1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 09:36:19.28 ID:uF2q/NvT0
貴音「……」スック
雪歩「あ……」スック
貴音「……」
テクテク
テクテク
貴音「」ピタッ
雪歩「わぷっ」ドンッ
貴音「……雪歩?」
雪歩「は、はいぃ……ぶつかっちゃってごめんなさい……」
貴音「いえ、それは構わないのですが……」
雪歩「……?」
貴音「何故先ほどから、私のうしろを付いて来るのですか?」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 09:43:15.63 ID:uF2q/NvT0
雪歩「うしろ、って……」
貴音「ですから、そのようにされると私、少々――」
雪歩「えぇえっ!?」
貴音「ひぃっ!?」ビクッ
雪歩「えぇえ!?」ビクッ
貴音「……」ドックンドックン
雪歩「あ、うぅ……な、なんでビックリするんですかぁ……?」
貴音「あ、い、いえ、申し訳ありません……釣られてしまいました……」
雪歩「あ、そ、そしたら私のせいですね……ごめんなさい……」
貴音「いいのです……私が小心者すぎたせいですから」
雪歩「……えっと、その……あれ? なんでしたっけ……ビックリして忘れちゃいました」
貴音「実は私もです……」
雪歩・貴音「……?」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 09:50:50.70 ID:uF2q/NvT0
雪歩「あ、そうそう」パンッ
貴音「思い出しましたか?」
雪歩「実は昨日、美味しいお羊羹を頂いたので、今日事務所に持ってきたんです」
貴音「なんと! 羊羹ですか……」
雪歩「四条さん、一緒に食べませんか?」
貴音「是非とも……!」ダラダラ
雪歩「えへへ……良かったぁ。それじゃあ私、お茶淹れますね」
貴音「私も手伝いましょう」
雪歩「あっ、い、いいんです! 四条さんはそこのソファで、のんびり、優雅にカッコよく座っていてください!」
貴音「ですが……雪歩、あなただけに手間をかけさせるのは、私としても少々心苦しいものが……」
雪歩「大丈夫です。そうしてくれた方が、私も嬉しいですから」
貴音「そうなのですか?」
雪歩「そうなのですぅ」
貴音「……でしたら、お言葉に甘えることにいたしましょう。ありがとうございます、雪歩」
雪歩「はい♪」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 09:58:27.45 ID:uF2q/NvT0
コポコポ……
雪歩「~♪」
貴音(雪歩が給湯室に行ってしまいました)
貴音(お茶の香りがここまで漂ってきて、真、心安らぎますね)
貴音(ですが……のんびり優雅にカッコよくとは、どのようにすれば……)
雪歩「えへへ、お待たせしまし……」
貴音「……」プルプル
雪歩「……」コト、コト
雪歩「ふぅ……あの、し、四条さん? なんでソファの上で三角倒立をしているんですかぁ……?」
貴音「わ、私なりに……あなたの要望に……応えようと……」
雪歩「えぇえ!?」
貴音「あっ……」グラッ
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 10:05:36.08 ID:uF2q/NvT0
どんがらがっしゃーん!
雪歩「いたた……」
貴音「も、申し訳ありません! あぁ、雪歩が私の下敷きに……!」
雪歩「あ、大丈夫です……ソファの上ですから、思った程痛くないです」
雪歩「どんがらがっしゃーんって言うのも、ちょっと大げさに表現しちゃったかな、ってところありますし……」
雪歩「それにむしろ、私にとってはラッキーだったかなって……えへへ」
貴音「……? と、とにかく、すぐここからどきますので……」スッ
雪歩「あっ……」
貴音「……?」
貴音(上半身を起こしたら、雪歩が何やら潤んだ瞳でこちらを……)
雪歩「……」ギュ
貴音(どこか決心した顔つきで、瞳を閉じてしまいました)
貴音(何やら面妖な気配が……)
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 10:15:03.00 ID:uF2q/NvT0
雪歩「……」プルプル
貴音「……」
雪歩「し、四条さん……まだですか……」プルプル
貴音「え?」
雪歩「え?」
貴音「まだとは、一体なんのことでしょうか……私はもう、ソファから降りましたが」
雪歩「ええ!? そ、そんなぁ……いつの間に……
四条さん! 音も無くそばを離れるなんてズルいですぅ!」
貴音「……どうやら、私は成すべきことを達成できなかったようですね」
雪歩「えっ……」
貴音「私はおそらく、あなたのなんらかの希望に答えられなかったのでしょう」
雪歩「えっと……まぁ、そう……あ、いや、べ、別に私が望んだわけでもなくて」ブツブツ
雪歩「ただ空気的に流れ的にああいうときはそ、その……――みたいなことをするって真ちゃんの持ってた漫画雑誌にも」ブツブツ
雪歩「でもでも……改めて、私の希望かって言われると、そうじゃないけど……でも全部を全部否定できない私もいて」ブツブツ
雪歩「……くふ、くふふ……♪」ブツブツ
貴音(面妖な気配が強まりました……一体何が……)
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 10:22:58.20 ID:uF2q/NvT0
貴音「……雪歩」
雪歩「は、はいぃっ!!」
貴音「」ビクッ
雪歩「あの……四条さん? どうかしたんですか?」
貴音「あ、いえ……」ドキドキ
貴音「――こほん。とにかく……あなたの望みを、どうか私に教えてもらえないでしょうか?」
雪歩「の、望みですか!?」
貴音「ええ。私は先ほど、雪歩に迷惑をかけてしまいました。ソファの上とはいえ、あなたを下敷きに……」
雪歩「でも……別にそんなの……むしろ……」
貴音「……?」
雪歩「……えっと……なんでも、お願いを叶えてくれるんですか?」
貴音「私に出来ることなら、尽力させていただきます」
雪歩「そ、そんな、かしこまらなくても……」
雪歩「……でも、そっかぁ……よくわかんないけど、これはラッキーですぅ……」ブツブツ
雪歩「……なんでも? なんでもって言ったよね……えへへ……ふ、ふふふ……」ブツブツ
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 10:30:07.93 ID:uF2q/NvT0
10分後
貴音「……」
ズズッ
貴音「ふぅ……雪歩の淹れてくれたお茶は、真、美味ですね。この羊羹との相性も、それはもう絶妙と言えましょう」モグモグ
貴音「これは……栗ですか。自然な甘味が、季節を感じさせると同時に私の心を云々……」
雪歩「……」ブツブツ
貴音(こんなこともあろうかと、雪歩はお茶を入れた湯飲みを先に机の上に置いていたようです)
貴音(羊羹もお好きにどうぞ、と言ってくださいました)
貴音(しかし……いまだに、雪歩の願いは決まらないようですね)
貴音(……お茶も、羊羹も)
貴音(それぞれ大変素晴らしいものですが……)
貴音(雪歩。あなたが一緒なら、きっともっと――)
雪歩「決めましたぁあっ!!」ガタッ
貴音「」ビクッ
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 10:37:37.28 ID:uF2q/NvT0
雪歩「……えへへ。ふひゅひゅ……」
貴音「……して、願いとは?」
雪歩「はい! 私、四条さんにしてもらいたいこと、本当に色々あって迷っちゃってたんですけど……」
雪歩「やっぱり、これしかない! うぅん、これじゃなきゃダメ! っていうのを、やっと見つけたんですぅ!」
貴音「……そこまで期待させてしまっておいて、今更このようなことを言うのもなんですが……」
貴音「私は、それほど芸達者ではない故、雪歩の期待に応えられないかもしれませんよ」
雪歩「あっ、だ、大丈夫です! 決まったお願いは、そんなに難しいことじゃありませんから」
貴音「……そ、そうですか」
貴音(つい、弱音を吐いてしまいました……面妖な気配を感じたので、つい……)
雪歩「私が四条さんにしてもらいたいこと、それは……」
貴音「それは……?」
ゴクリ
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 10:45:37.37 ID:uF2q/NvT0
貴音「……おや、亜美に真美。おはようございます」
亜美「あ! おっはよーお姫ちーん!」
真美「あー! なんかおいしそうなの食べてんね! ヨーカイ?」
貴音「妖怪!!?」ビクッ
雪歩「ふぁっ」
貴音「……ち、違いますよ、真美。これは妖怪などというもののけの類ではなく、羊羹です」
真美「……あ、そーだったね! ビックリさせちゃってごめんね、お姫ちん」
貴音「ふふっ、大丈夫ですよ、私、全然、恐怖などしていませんから、全く、ええ」
真美「そ、そっか~」
貴音「ふたりも、御一緒にいかがですか?」プルプル
亜美「い、今はいいかな!」
真美「うん! 真美達、今から兄ちゃんの引き出しの中に蛇を入れにいかなきゃだかんね」
貴音「へ、へへへへ蛇!!?」ビクッ
雪歩「ふぁっ」
亜美・真美(ここにはお姫ちんしかいないはずなのに……ゆきぴょんの声が聞こえる……こわい……)
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 10:52:45.10 ID:uF2q/NvT0
貴音「ふたりは行きましたか……しかし、玩具とはいえ、へ、蛇を引き出しに入れるなど……」
貴音「うぅ……考えただけでも、恐ろしい……!」
モゾモゾ
雪歩「……ぷはぁ」
貴音「おや、雪歩」
雪歩「久しぶりのシャバですぅ……」
貴音「しゃば?」
雪歩「あうっ、ちち、違いましたぁ! い、今のは地上と言い間違え穴掘って埋まってますぅ~~!」
貴音「あっ、雪歩、そこは、掘っていい穴ではっ、あっ」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 10:56:45.26 ID:uF2q/NvT0
貴音「……いけませんよ、雪歩」
雪歩「うぅ……ごめんなさいですぅ」
貴音「事務所の床に、穴を空けようとするなど……」
雪歩「はいぃ……気を付けます……」
貴音「……ところで、しゃばとは一体……」
雪歩「あ、そ、それは……うちのお弟子さんがよく使ってる言葉で……私にも意味はよくわからないんですけど」
貴音「そうですか……」
雪歩「ほ、本当ですよ?」
貴音「ふふっ、あなたの言葉を疑うことなど、しませんよ」
雪歩「……本当ですよ?」
貴音「そのように念を押されると、疑ってしまいたくなりますね」
雪歩「ひぃん! だだ、ダメですぅ!」
貴音「冗談、ですよ」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 11:04:05.78 ID:uF2q/NvT0
貴音「しかし……私の髪に埋まりたい、とは……随分と面妖なお願い事ですね」
雪歩「えへへ……とってもあったかくて、もふもふで、良い匂いがしましたぁ」
貴音「……」
スンスン
貴音(私の髪……妙な匂いなど、していないですよね?)
スンスン
貴音「……ふむ……大丈夫、でしょうか……? 自分ではよくわかりませんね……」
雪歩「私、ずっと思ってたんです……四条さんの髪の一部になりたい、って」
貴音「そ、そうですか……はっ、もしや!」ティン
雪歩「? どうしたんですか?」
貴音「今朝からずっと、私のうしろを付いてきていたのは……」
雪歩「はぅっ!」
貴音「……図星のようですね」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 11:11:38.35 ID:uF2q/NvT0
雪歩「あ、あの……四条さん」
貴音「どうしたのです?」
雪歩「……嫌いに、なっちゃいましたか?」
貴音「え? なぜそのようなことを……」
雪歩「だ、だって……こんなこと考える人なんて、あんまりいないから……」
貴音(少数はいるということでしょうか……世の中にはまだ、私の知らない世界があるようですね)
雪歩「あの、だから……」
貴音「……大丈夫ですよ」
雪歩「え……」
貴音「ふふっ。あなたは、先ほどこうおっしゃいました」
『四条さんの見目麗しい髪の一本になって、そして最後には抜け落ちお風呂の排水溝の中でのんびり暮らしたいんですぅ!』
貴音「――と」
雪歩「はい……」
貴音「最初は、何を言っているのか全く理解できませんでしたが……今なら、わかるような気がします。あなたの心を」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 11:19:05.11 ID:uF2q/NvT0
雪歩「私の心……?」
貴音「ええ。ほんの少しの間でしたが、私とあなたは、確かに一つでした」
雪歩「ひとつに溶け合って……」
貴音「そのような表現が適切かはわかりませんが……とにかく」
貴音「……こうして、今まで以上にあなたと触れあって、私は理解したのです」
貴音「あなたが持つ、私への想いを……」
雪歩「!」
貴音「……真、喜ばしい限りですよ、雪歩」
雪歩「あ、あ、あう……」
貴音「私も、同じ気持ちです。さぁ、こちらへ……」
雪歩「……」
雪歩「はいぃ……♪」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 11:22:13.00 ID:uF2q/NvT0
雪歩「えへ、えへへへへ……♪」
貴音「雪歩……」
雪歩「四条さん……あっ、そこ……」
貴音「よいではないですか。私達は、同じ思いなのですから」
雪歩「でも……、こわい……」
貴音「怖くなどありません。私は、あなたの味方です」
貴音「力を抜いて……そう、そうです……」
貴音「雪歩……」
貴音「私と、本当の意味で……溶け合いましょう……」
雪歩「……」
雪歩「はい……」
シュルシュル……
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 11:24:42.18 ID:uF2q/NvT0
―――
――
―
雪歩「えへ、えへへへへへ……♪」
貴音「……」
亜美「んっふっふー! ゆきぴょん、良い顔してるね~」
真美「あっ、ダメだよ亜美ぃ。起こしちゃかわいそうっしょ?」
亜美「あ、そーだね。なんだか、ちょー良い夢見てるっぽいもんね」
貴音「……ふふ」
ナデナデ
雪歩「あっ、四条さん……くふ、くふふふ……♪」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 11:29:27.39 ID:uF2q/NvT0
貴音「雪歩に迷惑をかけたお詫びに、一つお願いを叶えるということになったのですが……」
亜美「お願い、考えてるうちに寝ちゃったの?」
貴音「そうなのです」
真美「迷っちゃってるうちに、疲れちゃったのかな~」
貴音「……」
ツンツン
雪歩「うぅん……えへへ……」プニプニ
貴音「」キュン
亜美「……かわいーね」
真美「そだね」
貴音「真、そのとおりですね……」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 11:33:58.42 ID:uF2q/NvT0
「亜美ぃ! 真美ぃぃ! 出てこーい!!」
亜美「うあうあー! 兄ちゃんがお怒りだよ~!」
真美「やばやばだよ~! お姫ちん、じゃーね!」
貴音「ええ……」
ダダッ
「お前ら~、今日は蛇か! 今度という今度は……あ、こら、待てっ!」
亜美「うっふ~ん!」
真美「捕まえてごらんなさ~い!」
ギャー ギャー
雪歩「……あれ?」
貴音「おや……目を覚ましてしまいましたか」
雪歩「……えーっと……ここは……?」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 11:37:52.46 ID:uF2q/NvT0
雪歩「な、なんで四条さん……私の上に乗っかってるんですかぁ……?」
貴音「乗っているというわけではないのですが……あなたが寝てしまったので、膝枕をと」
雪歩「ひざまくら……?」
雪歩「……」
雪歩「……あ、そっか。これはまだ、夢の続きなんだ……」
貴音「あ、いえ、そうでは……」
雪歩「えへへ……四条さんと私がこんなにくっつけるなんて、現実じゃ起こりえないことですぅ……」
スリスリ
貴音「……」
貴音(そういうことに、しておきましょう)
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 11:42:49.47 ID:uF2q/NvT0
雪歩「四条さん……良い匂いがします……」
貴音「そうですか……?」
スンスン
貴音「……自分では、よくわからないものですね」
雪歩「私がそうと言ったらそうなんですぅ」
貴音「……ふふっ」
雪歩「……私、お願い事……夢の中まで来て、やっと決まりました」
雪歩「……うぅん、違います。夢の中だからこそ、現実じゃないからこそ……言えるお願いが、あるんです」
貴音「……なんでも、言ってみてください」
雪歩「……」
雪歩「四条さん」
貴音「はい……」
雪歩「えへへ……もっと私と、仲良くしてくださいね」
貴音「……もちろんです」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/22(木) 11:49:22.80 ID:uF2q/NvT0
雪歩「……四条さん……だい……す…………」
貴音「……」
雪歩「……すぅ、すぅ……」
貴音「……再び、寝てしまいましたか」
貴音(萩原雪歩……)
貴音(私も、あなたと同じ気持ちですよ)
貴音(ですから――今度は、私からお願いしましょう)
貴音(あなたが恥ずかしいというのなら……代わりに私が、お願いするのです)
貴音(もっと、私と仲良くしてください――と)
貴音(……あなたは、私の恩人です。私に大切なことを教えてくださいました)
貴音(ひとりでは出来ないことでも、こうやって補い合って、私達は生きていく……)
貴音(そのことを忘れずに……これからも、共に頑張っていきましょうね)
貴音(……だって、私達は皆……仲間なのですから)
終わり