1 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:05:44.90 :mYxhpBQ30
P「なんです、いきなり」
ちひろ「今日は飛鳥ちゃんの誕生日です」
P「ええ。だからこれからプレゼントを渡そうと」
ちひろ「そう。プロデューサーさんはこれから愛のこもったプレゼントを届けにいきます」
ちひろ「しかし、愛には越えるべき障害が必要なのです!」
ちひろ「でっかいでっかい障害が! 山が!」
愛海「でっかいお山が!」
P「なんなの、この人達……?」
2 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:08:30.80 :mYxhpBQ30
ちひろ「というわけで、カモン晶葉ちゃん」
晶葉「うむ。まずはこれを見てくれ」
晶葉「これは私が節分用に開発した『鬼変身スーツ』だ。これを着ると本物の鬼のような姿に変身できる」
P「あ、さっき俺が着たやつだな。みんなに豆をぶつけられたが、楽しんでもらえてよかった」
晶葉「そしてこっちが、開発段階でついでに作った『飛鳥変身スーツ』だ。これを着ると本物の飛鳥のような姿に変身できる」
P「ついでになんて物を作ってるんだ君は」
晶葉「どんな背丈の人間が着ても、154cm、42kg、75-55-78の体型になる優れものだ」
P「訴えられても文句言えんぞ」
4 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:11:43.87 :mYxhpBQ30
ちひろ「とにかく、現在このスーツをうちの14歳アイドルに着てもらっています」
愛海「その変装メンバーと飛鳥ちゃん本人が、事務所周辺の半径1キロの場所に散らばっているんだよ」
晶葉「助手にはこの中から本物の二宮飛鳥を見破ってもらう。ま、私のスーツの完成度と君のプロデューサーとしての眼力を競うテストと思ってくれ」
晶葉「ちなみにボイスチェンジャーも使っているから声もそっくりだぞ」
ちひろ「一度でも偽物を本物と間違えた時点で失格です。1時間半以内に本物の飛鳥ちゃんにたどり着けたら、豪華賞品をプレゼント!」
愛海「わー、ぱちぱち」
P「なんすかこれ」
P「よくこんな企画にみんな付き合ってくれましたね」
愛海「ウチはみんなノリがいいからねえ」
P「俺は正直乗りたくないんだけど」
ちひろ「欲しくないんですか? 豪華賞品。スタドリ大量ですよ? ゲットできたら相当お金に余裕できますよ?」
ちひろ「そして飛鳥ちゃんの愛もゲットです」
P「愛ってね……それ、愛情じゃなくて親愛の話ですよね?」
P「それに、お金お金と言われましても。愛はお金で買えませんよ」
ちひろ「なるほど、確かに愛はお金では買えません」
ちひろ「しかしお金があったほうが愛は潤います。どこかの誰かが言っていました」
P「うぐっ」
5 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:13:49.44 :mYxhpBQ30
P「結局流されてゲームを受けてしまった」
P「1時間30分か……そもそも半径1キロって普通に範囲が広いぞ」
P「飛鳥の行きそうなところからしらみつぶしに……ん?」
飛鳥?「………」
P「見た目は完全に飛鳥だけど……とりあえず声かけてみるか」
P「こんにちは」
飛鳥?「………」
飛鳥?「帰りたい……なんでこんなことに……」
P「………」
P「この身体中からあふれるネガティブオーラ。すでに察しがついてしまった」
飛鳥?「もりくぼは……あ、間違えた、にのみやはお家に帰りたいんですけど……」
P「よくこんな遊びに付き合ってくれたな、乃々。家に帰って漫画読んでていいぞ」ポン
乃々「ありがとうございます……優しいプロデューサーさんはすきです……」トコトコ
P「あいつ、さっさと見つけてもらうために事務所の近くにいたんだろうな……」
P「さて、急がないと制限時間に間に合わないな。走るか」
6 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:15:51.38 :mYxhpBQ30
P「お、あそこにいるのは」
飛鳥?「………」
P「こんにちは」
飛鳥?「……やあ。Pじゃないか」
P「(お、結構本物っぽい)」
飛鳥?「今日は一段と冷えるね。ほら、吐く息がこんなに白い」
P「そうだな」
飛鳥?「そう、まるで……」
飛鳥?「まるで氷の女神がボクらに試練を与えているかのようだ」
P「………」
P「まったくだ。そのうち大雪でも降るんじゃないかな」
飛鳥?「そうだね、天より魔の氷槍が降り注ぐ時が来るだろう」
P「………」
P「闇に飲まれよ」
飛鳥?「闇に飲まれよ! ……はっ」
P「なかなか上手なモノマネだったぞ、蘭子」
蘭子「うぅ、ばれちゃった」
P「ちょっと表現がファンタジーすぎたな。飛鳥のポエマーぶりとはちょっとベクトルが違う」
蘭子「難しいなあ……」
P「でも、途中までは雰囲気とかも本物そっくりだった。普段から飛鳥のことを見ている証拠だな」
蘭子「えへへ、友達だから……」
P「(飛鳥の皮を被っているからか、えらく素直な言葉づかいがすらすら出てくるな。熊本弁じゃないし)」
蘭子「では我が友よ! また煩わしい太陽が昇る刻に会おうぞ!」フリフリ
P「気をつけて帰るんだぞー」
P「さて、どんどんいこう」
7 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:17:50.97 :mYxhpBQ30
飛鳥?A「今日は誕生日! めでたいね!」
飛鳥?B「めでたいと!」
飛鳥?A「鯛だけに!」
P「君ら、同じ場所に2人固まって鯛の着ぐるみ着てるって、変装する気ないよな」
P「なあ、美羽に鈴帆」
美羽「うそっ! なんでバレたの!?」
P「お決まりのギャグ飛ばしてる時点でだいたいわかるわ」
鈴帆「ウチの隠しきれんオーラが思わず伝わってしまったけんね」
P「オーラというか着ぐるみが隠れてないんだよなぁ」
8 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:19:50.91 :mYxhpBQ30
飛鳥?「プロデューサー! スシ、スシ食べにいくゾ!」
P「ナターリア……このゲームのルール、理解してるか?」
ナターリア「アチャー、ばれちゃったネ!」
ナターリア「このスーツ、胸元がきつくて」ベリッ
ナターリア「お、スッキリしたゾ~」ボヨン
P「胸だけナターリアサイズになっただと……!」
ナターリア「? プロデューサー、どうかしたカ?」
P「いや……○乳の飛鳥っていうのは、新鮮でな」
ナターリア「?」
9 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:22:07.58 :mYxhpBQ30
飛鳥?「プロデューサーさん! またカニが送られてきたから、ボクと一緒に食べよ?」
飛鳥?「あと、いつもありがとう!」
P「よしよし。一人称しか変わってないけど、よく頑張ったな。美由紀」
美由紀「えへへ」
P「いただいた蟹は鍋に使おう」
美由紀「わーい!」
飛鳥?「フフーン、カワイイボクを見つけてくれたプロデューサーさんにはご褒美を」
P「もうちょっと頑張れ幸子」
幸子「さっきの美由紀さんの時と全然態度が違いますよ!?」
P「だって、幸子と飛鳥はもともと一人称同じだからな。そのぶんモノマネは頑張ってしかるべきだろう」
幸子「正論なようですけど納得がいきません……」
P「そういうな。幸子も一緒に鍋食べよう」
幸子「鍋! しょ、しょうがないですね。今回は許してあげます」
P「カワイイなぁ」
10 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:23:57.47 :mYxhpBQ30
飛鳥?「ふんふーん♪」
P「あそこの飛鳥はサバオリくん持ってるから七海だな」
P「おーい、ナターリアが寿司食べたがってたぞー!」
七海「そうなんれすか~? それなら、一緒にお寿司屋さんに行ってきます~♪」
P「おう、いっといで」
飛鳥?「………」ピコピコ
P「こんな時にもゲームか、紗南?」
飛鳥?「あ、見つかっちゃった。いやあ、どうしてもやらなきゃいけないクエストがあってさー」
P「別に、そこまで真面目に取り組む必要のない遊びだからいいけどな」
紗南「Pさんも今度一緒にやろうよ。手取り足取り教えてあげるよ」
P「そうだな。面白いゲームならやってもいいぞ」
紗南「じゃあ問題なしだね!」
11 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:26:20.75 :mYxhpBQ30
飛鳥?「………」
P「今度は眼帯つけてるから美玲だな。というか七海もそうだが見た目でわかるようにしてどうするんだ」
P「おーい、もうちょっと頑張れ!」タタタッ
『大きなお世話だーっ!』
P「お、後ろから返事かえってきた」
飛鳥?「あっ、プロデューサー!」
P「うん?」
飛鳥?「見てくれ! このスーツ、どうやら身体能力向上機能もついてるみたいなんだ」
飛鳥?「おかげで、ほらっ!」
P「おっ、華麗な回し蹴り」
飛鳥?「だろっ?」
飛鳥?「いいなー、博士にライダー変身スーツも頼んでみようかなー!」
P「そうだな」
P「あ、そうだ。光、鍋は好きか?」
光「鍋? もちろん!」
P「そうか。じゃあ、また明日」
光「うん、また明日……ってあれ? アタシだってばれてる!?」
P「ははは」
12 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:28:26.15 :mYxhpBQ30
飛鳥?「………」
飛鳥?「……しかし、改めて見ても飛鳥ちゃんそっくり」
飛鳥?「………」
飛鳥?「じ、自分のだし、別にいいよね」
飛鳥?「………」モミモミ
飛鳥?「あんっ♪ こ、これは……たまらん!」
飛鳥?「自分のなのに自分のじゃないみたい! このワンダフルマジックな新感覚!」モミモミ
飛鳥?「あっ……ほ、ほんとに気持ちよくなってきちゃった……んん♪」
飛鳥?「お、お山……あたしのお山……飛鳥ちゃんのお山……あぁん♪」フー、フー
P「やめろ愛海! それ以上はいけない!」
13 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:30:22.08 :mYxhpBQ30
P「さて、残り人数も少なくなってきたが」
飛鳥?「ね、ねえ」
P「うん?」
飛鳥?「あの……その」モジモジ
飛鳥?「い、いつもありがとう……!」
P「えっ」
飛鳥?「Pさんのおかげで、私、少しずつ変わることができている……自分の笑顔が、好きになれた気がするんだ」
飛鳥?「だから、本当にありがとう」
P「………」
飛鳥?「面と向かって言うのは恥ずかしいから、こうして変身スーツで顔を隠していないと、Pさんに向けてしゃべれなくて……いきなりで、ごめんね」
飛鳥?「これなら、私が誰なのかわからないと思うから……ゲームを利用させてもらっちゃった」
P「………」
14 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:31:11.07 :mYxhpBQ30
飛鳥?「それじゃあ、また明日――」
P「ああ、ありがとう。うれしいよ、裕美」
裕美「………えっ?」
P「なんか感動だな。裕美の口からそんなことを言ってもらえるなんて」
裕美「え、ちょ……えっ?」
裕美「ど、どうして私だって」
P「いや、そりゃ話の内容で考えればな。あと顔は違っても表情が裕美のものだったし」
P「というか晶葉の発明すごいな。なんでスーツの表情までここまで正確に再現できるんだろう」
裕美「………」ボンッ
P「あれ、どうしたんだ?」
裕美「………」
裕美「い、以上、二宮飛鳥の言葉でした」
P「いやいや、さすがに今さらなすりつけてもごまかせな」
裕美「二宮飛鳥でしたっ!!」
裕美「そういうことにしておいてーっ!」ダダダダ
P「あ、おい……行ってしまった」
15 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:35:32.06 :mYxhpBQ30
P「………」
P「あと10分……疲れた」
P「ちひろさん、変装してるのは14歳アイドルって言ってたよな……晶葉は事務所で待ってるって言ってたから、もう飛鳥本人以外は全員見つけたことになるぞ」
P「あいつ、どこに隠れてるんだ……?」
P「うーん……」
P「………」
P「……待てよ?」
16 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:39:13.05 :mYxhpBQ30
P「確かこのあたりで……いたいた」
P「ずっとここから動いてなかったんだな。ありがたい」
P「いやあ、すっかり騙されるところだった」
P「このゲームは、飛鳥変身スーツを着たみんなが、飛鳥の真似をどれだけうまくできるかが肝だと思っていた」
P「でも実際は、まともに真似していない子のほうが多かった」
P「……だからこそ、逆転の発想が出てくる」
P「飛鳥以外が飛鳥に合わせるんじゃなくて、本物の飛鳥が他の誰かの真似をする……その手が完全に頭から抜け落ちていた」
17 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:53:42.37 :mYxhpBQ30
P「つまり、本物は」
P「ずっと事務所の正面で俺の帰りを待っているフリして、晶葉に化けていた君だ」
晶葉?「………」
晶葉?「根拠は?」
P「俺の知っている二宮飛鳥は、とんでもなくひねくれているということ」
P「あとは、俺の勘だな」
晶葉?「なるほど」
飛鳥「……たいした勘だね。正解だ」ベリベリ
P「あっぶな……ギリギリセーフだったな」
P「晶葉のやつ、自分に変身するスーツも作ってたんだな」
飛鳥「そういうこと。反則スレスレの手だが、ルールには反していないはずだよ」
P「確かに、飛鳥本人が変装しないとは一言も言ってなかったか」
飛鳥「そこそこに、晶葉のペルソナを被ることには自信があったんだけどね」
飛鳥「ただ、同時に……キミなら、ボクを見つけられるとも思っていた」
飛鳥「ちょっとした自己矛盾だよ、これは」
18 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:56:00.11 :mYxhpBQ30
飛鳥「今回のゲーム」
P「ん?」
飛鳥「発案はちひろさんと晶葉だけれど、実を言うとボク自身も少し乗り気だった」
飛鳥「キミという人間が、どれだけアイドルのことを……ボクのことを理解しているのか、興味があったんだ」
飛鳥「試すような真似をして、すまない」
P「いいよ、別に。このくらいのこと」
P「やってるうちに、俺も結構楽しくなってたし。かくれんぼは小さい頃から好きなんだ」
飛鳥「そう言ってもらえると、ボクも救われる」
19 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:57:28.22 :mYxhpBQ30
P「あ、そうそう。忘れないうちに」
P「誕生日おめでとう、飛鳥」
飛鳥「……ありがとう」
飛鳥「けど、キミが祝ったボクはもういない」
飛鳥「存在は常に移ろいゆく……キミも、ボクも」
飛鳥「そんな中で、変わらず残り続ける糸があればいいなとボクは思う」
P「相変わらずの返事だなぁ」
飛鳥「ボクを面倒だと思うかい?」
P「いや?」
P「むしろ、それだけ言葉を考えてから俺に話してくれるんだから、気持ちをこめてくれてるんだなーとうれしく思う」
飛鳥「……ふふ、そうか」
飛鳥「でもボクは卑しい人間だよ」
P「どうして」
飛鳥「キミがそう答えるとなんとなく理解(わか)っていて、今みたいな問いを投げるんだから」
P「いいじゃないか。それだけお互いわかりあえてるってことで」
飛鳥「……Pはポジティブだな」
P「飛鳥がネガティブ気味だから、つり合いはちょうどとれるだろう?」
20 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:58:23.29 :mYxhpBQ30
飛鳥「……綺麗な夕日だ」
P「だな」
飛鳥「いつもよりもずっと美しく見えるのは、なぜだろう」
P「誕生日だからじゃないか?」
飛鳥「そうだね。それもあるけど」
飛鳥「きっと、キミが隣にいるから……なんだろう」
P「………」
P「さっ、みんなで寿司食いに行こう! ナターリアや七海とそういう話してたんだ」
飛鳥「……ぷっ」
P「どうした」
飛鳥「いいや、なんでも」
飛鳥「行こうか、寿司」
P「ああ」
飛鳥「回らないほう?」
P「もちろん回るほう」
飛鳥「だと思ったよ」
21 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 21:59:13.00 :mYxhpBQ30
P「ちひろさんにスタドリもらえるから、今後しばらくのスタドリ代が浮いて、そのぶんを寿司代にまわして――」ブツブツ
飛鳥「……P」
P「ん?」
飛鳥「キミに出会えて、よかった」ニコッ
P「……俺もだ」
22 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 22:01:11.79 :mYxhpBQ30
P「あ、そうだ。プレゼント、事務所の中に置いてるからあとで渡すよ」
飛鳥「あぁ」
P「結構自信はあるつもりだけど、期待はしすぎないように――」
飛鳥「………」
飛鳥「ボクを見つけてくれて、ありがとう」
おしまい
23 :◆C2VTzcV58A :2016/02/03(水) 22:04:20.80 :mYxhpBQ30
おわりです。お付き合いいただきありがとうございます
そしてお誕生日おめでとう飛鳥。デレステでSSR来た時にはガンバリマス
書いてて思ったけどやっぱり14歳組はキャラ濃いなあ
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/02/03(水) 22:07:35.34 :e4mawWFDO
乙
美しいSSだった
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/02/03(水) 22:09:48.77 :LOQaftcRO
乙です
14歳組はいい子ばっかりね
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/02/03(水) 22:09:57.08 :QEZ4S2Hio
乙。
正面勝負さけちゃう一種のヘタレさがなんとも飛鳥だなと思う
SS速報VIPに投稿されたスレッドの紹介です
【SS速報VIP】モバP「飛鳥を探せ?」
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