1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:10:52.30 ID:bhu2QgjPo
小鳥「これは非常事態ですよ、律子さん!」
律子「そうですか」
小鳥「いつかこの日が必ず来ると分かってましたけどね……」
小鳥「暖かい思いやり、聖女の如き慈しみ、奥深い包容力を持ち合わせた……」
小鳥「この私を、パクるなんて!」
律子「え?何がです?」
小鳥「だから、パクられたんですよ!」
小鳥「暖かい思いやり、聖女の如き慈しみ、奥深い包容力を持ち合わせた……」
小鳥「この私の、キャラが!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1358255452
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:13:18.97 ID:bhu2QgjPo
律子「一応聞いときますけど、誰にパクられたんです?」
小鳥「もちろん、他社にです!」
律子「他社に?」
小鳥「はい!」
律子「小鳥さんみたいなキャラは、他にいないと思いますけど」
小鳥「そっか……律子さんは、知らないんですね。律子さんともあろう人が……」
律子「……最近忙しくてゲーム触ってられないんです。小鳥さんと違って」
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:15:08.51 ID:bhu2QgjPo
小鳥「亜美ちゃん亜美ちゃん」
亜美「何ー?ピヨちゃん」ピコピコ
小鳥「その携帯ゲーム機、ちょっと貸してくれる?」ヒョイ
亜美「えっ?……あぁっ!」
律子「そのゲームに、小鳥さんをパクったキャラが?」
小鳥「そうなの、このゲームに私のキャラをパクったとんでもない野郎が……」カチカチ
亜美「あああああああああ!な、何すんのさピヨちゃん!!」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:18:25.78 ID:bhu2QgjPo
『あみ村長、お疲れ様です!』
小鳥「こいつよ!」
律子「えっ?」
小鳥「ほら!画面中央にいるでしょう、この犬畜生が!」
律子「い、犬畜生って……」
亜美「返してよ~、それ亜美の3DS……」
P「何だなんだ、何の騒ぎだ?」
亜美「あっ、兄ちゃん!聞いてよ~、ピヨちゃんが~!」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:20:37.27 ID:bhu2QgjPo
P「全然似てません。ハイ論破」
小鳥「なっ……!?」
P「ほら、持ってけ亜美」
亜美「ありがと~、兄ちゃん!」
小鳥「ど、どうしてなんですか、プロデューサーさん!」
P「………」
小鳥「緑の事務服!プレイヤーに優しくチュートリアル!一々仕草がカワイイ!」
小鳥「こいつぁ~もう完全に私とクリソツですよ!100%パクってるんです!!」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:22:25.45 ID:bhu2QgjPo
P「……小鳥さん」
小鳥「何でしょう」
P「去年の冬コミは、如何でした?」
小鳥「例年通り豊作でしたけど……やっぱりアレが痛かったですね~」
律子「アレ?」
小鳥「私の好きな漫画のサークルが、参加見合わせちゃったんですよ。すごくガッカリです」
P「………」
小鳥「……あ、もしかしてプロデューサーさん、見たいんですか?私の同人誌」
P「いえ」
小鳥「?」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:25:25.26 ID:bhu2QgjPo
P「それで……正月休みの間、小鳥さんは何をしてました?」
小鳥「えっと……家で半纏を着て、お餅を食べてましたね!」
小鳥「やっぱりお正月にお餅と言えば、海苔と砂糖醤油がピッタリですよ」
小鳥「あ、でも最近おしるこも結構イケて……」
P「もういいです」
小鳥「え?」
P「もうね……失礼ですよ、ホントに」
小鳥「ですよね!私に対してホント失礼し……」
P「小鳥さんが失礼なんですよ!」
小鳥「えぇっ!?」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:28:10.03 ID:bhu2QgjPo
P「小鳥さんが自分に似てると言うキャラはですね、年中仕事場にいるんです」
小鳥「そ、それはゲームだかr」
P「少なくとも!仕事場に同人誌を持ってくるような人ではありません!」
小鳥「うぐっ……!」
P「正月休みの間、家の中で一日中餅を食っちゃ寝するような人でもなければ……」
P「下半身こたつに沈めて涅槃のポーズで同人誌読み漁ってるような人でもありません!!」
小鳥「な、なんでそんな事まで知ってるんです!?」
律子「当たってるんですか」
P「俺だって当たって欲しくなかったよチクショーォ!!」バンッ
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:32:15.67 ID:bhu2QgjPo
P「百歩譲って似てるとしてもですね!彼女はきれいな小鳥さんなんです!」
小鳥「えっ!?」
P「何度でも言いますよ。きれいな小鳥さんです」
小鳥「わ、私がきれいって……そんな、唐突に言われても困っちゃいますよ~」
律子「……あの……それ、違います小鳥さん」
小鳥「え?」
律子「えっと……プロデューサーはですね、あのキャラの事を」ゴニョゴニョ
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:38:02.25 ID:bhu2QgjPo
小鳥「は……はぁぁぁぁぁ!?」
小鳥「あのシーズーがぁ!?きれいにした私ぃ!?」
P「はい」
小鳥「な、何なんですかそれ!……そんな、そんな言い方って……!」
小鳥「まるで元の私が汚いみたいな言い方じゃないですか!!」
律子「……あー」
小鳥「わかるわー、みたいな反応やめて律子さん!」
小鳥「とにかく!パクった方の出来がいいなんて、私は断じて納得しませんからね!」
小鳥「……ふーんだっ」プイッ
律子「あらら……小鳥さん、拗ねちゃいましたよ」
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:42:50.58 ID:bhu2QgjPo
P「はぁ……いいですか、小鳥さん」
小鳥「………」プイッ
P「そう言われても仕方ないんですよ。これまで小鳥さんが、どんな行いをしてきたか……」
P「自分の胸に手を当てて、考えてみて下さい」
小鳥「……自分の胸に、手を?」
P「そうです」
小鳥「……こうですか?」グイッ
P「俺の手を胸に当てようとしないで下さい」スッ
小鳥「えへへ……」
P「えへへじゃありませんよ。ったく……」
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:43:33.63 ID:clyPbyTc0
ピヨちゃん…….
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:45:14.41 ID:bhu2QgjPo
小鳥「○ソが……あのシーズー、プロデューサーさんをたぶらかしやがって……」
小鳥「こうなったら、私も本気を出すしかなさそうね……見てなさいよ」グッ
小鳥「えっと、確か4年前のコミケで使ったアレが……」ゴソゴソ
小鳥「……あ、あったあった。うわ、懐かし~」ゴソゴソ
小鳥「そうよ……コレさえあれば、プロデューサーさんもきっと……ふふふ」
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:48:13.67 ID:bhu2QgjPo
~翌日~
P「よーし。今日もアイドルプロデュース、頑張るかー」
小鳥「プロデューサーさん!プロデューサーさん!」
P「あ、小鳥さん、おはようござ……」
小鳥「おはようございますワン!」キャッピピピピーン
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:51:43.19 ID:bhu2QgjPo
P「………」
小鳥「(犬耳型インカム……は無かったから、猫耳型を間に合わせに)」ピコピコ
小鳥「(やっぱり動物と言えば、肉球よね。手首までの長さしかなかったのが残念だけど)」ムニュムニュ
小鳥「(そしてこれが無くちゃ話にならねぇ、サルベージしてきた一品!魅惑の尻尾!)」フリフリ
小鳥「(ウフフ……プロデューサーさんはもう、私の尻尾にイチコロのようね)」フリフリフリフリ
P「………」
小鳥「(……まぁ、ホントは狼の尻尾なんだけどね。同じイヌ科だし、大丈……)」
P「ケモナー舐めんじゃねぇよ、キメラが」ボソッ
小鳥「えっ!?」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:54:13.78 ID:bhu2QgjPo
P「いえ、何でもないです。ところで、そのコスプレ……」
小鳥「プロデューサーさん、今日も一日頑張りましょうワン!」
P「………」
小鳥「頑張りましょうワン!」フリフリ
P「あくまで『ソレ』を『犬』で通すつもりですか?」
小鳥「な、何のことだか分からないワン」ピコピコ
P「……分かりました。おーい、雪歩ー」
小鳥「わふ?」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 22:58:31.99 ID:bhu2QgjPo
雪歩「何ですか、プロデューサー?」
P「小鳥さんを見てほしい。どう思う?」
雪歩「え?小鳥さんを……?」
小鳥「ゆ、雪歩ちゃん、おはようワン!」フリフリ
雪歩「………」
P「正直な感想を言ってくれ、雪歩」
雪歩「いいんですか?」
小鳥「(……一体何が始まるんです?)」
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:01:57.42 ID:bhu2QgjPo
雪歩「私、犬がダメなのは知ってますよね」
P「あぁ」
雪歩「昔、両親がそれを何とか克服させようとした事があるんですよ」
P「ほう」
雪歩「お母さん達が、必死に考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて、考え抜いた結果……」
雪歩「何をトチ狂ったのか、コスプレ作戦で克服させようと思い立ったそうです」
小鳥「えっ」
雪歩「お母さんが、私に言うんです。お家にカワイイ子犬が来るよ。大丈夫、怖くないんだよって」
雪歩「……全っ然、怖くないんだよって」
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:05:48.74 ID:bhu2QgjPo
雪歩「あの日の夕暮れもそう言って、怯える私ににじり寄って来たんですよ」
雪歩「普段から作りもしない癖に、無理した笑顔が余計不気味で」
雪歩「あんなバカみたいな着ぐるみを着て、バカみたいに私の周りで犬のマネなんかして」
雪歩「そんな事で克服できるはずなんか、ないのに……」
小鳥「ゆ、雪歩ちゃん?」
雪歩「ああいう、ふざけた格好で人のトラウマを上塗りしようとする人って」
雪歩「……嫌いなんですよね、私」クスクス
小鳥「(あれ?……もしかして私、地雷踏まされてる?)」
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:08:56.06 ID:bhu2QgjPo
P「だがなぁ、雪歩。今の小鳥さんは、犬らしいから……」
雪歩「あ、そうでしたね。じゃあ、ご主人様は誰なんですか?」
小鳥「え?」
雪歩「小鳥さんは犬なんですよね?だったら、ご主人様がいないと駄目なんじゃないんですか?」
小鳥「え、えっと……プロデューサーさんが、ご主人様だワン!」
雪歩「そうですか。プロデューサー、私が小鳥さんを躾けてもいいですか?」
小鳥「えっ……あ、いや、あの」
P「あぁ、いいぞ。思う存分やってくれ」
小鳥「プロデューサーさん!?」
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:12:48.08 ID:bhu2QgjPo
雪歩「それじゃあ小鳥さん、おすわり」
小鳥「ね、ねぇ、雪歩ちゃん?これって、冗談……」
雪歩「おすわり」
小鳥「ゆ、雪歩ちゃ」
雪歩「……おすわりは?」
小鳥「わ、ワンッ!」ゾクッ
雪歩「お手」スッ
小鳥「ワンッ!」スッ
雪歩「よーしよーし、イイ子だね……」ナデナデ
小鳥「(完全にスイッチ入ってるじゃないですかー!やだー!!)」
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:16:51.33 ID:bhu2QgjPo
雪歩「ふぅん……ご丁寧に首輪まで付けてるんですか。誰に媚びたんです?」
小鳥「こ、これで、プロデューサーさんを、魅了しようと……」
雪歩「……考えることが、汚らわしい雌犬みたいですね。おかわり」
小鳥「わ、ワンッ!」スッ
雪歩「ふせ」
小鳥「ワンッ」
雪歩「ツィンツィン」
小鳥「!?」
P「(来たか……)」ガタッ
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:19:52.48 ID:bhu2QgjPo
小鳥「ち……い、今、何て……?」
雪歩「ツィンツィンですよ、ツィンツィン」
小鳥「だ、駄目よ雪歩ちゃん!アイドルがそんな、おちん」
P「小鳥さんが思ってるような卑猥な言葉を、雪歩が言う訳ないじゃないですか」
小鳥「でも……!」
P「雪歩はツィンツィンと言ってるんですよ。ツィンツィンと」
雪歩「もちろん、そのまま立っても面白くないですから。ちゃんと駄犬らしい姿勢でお願いしますね」
小鳥「駄犬!?」
雪歩「えっと、下半身は蹲踞の姿勢で……両手は、顔の前に」
小鳥「そ、そんきょ?……えぇーっと……」
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:24:43.52 ID:bhu2QgjPo
小鳥「ふっ……ぅぅ……!」プルプル
雪歩「まだ脚が開き切ってませんよ、小鳥さん」
P「これでもまだ見えないのか……どんだけ絶対領域なんだ」
小鳥「これ以上はっ……き、キツ……!」
雪歩「え?」
小鳥「お、お願い……もぉ、許してぇ……」
雪歩「だそうですけど、プロデューサー」
P「小鳥さん!」
小鳥「ぷ、プロデューサーさん……!」
P「レッツ、ツィンツィン!」
小鳥「」
P「チーン・チン!チーン・チン!チーン・チン!」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:30:26.13 ID:bhu2QgjPo
雪歩「ほら。プロデューサーが、やれって言ってるんですよ」
小鳥「ひっ……!」
雪歩「ご主人様の言う事が、聞けないんですか?」
小鳥「……で、でもぉ……!!」プルプル
ビリリッ
雪歩「?」
小鳥「あ」
P「ん?今何か……」
小鳥「あ、ああぁっ!ちょっ、た、タイトスカートが」
P「何ですって!?」ガタッ
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:37:12.45 ID:bhu2QgjPo
春香「 そ こ ま で で す !」ババァーン
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:40:56.82 ID:bhu2QgjPo
雪歩「……春香ちゃん?」
春香「プロデューサーさん!私達は健全なアイドルを目指してるんです!全年齢対象なんです!」
春香「ですから、エッチなことはいけません!これは立派なセクハラです!!」ビシッ
P「サラッとウソをつくな、春香!スペシャルBOXはCERO:Cだったろうが!!」
P「つーか邪魔をするんじゃない!今チラッとだけ紫が」
春香「千早ちゃんバリヤー!!」バリバリバリ
千早「ディーフェンス、ディーフェンス、ディーフェンス、ディーフェンス」シャッ シャッ シャッ
P「!?」
春香「小鳥さん!今の内に早く、この替えのタイトスカートを!」
小鳥「あ、ありがとう、春香ちゃん!」
P「ぬぅぅぅ……こ、これでは何も見えん!○ソッ!覚えてろよ!!」
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:42:29.97 ID:VhIc3q9co
千早何やってんのwwww
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:45:36.18 ID:bhu2QgjPo
P「チックショー、千早の奴……あと少し、あと少しだったのに……!」
小鳥「うぅぅ……わ、私のお気に入りが、無残な姿に……」シクシク
チリン
P「?今何か……」
小鳥「……鈴?」
律子「あ、おはようございます、プロデューサーと小鳥さん」チリリン
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:48:52.35 ID:bhu2QgjPo
P「……おい律子。お前から何か、変な音が聞こえるんだが」
律子「あ、分かります?髪留めにアクセサリ、付けてみたんですけど」チリン
小鳥「(律子さん……こ、ここでまさかの二番煎じ狙い!?)」
P「そうか……律子」
律子「な、何です?」ドキッ
P「付けるのは構わないが、その……仕事中にチリンチリン鳴らすのは、止めてくれよな」
律子「………」チリリーン
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:55:25.19 ID:bhu2QgjPo
小鳥「で・す・よ・ねー♪鈴なんて、うるさいだけですもんねー♪」
律子「……小鳥さん?事務所の中でコスプレ、辞めてくれません?ふざけてるんですか?」
小鳥「くぅ~ん……ご主人様ぁ~、律子さんがいじめるワーン」
律子「……プロデューサー殿。こんなバカな大人に構ってないで、ちゃんと仕事を」
小鳥「だ、誰がバカですか、誰が!」
律子「いい歳して猫耳付けて尻尾振ってる事務員さんの事です!」
小鳥「い、いい歳で悪かったですね!プロデューサーさんに言い寄れる私が羨ましい癖にー!!」
律子「は、はぁぁ!?」ガタッ
P「なぁ二人とも、そろそろいい加減にしないと、またもう一度雪……歩、を……」
高木「………」
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/15(火) 23:59:33.69 ID:bhu2QgjPo
律子「フシャアアアアア……あっ」
小鳥「ガルルルル……る!?」
小鳥「え、えっと……」
P「………」
律子「……し、社長?……いつから、いらして?」
高木「見てたよ。割と、最初から」
P「……な、生っすか?」
高木「もちろんだ」ニコッ
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/16(水) 00:03:27.67 ID:cNs+ac5Jo
ザワザワ……ザワザワ……
高木「えー……ゴホン」
高木「諸君にこうして集まってもらったのは、他でもない」
高木「実は君達に向けて、新年早々、重大な発表があってな」
真美「えー?なになにー?」
伊織「事務所移転でもするわけ?」
高木「本日より、君達の給料が……ちょっぴり、上がることになった!」グッ
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/16(水) 00:07:13.52 ID:cNs+ac5Jo
響「えっ!ほ、ホントに!?」
亜美「ま、マジっすか、社長!?」
高木「あぁ、本当だとも」
真「ヒャッホー!やーりぃー!」グッ
やよい「うっうー!ありがとうございますー!」
美希「……それじゃあ、みんなのお給料が上がったってことなの?」
あずさ「そうみたいね~」
伊織「少しは私達の価値が認められたって事かしらね」
千早「お金なんて関係ない。私は歌を……ディーフェンスするだけ」
貴音「新年にまこと、面妖なことですね」
雪歩「そうですね、四条さん」クスクス
38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/16(水) 00:18:18.85 ID:cNs+ac5Jo
春香「プロデューサーさん!私達昇給ですよ、昇給!」
春香「ねぇ、プロデューサー……さん?」
P「ん?……あ、あぁ、そうか。良かったな、春香」
春香「……嬉しくないんですか?」
P「いや、そういう訳じゃないんだ……そういう訳じゃ……」
小鳥「……律子さん」
律子「何です」
小鳥「これってもしかして……キャラじゃなくて、私達のギャラがパクr」
律子「お願いですから黙ってて下さい、小鳥さん」
おわり
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/16(水) 02:08:31.68 ID:CekwLSzio
それはパクられたんやない、ただの減給や
42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/16(水) 02:25:12.67 ID:G86cUm7Qo
それが言いたかっただけか
43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/16(水) 03:03:51.02 ID:Hs1YohNlo
なんでや!りっちゃんはそんなに悪いことしてないだろ!
乙
44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/16(水) 08:11:12.39 ID:r+29INXIO
1乙
雪歩「穴掘って骨埋めてりゃいいんですぅ」