【天海春香SS】春香「好き好き大好き」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/16(日) 01:10:19.24 ID:dUsDQFbXP
春香「あぁ……もう、耐えられない」

春香「ごめんなさい、プロデューサーさん」

春香「んっ……あっ、おいしい……」

春香「プロデューサーさんの血、おいしい……癖になっちゃいそうです」

春香「そのためにも、まだ生きていてもらわないと」

春香「綺麗な傷ですね」

春香「このうっ血した痕も」

春香「抵抗したときに出来た切り傷も」

春香「もうそれだけで私……気が狂ってしまうほど」

春香「私の、私の手で。プロデューサーさんに」

春香「私を刻み付けているって」

春香「私とプロデューサーさんが一緒に生きている証」

19: >>1の真似っこ 投稿日:2012/09/16(日) 01:15:19.00 ID:dUsDQFbXP
春香「絶対死んじゃダメですよ?」

春香「プロデューサーさんは生きる義務があるんです」

春香「こんなに愛されてるのに、贅沢ですよ」

春香「だから、食べてください」

春香「はい……んっ、ちゅっ……ぷはっ」

春香「プロデューサーさん、おいしいですか?」

春香「別にどっちでもいいんです」

春香「私は、生きていてくれればそれでいい」

春香「私によって、生かされているプロデューサーさんがたまらなく愛おしい」

春香「プロデューサーさんが、ここにいてくれれば。それで」

春香「まだ、食べますよね?」

春香「それじゃ……」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/16(日) 01:18:10.17 ID:dUsDQFbXP
春香「プロデューサーさーん……あれ?」

春香「プロデューサー……さ……」

春香「……」

春香「あ、いた」

春香「トイレ?」

春香「そう」

春香「それじゃ死ぬ?」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/16(日) 01:24:01.45 ID:dUsDQFbXP
春香「ごめんなさい聞こえなかった」

春香「唇切れちゃうと思わなかったんです」

春香「気をつけなきゃ、会話が大変ですよね」

春香「トイレなんですね?」

春香「トイレなら言ってくれればいいのに」

春香「いつも、そうしてきたじゃないですか」

春香「プロデューサーさんのこといじめたいわけじゃないんですよ」

春香「私はプロデューサーさんとずっとずっと一緒にいたい」

春香「できることなら普通の夫婦みたいに」

春香「でもそれを拒み続けるプロデューサーさんがいたからこうするしかなかったんです」

春香「わかってますよね?なのになんで?」

春香「せっかく枷を外してあげたのに」

春香「檻の中に戻りたいの?」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/16(日) 01:26:54.57 ID:dUsDQFbXP
春香「そう」

春香「それならもういいかな」

春香「行ってらっしゃい」

春香「夕ご飯までには戻ってきてくださいね?」

春香「プロデューサーさん」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/16(日) 01:31:17.38 ID:dUsDQFbXP
春香「まだかなー」

春香「ご飯冷めちゃうよ」

春香「まだかなー」

春香「今日はプロデューサーさんのためにご馳走用意したのになぁ」

春香「たまにはペットの顔も見たくなるんだろうなぁ」

春香「でも、いっつもそう。ずっとペットの面倒ばっかり見てるから」

春香「私が心配してるのもしらないで」

春香「だけどもう大丈夫」

春香「そろそろ帰ってくるよね。もったいないし先に食べちゃおう」

春香「いただきまーす」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/16(日) 01:36:52.44 ID:dUsDQFbXP
春香「帰ってこないなぁ」

春香「もう帰ってきたらおしおきかな」

春香「あっ」

春香「おかえりなさい」

春香「どうしたの?」

春香「とりあえず食べてから考えれば?」

春香「おいしいよ?」

春香「あっ、どこいくの?」

春香「おいしいのになぁ」

春香「でも、やっぱり多すぎるよね」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/16(日) 01:42:07.73 ID:dUsDQFbXP
春香「そもそもプロデューサーさんに食べさせちゃダメかな」

春香「タダって言ってもペットの肉汚いよね」

春香「捨てちゃお」

春香「さて、と」

春香「さがそ」

春香「みっけ」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/16(日) 01:50:57.40 ID:dUsDQFbXP
春香「もう、ちゃんと帰ってきてっていったじゃないですかぁ」

春香「逃げないでくださいよ。どうせ、ここそんな広くないですよ?」

春香「わぁプロデューサーさんのそんな顔久しぶりにみました」

春香「探し物って、ここにいたペットたち?だから、うちにあったじゃないですかもうー」

春香「ちょっと、どうして泣くんですか?」

春香「私が悪い?」

春香「殺されてもいい?」

春香「ふーん」

春香「そんなこと言って、私を殺そうとしてるのバレバレですよ?」

春香「そんな目でみられたら私……んっ、プ、プロデューサーさん……んっ……」

春香「え、えへへ……その目つき、たまんないなぁ。ちょっとイっちゃったかも……」

春香「そう……プロデューサーさんの殺意、憎悪、悲しみ、憐み、好き……もっと、もっと私を想って」

春香「もっともっともっともっと!!私を!私をプロデューサーさんの意思で!あぁ!!あぁあああ!!!!」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/16(日) 01:54:46.63 ID:dUsDQFbXP
春香「好きって不思議ですよね」

春香「極めると何も怖くなくなるんです」

春香「その人に殺されようが殺そうが」

春香「すべてが快感に変わって」

春香「そこにいるだけで」

春香「私が、狂ってる?」

春香「狂ってても」

春香「私があなたを一番愛しています」

春香「っぁ……」

春香「プロデュ……」

春香「……血?あ、あはは……私、死んじゃうんだ」

春香「……プロデューサーさんに殺されるんだ……あは、あはは、あはははははははは!!!」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/16(日) 01:57:28.04 ID:dUsDQFbXP
春香「でもねプロデューサーさん……」

春香「私だけこんな最高の幸せをもらうなんて割に合わないですよ」

春香「……だから」

「ね」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/16(日) 01:59:52.57 ID:dUsDQFbXP
P「わあああああああ!!!……あ?」

P「な、なんだ夢……」

春香「おはようございますプロデューサーさん!」

春香「ご飯、できてますよ?」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/16(日) 02:01:02.93 ID:9XjSjnRw0
恐怖

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする