【白坂小梅SS】モバP「あぁ、血が吸いたいなぁ…」

1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 22:55:29.73 ID:yyD8Xmhgo

P「最近残業続きで、全く血を摂取できていない」

P「最後に血を吸ったの…いつだったかな」

P「このままでは、事務所のアイドル達を襲いそうだ」

P「どうしたものか…」

<ガチャッ

2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 22:57:45.11 ID:yyD8Xmhgo

ちひろ「おはようございます!プロデューサーさん」

P「あぁちひろさん、おはようございます」

ちひろ「今日も朝早くからお疲れ様です、いつもの、置いておきますね」つスタドリ

P「ありがとうございます、いつもすみません」

ちひろ「いえいえ、プロデューサーさんにはいつもお世話になっていますから」

P「こちらこそ、ちひろさんには助けて貰ってばかりですよ」

P「…じゃあ、遠慮なくいただきますね」

ちひろ「えぇ、どうぞ」ニコッ

3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 22:58:24.81 ID:yyD8Xmhgo

P(まぁ、吸血鬼の俺には何の効果もないけど)

P(あぁやっぱ生きのいい血じゃないとだめだ…全然足りない)

P(誰か、誰かいないのか…)

ちひろ「…」ニコニコ

P(………ん?)

4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 22:59:08.04 ID:yyD8Xmhgo

P(待てよ)

P(ちひろさんならいいんじゃないか?)

P(結婚はしていないだろうし、見たところ健康そうな成人女性だ)

P(後は…)

P「ところでちひろさん、ちょっと聞きたいことがあるんですが」

ちひろ「はい、なんですか?」

P「ちひろさんって彼氏とかいるんですか?」

ちひろ「…へ?」

5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 22:59:41.29 ID:yyD8Xmhgo

ちひろ「…え?と、突然なんですか?」

P「あぁ、いえ…ちょっと気になっちゃいまして、ちひろさん美人だしやっぱり彼氏とかいるのかなーって」

ちひろ「!?」

ちひろ「えっと、その…あの…」

ちひろ「…ぃ、いません」

P「へーそうなんですか、意外ですね」

P「じゃあ好きな人とかいるんですか?」

ちひろ「うぇええ!?」

6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:00:07.66 ID:yyD8Xmhgo

P「…いないんですか?」

ちひろ「あああえっと、その…」

ちひろ「…」

ちひろ「い、います!」

P「あぁ、そうですよね」

P(まぁそりゃそうだよな…こんな綺麗な人が誰とも付き合わないなんて、好きな人がいるからだよな)

P「いやぁ羨ましいな、ちひろさんに好かれるなんて」

P(流石に好きな人がいる女性の血を吸う訳にもいかないよな、他を当たるか)

ちひろ「あ、あの!」

P「あ、それじゃあ俺衣装チェック行ってきますね」

<バタンッ

7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:00:35.59 ID:yyD8Xmhgo

未央「おっはようございまーす!あれ、ちひろさん一人?」

ちひろ「…」

未央「プロデューサーは?入れ違ったのかな…って、どうしたのちひろさん?顔真っ赤だけど」

ちひろ「…」

未央「…ん?」

未央「?!」

未央「き、気を失ってる!?」

8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:01:04.75 ID:yyD8Xmhgo

P「うっ…」フラッ

P(まずいなぁ…今朝もがっつり肉を食ってきたが、効果が薄いか)

P(誰か…誰かいないか…)

ルキトレ「あ、プロデューサーさん!おはようございます」

P「…おはようございます」

ルキトレ「次のライブの衣装チェックですか?」

P「えぇ、そうです」

ルキトレ「ちょっと待って下さいね、確かこっちに…」

P(…ん?)

P(待てよ)

P(この子ならいいんじゃないか?)

9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:01:46.83 ID:yyD8Xmhgo

P(いやでも…彼氏くらいいるだろ、学生だし)

P(それ以前に彼女未成年じゃないか、やばいそれはやばい)

P(何がやばいって…)

ルキトレ「あ、そうだプロデューサーさん、輝子ちゃんのヴァンパイア衣装なんですが…」

P「うっ」ドクンッ

ルキトレ「?、プロデューサーさんどうかしましたか?」

P(まずい!)

P「す、すみません後はお願いします!」

ルキトレ「…どうしたんだろう?」

10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:02:15.48 ID:yyD8Xmhgo

P「はー…」

P(いよいよやばいな、危うく衝動的に襲うところだった)

P(幸い今日は事務仕事だけだし、このまま気分を落ち着けて休みながら…)

幸子「おはようございます!プロデューサーさん、今日もカワイイボクが来ましたよ!」

P(…気分を、落ち着けて)

幸子「…あれ?どうしたんですか机に突っ伏して、駄目じゃないですか朝からサボりだなんて」

幸子「プロデューサーさんはボクのために一生懸命頑張る義務があるんです!休んでる暇なんてないんですよ」

12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:03:23.17 ID:yyD8Xmhgo

P(…)

幸子「…ま、まぁどうしても疲れているというならボクが話し相手になってあげてもいいですよ?」

幸子「ほら、ボクと話すことができるだけで元気になるでしょう?」

幸子「だから仕方ないですけど話し相手になってあげます!ボクは優しいですからねぇ♪」

P(まぁ)

P(幸子ならいいか)

13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:04:08.45 ID:yyD8Xmhgo

P「幸子、頼みがある」

幸子「それかボクを褒めて…頼みですか?」

P「あぁ、今個人的なことでとても困っていてな」

幸子「個人的なこと…」

P「他のやつには頼めないんだが…お前になら任せられそうだ」

幸子「!」

幸子「フフーン、ボクに頼みごとだなんて…プロデューサーさんも分かってますね!」

幸子「いつもならお断りするところですが…プロデューサーさんに免じてやってあげましょう!」

P「ありがとう、幸子」

14:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:04:35.34 ID:yyD8Xmhgo

P「この中で話そうか」

幸子「ここって…倉庫じゃないですか」

P「他のやつに聞かれる訳にはいかないからな」

P「もちろん…このことは誰にも話さないでくれよ?」

幸子「分かってますよ、二人だけの秘密ですね!」

P「あぁ、そうだな」

15:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:05:16.65 ID:yyD8Xmhgo

幸子「それで、ボクに頼みたいことって何ですか?」

P「そうだな…」

P「…単刀直入に話した方がいいか」

P「幸子、血を吸わせてくれないか?」

幸子「…はい?」

P「隠してたけど、俺吸血鬼なんだ」

幸子「…は?」

17:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:05:45.33 ID:yyD8Xmhgo

幸子「…プロデューサーさん、エイプリルフールは早いですよ?」

幸子「そんな冗談を言うためにこんなところまで連れてきたんですか?」

P「まぁそう思うよな」

P「でも、冗談でも嘘でもないだなこれが」スッ

幸子「へ?」

<ギュッ

19:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:06:24.00 ID:yyD8Xmhgo

幸子「わぷ、な、なななな」

P「ごめんな幸子、もう我慢できないんだ」

幸子「な、なにを…!!」

P「…」

幸子「ぷ、プロ…」

20:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:07:21.47 ID:yyD8Xmhgo

P「…」

幸子「…」プルプル

P「なーんてな」パッ

幸子「…え?え?」

P「どうだ驚いたか?ハロウィンのお返しだ」

P「ま、許してくれ。今度何かおごるからさ」

幸子「…」

幸子「ぷ、プロデューサーさぁん!!」

21:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:07:53.87 ID:yyD8Xmhgo

P(…)

P(…ふー)

P(危なかった、マジでやるところだった)

P(あと少し理性が働くのが遅かったら大変なことになっていた)

P(ちひろさんには悪いが、今日は早めに帰させてもらうかな…)

23:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:08:20.63 ID:yyD8Xmhgo

小梅「プロデューサーさん…」

P「ん?小梅か、どうしたこんなところで?」

小梅「…ちょっと、お話が…あるんですけど…」

P「話?あぁ、いいぞ」

小梅「…」

P「…?」

小梅「あ、あの…」

小梅「プロデューサーさんは、人間じゃない…の?」

24:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:08:49.68 ID:yyD8Xmhgo

P「…」

P「どうしてそう思うんだ?」

小梅「…違ってたら、ごめんなさい。でも、あの子が…その…」

P「うん」

小梅「…プロデューサーさんから、変な雰囲気…感じたって…」

P「…そうか」

25:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:09:20.90 ID:yyD8Xmhgo

小梅「…」

P「あーあ、上手く隠してたんだけどなぁ」

小梅「!」

P「やっぱ幽霊の眼は誤魔化せないか…軽率だったな」

小梅「それじゃあ…!」

P「あぁ、俺は…」

小梅「ゾンビ?」

P「そう、いや違ーう」

26:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:10:21.16 ID:yyD8Xmhgo

小梅「…違うの?」

P「まぁ幽霊よりは近いけど、肉体は腐敗してないからゾンビではないな」

小梅「じゃあ…」

P「吸血鬼、ヴァンパイアだ」

小梅「吸血鬼…!」

P「…何か嬉しそうだな、怖くないのか?」

小梅「…こ、怖いよ?今のプロデューサーさん、すごく…目がギラギラしてるし」

P「…」

27:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:11:42.19 ID:yyD8Xmhgo

小梅「…でも、それ以上に」

P「?」

小梅「すごく…嬉しい」

P「なぜ?」

小梅「…す、好きだから」

P「あぁ…そういえば幸子が言ってたな、ホラー好きだったか?」

小梅「う、うん…」

P「…」

28:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:12:09.07 ID:yyD8Xmhgo

P「ま、いいや」

小梅「?」

P「バレてしまったものは仕方ない、開き直らせてもらうぞ」

P「ついてこい」グイッ

小梅「あっ…」

29:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:12:38.68 ID:yyD8Xmhgo

幸子(まったく、プロデューサーさんには困ったものです)

幸子(いくらボクがカワイイからって、あんなことをするために嘘をつくなんて…)

幸子(…ボクにしか、頼めないなんて)

幸子(…)

幸子「あーもう!プロデューサーさんの…」

幸子「…?あれは…」

30:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:13:17.18 ID:yyD8Xmhgo

幸子「プロデューサーさんと、小梅さん?」

幸子「二人していったいどこに…というか、何で手を繋いでいるんですか…」

幸子「…」

幸子「プ、プロデューサーさんはともかく、小梅さんが心配ですし…」

幸子「うん、仕方ない…ですよね」スススッ

31:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:14:54.08 ID:yyD8Xmhgo

<バタンッ

幸子(あそこって、さっきボクが連れて行かれた場所じゃないですか)

幸子(…まさか、小梅さんにも同じことをするつもりなんじゃ)

P『小梅、頼みがあるんだ…』ギュッ

幸子(…)

幸子(と、止めないと!!)

「…っ」

幸子「…?、今、何か聞こえたような」

幸子(あれ、扉開いてる…?)チラッ

幸子「…!?」

32:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:15:37.12 ID:yyD8Xmhgo

P「…ふぅ、ごちそうさま」

P「とっても美味しかったよ」

小梅「はっ…//、はっ…//」ガクガク

P「…ん、どうしたんだ小梅?なんだか辛そうだな」

P「まるで発情しているみたいだぞ」

33:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:16:12.07 ID:yyD8Xmhgo

小梅「あっ…う、か、身体が…熱い…」

P「どこか痛むのか?腹か?」サワッ

小梅「ち、ちが…」

P「なら…足か?」スッ

小梅「…っ//」ビクッ

P「んー良く分からないな、とりあえず脱がして…」

34:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:16:55.72 ID:yyD8Xmhgo

幸子「ちょちょ、ちょっと何やってやがりますか!?」バンッ

P「幸子、仁奈みたいな話し方になってるぞ」

幸子「そんなことはどうでもいいんです!さっきから見てたら、なな、何セクハラしてるんですか!?」

P「セクハラじゃないさ、小梅がちょっと熱っぽいから治療をだな」

幸子「こんな誰も来ない倉庫でやってる時点で説得力皆無ですよ!」

P「ちっうっせーな、反省してまーす」

幸子「ええ…」

35:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:17:42.09 ID:yyD8Xmhgo

小梅「…プロデューサーさん、仕方ないよね?」ガシッ

幸子「ふぇ!?こ、小梅さん…?」

P「そうだな、見られちまったもんは仕方ないよな」スッ

小梅「うん、じゃあ…」

P「いただきます」

幸子「ちょ」

36:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:18:11.55 ID:yyD8Xmhgo

「フ、ふひ…ふたりとも、どうした?」

「なんか…目が、怖い…ぞ」

「!?、プロデューサー?いつの間に?」ガシッ

「え?輝子さんはドロッとしてておいしそう?な…何のこと?」

「え、あの…顔がちか」

「あっ(裏声)」

37:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/26(火) 23:20:34.06 ID:yyD8Xmhgo

あ、終わりです
Pと小梅ちゃんとの情事を見て中に入れなかった幸子がXXするSSください

依頼出してきます

元スレ
モバP「あぁ、血が吸いたいなぁ…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453816529/

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