1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:08:07.41 ID:yh6yzI1p0
876川 河川敷
雪歩「………」ザッザッ
亜美「ねぇねぇ真美! あれ何やってんのかな→!」
真美「ん~? 何してんだろーねー? 聞いてみよっか!」
響「やめといたほー良いぞー」
亜美真美「えー何で→!?」
響「キミらはあのウワサを知らないのか?」
真美「ウワサ!? ナニナニどんなウワサ!?」
亜美「おもしろそ→! 教えて教えて!!」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:10:16.48 ID:yh6yzI1p0
響「んーとなぁ… 何かあの子は悪い宇宙人らしいぞー?」
亜美真美「ウチュ→ジ―→ン!!?」
響「お、驚きすぎだぞ…」
亜美「ウチュ→ジンだって真美!!」
真美「チョ→面白そ→じゃん!!」
響「面白そーって… 悪いヤツだってウワサだから近づいたら危ないと思うぞ?」
亜美「大丈夫っしょ!」
真美「うんうん!」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:16:53.67 ID:yh6yzI1p0
雪歩「………」ザッ ザッ
亜美「おい!ウチュ→ジン!!」
真美「そこで何をしているのだ→!?」
雪歩「………」ザッ ザッ
真美「まさか地球侵略の悪巧みか→!?」
亜美「地面に穴を掘って地球を破壊するつもりか→!?」
雪歩「………」ザッ ザッ
亜美真美「無視スンナ―→!!!」
>>5
帰りの方ですかあんまし鬱っぽい感じにはしないつもりです
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:13:06.44 ID:yh6yzI1p0
響「たまにいぬ美たちの散歩でこの辺りを通るんだけどなー みんなは怖がってあんまり近付かないんさー」
響「ここの河川敷は自然が多くて散歩にはちょうど良いんだけどなー…」
真美「じゃあ私たちで悪いウチュ→ジンをやっつけちゃおうよ!!」
亜美「おっ!それ良いね→!!」
亜美真美「ウチュ→ジン退治だ―→!!」ダッシュ!
響「あっ! ちょっと危ないさー!!」
亜美「ダイジョ→ブ!ダイジョ→ブ!」ダダダッ
真美「真美たちにまっかせなさ→い!」ダダダッ
響「大丈夫かなー…」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:22:13.51 ID:yh6yzI1p0
雪歩「………」ジロッ
亜美「おっおっ! やるかー!!」アセアセ
真美「か、かかって来ーい!!」アセアセ
雪歩「…邪魔…しないでください…」
真美「お前は悪いウチュ→ジンなんだろー!?」
亜美「だったら亜美たちがせーばいしてやる→!!」
雪歩「………」ザッ ザッ
亜美「もー!またムシするー!!」
真美「亜美隊員!ここはもう先制攻撃しかないであると思いマス!!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:26:44.58 ID:yh6yzI1p0
亜美「よーし!!」
亜美真美「コーゲキかいし→!!!」
雪歩「…っ……」
真美「うりゃー! こんな穴うめちゃえ→!」ツチバサー
亜美「うめちゃえ→!」ドロバサー
雪歩「やっ…やめて……!」
亜美「悪いウチュ→ジンもうめちゃえ→!」ツチバサー
真美「うめちゃえ→!」ドロバサー
雪歩「うぅ…や、やめ……」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:31:14.94 ID:UejmelwY0
うあああ・・・亜美真美があんな役に・・・
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:32:16.80 ID:yh6yzI1p0
亜美真美「うめちゃえ→!!うめちゃえ→!!」バサバサー
雪歩「うぅ……もう…」
雪歩「やめてー!!!」クワッ!
亜美「にょわ!!」フワフワ
真美「おー! 亜美が浮かんでる…!」
雪歩「うぅ……」
亜美「イリュージョンです!(キリッ …じゃなくて早く助けて→!!」フワフワ
真美「あ、そーだったw えーと…コラー! 亜美をはなせー!!」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:36:24.94 ID:yh6yzI1p0
雪歩「もう…私の邪魔しないでください……」
亜美「しないよー! 邪魔しないから早く降ろしてー!! これじゃパンツ見えちゃうよー!!」フワフワ
真美「ほうほう…今日のパンツはオトナっぽいですなぁw」ニヤニヤ
亜美「コラー! 見るなー! エッチー! 早く降ろしてー!!」フワフワ
雪歩「………」スッ
亜美「ふぎゃ!!」ノシカカリー
真美「むぎゅ!!」シタジキー
雪歩「………」
真美「亜美おもいー!」ベチャー
亜美「コラッ! 亜美はおもくなーい!」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:40:59.04 ID:yh6yzI1p0
雪歩「もう…ここには来ないで……」ジロッ
亜美「ひぃ…! は、はいー!!」
真美「ゴメンナサーイ!!」
亜美真美「にっげろ―→!!」バタバタ
雪歩「………」
雪歩「………」ザッ ザッ
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:45:59.43 ID:yh6yzI1p0
地球防衛隊765基地
真「宇宙人ですか?」
律子「あくまで噂なんだけどね」
小鳥「961川の河川敷にホームレスの女の子がいるんですけど、その子が宇宙人だっていう通報が入ったんですよ」
真「女の子のホームレスですか…… どんな子なんですかね?」
小鳥「何かずっと穴を掘っているらしいですよ?」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:48:20.17 ID:yh6yzI1p0
真「何ですかそれ?」
貴音「面妖な…」
あずさ「何だか変わった子ですねぇ」
美希「変な子なの…」
律子「まぁとにかく! そういった噂がある以上は調べない訳にはいかないし……菊池隊員!」
真「ハッ!」ビシッ
律子「この少女にコンタクトをとって噂の真相を解明してきてください」
真「了解です!」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:50:35.27 ID:yh6yzI1p0
商店街
雪歩「………」テクテク
冬馬「おい……あいつ噂の宇宙人じゃねーか?」
翔太「へー、あれが噂の?」
北斗「宇宙人って… どう見ても可愛い女の子じゃないか?」
雪歩「………」テクテク
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:53:45.71 ID:yh6yzI1p0
翔太「まー確かに見た目はフツーだね」
北斗「フツーじゃなくて可愛いだろ? ここは是非とも一緒にウルトラタッチを…」
冬馬「バカ!やめろ! 見た目は良くても中身はどんなヤツかわかんねーだろーが!」
北斗「えー何でさー!」
翔太「うーん そんなに悪そうなカンジはしないけどねぇ?」
冬馬「馬鹿な事やってないでとっとと行くぞ!」
翔太「あっ! 待ってよトーマくーん!」タッタッタッ
北斗「あぁ… ウルトラタッチが…」トボトボ
雪歩「………」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:56:43.44 ID:yh6yzI1p0
商店街 パン屋
やよい「すみませーんパンくださーい!」
千早「いらっしゃい高槻さん……あら?今日はパンを買っていくの?」
やよい「うっうー そーなんですよー! 今日はちょっとお金に余裕があるんでパン買っちゃいます!」
千早「そう…じゃあ今日はパンの耳はいらない?」
やよい「えー! それはちょっと困ります~」アセアセ
千早「ふふっ…冗談よ」ニコッ
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 00:59:53.00 ID:yh6yzI1p0
春香「はいお待たせしましたー 250円でーす」
やよい「はい!」チャリン
千早「またどうぞ」
春香「気を付けてねー」
やよい「うっうー! ありがとーございます」ペコリ
千早「………」
春香「…さて! そろそろ時間だし、お店閉める準備しよっか!」
千早「そうね…… あら…?」
雪歩「すみません…」
春香「はい!いらっしゃいま…せ……」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:00:18.38 ID:UejmelwY0
やさしくしてあげてくれええええ
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:02:30.07 ID:yh6yzI1p0
雪歩「あの…パンを買いに来たんですけど…」
千早「はいちょっと待ってね? …春香?…どうしたの?」
春香「ちょ…! ちょっと千早ちゃん! こっち来て!」テマネキ
千早「何よ? ゴメンなさい、ちょっと待っててくれる?」
雪歩「はい…」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:05:36.45 ID:yh6yzI1p0
千早「何よ春香… どうしたの?」ヒソヒソ
春香「何よ?じゃないよ千早ちゃん! あの子アレだよ! 噂の宇宙人だよ!!」ヒソヒソ
千早「あの子が……」チラッ
雪歩「………」ポツン
春香「ねぇねぇ危なくないかな? 追い返しちゃったほうが良いんじゃない!?」ヒソヒソ
千早「……春香…ウチはパン屋よ? 相手がどんな人でもお客さんである以上はパンを売るだけよ」スタスタ
千早「ゴメンなさい、お待たせしました。250円です」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:06:08.47 ID:UejmelwY0
千早!千早俺は信じていたぞ
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:09:20.11 ID:yh6yzI1p0
雪歩「これで…」チャリン
千早「はい確かに… ありがとうございました」
春香「むぅ……」ジロ-
千早「春香…お客さんを睨むのはだめよ? …またどうぞー」ニコッ
雪歩「ありがとうございます…」ペコリ
千早「普通の女の子だったじゃない… 噂なんてあてにならないわよ」
春香「そーなのかなぁー」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:11:44.66 ID:yh6yzI1p0
喫茶961
亜美「いっおりーん助けてー!!」ナミダメ
真美「怖かったよー!!」ナミダメ
伊織「まったく…何やってるのよ…」
真美「亜美なんかフワフワ浮いちゃって→!!」
亜美「何かもーイリュージョンってゆーか超魔術っていうか→!!」
亜美真美「ありのままに起こった事を話とね―→!!(以下略 」
伊織「あんた達がちょっかいかけるからでしょ? 自業自得よ」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:14:39.85 ID:yh6yzI1p0
真美「だってだってー!!」
亜美「もうチョ→怖かったんだよー!!」
伊織「まったく…」
黒井「しかし噂とはいえ我が街に変な輩がいるのは困ったものだな…」
亜美「そーだよそーだよ!」
真美「もっと言ってやってよマスタ→!」
伊織「しょうがないわね…… 亜美!真美! その宇宙人の所に案内しなさい!」
亜美「おおっ!」
真美「じゃあ!?」
伊織「この私にアイサツも無しに街に住み着いてる悪いヤツをとっつかまえに行くわよ!!」デコリーン!!
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:17:36.28 ID:yh6yzI1p0
876川 河川敷
真「ここが噂の河川敷か……」ザッ
真「……確かにそこらじゅう穴だらけだ…… いったい何のために…」
河川敷 ボロ小屋
真「この小屋に住んでるのかな…?」
真「すみませーん…誰かいますかー?…」
シーン
真「……誰もいないのかな?」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:20:38.88 ID:yh6yzI1p0
ガサ
真「っ! …そこにいるのは誰だっ!!」
P「…ここに…何の様だ……」
真「…ここに住んでいるホームレスか… …いや待て…お前まさかっ!」
P「ほう…俺の正体が分かるか…… 君は…防衛軍のモノだな…?」
真「防衛軍765隊の真だ… お前が噂の宇宙人だな!ここで何をしている!?」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:24:22.35 ID:yh6yzI1p0
P「俺はプロデュース星から来たプロデューサー星人… この星へは未来のアイドルになりえる原石を探しに来た…」
真「プロデューサー星人… まさかこの星に人間を誘拐するつもりか!?」
P「そうじゃない… これは修行の一環でな… この星でデビューさせトップアイドルに導くのさ…」
真「じゃあ侵略とかをする気は無いんだな?」
P「フフフ… そんな時代錯誤な考えは持ってないよ」
真「そうか…… じゃあ何でこんな所に住んでいるんだ? それに確か噂じゃ女の子が…」
P「…それは……」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:27:28.48 ID:yh6yzI1p0
ガタッ
雪歩「そこで何をしているんですか!!」ドンッ
真「わっ!」
P「雪歩…」
雪歩「プロデューサーに近づかないでください!!」キッ
真「ちょ ちょっと待って!何もしてないって!」
P「雪歩…落ち着け… この人は大丈夫だ… ゴホッ…」
雪歩「プロデューサー! ダメですよちゃんと寝てないと!」
P「すまないな雪歩…」
真「何が何だか… ちゃんと説明してもらえますか?」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:30:00.22 ID:yh6yzI1p0
説明中……
真「つまり…キミはこの河川敷のどこかにある宇宙船を見つけるために穴を掘っていたのか……」
雪歩「はい…それがあればプロデューサーも故郷の星に帰れて、病気も治すことが出来るんです…!」
真「そっか…それでキミもプロデューサーと一緒に?」
雪歩「はい… もう私には家族も親戚もいませんし… この星にももう未練はありません」
雪歩「私はプロデューサーと一緒にいれたらそれで満足です」ニコッ
P「雪歩……」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:32:41.23 ID:yh6yzI1p0
真「………よし!」
真「じゃあ僕も宇宙船を探すのを手伝うよ!」
雪歩「本当ですか!?」
真「ああ! 困っている人を助けるのは当然の事だしね!!」マコリーン
雪歩「あ…ありがとうございます!! じゃあさっそく準備してきますね!」タッタッ
P「雪歩…真…ありがとう……」
真「へへっ お礼はいいですよ! じゃあ僕も行きますね!」
P「いや…ちょっと待ってくれ…」
真「? 何ですか?」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:36:55.86 ID:yh6yzI1p0
P「君に話しておかないといけない事がある…」
P「実は…この河川敷には俺の宇宙船とは別に埋まっているものがもう1つあるんだ…」
真「もう1つ? …それは一体?」
P「…俺がこの星に来るときに護衛として一緒に連れてきた怪獣…ロリガナーハが埋まっているんだ」
真「か、怪獣!?」
P「うん… 今はまだ俺の力で眠っているが…もし俺に何かあった場合は封印がとけ…」
P「ロリガナーハが目覚めてしまうだろう…」
真「そんな……」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:40:54.41 ID:yh6yzI1p0
P「キミは防衛組織の人間で… それとは別に特別な力も持っているのだろう?」
真「っ!?」
P「もしもの時は…どうか頼む」
真「……わかりました…」
ジュンビデキタヨー!
真「あっ!ちょっと待ってー! ……それじゃあ…」
P「すなまい…」
真「大丈夫ですよ! 宇宙船さえ見つけてしまえば万事オッケー!みんなハッピーエンドですよ!」マコッ
P「フフッ…そうだな…」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:43:31.95 ID:yh6yzI1p0
マコトチャーン! ハーヤクー!!
真「ゴメーン! 今行くよー!!」ダッ
P「…ありがとう……」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:46:50.91 ID:yh6yzI1p0
河川敷
真「いや~しかしスゴイなぁ… そこらじゅう穴だらけじゃないか!」
雪歩「えへへ… 頑張ったから… でもまだ見つからないんだよね…」ショボン
真「……まぁとにかく頑張ろう! まだ掘ってない所はどの辺?」
雪歩「あっ…えっと あっちの方はまだやってないよ!」
真「よし! じゃあさっそく行こう!」
雪歩「うん!」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:49:46.11 ID:yh6yzI1p0
ザッ… ザッ…
真「それにしてもプロデュース星かぁ… 色んな星があるもんだなぁ」ザッ ザッ
雪歩「うん… プロデューサーの故郷…」ザッ ザッ
真「雪歩はプロデュース星はどんな星だと思う?」ザッ ザッ
雪歩「うーんとね… キラキラしてて…色んなアイドルの人がいて…みんな輝いてるような…!」
真「なるほどねー」ザッ ザッ
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:52:25.96 ID:yh6yzI1p0
雪歩「真ちゃんは?」ザッ ザッ
真「え? 僕? …そうだなー 黒いサングラスに黒いスーツ着たオジサン6人組とか居そうだよね!」
雪歩「何それw」クスクス
真「えー! 変かなー?」
雪歩「変だよーw」クスクス
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:55:04.32 ID:yh6yzI1p0
真「むぅ… ねぇ雪歩はプロデュース星に行ったらどうするの? やっぱりアイドル目指すの?」
雪歩「…どうなのかな… プロデューサーは才能があるって言ってくれたけど…」
雪歩「私にはよくわかんないから… でもプロデューサーのそばに居れるなら…」
真「雪歩…」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 01:57:13.32 ID:yh6yzI1p0
雪歩「……ほら! 手が止まってるよ真ちゃん! 頑張って掘らないと!」ザッ
真「あっ… そうだね!」 ザッザッ
ハッケンシマシタ! タイチョー!!
ヤツガウチュージンデス!!
真「ん? 何だろう…?」
雪歩「あっ…!」ビクッ
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 02:04:31.27 ID:yh6yzI1p0
ヨーシ! ミンナイクワヨー!
オー!! ウッウー!!
ワルイウチュージンヲタオセー!! タオセー!!
真「こっちに来る…」
雪歩「あの子達……また…!」
ザッ
伊織「あんたがウワサの宇宙人ね!? 覚悟しなさい!!」デコリーン
亜美「今度は負けないぞ→!!」
真美「せーばいしてやる→!!」
やよい「うっうー!!」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 02:07:12.49 ID:yh6yzI1p0
真「ちょ ちょっと待って!? 何なんだキミたちは!?」
雪歩「………」ギロッ
真美「うっ… そんな目で見ても怖くなんかないぞ→!」ビクビク
亜美「そうだー!! こっちにはいおりんがいるんだぞ→」ビクビク
伊織「フフン! このスーパーアイドル伊織ちゃんが来たからにはもう大丈夫よ!」デコリーン
雪歩「アイドル…なんですか?」
真「う~ん… 知らないなぁ…」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 02:10:09.55 ID:yh6yzI1p0
伊織「なっ! なんですってー!!?」
亜美「ププッw まぁこの街のローカルアイドルだからねぇ→」
響「伊織もまだまだだぞ」
伊織「もう!! うるさいわよ!!」プンスカ!
伊織「とにかく! この伊織ちゃんのいる街で悪い宇宙人に勝手な事はさせないわよ!!」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 02:13:56.14 ID:yh6yzI1p0
真「ま、待ってくれ! ここには悪い宇宙人なんていないし、この子も関係ない!!」
雪歩「……真ちゃん…」
やよい「うっうー! じゃあ何で穴なんか掘ってるんですか!?」
伊織「そうよ! 怪しいじゃない!! っていうかあんたはさっきから何なのよ!?」
真「僕は防衛隊の隊員だ! ここには悪い宇宙人なんていない! このボクが保障する!!」キリッ
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 02:16:56.10 ID:yh6yzI1p0
亜美「じゃあこの間のイリョージョンは何だったんだよ→!?」
真美「そうだそうだ→!! 私らヒドイ目にあったんだぞ→!?」
響「自分も見てたけど酷かったぞ!」
伊織「大体あんたみたいな男オンナが防衛隊員だっていうのもアヤシイわね」ニシシ
真「なっ! 何だとー!!」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 02:20:16.90 ID:yh6yzI1p0
伊織「とにかく捕まえるわよ!! …あんた達出番よ!」
木星「はっ!!」ザッ
伊織「やっておしまい!」デコリーン
木星「アラホラサッサー!!」
亜美真美「リベンジだ―→!!」
やよい「うっうー! 私も行きまーす!!」
響「自分も行くぞー!!」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 02:26:56.97 ID:yh6yzI1p0
ウオオオ!! オリャー!!
真「くっ! 離せっ! 離せよぉ!」ジタバタ
雪歩「いやっ! やだ! 離して!!」ジタバタ
亜美「フヒヒw 何だか変な気分になってきますなぁw」ニヤニヤ
北斗「ゴメンよ子猫ちゃんたち☆ これも街の為なんだ!」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 02:30:09.87 ID:yh6yzI1p0
イヤー! ハナシテー!
P「…! 雪歩!」
P「うっ…! ハァハァ…… 雪歩…!」ヨロヨロ
伊織「ニシシ! おとなしくしなさーい!!」
ユキホー! ゴホゴホ…
伊織「ん? 何よアイツ?」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 02:37:22.59 ID:yh6yzI1p0
P「待て…! 待ってくれ… その子たちを離してやってくれ…!」ヨロヨロ
真「!? プロデューサー!!?」
雪歩「ダメ! 来ちゃダメぇー!」
伊織「何よアンタ! 伊織ちゃんは宇宙人退治で忙しいんだからあっち行ってなさい!」
P「ゴホッ…! そ、その子たちは関係ない…! 宇宙人は俺だ! 連れて行くなら俺を連れて行けっ…!」ヨロヨロ
雪歩「ダメ! プロデューサー逃げてぇ!!」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 02:39:54.47 ID:yh6yzI1p0
伊織「ほほーう… よーしアンタたち! こいつも連れてくわよ!」
木星「アラホラs(ry」
真「ぐっ…! やめろぉ!! くぅ!離せよぉー!!」ジタバタ
雪歩「ダメ! やめてぇ!!」ゲシッ
冬馬「いって! …この宇宙人め!! これでも喰らえ!!」つ拳銃
雪歩「ヒッ…!」ビクッ
P「…っ! やめろー!」バッ
ズキューン・・・・・・!!
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 02:50:40.29 ID:yh6yzI1p0
P「ぐっ…! あ……」ヨロ… ヨロ…
ドサッ
雪歩「」
真「」
冬馬「へへ… ざまぁみろw…」
雪歩「……プロデューサー?…」
真「そんな……!」
P「」
ありえねぇミスしちまったorz
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 02:54:41.80 ID:yh6yzI1p0
冬馬「へへ… 緑色の血をしてやがるw やっぱコイツは宇宙人だったんだなwww」
雪歩「プロデューサー? …嘘ですよね? プロデューサー!?」ダキカカエ
P「」
雪歩「イヤッ! プロデューサー!!? イヤアア!!!」
伊織「ちょっと!殺しちゃダメじゃない! せっかくいい見世物になると思ってたのに!」
冬馬「へへっ… まぁいいじゃねーかw 悪モノは退治しねーとなwww」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 02:58:44.72 ID:yh6yzI1p0
真「くっ!! お前らぁあああ!!!」ギロッ
ゴゴゴゴゴゴゴ
響「おわぁ地震さー!」
やよい「揺れてますぅー!」
ドコーン!!
ロリガナハ「おいたーん!!」
亜美「うわぁ→かいじゅーだ→!!」
真美「に、にげろ→!!」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 03:03:42.60 ID:yh6yzI1p0
765基地
小鳥「隊長! 876川周辺に怪獣出現です!!」
律子「よし! 全員出撃開始!!」
貴音「了解です」
美希「了解なの~」
あずさ「了解しました~」
ワンダバダー ワンダバダー
律子「小鳥さん! 菊池隊員は?」
小鳥「すでにこの河川敷の辺りにいるはずです!」
律子「よし… 菊池隊員応答しなさい? 菊池隊員!?」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 03:11:59.49 ID:yh6yzI1p0
河川敷
ロリガナハ「おいたーん!!」
ドゴーン!! ガシャーン!!
響「おわぁー!! 逃げろぉー!!」
やよい「きゃー 助けてくださーい!!」
真「………」
雪歩「うぅ… プロデューサー……」グス
P「」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 03:17:31.17 ID:yh6yzI1p0
伊織「ちょっと何してんのよ!! アンタ防衛隊員なんでしょ!? アレ何とかしなさいよ!!」
真「………」
ロリガナハ「おいたーん! おいたんどこー!?」
ズガーン!!
伊織「きゃー!! …もう!! 怪獣が暴れてんのよ! 防衛隊とかウルトラマコトとかは何やってるのよー!!」
真「……何でこんな事に…」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 03:22:44.28 ID:yh6yzI1p0
ピーッピーッ
真「……はい… こちら真です…」
律子『菊池隊員? 何をしているの? 怪獣が出現したわよ!?』
真「……知ってます…」
律子『……何かあったの?…』
真「隊長… ここには悪い宇宙人はいませんでした… ただ故郷に帰ろうとしていただけでした…」
雪歩「ヒック…ヒック…」
P「」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 03:30:03.06 ID:yh6yzI1p0
真「それなのに街の人が来て… プロデューサーが死んじゃって…!!」グスッ
律子『………』
真「ボクは……戦いたくありませんっ…!!」
律子「………」
小鳥「真ちゃん……」
律子「……真 …前を見なさい!」
律子「私たちは地球防衛隊よ!」
真『……!』
律子「どんな事情があったとしても目の前で怪獣が暴れている以上放っておく訳にはいかないわ!」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 03:35:05.87 ID:yh6yzI1p0
ロリガナハ「おいたーん!」
ガシャーン!!
キャータスケテー! ヒナタンペロペロー!
真「………」
律子『防衛隊の力は… あなたの持っているその力は… 一体何のためにあるというの!?』
真「くっ…! ……ちっくしょおおおお!!!」バッ!!
マッコマッコリーン!!!
ウルトラマコト「テェヤ!!」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 03:41:00.54 ID:yh6yzI1p0
ロリガナハ「おー …おいたんだえ?」
マコト「おいたんじゃない! ボクはウルトラマコトだ!」
ロリガナハ「ヒナはね~ヒナだよ? おいたんもヒナとあそぶの?」
マコト「遊ぶんじゃない! 戦うんだー!! って言うかおいたんじゃない!!」
マコト(あ~もう! 2重の意味ですっごく戦いづらい!!)
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 03:45:19.73 ID:yh6yzI1p0
ロリガナハ「じゃーうなうなごっこするー? ヒナがうなうなでおいたんはワルモノね!」
マコト「ボクは悪者なんかじゃない! 悪者は……」
ロリガナハ「いくよー! んなきもーくしーっ!!」つビーム
マコト「あっ・・! しまっ…」ドゴーン!!
マコト「ぐあっ…!!」
ロリガナハ「うわーいwおもしろーいwww!!」
マコト「くっ…!(・・・こんなにつらい戦いは初めてだ…)」ヨロ…
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 03:50:02.15 ID:yh6yzI1p0
ロリガナハ「うははーいw! うなうなビーム! ビーム!」
ドゴーン!! ズガーン!!
マコト「くそぉ… (ボクは一体何のためにっ…!)」
マコト「ちくしょー!!」ガバッ
ロリガナハ「お? おいたんおきたぁ?」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 03:55:33.84 ID:yh6yzI1p0
マコト「喰らえ! マコリウム光線!!」つビーム
ロリガナハ「おいたーん!!」
ドゴーン!!
マコト「はぁ…はぁ……」
ロリガナハ「」
マコト「………帰ろう…」
マコト「…ジュワッ!」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 04:02:02.60 ID:yh6yzI1p0
河川敷
ザッ… ザッ…
雪歩「………」ザッ ザッ
雪歩「こうして穴を掘っていればいつか…」ザッ ザッ
雪歩「宇宙船も見つかりますよね……」ザッ ザッ
雪歩「そしたら…一緒に故郷に帰りましょうね……」ザッ ザッ
雪歩「約束ですもんね……プロデューサー……」ザッ ザッ
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 04:04:14.30 ID:WlXm7KtuO
鬱っとる…
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 04:06:28.11 ID:yh6yzI1p0
高木「カーット!! いや~みんな良かったよぉ!!」パチパチ
真「ありがとーございます!」
律子「たまにはこういうのもアリかもしれないわね」
冬馬「まったく… 何で俺がこんな役!」
翔太「まー楽しかったからいいじゃん!!」
北斗「そうだね、765のアイドルたちも可愛かったよねー」
黒井「仕方なかろう… ヤツには借りがあるからな…」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 04:09:49.38 ID:yh6yzI1p0
P「みんなお疲れ!」
やよい「うっうー! おつかれさまです~!」
美希「あっ!ハニー!」ダキツキ
P「おっと… コラ美希離れろっ!」
美希「むー ミキ…雪歩の役やりたかったな~」
春香「私ももっと出番欲しかったです…」
P「まぁしょうがないだろ? あの役は雪歩にピッタリだったんだから」
P「春香もなかなか良かったぞ?」
ワイワイ ガヤガヤ
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 04:12:55.89 ID:yh6yzI1p0
控え室
雪歩「ふぅ……」
雪歩「………」
ガチャ
P「ああ雪歩…ここにいたのか」
雪歩「あっプロデューサー…お疲れ様です…」
P「どうしたんだ雪歩…こんな所で…」
雪歩「あはは… ちょっと疲れちゃって…」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 04:15:03.98 ID:yh6yzI1p0
P「そっか… あっ!じゃあ今飲み物持ってきてやるよ! ちょっと待ってろー」
雪歩「あっ! 待ってプロデューサー……!」
P「ん? どうした雪歩?」
雪歩「あの私… これからも… これまで以上に頑張りますから……」
P「ん……」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 04:18:43.04 ID:yh6yzI1p0
雪歩「だから…いつかトップアイドルになれたら……」
雪歩「プロデューサーの故郷に…連れて行って貰えますかっ!?」
P「…雪歩……」
雪歩「……っ…」ドキドキ
P「よし…わかった…! 約束しよう!」
P「いつか…雪歩がトップアイドルになれたら…一緒に俺の故郷に帰ろう!」ニコッ
雪歩「はいっ! 約束ですよ?プロデューサー!」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 04:22:03.66 ID:yh6yzI1p0
終わり!!
最後は蛇足かと思ったけど鬱ENDは避けたかったのでこんな感じになっちゃいました
あーもう誤爆したりグダグダになったりこんな時間になったりで酷かったな
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 04:30:15.53 ID:yh6yzI1p0
おまけ
「突如復活した2大怪獣!! それはナッくっル星人の恐るべき暗殺計画の始まりに過ぎなかった!!」
次回、帰ってきたウルトラマコト
「ウルトラマコト 夕日に死す!!」
さぁ来週もみんなで見よう!
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 04:33:35.91 ID:yh6yzI1p0
もういっこオマケ
P「やよいー!」タッタッタッ
やよい「プロデューサー!」タッタッタッ
やよい&P「うっうーるとらはいたーっち!!」ペカー
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/03/12(月) 05:01:00.38 ID:05gKaec5O
なんだこのオチ…