1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/08(日) 23:26:00.42 ID:GYd8io140
響「新しい事務所に来たぞ!」
響「おっ!自分が一番乗りさー」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/08(日) 23:28:00.23 ID:GYd8io140
響「内装もまだ張り替えたばっかで綺麗だぞ」
響「すーはー」
響「この独特のにおい、なんかいいなぁ」
響「ふーんふーんふふーん♪」
響「ちょっと新事務所の探索するさぁ」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/08(日) 23:29:49.25 ID:GYd8io140
響「れいーぞうこーはどこーこだろぉー?」
響「お!あった」
響「何があるかなー」ガチャ
響「あれれ、何も入ってないや」
響「……」
響「そっりゃそうか!自分が最初に来たんだもんな」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/08(日) 23:32:56.11 ID:GYd8io140
響「あとで何か買ってくるさー」
響「水とかお茶の大きいペットボトルとー」
響「雪見大福も欲しいぞ!」
響「千早のためにカロリーメイトも要るかな?」
響「いや、みんなが来るときに持ってくるかも」
響「何が揃うかな?楽しみさー」ワクワク
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/08(日) 23:35:14.90 ID:GYd8io140
響「おりゃー!窓オープン!」
ビュウウウウウウ
響「さぶっ!外さぶっ!窓クローズ!」
バタン
響「うぅ~目茶苦茶風強いぞ…自分がこっち来るときはこんなに風吹いてなかったのに」
響「…みんな大丈夫かな」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/08(日) 23:38:55.28 ID:GYd8io140
響「こんなに強い風が吹くなんて思わなかったさ」
響「まあみんな車で移動するって言ってたし大丈夫だよね!」
響「テレビでも付けて待ってるさぁ!」
ポチ
響「あれ?テレビつかないぞ…」
ポチポチ
響「あれれ?なんで?」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/08(日) 23:42:32.32 ID:GYd8io140
響「どういうことさー?」
ガパッ
響「あー、リモコンに電池が入ってないさー」
響「小鳥ぃ~。『新事務所には新しい大型テレビを用意してありますよ!』なんて言ってたくせに~」
響「うがーっ!これじゃテレビみれないぞーっ」
響「電池買ってこようかな…ちょっと歩いたところにローソンがあったはずだぞ」
響「あー、でも外すごい寒いし」
響「テレビはまた今度にしよう。我慢我慢」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/08(日) 23:46:55.28 ID:GYd8io140
響「…やることない」
響「そうだ!外の景色を見よう!」バッ
響「新しい事務所は高層ビルの上の方の階だから見晴らしもいいはずだぞー」ワクワク
響「さっきの窓は正面にも高層ビルが立ってたから視界ゼロだったけど」
響「別の窓からはきっといい景色が見えるさー!」タタタ
響「とうちゃーく!あはは!この事務所広いぞ!」
響「ビルからの夜景はどうかな~」ワクワク
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/08(日) 23:49:03.24 ID:GYd8io140
響「…暗くて何も見えないぞ」
響「眠らない街東京も、不景気続きのせいですっかり元気のない夜景になっちゃったんだな…」
響「でもでも!」
響「こんな時こそ自分みたいなアイドルが頑張って皆を元気づけるさー!」
響「よーし!えいえいおー!」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/08(日) 23:52:53.76 ID:GYd8io140
響「あはは、ちょっと一人ではしゃいじゃったさ」
響「…もう、ちょっと自分はしゃぎすぎさー///」
響「今のは誰かに見られてたらちょっと恥ずかしいな」
響「あ、向かいのビルに人がいたぞ…」
俺「」
響「うわぁ、ガン見してきてるぞ」
響「ひぃ~」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/08(日) 23:55:30.69 ID:GYd8io140
響「ブラインド降ろして緊急回避!」ザーッ!
響「ふぅ。こんな時間まで仕事してる人は大変だな」
響「おっと!自分も会社にいるんだった!あははー!」
響「そして皆もこれからこっち来るんだよなー。残業にも程があるさー」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/08(日) 23:58:50.93 ID:GYd8io140
響「おっ!ソファーも新調されてる!」
響「そりゃあ!」
ぼふっ
響「うわぁ~ふかふかだぞぉ」
響「前のソファーも悪くなかったけどこのソファーも凄くいいぞ」
響「美希とか絶対すぐ寝ちゃうぞ。あはは」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/09(月) 00:02:09.62 ID:srq5TirM0
てくてく…
響「おっ!これがプロデュサー達の仕事用デスクだな!」
響「書類とかが一枚も乗ってないデスクってのも新鮮だなー」
響「見るたびに書類積み過ぎ!とかスペース狭!とか思ってたけど」
響「こうして見ると結構広々してるんだ」
響「…落書きしちゃおうかな~」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/09(月) 00:04:24.06 ID:srq5TirM0
響「いや!我慢だ我慢!」
響「そいうのはクールな自分のキャラに合わないぞ!」キリッ
響「そういうのは亜美真美のポジションだもんな!」
響「ふあ~あ。なんだか眠くなってきたぞ」
響「みんな遅すぎるさぁ」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/09(月) 00:07:55.89 ID:srq5TirM0
響「あっ…もう日付変わってるぞ」
響「…なんで誰も来ないのかな」
響「歩いてきた自分が一番早くついて待ちぼうけなんておかしいぞ」
響「渋滞にしたって遅すぎるさー」
響「あ!ま、まさか事故に遭ったんじゃ…?」フルフル
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/09(月) 00:11:31.98 ID:srq5TirM0
響「だ、駄目だぞ自分!そんな不吉なこと言っちゃ…」
響「でも『遅くなる』の連絡すらないし…やっぱり…」
響「うぎゃーっ!どうしよう!765プロの危機だぞー!」
響「えっとえっと…まずは連絡を取らなきゃ…」
響「プロデュサー!頼む!出てくれぇ!」
『おかけになった電話が電波が届かないか…』
響「うぎゃーっ!」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/09(月) 00:17:57.18 ID:srq5TirM0
響「うぅ~っ!まずい!まずいぞ…!」
響「いや、悪い方に考えたらだめだ!悪い方に考えたら…!」
響「…でもでも、おとぅの時だって急にあんなことになるなんて思わなかったし…」
響「…よし!」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/09(月) 00:22:25.31 ID:srq5TirM0
響「みんな待ってるさ!」バッ
響「自分が助けに行くぞ!」ガチャ!
びゅううううう
響「うわ!ひーさん!ふかとぅんじーびーさ!にしかじじょーいひじゅるさん!」
響「でも、皆はもっと辛いはずさー!自分が頑張らなくてどうするさ!」
響「うおおおおおおおおお!なんくるないさー!」ダッ
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/09(月) 00:30:04.60 ID:srq5TirM0
・ ・ ・ ・ ・ ・
P「あー、やっと着いた」ガチャ
社長「運転お疲れ様。まさか事故渋滞で三時間も動かなくなるとは…」
P「えーっと、女の子たちはみんな渋滞抜けてからタクシーで帰らせましたよね」
小鳥「はい。律子さんも竜宮小町のイベントが終わったら皆を送ってから直帰です」
社長「む?響くんは先にこっちに来てるんじゃなかったかね?」
P「そのはずですけど…いませんね。遅いし帰っちゃったんですかね」
小鳥「あ!律子さんからメール着てます。プロデューサーさんに電話がつながらないからって…」
P「やっべ電池切れてる」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/09(月) 00:35:28.43 ID:srq5TirM0
P「えーっと充電器充電器…」
社長「確か社内携帯用充電器は律子くんが持ってくる手筈だったよ。仕事が遅くなったから直帰したが」
P「しょうがない。携帯の確認は帰ってからにするか。」
社長「遅いし今日は解散だな!また明日からよろしく頼むよ!」
P&小鳥「はい。よろしくお願いします」
・ ・ ・ ・ ・ ・
ビュウウウウウウウ
響「うぅ~プロデューサー!みんな~!どこにいるんさ~!」
おわり
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/09(月) 00:36:25.59 ID:srq5TirM0
これっぽっちも奇をてらってないオチだけどこれでいいのだ
響愛してる
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/01/09(月) 00:49:16.84 ID:5S61sgQv0
ひびきんは可愛いなあ