1 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/05(土) 16:35:36.73 ID:acSuK/zEo
モバP「智絵里は最近本当に頑張ってるなあ!」
モバP「これはご褒美としてなにかしてやりたいが……」
モバP「智絵里は遠慮しがちだからなあ」
モバP「多少強引になるかもしれんが、甘やかそっと!」
モバP「最終目標は向こうから甘えてくることだな」
モバP「おーい! 智絵里ーっ!」
2 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/05(土) 17:06:06.18 ID:acSuK/zEo
智絵里「っ! は、はいっ」
智絵里「なにか用ですか?」トテトテ
P「うん。ちょっとこのソファーに座って」
智絵里「……?」チョコン
P「よし」スッ
P「よーしよしよしよし!!」ワシャワシャワシャワシャ
智絵里「ひゃあっ!」
4 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/05(土) 17:25:14.29 ID:2BLWfdUvo
P「智絵里は偉いなー! 頑張り屋さんだなー!」ワシャワシャワシャワシャ
智絵里「ちょ、ちょっと……Pさん!」
P「ん?」
智絵里「わたし、これから撮影ですよ? なのに髪がボサボサになっちゃいました……」ボサーン
P「いけね……」
5 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/05(土) 17:34:36.43 ID:2BLWfdUvo
P「今直すからな……」ナデ
智絵里「んっ……どうしたんですか?急にあんな……」
P「いや智絵里が頑張ってるからさ。なんかしてやれないかと思ってな」
智絵里「そんなこと……でも……」
P「うん?」
智絵里「こうやって優しく撫でてもらうと、なんだか気持ちいいです……ふふっ」
P「あー可愛い」ナデ
6 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/05(土) 19:10:38.42 ID:2BLWfdUvo
智絵里「そ、そんな……可愛いなんて……」
P「いや、智絵里は可愛いよ」ナデ
智絵里「うう……」
P「智絵里可愛い!」
智絵里「」プシュー
P「智絵里は可愛いなぁ!!」
ガチャ!!
P「うおっ! まさかちっひ」
幸子「ボクも相変わらずカワイイですよ!プロデューサーさん!」
P「幸子かよ……」
8 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/05(土) 20:00:43.50 ID:V3BNpqsyo
幸子「なんだとはなんです! 」
P「まったく……今日は幸子も撮影だぞ」スッ
智絵里「あっ……」
幸子「わかってます! ボクのカワイさを全面に撮ってもらいましょう!」
P「お前は……この!こちょこちょ!」
幸子「あはっ! あはは! やめてください!プロデューサーさん!あはは……」
P「このこの!」コチョコチョ
幸子「あはは!」
智絵里「……」
10 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 06:29:17.16 ID:dbMzy8C6o
――――
幸子「はあ……ひー……」
P「どうだ……参ったか……はあ……」
幸子「プロデューサーさん……やりすぎです……」
P「ハハハ……」
幸子「そういえば智絵里さんもう行っちゃいましたよ……」
P「え?」
幸子「さっき無言で事務所出ていきましたよ?」
P「言えよ!!」
11 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 06:39:24.50 ID:dbMzy8C6o
幸子「す、すみません……プロデューサーさんがボクに夢中なあまり……」
P「あぁ! 智絵里に悪いことしたな……」
幸子「まあ、こんなこともありますよ。気になさらないでください」
P「うるせ! この」コチョコチョ
幸子「ちょ、あはは!」
………………
…………
……
12 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 06:47:40.81 ID:dbMzy8C6o
P「昨日は智絵里を甘やかすつもりが幸子いじりで終わってしまった……」
P「しかし今日は違う! ここに美味しいケーキを用意したぞ」
P「これでお詫びをかねて、智絵里を甘やかそう」
ガチャ
P「ナイスタイミング」
15 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 07:13:48.90 ID:0MxMzGdLo
くるみ「お、おはようございましゅ……」
P「くるみか……」
くるみ「ふぇ……ご、ごめんなしゃい……ふぇぇん」
P「あー! くるみが来てくれてよかったなあ!嬉しいなー!」
くるみ「ほ、ほんと……?」
P「もちろん」
くるみ「ぐすっ……えへへっ」
16 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 07:24:01.28 ID:0MxMzGdLo
P「可愛い」
くるみ「えへ……ん! そのケーキ、くるみが食べてもいいの?」
P「え!! いや! コレは……」
くるみ「う……ぐすっ……くるみはバカだし、そんなご褒美貰えないよね……」
P「いや、そんなことないぞ! くるみはよく頑張ってるからな。コレ実はくるみのご褒美なんだー!」
智絵里「おはようございます……」バタン
くるみ「ほんと? くるみ頑張ってる?」
P「おう!」
くるみ「ご褒美?」
P「そうそう!ほら、あーん」
17 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 07:32:52.90 ID:0MxMzGdLo
くるみ「あーん!……美味しい! これ凄く美味しいよ、ぷろでゅーしゃー!」モグモグ
P「そりゃ有名店に一時間並んでゲットしたからな……」
くるみ「くるみのためにそこまで? ぷろでゅーしゃ大好き!」ダキッ
P「ありがとうな……あたってるけど、こりゃ素晴らしい……」ムニ
くるみ「もう一回あーんして!」
P「いやもうちょっとだけ……」ギュ
くるみ「くすぐったーい……あはははっ」
智絵里「……いってきますね」バタン
18 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 07:41:08.18 ID:0MxMzGdLo
P「ふぅ……満足」
P「それにしても、智絵里遅いな……今日は朝一で撮影があるはずなんだが……」
くるみ「ちえりしゃん? さっき事務所出ていったよ?」
P「な! え!? マジか……」
くるみ「なんかぷろでゅーしゃー楽しそうだったから言わなかったけど……」
P「そ、そうか……あ、ありがとう?な。くるみ」ナデ
くるみ「えへ……」
19 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 07:41:58.34 ID:0MxMzGdLo
………………
…………
……
20 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 08:00:24.19 ID:0MxMzGdLo
P「昨日は結局くるみに構って終了したな……」
P「駄目な訳じゃないんだが、俺は智絵里を甘やかしたいんだよ!」
P「と、いうことで今日は智絵里に一日付いて動こう」
ちひろ「駄目ですよ」
P「why?」
ちひろ「貴方この二日間、自分のパソコン業務してないでしょう。めちゃくちゃ溜まってますよ」
P「」
25 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 12:36:01.96 ID:0MxMzGdLo
P「……」カタカタカタカタカタカタ
ちひろ「ふんふーん」カタカタ
P「アトチョット……」カタカタカタカタ
ちひろ「はいコレ追加で」ドンッ!!!
P「」
ちひろ「ちょっとコンビニ行ってきますね。なにかほしいものあります?」
P「チエリ」
ちひろ「はい栄養ドリンクですねーそれじゃ」バタン
P「」カタカタカタカタカタカタ
26 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 12:42:11.95 ID:0MxMzGdLo
P「アーナターガークレタホホーエミー」カタカタカタ
P「ウレーシクテー」カタカタカタ
智絵里「おはようございます……」ガチャ
智絵里「Pさん! 今日は一人ですか……?」
P「タイーセツデー」カタカタカタカタカタカタカタカタ
P「コレサエ オワレバ」カタカタカタカタ
智絵里「……」
智絵里「……お忙しいみたいなので、また今度、お話ししましょうね……」バタン
P「チエリニ……って、智絵里!?」バッ
シーーン
P「あれ……?」
28 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 15:06:14.12 ID:0MxMzGdLo
――――
ちひろ「ただいま戻りましたー」ガチャ
P「終わりましたよ! 全部!」
ちひろ「おや、早いですね。はいスタドリ」スッ
P「はいどうも!」バッ
P「んごごご」ゴクゴクゴク
P「ぷはっ 貴方のせいで、せっかくのチャンスを逃しましたよ! おそらくですけど!」
ちひろ「あら、人聞きの悪い……」
ちひろ「最近、智絵里ちゃんと話しましたか?」
P「……色々重なって、あんまりです」
ちひろ「そうですか……なんだか心配ですね」
P「ええ……だから明日こそは……」
………………
…………
………
30 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 18:08:01.25 ID:0MxMzGdLo
ガチャ
「……」
トコトコ
「……Pさんの机……」コテン
「Pさん……わたし……ちょっと寂しいです……」
「他のアイドルも増えてきて……お話しする機会も、あんまりないです……」
「……Pさん……すぅ……」
31 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 18:39:22.88 ID:0MxMzGdLo
バターン!!
P「いけねー! 家の鍵忘れちゃったよ!」
スタスタ
P「確か机に……ん?」
32 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 18:48:20.32 ID:0MxMzGdLo
P「鍵がない……」
P「あれ? 俺ここに置いたよな? まあスペアも事務机に置いてあったハズだし……」ゴソゴソ
P「はいあったー! じゃあ、お疲れ!事務所!また明日!」
バタン
33 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 18:54:49.97 ID:0MxMzGdLo
「ふふっ……」
34 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 18:57:02.23 ID:0MxMzGdLo
――――
P「おはようございまーす!」ガチャ
P「今日は事務もなし! 付き添いで行かなきゃいけない仕事もなし!」
P「こりゃ智絵里日和だな……」
P「ハハハ」
ガチャ
P「キタコレ」
36 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 19:10:44.31 ID:nOcxZ5Mko
智絵里「おはようございます……」
P「え!マジで! やったーっ!」ダダダッ
ギュッ
智絵里「え? きゃっ……」
P「会いたかったぞー! 智絵里ーっ!」ギュ
智絵里「ぴ、Pさん……そんなにですか? 」
P「うん。最近あんまり構ってあげられなくてごめんなー」ギュ
智絵里「か、構ってって……わたしはペットじゃないです……」
P「ごめんごめん」
37 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 19:22:49.44 ID:nOcxZ5Mko
智絵里「でも……」
P「?」
智絵里「わたしも、ちょっとだけ……寂しかったです……」ギュ
P「ふほっ……」
智絵里「今までの分も、お話ししたいです……」
P「ああ! しよう! 4時間くらいしよう!」ナデナデ
智絵里「ふふっ……お仕事、遅れちゃいますよ……?」
P「構うもんかー! ハハハ!」
智絵里「えへへっ……」
38 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 19:32:35.70 ID:nOcxZ5Mko
――――
P「あっという間に一日が終わったな……」
智絵里「はい……でも、とっても楽しかったです」
P「俺もだよ。久々に智絵里とこんなに一緒にいた気がする……」
智絵里「これからも、もっともっと一緒にいれますね? 」ギュ
P「? おう……」ナデ
智絵里「わたし、もう寂しくないです……」ギュ
P「そうか? そりゃよかった! 寮まで送るよ」
智絵里「ふふっ……」
智絵里「大丈夫ですよ」
P「?」
39 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 19:33:52.43 ID:nOcxZ5Mko
智絵里「あとで、きっとまた会えますから……ふふふっ」
40 : ◆IIZVaBNjwvma 2014/04/06(日) 19:39:30.13 ID:nOcxZ5Mko
終わり!!
智絵里は最高に可愛いよ!