2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 02:57:54.78 ID:BdsP4VYmo
P「……」カタカタ
蘭子「……」ジー
P「…….」カタカタ
蘭子「……」ジー
P(何だろう……さっきから蘭子に見つめられている)
P(声かけてみるか?)
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 02:58:57.76 ID:BdsP4VYmo
P「蘭子?」
蘭子「ど、どうした? 我が友よ」
P「いや、さっきから蘭子が俺のこと見つめているから何かあるのかなって思ってな」
蘭子「そ、それは、」
蘭子「……」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 03:00:13.90 ID:BdsP4VYmo
蘭子「フハハハハハ! よくぞ我が視線に気づいたな我が友よ」
P(蘭子は言いにくいことがあると魔王モードになるな)
P(勢いをつけたいのか?)
P「で、どうしたんだ?」
蘭子「え、えーと」
蘭子「あの、昨日……仁奈ちゃんが……」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 03:04:44.07 ID:BdsP4VYmo
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仁奈「……」キョロキョロ
ちひろ「あら仁奈ちゃんどうしたの?」
仁奈「Pは居やがらねーですか?」
ちひろ「プロデューサーさんなら今はちょっと出かけてますよ」
仁奈「むー今日はPのお膝でご本を読もうと思ってたのですが残念です」
ちひろ「ふふふ、仁奈ちゃんはプロデューサーさんの膝がとってもお気に入りみたいね」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 03:06:10.35 ID:BdsP4VYmo
仁奈「そうですよ! Pの膝はとってもいい気持ちところです。あとPに撫でてもらうとフワフワな気持ちになるですよ!」
ちひろ「へーそれはいいですね」
仁奈「ちひろお姉さんもPにお願いしてやってもらうといいですよ!」
ちひろ「わ、私は大人ですから、ち、ちょっと遠慮しておきます」
仁奈「そうですか……残念です」
蘭子「……」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 03:07:17.42 ID:BdsP4VYmo
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蘭子「……って」
P「うんそれで?」
蘭子「え、えーと、あの」
蘭子「だ、だから、私も」
蘭子「プロデューサーの……膝の上に座って……みたい」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 03:09:00.49 ID:BdsP4VYmo
P「え、えーと」
P(ら、蘭子は仁奈と違って発育がよすぎるからなぁ)
蘭子「だ、ダメ?」
P「うっ、ちょ、ちょっとだけだぞ、後、仕事しながらだけど……」
蘭子「うん♪」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 03:11:50.84 ID:BdsP4VYmo
P(そして、蘭子は俺の膝の上に座った。蘭子もまだまだ甘えたい年頃だもんな……)
P(ってこの状況ヤバイな)
P(蘭子の体めっちゃやわらかいし、いい匂いするし……)
P(中学生を膝に乗せてるおっさんって完全に犯罪だよ……)
蘭子「♪」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 03:14:37.97 ID:BdsP4VYmo
P(蘭子には悪いがもう止めてもらうか)
P「らん 蘭子「ぷ、プロデューサー!」
P「どうした?」
P(かぶった……)
蘭子「ここで絵描いててもいい?」
P「……いいよ」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 03:15:18.45 ID:BdsP4VYmo
P(もういいや……蘭子楽しそうだし……)
P(でも、これだと仕事ができないな。せめて資料だけでも読みたいな)
P「蘭子膝の上じゃあなきゃダメか?」
蘭子「?」
P「あー、ちょっと資料読むのに頭の高さを下げて欲しくてな。こう足の間じゃあダメか? これなら俺によりかかってもいいし」
蘭子「うん、それでも……」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 03:16:40.44 ID:BdsP4VYmo
P(うん、資料は読めるようになったけど、俺の体にすっぽり蘭子が入ってて全然集中できねぇ……)
P(蘭子の体あったかいな)
ガチャ
ちひろ「プロデューサーさんいま戻りましたよー♪」
P「うおおおおおー」ゴロゴロゴロ
蘭子「きゃっ」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 03:17:14.87 ID:BdsP4VYmo
ちひろ「な、何をやってるんですか、プロデューサーさん?」
P「い、いえ、ちょっとしたテロリストが事務所に侵入してきたときのシミュレーションをですね……」
ちひろ「……何をやってるんですか。ちゃんと仕事してくださいね…」
P「はい……」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 03:18:21.31 ID:BdsP4VYmo
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P「ごめんな蘭子、突然に、あと時間が短くて……」
蘭子「だ、大丈夫、プロデューサー。わがまま聞いてくれて……ありがとう」
蘭子「……」
蘭子「オホン、そ、そなたはわが友にして、我が眷族、我とともに歩む契約にある」
P「契約って……」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/16(月) 06:32:18.24 ID:BdsP4VYmo
蘭子「我が魔力を高めるには特別な器…….魔王の玉座が必要だ」
P「……それってどういうこと?」
蘭子「う、うむ」
蘭子「プ、プロデューサーの膝は、私の居場所……魔王の玉座だから……」
P「ああ…さっきの……」
蘭子「うん……だから」
蘭子「また、私のお願い聞いて、ね」
終わり
転載元
蘭子「魔王の玉座」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402855020/