P「だろうな」
まゆ「はぁい」
P「だって家に帰ったら机の下にいるんだもん」
まゆ「居ましたねぇ」
P「で、何か言い分はあるかね」ムニッ
まゆ「ほめんにゃはぁい(ごめんなさぁい)」
2:◆5/VbB6KnKE:2014/09/19(金) 18:58:49.91 :zb4h12yt0
P「夕飯には明らかに食ったらダメな色のキノコが盛られてるし」
まゆ「……きっとアメリカのお菓子ですよぉ」
P「それはそれでイヤだな」
まゆ「まゆもいやです」
P「ていうか、お前が俺の机の下に住み始めてから輝子の様子がおかしいんだよ」
まゆ「……輝子ちゃんもPさんの魅力に惹かれたんでしょう」
4:◆5/VbB6KnKE:2014/09/19(金) 19:01:41.80 :zb4h12yt0
P「出来れば元の輝子に戻って欲しいんだが」
まゆ「まゆとしてもライバルが増えるのは辛いです」
P「自業自得だぞ」
まゆ「はぁい」
5:◆5/VbB6KnKE:2014/09/19(金) 19:03:41.58 :zb4h12yt0
P「じゃあ、明日も早いから寝るわ」
まゆ「はぁい」ゴソゴソ
P「帰れよ」
まゆ「いやです」
P「輝子を連れて帰れよ」
まゆ「いやです」
輝子「……フヒ」ゴソゴソ
P「……ちひろさんに報告しないと」
まゆ「帰りまぁす」ガバッ
輝子「あ……バイバイ…また明日…フヒ」フリフリ
6:◆5/VbB6KnKE:2014/09/19(金) 19:05:26.62 :zb4h12yt0
翌日
ガチャッ
P「おはようございます」
ちひろ「おはようございます♪」
P「ふぅ…今日も仕事仕事っと」ガタッ
イタッ
イタイデス
P「懲りろよまゆ…」
まゆ「おはようございまぁす♪」
P「ほら、ちひろさんのとこも空いてるぞ?」
乃々「あ、空いてませんけど……!」
まゆ「Pさんの所じゃないと意味が無いんですっ」
8:◆5/VbB6KnKE:2014/09/19(金) 19:10:11.58 :zb4h12yt0
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
まゆ「――輝子ちゃんはPさんの何処に惹かれたんですかぁ?」
輝子「Pの……?え、えっと…」
P「…」カタカタ
輝子「そ、そうだな…き、キノコ……フヒ」
まゆ「!?」
P「…」ピクッ
9:◆5/VbB6KnKE:2014/09/19(金) 19:12:47.75 :zb4h12yt0
まゆ「(き、キノコ…!?そ、それはその……!)」
輝子「……まゆ?」
P「…」
まゆ「しょ、輝子ちゃん…き、キノコってどっ、どういう事ですかぁ…?」
まゆ「もっ、もしかしてっ…え○ちなやつなんですかぁ!?」
ちひろ「グッ」プルプル
輝子「え、い、いや…違う…違うよ……キノコ…キノコみたいな性格」
まゆ「え」
ちひろ「……っ!」プルプル
10:◆5/VbB6KnKE:2014/09/19(金) 19:14:54.67 :zb4h12yt0
まゆ「な、なんだぁ……そういうことですか…」
P「……」ホロリ
ちひろ「……Pさん、ティッシュ、です、どうぞ」プルプル
P「……ありがとうございます」
「……」
ちひろ「……」プルプル
「……生けるきのこ」
ちひろ「ぶはぁっ!!」
P「……」グスッ
乃々「……フフ」
11:◆5/VbB6KnKE:2014/09/19(金) 19:18:05.61 :zb4h12yt0
P「……ふぅ、休憩入りますね」
ちひろ「はーい」
P「……飯どうすっかな」
輝子「……P」クイッ
P「ん?」
輝子「…お、お弁当……作ってきた…フヒ」
まゆ「(なっ!き、昨日は一緒に寮まで帰ってそのまま寝て……お弁当を作る時間は無かったはず…!)」
P「嬉しいけど……まさか、昨日みたいなカラフルなキノコじゃないよな?」
輝子「フヒ……あ、あれはアメリカのお菓子……しょ、しょーこじょーく…」
P「(マジだったのかよ)」
まゆ「(マジだったんですかぁ)」
12:◆5/VbB6KnKE:2014/09/19(金) 19:20:35.55 :zb4h12yt0
輝子「……まゆ」
まゆ「はぁい…?」
輝子「……まゆの分も…つ、作ってきた」
まゆ「輝子ちゃぁん…!」
ちひろ「いいなぁー…乃々ちゃん、一緒にお昼ご飯食べません?」
乃々「い、いいですけど……」
13:◆5/VbB6KnKE:2014/09/19(金) 19:21:44.16 :zb4h12yt0
輝子「ど、どうぞー……フヒ」
P「いただきます」
まゆ「いただきまぁす」
モグモグ
P「お、おぉ…美味いぞ!」
まゆ「……美味しいです…」
輝子「フ、フヒ…照れる」
14:◆5/VbB6KnKE:2014/09/19(金) 19:25:05.74 :zb4h12yt0
まゆ「(時間が無いのにもかかわらずこのクオリティのお弁当…!)」
まゆ「(あくまでもキノコがメインで、野菜にタンパク質も取れるように構成されている…完璧なバランス…!!)」
まゆ「(こ、この娘……侮れない!)」
まゆ「しょ、輝子ちゃん!」
輝子「フヒ?」
15:◆5/VbB6KnKE:2014/09/19(金) 19:26:59.73 :zb4h12yt0
まゆ「今夜…お料理を教えて下さいっ!」
輝子「え?…き、キノコ料理しか教えられないけど……い、いいのか…?」
まゆ「構いませぇん!」
輝子「お、おう…」
P「んー?何か知らんが頑張れー」モグモグ
16:2014/09/19(金) 19:30:18.21 :zb4h12yt0
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
P「で」
輝子「……フヒ」
まゆ「……Pさぁん…フヒ」
P「これは一体」
輝子「き、昨日一晩料理を教えてたらな……」
P「うん」
まゆ「……フヒ…」スリスリ
輝子「…ま、まゆが私の影響を受けた……フヒ」
おしり
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