ…」

律子「すごい怯えようね…」

真「まあ自業自得じゃないかな」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:42:17.37 ID:posE7OHQ0
雪歩「あの、真ちゃん…」

真「何?雪歩」

雪歩「その…真ちゃんは真美ちゃんと…そういうことしたの?」

真「ええっ!?ななななな何言ってるんだよ、するわけないだろ」

真美E「えっ…昨日はあんなに激しく真美の体求めてきた癖に///」

律子「…真?」

真「無実だ!ボクは無実だよ!」

春香「わ、わかってるから平気だよ真…」

真美A「でもさーさっきそこの真美にブラ付けてパンツ穿かせてたよねー」

千早「真…あなた…」

真「それも頼まれたからだよ…」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:45:20.80 ID:posE7OHQ0
律子「まあ今回は多目に見ましょうか…それでなんでこうなったかなのよね…」

真「ボクにもさっぱりわからないんだ…」

春香「ええと…真は真美の家に行ってから何してた?」

真「何って…一緒にご飯食べたりお風呂に入ったりゲームしたり…かな」

千早「至って普通のお泊まり会って感じね」

律子「そうね…それじゃあ他に原因があるのかしら」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:48:23.45 ID:posE7OHQ0
ガチャッ

亜美「真美ー」

真美A「あっ亜美ー」

真美D「亜美だー」

真美E「亜美ー」

真美B「……」

真美C「亜美、お仕事お疲れ様」

亜美「おおう!?真美が大繁殖してる…だと?」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:51:28.02 ID:posE7OHQ0
律子「ねえ亜美、真美がこうなった理由何か知らない?」

亜美「んー…あっそいえば!」

真「何か心あたりがあるの?」

亜美「うん!たしか1週間くらい前に竜宮小町のライブの帰りにファンのおばあちゃんから飴貰ったんだよ→」

春香「飴?それが何か関係あるの?」

亜美「なんかそのおばあちゃんがこの飴を舐めると面白いことが起こるって言ってたんだ→」

千早「それじゃあ…亜美がその飴を真美にあげたと?」

亜美「うん!真美にはいつも感謝してるからそのお礼でね」

真美A「嬉しいこと言ってくれるじゃんか亜美→」

亜美「んっふっふー、いいってことよ」

春香「それで…本音は?」

亜美「いやー亜美が舐めてもよかったけど実験台として真美に舐めてもらうことにしたんだ→」

律子「そんなことだろうと思ったわ…」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:54:15.51 ID:posE7OHQ0
千早「それで亜美…そのおばあさんは他に何か言ってなかった?」

亜美「んー…あったしか飴を舐めた後に寝て起きたら1番最初に見た人のことが好きになるって言ってた気がする…」

真「なるほど…それなら納得いくね」

律子「でもなぜ5人になったのかしら…」

亜美「それはわかんないなー…おばあちゃんが言ってたのはそんだけだったし」

春香「じゃあ真美は昨日飴を舐めたのかな?」

真美A「あっ!レッスンの後に舐めたよ」

千早「それじゃあそれが原因ってことでほぼ確定ね」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 21:57:23.61 ID:posE7OHQ0
真美B「……」

雪歩「真美ちゃん、さっきから静かだけどどうしたの?」

真美B「…なんでもない」

雪歩「そ、そっか…」

亜美「あれ、どったの真美?なんか暗いよ?」

真美B「…別に」

亜美「反応薄!?ほらもっと明るく行こーよ」

真美B「…うるさいなあ」

亜美「えっ…真美?」

真美B「ほっといてよ…」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:00:19.60 ID:posE7OHQ0
真美A「ちょっといい加減にしなよ!さっきもまこちんにひどいこと言ってたしさ…亜美にまで言うつもり?」

真美B「何?真美の勝手じゃん」

真美A「このっ」

真「真美、いいから」

真美A「でも…」

真「ねえ、そっちの真美…亜美に謝るんだ」

真美B「……」

真「別にボクのことが嫌いなのは構わない…でも他の人にそういうことは言っちゃだめだ」

真美B「…なにかっこつけてんの」

真「別にかっこつけてるわけじゃない…悪いことをしたら謝るのは当然でしょ?」

真美B「……」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:03:17.28 ID:posE7OHQ0
真美E「ねえまこちん、そっちの真美なんかほっといて真美に構ってよ→」

真「ごめん、後にして…」

真美C「あ、あの…喧嘩はよくないよ…」

律子「真美のいうとおりよ…でもそっちの真美、ちゃんと亜美に謝りなさい」

真美B「…なんだよ、結局真美だけ悪者?もういいよ」ダッ

真「あっちょっと真美!」

真美D「ねえ亜美ーゲームしよ?」

亜美「えっ…あ、うん」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:06:18.29 ID:posE7OHQ0
千早「…どうするの?」

春香「ねえ…さっきの亜美の話だと真美は真のことが好きになってるんだよね?」

真美E「うん、真美はまこちんの恋人だかんねー」

真美D「真美が恋人っしょ→」

真美A「真美もまこちんのこと好きだよ」

真美C「ま…真美も///」

亜美「まこちんも罪なおと…女ですなあ」

真「今男って言おうとしたよね?」

亜美「すいやせん…」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:09:25.25 ID:posE7OHQ0
律子「それで春香…つまり何が言いたいの?」

春香「さっき出てった真美もさ…真のことが好きなんじゃないかな?」

真「いやそれはないと思うけど…」

春香「たぶんだけどさ…あの真美って伊織と同じで素直になれないんだよ…それできつく当たっちゃうんじゃないかな?」

亜美「あーたしかにちょっといおりんっぽい雰囲気はしたね」

千早「でも水瀬さんでもあそこまでは言わないわよね…」

律子「…反抗期じゃないかしら」

真美A「反抗期?」

律子「ええ、私もそんな時期があったから…」

千早「私もわかるわ…」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:12:27.51 ID:posE7OHQ0
真「…ちょっと真美を探してくる」

真美E「えっ真美ならここにいるじゃん」

真「真美、今はふざけてる場合じゃないんだ」

真美E「で、でも…あんな真美より真美の方がまこちんのこと好きだもん!」

真「…ごめん」ダッ

真美E「ま、待って!」

亜美「真美、だめだよ…迷惑かけちゃうよ?」

真美E「うう…なんで、真美だけを見てほしいのに…」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:15:20.64 ID:posE7OHQ0
真美D「りっちゃーん」

律子「何かしら?」

真美D「メガネ!」

律子「……」イラッ

千早「ブフッ…」

春香「真美、クッキーあげるから静かにしてて」

真美D「えっクッキー!?やったーありがとはるるん!」

春香「どういたしまして…」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:18:24.88 ID:posE7OHQ0
公園

真美B(…ほんとはあんなこと言いたくないのに…なんで強がっちゃったんだろ)

真「あっいたいた、真美ー」タッタッタ

真美B(あっまこちん…きてくれたんだ…真美のために…)

真「真美、さっきはごめん」

真美B「…悪いのは真美だよ」

真「えっ…」(あれ、急に素直になった…?)

真美B「まこちん…ごめんなさい…真美、ほんとはあんなこと…」ポロポロ

真「いいよ、気にしてないから」

真美B「…ほんとに?真美のこと…嫌いじゃない?」グスッ

真「ボクが真美のことを嫌いになるわけないだろ」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:21:20.99 ID:posE7OHQ0
真美B「…じゃあ、ちょっとしゃがんで」

真「えっ…うん、わかった」スッ

真美B「……」チュッ

真「!?」

真美B「えへへ、先事務所戻ってるね///」タッタッタ

真「……」ドキドキ

真「…あれ、今の…ファーストキス…だよね」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:24:12.92 ID:posE7OHQ0
事務所

律子「はあ…大丈夫かしら」グリグリ

真美D「痛い痛いっりっちゃんもう許してよ→」

律子「だめよ、また同じこと繰り返すかもしれないでしょ?」

真美D「うあうあーごめんなさいー」

雪歩「真美ちゃん、お茶どうぞ」

真美C「あ、ありがと…ゆきぴょん」

雪歩「ふふっこの真美ちゃんはおとなしいんだね」

真美C「え、えっと…そうかな…」

雪歩「うん、それにさっき喧嘩止めようとして偉かったよ」ナデナデ

真美C「ありがと///」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:27:18.07 ID:posE7OHQ0
真美E「うう…まこちん…早く戻ってきてよぉ…」グスッ

春香「ほら真美、すぐ戻ってくるから泣かないの」ナデナデ

真美E「はるるん…」

春香「私は真じゃないけど真美の力になってあげたいんだよ」

真美E「…ありがと」

真美A「千早お姉ちゃん、暇だから遊ぼうよ→」

千早「ええ、いいわよ」

真美A「んじゃ何する?」

千早「真美がしたいことならなんでも」

真美A「わーいありがと千早お姉ちゃん!」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:30:14.54 ID:posE7OHQ0
ガチャッ

真美B「……」

春香「あっおかえり…真美」

真美B「……」スタスタ

亜美「ん、どうかしたの?真美」

真美B「…えっと…その…さっきはごめん」

亜美「なんだそんなこと?ぜんぜん気にしてないよん」

真美B「でも…真美、亜美にひどいこと言っちゃって…」

亜美「真美…もういいって言ってるじゃん」ギュッ

真美B「亜美…」

亜美「でももうああいうことは言わないで欲しいかな…やっぱちょっと傷ついたし」

真美B「うん…」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:33:15.66 ID:posE7OHQ0
律子「一件落着ね…」

千早「まだ真美が元に戻ってないわよ…」

律子「あっそうだったわね…どうすればいいのかしら」

春香「あれ、そういえば真は?」

真美B「あっまこちんは…その…真美が先戻っちゃっただけだからすぐ来ると思う」

春香「そっか」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:36:18.07 ID:posE7OHQ0
ガチャッ

美希「ただいまなのー」

真美A「あっおかえりミキミキー」

真美E「ミキミキだー」

真美C「お疲れ様、ミキミキ…」

真美B「おかえり…ミキミキ」

真美D「おにぎりー」

美希「な、なんなのこれ?」

律子「まあ驚くのも無理はないわね…美希、真からのメール見てないの?」

美希「あー!そうだったの、真クンどういうことなの!」

春香(…普通に流してるけど1人おにぎりって言ったよね)

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:39:15.95 ID:posE7OHQ0
千早「真は今外に出てていないわよ」

美希「真クンったらミキというものがありながら浮気なんてひどいの」

雪歩「ま、真ちゃんは美希ちゃんとそういう関係じゃないよね?」

美希「むうー…そうだけど納得いかないの」

真美E「いくらミキミキでもまこちんは渡さないよ!」

美希「いい度胸なの真美、でもミキの方が胸おっきいよ?」

真美E「ま、まこちんは真美くらいがちょうどいいって言ってくれたもん!」

美希「そ、そんな…真クンやっぱりロリコンさんだったんだ…」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:42:13.90 ID:posE7OHQ0
春香「えーと…真の名誉を守るために言うけどそんなこと言ってないからね?」

真美E「は、はるるん…さっき力になってくれるって言ったのに…」

春香「でも嘘はだめだよ真美…」

美希「そうだよね、真クンがそんなこと言うわけないよね…」

律子「はあ…そういえば美希、プロデューサーはどうしたの?」

美希「えっプロデューサーならやよいの現場に行ったよ?」

律子「そう、ありがとう」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:45:25.01 ID:posE7OHQ0
ガチャッ

響「ただいまだぞー」

貴音「ただいま戻りました」

真美A「あっお姫ちんお帰り→」ダキッ

真美D「お姫ちんだお姫ちんだ→」ギュウ

真美C「お帰りお姫ちん…」ギュッ

真美B「お姫ちん…お帰り」

真美E「お姫ちーん」

貴音「こ、これは…なんと面妖な…いえ…しかしこれはこれで…」

響「……」

春香(ドンマイ響ちゃん…)

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:48:20.45 ID:posE7OHQ0
亜美「あー真美だけずるいー亜美も抱きつくー」ダキッ

貴音「ああ…私、人生に一片の悔いもありません…」

雪歩「も、戻ってきてください四条さんー」

響「な、なんで真美が5人もいるんだ?」

律子「あーそれは…まあ増えちゃったみたいね」

響「そうか…」

千早「四条さん…とても幸せそうな顔をしているわね」

春香「あはは、そうだね…」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:51:30.50 ID:posE7OHQ0
貴音「真美、なぜ貴女達は5人に増えてしまったのですか?」

真美A「んーなんか知らないけど朝起きたら増えてた」

貴音「そうですか…あの1つお願いが…」

真美A「何ー?」

貴音「1人だけでいいので私とともに…」

亜美「それはだめだよお姫ちん」

貴音「な、なぜですか亜美!?」

亜美「だって真美はまこちんのことが大好きだもんねー?」

真美A「うう…そうだけど…」

真美B「…好きだよ」

真美C「ま、真美も…」

真美D「うんうん!」

真美E「まこちんは真美のお嫁さんになるんだって言ってたもんね→」

貴音「なるほど…」

響「真はモテモテだな!」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:54:22.51 ID:posE7OHQ0
真美D「ねえひびきん」

響「ん、なんだ真美?」

真美D「はいさい!」

響「どうしたんだ急に?」

真美D「はいさい!」

響「はいさーい!」

真美D「はいさーい!」

春香「…律子さん、止めなくていいんですか?」

律子「2人とも楽しそうだしいいんじゃない?」

春香「そうですか…」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 22:57:23.44 ID:posE7OHQ0
ガチャッ

真「……」

真美E「あっおかえりまこちーん」ダキッ

真美D「あっ真美も抱きつくー」ダキッ

真美A「あー乗り遅れた!真美も真美もー」ダキッ

真美C「ま、真美も…」ギュッ

真美B「……」ギュッ

真「あはは、ただいま…」

律子「見事な真美ハーレムね…」

春香「これは…」

美希「むうー…」

響「ほ、ほんとに真はモテモテだな…」

貴音「ふふっ私では真には勝てないようです」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:00:23.99 ID:posE7OHQ0
真「あーえっと…ちょっと暑苦しいから離れてもらえると…」

真美E「えーやだやだー真美はまこちんとずっと一緒にいるのー」

真美D「真美も真美もー」

真美C「ご、ごめんねまこちん…」スッ

真美A「まこちんが困ってるから皆離れようよ…」スッ

真美B「……」ギュウ

真「うわあっ!?ちょっと…」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:03:23.81 ID:posE7OHQ0
真美E「ちょっとそこの真美、さっきまであんなにまこちんのこと嫌ってたのにどういうつもり?」

真美B「…真美はまこちんとキスしたもん」

真美D「な、何だとー!?それじゃ真美もするー」ブチュー

真「っ!?」

美希「ちょ、ちょっとやめるの!」

真美D「ぷはっ…おいしかったよまこちん」

真美E「あーずるいー真美もするー」チュウ

真「……」

雪歩「……」ポカーン

春香「ちょちょちょっとここは事務所なんだから自重して!」

真美E「えへへ…今は事務所だから続きは夜ね?」

真「は…ははは…」

千早「真…」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:06:17.13 ID:posE7OHQ0
律子「とりあえず今キスした2人!こっちきなさい!」

真美D「うあうあーりっちゃんが怒った→」

真美E「うう…まこちん怖いよぉ」ギュッ

真「り、律子…ボクは大丈夫だから…」

真美A「まこちん…」

亜美「すげー…」

響「ま、真…自分まだまだ子供だってことを今知ったぞ!」

貴音「め…面妖な…」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:09:22.48 ID:posE7OHQ0
ガチャッ

伊織「……」ズルズル

律子「あら伊織…それどうしたの?」

伊織「事務所の前で鼻血出して倒れてたのよ」

小鳥「ピヨ…ピヨ…」ダラダラ

律子「はあ…小鳥さん、しっかりしてください」トントン

小鳥「ピ、ピヨッ!?」

律子「小鳥さん、仕事中は自重してくださいっていつも言ってますよね?」

小鳥「ま、まみまこ!いや…真ちゃんによる真美ハーレム…いいわあ」ダラダラ

律子「ああもう鼻血出てますよ…」フキフキ

小鳥「ありがとうございましゅ律子さん」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:12:25.08 ID:posE7OHQ0
伊織「…で、この惨状は何?」

真美A「あっいおりんじゃん」

真美E「いおりーん」

真美D「デコちゃーん」

伊織「最後に言ったやつ前に出なさい」

春香「あの赤いリボンの髪留め付けてる真美だよ」ボソッ

伊織「そう…こいつね」ガシッ

真美D「なっ裏切ったなリボン!」

春香「お返しだよー」

伊織「それじゃちょっとこれ借りるわね」

真美D「ちょっいおりんミキミキだって言ってるんだしいいじゃん」

伊織「あんたの言い方にむかついたのよ」ズルズル

真美D「亜美ー助けてー」

亜美「すまない、今の亜美では真美を助けるほどの力は…」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:15:34.60 ID:posE7OHQ0
千早「…萩原さん、大丈夫?」

雪歩「…はっ!?な、なななな何してるの真美ちゃん!」

響「遅すぎだぞ雪歩…」

美希「真美…すごいの…」

春香「美希が感心してる…」

貴音「私…恥ずかしながら接吻するところをこんなにも近くで見たのは初めてです…」

千早「誰だってそうじゃないかしら…」

律子「とりあえず小鳥さんは仕事に戻ってくださいね」

小鳥「はい…」

律子「それでどうするのよ…とりあえず真と離すと面倒だから真は真美と一緒にいなさいね」

真「はい…」

春香(真…もう諦めたんだね)

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:18:30.57 ID:posE7OHQ0
律子「ええと…でもどうしましょうか、同じ人間が5人ってのも不自然だし…」

伊織「それなら家のホテル貸してあげるわよ」

真美D「うーごめんなさいいおりん…」

律子「そう、それじゃとりあえず戻るまでそこに泊まってもらうって方向で」

真「はい…」

真美E「それじゃずっとまこちんと一緒にいれるの!?やったー」

真美C「ず、ずっと一緒だねまこちん///」

真美B「し、仕方ないからまこちんと一緒にいてあげる…」

真美A「まこち○これからよろしくね!」

真「よろしくー…」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:21:17.37 ID:posE7OHQ0
ガチャッ

P「ただいま戻りました」

やよい「ただいまでーす」

あずさ「ただいま戻りました~」

律子「あっプロデューサー、やよいとあずささんもお疲れ様」

あずさ「いえ私はちょうどそこで会っただけですよ~」

伊織「まあ私達は遠征から帰ってきたばかりだしね」

P「それより…聞いたとおり真美が5人になってるな」

真美A「あっ兄ちゃんじゃん」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:24:20.14 ID:posE7OHQ0
亜美「あっそうだ真美ー」

真美A「何?」

亜美「これ、お土産…渡すの忘れててさ」

真美A「おーサンキュー亜美!」

真美D「亜美ー真美にもお土産ー」

亜美「えっ…」

真美E「あー真美にも真美にもー」

亜美「ちょ…」

真美C「ちょっと…亜美が困ってるからそういうのやめようよ」

亜美「ありがとよ真美ー」ダキッ

真美C「えへへ///」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:27:19.90 ID:posE7OHQ0
やよい「あっそうだ真美」

真美B「…何?」

やよい「いつものあれやろーよ」

真美B「…うん」

やよい「それじゃはいたーっち」パチン

真美B「…はいたーっち」パチン

やよい「いえい♪」

真美B「…いえい」

やよい「なんかいつもの真美とちょっと違うね…」

真美B「ごめん…」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:30:15.59 ID:posE7OHQ0
伊織「ちょっと、折角やよいがしてくれたのに何よその態度は」

真美B「別にいおりんには関係ないじゃん…」

伊織「はあ!?なんなのよあんた!」

春香「伊織落ち着いて…この真美はちょっと照れ屋さんなんだよ」

真美B「……」

伊織「はあ…まあいいわ」

真美B「…ごめんね」

伊織「別にいいわよ…」(なんかやりずらいわね…)

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:33:28.06 ID:posE7OHQ0
P「それで真…あの写真の件は…」

真「ああ…それは成り行きで…ははは…」

律子「プロデューサー、真も真で疲れてるみたいだしそっとしておいてあげましょう」

P「そうか、悪かったな真」

真「いえ、構いませんよ」

真美D「あずさお姉ちゃーん」ダキッ

あずさ「あらどうしたの真美ちゃん」

真美D「やっぱあずさお姉ちゃんのムネムネはふかふかですなあ」

あずさ「あらあら~真美ちゃんったら」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:36:27.45 ID:posE7OHQ0
律子「伊織、ホテルの件だけどいつ頃にチェックインできそう?」

伊織「ああ、貸切にしておいたからいつでもいいわよ」

律子「そう、それじゃ費用は元凶の亜美に払ってもらうってことで」

亜美「うえ!?ちょちょちょちょっと冗談っしょ?」

伊織「いいわよ別に、このくらいタダで」

亜美「ありがとよいおりーん」

律子「悪いわね伊織、それじゃあ真と真美…達は少ししたら向かってちょうだい」

真「了解…」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:39:25.74 ID:posE7OHQ0
真美C「あ、あの…まこちん…さっきはごめんね」

真「えっああ…いいんだよ」

真美C「でも…」

真「ほら、そんな顔しないで…真美は笑ってる方が可愛いんだからさ」ナデナデ

真美C「ありがと…」ドキドキ

真美E「あー真美もナデナデしてよまこちーん」

真「はいはい…」ナデナデ

真美E「えへへー」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:42:16.84 ID:posE7OHQ0
真「…それじゃあ真美、そろそろボク達は行こうか」

真美A「ラジャー」

P「ああ、真と真美は明日はレッスンだからな…ええと、真美は全員で来るのか?」

真美A「んー…後で誰か1人決めとくよ→」

P「わかった、明日の午後1時だから遅れずにくるんだぞ」

真「わかりました、それじゃお疲れ様でした」

真美A「おつかれちゃーん」

真美B「…お疲れ様」

真美C「お、お疲れ様でした」

真美D「おつかれーしょん」

真美E「おつかれー」

ガチャッバタンッ

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:45:21.94 ID:posE7OHQ0
律子「はあ…なんかすごく疲れたわ」

春香「そうですね…」

亜美「まさか真美があんな大胆な行動に出るなんてねー…」

千早「でも1人1人性格が違ったんだし…」

雪歩「そうだよね…」

美希「むうー…あの黒いリボン付けてた真美はなんか気に入らないの」

響「あの真美はかなり積極的だったな…」

伊織「なによ、そんな楽しそうなことになってたの?」

春香「楽しそうな事って…」

貴音「しかし皆とても可愛らしかったですね」

あずさ「そうね、とてもいいものが見れた気がするわ~」

やよい「どの真美もとーっても可愛かったなーって」

P「あはは、そうだな…それじゃ明日も皆頑張って行こうな」

アイドル達「はい!」

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:48:29.02 ID:posE7OHQ0
ホテル

真「はあ…今日は色々あったね…」

真美A「うん…まこちん…ちょっと聞いてほしいことがあるんだけど…」

真「…わかった」

真美A「これから言うこと…信じてくれる?」

真「…うん」

真美A「あのね…真美達…今日で消えちゃうんだ」

真「…そっか」

真美A「また明日からはいつもの真美…1人の真美に戻るの」

真「……」

真美A「なんとなくだけどね…皆そんな気がするって…他の真美達も言ってる…」

真「うん…」

真美A「だから…今日はいっぱい迷惑掛けちゃってごめんね…」

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:51:18.04 ID:posE7OHQ0
真「…なんとなく、ボクもわかってた」

真美A「…え?」

真「ボクが1回外に出てまた事務所に戻ってきた時…皆抱きついてきたでしょ?」

真美A「うん…」

真「その時…真美…震えてたよね…それで何かおかしいと思ったんだ」

真美A「……」

真「まだ確証は持てなかったけど…そういうことだったんだね」

真美A「うん…」

真「…他の真美達もいるんでしょ?」

真美E「まこちん…」

真美B「……」

真美D「もっちろんいるよーん」

真美C「……」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:54:27.30 ID:posE7OHQ0
真「皆…怖かったんだよね…消えるってわかって…それなのにボクは…気付けなくてごめん」

真美A「あ、謝らないでまこちん…まこちんは悪くないよ」

真「真美…それじゃせめて、ボクに何かできることがあったら言って欲しいな」

真美A「まこちん…さっきの話信じてくれるの?」

真「当たり前じゃないか…さあ、何でもいいよ…ボクにできる範囲なら」

真美A「そ、それじゃ1人づついいかな?」

真「うん…」

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/15(水) 23:57:20.34 ID:posE7OHQ0
真美E「じゃ、じゃあ…真美から…」

真「わかった…」

真美E「あのね…やっぱ真美…まこちんのことが大好き」

真「……」

真美E「だから…エッチなことじゃなくていい…ただ…抱きしめて、キスしてほしいんだ…」

真「……」ギュウ

真美E「あ……」

真「……」チュッ

真美E「……嬉しい」

真「真美…」

真美E「ごめんね…真美…嬉しくて…」ポロポロ

真「……」ギュッ

真美E「…まこちん?」

真「落ち着くまで…ずっとこのままでいるから…今のボクにはこのくらいしかできないんだ…ごめん」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:00:32.07 ID:7lg1jEkS0
真美E「ううん…まこちん、今日はいっぱい迷惑掛けてごめんなさい」

真「あはは…いいよ、それにボクも…真美に好かれるのは嬉しかったよ」

真美E「えっ…」

真「まあ恋愛感情かといわれると違う気もするけど…率直な感想を言うと嬉しかった」

真美E「よかった…真美、迷惑じゃなかったんだ…」

真「当たり前だろ…こんな可愛い少女に好かれたら同性でも嬉しくなるよ」

真美E「まこちん…ありがとう…」スッ

真「あ……」

真美E「これ以上甘えちゃうと…真美、だめになっちゃうから…」

真「…わかった」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:03:25.42 ID:7lg1jEkS0
真美D「じゃ、じゃあ次は真美だね→」

真「うん…」

真美D「んーと…まこちん、今日はなんかごめんね、いつも以上にはしゃいじゃってさ」

真「たしかにちょっとやり過ぎなところはあったね…」

真美D「うん…だからさ…真美は…」

真「……」

真美D「…やだよ…消えたくないよ…まこちん」

真「……」

真美D「なんで…こんな楽しくて…事務所の皆も優しかったのに…なんで消えなくちゃいけないのかな…」ポロポロ

真「真美…」

真美D「それに…真美、こんなに人を好きになったの…初めてなのに」

真「……」

真美D「まこちん…助けて…」

真「っ…」(くそっ…ボクには…どうすることもできない…)

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:06:18.90 ID:7lg1jEkS0
真美D「…あはは、何言ってんだろ真美…ごめんね」

真「…ごめん」ギュウ

真美D「…ありがと」

真「……」

真美D「なんかさ、まこちんに抱きしめてもらったら不安なんて吹き飛んじゃったよ」

真「…そっか」

真美D「まこちん…今日はありがとね」

真「どういたしまして…」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:09:18.72 ID:7lg1jEkS0
真美C「そ、それじゃ次は真美…でいいのかな」

真「うん、いいんだよ」

真美C「えっと…真美は…その…」

真「いいよ、ゆっくりで」

真美C「ありがと…それじゃあ…真美もキスしてほしいな///」

真「……」チュッ

真美C「!?」

真「……」スッ

真美C「…ファーストキス…まこちんでよかった」

真「そっか…ボクもだよ…真美」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:12:17.78 ID:7lg1jEkS0
真美C「まこちんはさ、さっき恋愛感情じゃないみたいなこと言ってたけど…キスするの嫌じゃないの?」

真「正直最初は抵抗あったけど…今はそうでもないかな…」

真美C「そっか…」

真「……」

真美C「ありがと…真美はもう満足だよ…」

真「…うん」

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:15:22.48 ID:7lg1jEkS0
真美B「…あ、あの…まこちん」

真「ん、何?」

真美B「今日は…色々ひどいこと言っちゃってごめん」

真「あはは、それ公園でも聞いたよ…別に気にしてないからさ」

真美B「…なんでさ、まこちんってそんな優しいの?」

真「…そんなことないよ…優しくなんかない」

真美B「優しいよ…普通あんなこと言ったら嫌われるに決まってるもん」

真「…たしかに不愉快になったこともあったよ…でもさ、真美はちゃんと謝ったじゃないか」

真美B「そだけど…」

真「謝らなかったらボクも真美のことを嫌いになってたかもしれない…でも真美はちゃんと謝ったんだよ」

真美B「うん…」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:18:23.88 ID:7lg1jEkS0
真「それに…ボクのことが好きであんな態度を取ったんだって知ってさ…ちょっと可愛いなって思った」

真美B「か、可愛いって…ほんとに?」

真「うん、真美は普段から可愛いと思うけどさ…その時はなんというか…すごく可愛かった」

真美B「うう///」

真「あはは、話が逸れたね…ごめん」

真美B「ううん…それじゃ真美は…その、まこちんの気持ちが知りたいな」

真「ボクの気持ち?」

真美B「うん…真美のことどう思ってるのか…聞かせて」

真「わかった…ボクは真美のこと…好きだけど…やっぱりまだ友達としてなんだ」

真美B「……」

真「でも…真美から公園でキスされた時はさ…嫌じゃなかった…むしろちょっと嬉しかったんだ」

真美B「うん…」

真「だから…曖昧な答えで悪いけど…まだわからない」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:21:21.68 ID:7lg1jEkS0
真美B「そっか…ありがと…正直に話してくれて」

真「いいよ…このくらいで気が済むなら…」

真美B「…真美のこと…消えても忘れないでね」

真「…もちろん」

真美B「えへへ、約束だよ…」

真「うん…」

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:24:30.41 ID:7lg1jEkS0
真美A「まこちん…」

真「この真美で最後だったね…」

真美A「真美はね…最後にお願いを聞いてほしいの」

真「お願い?」

真美A「うん…真美達のこと…忘れないで…」

真「うん…」

真美A「真美達は消えちゃうかもしれないけど…まこちんの中で生き続けたいって思うんだ…我儘かな?」

真「…そんなことないよ、約束する」

真美A「ありがと…」

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:27:28.42 ID:7lg1jEkS0
真「……」

真美A「…やだな」

真「…真美?」

真美A「元に戻るのは嬉しいよ…でもさ…まこちんのことを好きだっていうこの気持ちは…消えちゃうんだよね…」

真「……」

真美A「やだ…真美…こんなにまこちんのこと好きなのに…やだよ…」ポロポロ

真「……」

真美A「まこちん…大好きだよ」

真「っ!?」(ああ…まずい…泣いちゃう…絶対に泣かないって決めたのに…)

真美A「えへへ…ずっと一緒に…いたかったな」

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:30:24.32 ID:7lg1jEkS0
真「…真美」ポロポロ

真美A「もう…何泣いてんのまこちん…真美は消えるけど…元の真美は戻ってくるんだよ?」ポロポロ

真「でも…ボクはここにいる真美を…失いたくない…なんでなんだよ…なんで消えちゃうんだよ…真美」ポロポロ

真美A「まこちん…嬉しい…その気持ちだけで真美は十分だよ…ありがとう」

真「真美…嫌だ…消えないでくれ…」

真美A「だめだよまこちん…真美達はほんとはここにいちゃいけないんだよ…元の真美のこと…よろしくね」

真「真美…わかった」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:33:32.78 ID:7lg1jEkS0
真美A「じゃあ最後に真美達全員からお願い…」

真「うん…」

真美A「一緒に寝て…最後までそばにいて…まこちん…」

真「わかった…」

真美E「まこちん…お休み…大好きだよ」

真美D「おやすみ→」

真美C「お休み…」

真美B「まこちん…今日はありがとう…お休み」

真「お休み…真美」

真美A「お休み…まこちん…さようなら」

真(ありがとう…真美…絶対に忘れないよ…今日のこと)

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:36:13.14 ID:7lg1jEkS0
翌朝

真「ううん…」

真「朝…か…」

真「思ったより早く目が覚めちゃったな…」

真「あっそうだ…真美は…」

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:39:27.67 ID:7lg1jEkS0
真美A「むにゃむにゃ…」Zzz

真美B「まこちんのエッチー…」Zzz

真美C「えへへー…」Zzz

真美D「はるるんのリボンゲットー…」Zzz

真美E「まこちん…そんなとこっ…あっ…」Zzz

真美F「まこちーん…カレーが食べたい…」Zzz

真美G「まこちん…その娘誰?」Zzz

真美H「ゆきぴょんのお茶おいしー…」Zzz

真美I「亜美ー…」Zzz

真美J「まこちん…子供の名前どうする?」Zzz

真「ふ…増えてる…」

END

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/16(木) 00:40:05.52 ID:7lg1jEkS0
終わりです。読んでくれた方、支援してくれた方ありがとうございました

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする