1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 00:48:02.45 ID:6615jJuQ0
響「ごめん、聞き間違いかな。もう一度言ってくれる?」
春香「ゴーヤですよ!ゴーヤ!」ワッサワッサ
響「人のアホ毛で遊ぶんじゃない!」
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 00:48:27.03 ID:6615jJuQ0
春香「いやー、このネタを美希でやってたら千早ちゃんがツボっちゃって」
響「何やってるんさー・・」
春香「生っすかのリハ中に」
響「何やってるんさー!?」
春香「おかげ様でプロデューサーさんにこっぴどく叱られちゃいました」テヘペロ
響「当たり前だろ・・」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 00:52:26.51 ID:6615jJuQ0
春香「まーそれで」
響「うん」
春香「お説教受けてたら遅くなったので」
響「はい」
春香「響ちゃんのお家でお泊りですよ!お泊り!」
響「いきなり深刻な顔して“ごめんね響ちゃん、私・・もう・・”って来たから何かと思ったらそんな理由だったの・・」
春香「私・・もう・・“終電がなくなっちゃったのでしたー!”」
響「」イラッ
春香「あれ、響ちゃんそのゴーヤは何かな待って口に入れないで苦い苦い苦い!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 00:53:13.69 ID:6615jJuQ0
響「ていうか、プロデューサーさんに送って貰えばよかったんじゃないの」
春香「つれないなー、今をときめくトップアイドルが泊まりに来たっていうのにー」ペッペッ
響「トップアイドルは自分でそう言わないっての!」
春香「まま、そうおっしゃらずに~あ、ハム蔵ちゃんだー」
ハム蔵「ヂュイ!」タタタ
響「ハム蔵近づいちゃ駄目だぞ、ドンガラされて潰されるから」
春香「ドンガラ!?何それそんな動詞初めて聞いたよ!」
響「ドン、ドンカッ、ドンガラのドンダー三段活用さー」
春香「最後だけ絶対取ってつけたよねそれ!」
ハム蔵「ヂュヂュ!」ピョン
春香「ほうほう?ハム蔵ちゃんも“おいどんも春香ちゃんが泊まることを歓迎するでごわす”だってさ!」
ハム蔵「ヂュー!?」
響「人の家族に勝手にアテレコするんじゃない!ていうか何でごわす口調なんだよ!
春香「ヂュヂュイ!」テヘペロ
響「無駄に似ててムカつくからモノマネやめろぉ!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 00:53:43.83 ID:6615jJuQ0
春香「まぁまぁ、そう言わずにさ、泊まるのだって初めてじゃないんだし」
響「いや、確かにみんな泊まりに来ること多いんだけど」タカネトカチハヤトカー
春香「お泊りセットだって置いてあるし」つベット下から
響「え?いつの間に・・」
春香「着替えだって完備なのだー!」クローゼットガチャ
貴音「・・・」クンカクンカ
春香&響「」
貴音「はぁ、やはり響の服に包まれていると甘美な思いに・・おや」
貴音「これはこれはドンガラりぼんと愛おしい響、ごきげんうるわs
響「出てけぇ!」ポーイ
貴音「めんようなー!」
春香「あ、あの今のって」カルクヒドイコトイワレテタキガスルケド
響「春香は何も見なかった、いいね?」クワッ
春香「ひゃ、ひゃい」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 00:55:59.10 ID:6615jJuQ0
響「それにしてもさ、何で自分の家なんだー?それこそ千早のとことかでいいんじゃ」
春香「いやー、確かに前はちょくちょく行ってたんだけどねぇ」
響「んー?」マエハ?
春香「千早ちゃん、カメラに凝りだしたじゃない?」
響「そうだなー、そういえば前の合宿の写真、事務所に飾ってあったな」
春香「あの時は千早ちゃん、人物を取るのは苦手なんて言ってたけど・・」
響「最近は事務所の皆に良くカメラを向けてるな」タシカニ
響「でも、それが何か問題あるのか?」
春香「いや、ね。千早ちゃんのお家に遊びに行くと、ほら、やよいのフォトアルバム(現在74冊)をこれでもかって見せてくるわけで・・」
響「お、おお・・」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 00:56:48.91 ID:6615jJuQ0
千早「それでね、この時の高槻さんがとっても可愛くて、あ、こっちは宿題が難しくて悩んでる高槻さん困り顔も愛おしいわね。これはセールチラシを吟味する高槻さんで、これは・・」
春香「と、まぁこんな感じでして・・」
響「なるほど、それは確かに行きづらいぞ」イオリニホウコクシトコウ
春香「んー、それだけじゃないんだけど」
響「おー?」
春香(響ちゃんアルバム全83冊もあるのは黙っておこう)
春香「ううん、春香さんとしては親友がどんどん遠くへ行ってしまうようでして・・」
響「それは同感」タカネトカタカネトカ
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 00:57:21.57 ID:6615jJuQ0
春香「そんなこんなで」
響「つまり消去法と・・」
春香「いやいや、響ちゃんと言えば!」
春香「料理が上手くて!」
春香「明るくて運動神経も良くて!」
響「い、いきなりなんだー?」
春香「長いポニテがとってもキュートで、たまに見せる八重歯はセクシー!」
響「う、うがー、何か恥ずかしいからやめてよー!」
春香「ちっちゃいのにダンスが得意で運動神経は真とタメを張るレベル!」
響「まって、今ちっちゃいって言った?」
春香「ファンキーノートの中に入ってもとても最年長とは思えないしんちょ・・可愛らしさ!」
響「あ、こいつ分かって言ってるな!こらやめろドンガラ!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 00:57:51.15 ID:6615jJuQ0
春香「なーのーにー・・」マタドンガライッタナ
響「な、何だよ今のは春香が」
春香「私と同じバストとはどういうことだあー!おらー!」モミモミ
響「う、うぎゃー!?」
春香「ほれほれここか!ここがええんか!」モミモミモミミン
響「や、ちょっと、はるっ・・な、何でこんなねちっこく揉んでくるのこのアイドルー!」
春香「うぇへへへへ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 00:59:47.47 ID:6615jJuQ0
響「うう、穢された・・」
春香「穢しちゃいました」のワの
春香「さーさー汗かいたのでお風呂ですよお風呂!」
響「もう好きにして・・」
春香「何言ってるの、響ちゃんもに決まってるよ!」
響「ええ!?じ、自分も一緒にかー!?」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 01:01:03.85 ID:6615jJuQ0
響「うう、結局流されてしまった」シャワー
春香「うーん、仕事の後のお風呂はいいねぇ」ホコホコ
響「春香が段々おっさんみたいになって来たぞ・・」カミアラオ
春香「まー失礼な!ピチピチのJKですよ!JK!」
春香「ところで・・ほほーん」
響(何か嫌な予感が・・)シャンプーナウ
春香「いやはや、健康的なお肌かつ引き締まった体躯、知ってる?響ちゃんの腹筋が好き!ってファンの人結構いるんだよ?」ザバァ
響「う・・実際ファンレターに書かれたこともあるから否定できない」
春香「そこから上に行くとー」セナカツツー
響「ひゃ!?ちょ、ちょっと今目が開けられないからまっt
春香「ふふーん、響ちゃんと言えばこの腋ですよねー!」ツンツン
響「ぴゃい!?も、もう春香ぁ!いい加減にして
春香「ほんとにさー・・響ちゃんって」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 01:01:52.35 ID:6615jJuQ0
キュッ
ザアアアアアアアアアアアアア
春香「響ちゃんって・・完璧だよね」ギュッ
響「は、はるか・・?」
春香「私がいっぱい練習して出来るようになったステップ、一回でこなしちゃったし」
春香「響ちゃんのデビューシングル、オリコンいきなり載ったもんね。私何か近所のCD屋さんに置いてなくて探しまわっちゃったよ」
春香「本当に完璧・・私とは、違って」
響「春香・・」
春香「どこにそんなパワーがあるのかな?私でも思い切り抱きしめたら、壊れちゃいそうなのに」ギュゥ
響「んっ!」
春香「・・・なんてね」パッ
春香「ごめんね、今日の春香さん、ちょっとおかしいよね」
春香「先、上がっちゃうよ。お風呂ありがとう」
響「・・・」
ザアアアアアアアアアア
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 01:02:21.15 ID:6615jJuQ0
ガチャッ
春香「あはは、いぬ美ちゃんくすぐったいってばー」
響「・・ジュース、飲む?」コトッ
春香「ありがと、響ちゃん」ニコッ
響「ッ!・・な、なぁ春香
春香「そうだ!やってみたい事があるんだけど、良い?響ちゃん」
響「ほぇ?」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 01:03:16.18 ID:6615jJuQ0
春香「えへへ、響ちゃんの髪、サラサラだねー」
響「そりゃ、毎日しっかりケアしてるからな!」フンス
響「でも、変わってるなー、自分の髪を梳いてみたい、だなんて」
春香「いやー、私髪伸ばすと跳ねちゃうから、ロングって憧れちゃうんだー」
響「へー、ロングになった春香かぁ、ちょっと見てみたいかなー」
春香「んー、どうだろ。伸ばしたら千早ちゃんや響ちゃんみたいになれるかな?」
響「自分たちみたい、かぁ。んー・・でも自分は今の春香が一番好きだけどな!」
春香「!」
響「無理に変える必要は無いと思うぞー?春香は春香、そのままでなんくるないさー!」
春香「私は私、かぁ・・前に千早ちゃんに教えてもらったのに、忘れちゃってたなぁ」ボソッ
響「どうかした?」
春香「ううん、なんでも!・・ありがとう、響ちゃん」
響「おー?」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 01:03:55.37 ID:6615jJuQ0
春香「よし!終わりー!」
響「わー、やっぱり人にやってもらうといつもより仕上がりがいいなー!」
春香「そんなものかな?でもこれを毎日やらないといけないと思うと、春香さんには難しいなーって・・」
響「じゃあ春香!代わりに何かして欲しいこと、ある?」
春香「ほえ?私?いいよ、泊めてもらってるんだから」
響「でも日跨いじゃったよ?」
春香「日?あ・・そっか」
響「えへへ、そういうこと!」
春香「んー・・突然言われると困っちゃうなぁ。そうだ!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 01:05:09.19 ID:6615jJuQ0
響「うーん、ほんとにこれで良いのか?」
春香「えへへ、添い寝ですよ!添い寝!」
響「春香がそう言うなら・・今更感もあるけどさ」
春香「そりゃ合宿とかお泊り会とかで同じ部屋でーってのはあるけど、同じお布団はなかったでしょ?」
響「そうだけどさー・・、というか純粋に考えて恥ずかしいぞ・・」
春香「えー?恥ずかしがってる響ちゃんも可愛いよー?」
響「だからー!そういうのやーめーろーよー!」
春香「あはは、やっぱり響ちゃんはこうやっていじるに限るね!」
響「何か複雑な感じ・・でもやっぱり分かった」
春香「?」
響「春香はそうやって笑ってるのが一番さー!」
春香「・・・」クルッ
春香「やっぱり響ちゃんて天然ジゴロなとこあるよね」ボソッ
響「・・?」コンカイコノテンカイオオイナー
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 01:06:04.29 ID:6615jJuQ0
春香「ねぇ響ちゃん、もう寝ちゃった?」
響「むにゃ・・まだ起きてる・・ぞ」
春香「最後に一つだけお願い、いいかな?」
響「んー・・春香は・・欲張りさん、だなー・・」
春香「一石二鳥じゃ物足りないのが信条ですから!じゃなくて・・」ギュッ
響「おー?・・暖か・・い・・」
春香「このまま、手を繋いだまま、ね?」
――おやすみなさい
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 01:07:23.87 ID:6615jJuQ0
「・・・・2人とも寝たかしら」
「フフ、まさか壁に擬態しているとは気づかなかったようね」クッ
「でも春香とがな・・響の寝顔2ショットなんてお宝が手に入る時が来るなんて思わなかったわ・・」
「うふ・・うふふ・・うふふふふ」ムギュ
「・・・ムギュ?」
ワニ子「ガー!」イタイジャナイカ
「キャー!?」
「は!何やら響のピンチを感じました故!」メンヨウナー
「うぎゃー!なんだー!?」
「わわわ、何々!?あっとととと!?」
ドンガラガッシャーン!!
ブタ太「ブヒー!」
ヘビ香「シャー!」
ハム蔵「ヂュヂュ!」
ギャーギャー!
響「お、お前ら・・・静かにしろおおおおおお!!」
おわり
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/03(金) 01:58:00.26 ID:PYUlSFxAO
その後4人でごーや祭り(意味深)ですかー?
私も混ぜて欲しかったかなーって