1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 09:22:47.26 ID:rXPmwczJI
春香「昨日のライブの打ち上げ楽しかったねー!」
千早「そうね、皆かなりハジけてたわよね。凄く面白かったわ。」
千早 「特に春香がジャンケンに負けて唐揚げについてたレモンをそのまま食べたときの顔ときたら……!」プククッ
春香「!? そ、そのことはもう忘れてよぉ~!」
千早「~~~っwwwww」
春香「~~~っ/////もう!千早ちゃんのイジワルぅぅぅぅぅ!!」ポカポカポカ
千早「やんっ//はっ、春香痛い///ごめっ、ごめんなさいいいいいい/////
響「ゔぉっほん!」
はるちは「あっ」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 09:26:09.60 ID:rXPmwczJI
響「そういうのは誰もいない時にやるもんだぞ」
春香「はぁい…」チッ
響「舌打ちしたな!?今チッて聞こえたぞ!」
千早「今後から気をつけるわ…」チックシュゥウワッチイッ
響「千早のは舌打ちなのか!?それともボイスパーカッションか!?」
響「…そんなことより唐揚げで思い出したんだけどな、唐揚げの添えにレモン以外にもレタスとかトマトとか色んな野菜があったでしょ?」
千早「ええ」
響「それで亜美がトマト嫌いだって言ったときに…
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 09:31:10.91 ID:rXPmwczJI
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律子「こーら!亜美、好き嫌いはダメよ!」
亜美「うぇーー↓だってだってー噛んだらブチュッとしてグリュッとしてドロッと出てくんじゃんかーーー!」
律子「訳わかんないこと言ってないで食べなさい」
P「そうだぞ亜美、アイドルは健康第一なんだからバランス良く食事を取らないと」
亜美「ううー…」
P「…それにせっかくの綺麗な肌も荒れちゃうぞ?」
亜美「!……ま、まあ兄ちゃんがそういうなら…。」
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春香「…それがどうかしたの?」
響「問題なのはこの後だぞ」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 09:36:45.27 ID:rXPmwczJI
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亜美「うぅ…」ゴックン
P「よく頑張って食べたな、エライぞ」ナデナデ
亜美「……えへへー…」
P「ほら、ブロッコリーも食べるか?はい、アーン」
亜美「あ…アーン///////」
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春香「おまわりさんコイツです状態だね」
響「うん、どうしようもない変態だぞ。」
10: >>7すみません出ないです 投稿日:2013/02/17(日) 09:43:21.79 ID:rXPmwczJI
響「まあそれも問題何だけどさ、何でプロデューサーは亜美にブロッコリーを食べさせたと思う?」
千早「なんでかしら…?」
響「自分が思うに、プロデューサーはブロッコリーが嫌いなんだぞ!」
春香「ええ?」
千早「ホント?」
響「ホントだぞ!自分には分かるぞ、野生のカンってやつさー」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 09:48:00.07 ID:rXPmwczJI
春香「もしそうだとしたら…」
千早「プロデューサーは亜美を利用したってことね…!許せないわ!」
響「それに好き嫌いも良くないぞー!」
春香「こうなったらプロデューサーさんを懲らしめるための作戦会議ですよ!作戦会議!」
ココヲコウシタラ? イヤデモ…
ソレナラコノサクセンハドウカシラ チハヤチャンアッタマイイーカワイイー
モウヤメテヨ//// ウ”ゥオ”オッホオン”ン”ンェェェェ!!!!! チイッ
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 09:52:43.67 ID:rXPmwczJI
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響(そして数日後だぞ)
千早(作戦決行の日ね)
P「~♪」カタカタ ッターン
P(そろそろお昼か…)
春香「プロデューサーさんっ」
P「お、どうした春香?」
春香「お腹すいてませんか?」
P「ああ、そりゃもうお昼だしすきまくってるよ」
春香「なら良かったです!私最近お菓子作り以外に
家庭菜園にハマってて…」ガサガサ
P「おー?なんだなんだーー?」
春香「ほら、見てください!元気に育ったんですよ!」ブロッコリーン
P「」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 10:00:00.47 ID:rXPmwczJI
P「お、おお結構大きいな、俺の手のひらぐらいあるんじゃないか、ははははは」ガタガタ
響(完全に動揺してるぞ…!)
千早(やっぱり響の言うとおりだったわね)
春香「えへへ~心を込めて育てたかいがありました」(ホントはスーパーで買ってきたんだけどね~)
P「じ、じゃあ~俺は、たるき屋で昼食でも
春香「プロデューサーさん食べてくださいっ♪」
P「」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 10:07:31.44 ID:rXPmwczJI
P「……。」
春香「…私いつもプロデューサーさんには迷惑ばっかりかけてて、それでもいつも親身になって私を支えてくださってて、そんな優しくて憧れのプロデューサーさんに私が一生懸命育てたコレを食べて欲しいんです…!」
P (嬉しいはずなのに嬉しくない…)
春香「…どうかしたんですか?」
P「…ハッ、そ、そうかー。あ、ありがとなー」
春香「……やっぱり嫌ですよね。」
P「えっ?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 10:12:02.42 ID:rXPmwczJI
春香「いつも……迷惑千万で…ドジで…お仕事の邪魔になってるうっとうしい子の育てたブロッコリーなんて…食べたくないですよね…?」ヒトミウルウル ウワメヅカイー
ズキュゥウウウウゥン
P「…っ!」
千早(出たわ、春香の「あざとめんどくさカワイイ」が!!)
響(そんなのあったのか…)
P「そ、そんなことないって!俺は春香のこと迷惑だなんて一度も思ったことない、むしろ一緒に居ていつも元気を貰ってる!」
春香「じゃあ食べてくれますか…?」
P「ああ食べるさ!むしろ俺が食べたいんだ!」ババーン
P「……あ…」(何言っちゃってんのおれえええええ)
千早(…!プロデューサーが策にハマったわ)
響(単純明快な変態Pだぞ)
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 10:17:51.01 ID:rXPmwczJI
春香「ホントですか?嬉しいです///じゃあどうぞ召し上がれっ!」モッサー
P「ま、待って!生野菜なら何か調味料を用意しないと!」
春香「ダメです」
P「えっ」
春香「ブロッコリー本来の風味が飛んじゃいます」
P「いやでも
春香「ダメです」
P「はい」
千早(どうやらマヨネーズか何かをかけまくってブロッコリーの味を消そうとしてたようね)
響(どこまで卑怯なんだあの変態!)
24: >>22 フランクな関係になったんです(震え声) 投稿日:2013/02/17(日) 10:22:40.85 ID:rXPmwczJI
P「じゃあとりあえず包丁で一口サイズに
春香「ダメです」
P「えっ」
春香「ブロッコリーの風味をお口一杯に広げて味わってください」
P「つ…つまりひと口で…?」
春香「……。」コクリ
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 10:32:01.75 ID:rXPmwczJI
P「……。」モサッ
春香「……。」
千早 (……ずっとブロッコリーを見つめてるわ)
響 (さっさと食べろー変態プロデューサー!)
P「……。」モサッ
春香「……。」
千早(……。)
響(……。)
P ( ´ ; ω ;`)ブワッ
はるちはひび「!?」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 10:40:59.89 ID:rXPmwczJI
P「ウェッ…ウワアアアアアン」
春香「えっ?えっ!?」アタフタ
響「いい大人が声あげて泣き出したぞ!」
千早「とりあえずプロデューサーと春香の元へ行くわよ、響!」
響「う、うん!」
ゥワアアアアアン ゥワアアアアアン ウワァアアアァアアァン………
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 10:48:07.13 ID:rXPmwczJI
ー30分後ー
P「……。」グスッ
千早「…やっと泣き止んだわ…。」
春香「ちょっとやり過ぎちゃったかな……」
響「大丈夫かー…プロデューサー…。」
P「す、すまん。みっともないところを…」
春香「普段冷静なプロデューサーさんがあんなに取り乱すなんてビックリしました…」
響「何かブロッコリーにトラウマでもあるのか?」
P「………。」コクリ
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 10:56:05.96 ID:rXPmwczJI
P「実は、俺が小学生のときに給食でブロッコリーが出てな…」
響「うん…」
P「好きな子の前だったから…嫌いなブロッコリーをつい無理してがっついたら…」
P「…気持ち悪くなってその子の前で
千早「もう言わなくても大丈夫です」
P「吐いt
響「言わなくていいって!」
P「……。」シュン
響「あ…なんかゴメン…」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 11:04:02.82 ID:rXPmwczJI
春香「………それは確かに辛かったかもしれませんけどブロッコリーが嫌いだっていうのを誤魔化すために亜美に食べさせたのは卑怯ですよ!卑怯!」
P「すまん……」
春香「…それに私もアーンってしてほしかったのに…。」
P「えっ」
春香「な、なんでもありません!」
響(あざとすぎるぞ…)
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/17(日) 11:13:31.09 ID:rXPmwczJI
響「と、とにかく!プロデューサーのためにも何とかブロッコリー嫌いを克服させないとな!」
千早「そうね、このままじゃ亜美にも顔が立たないわ」
春香「よーーーっし!プロデューサーさんのブロッコリー嫌い克服大作戦開始ぃーーー!」
はるちはひび「オーーーーーっ!!!!」
P「も、もうブロッコリーは、ぶろっこりごりだよぉーーー!」
響「>>Pがなんか言った」
お わ り
42: くぅ~w 投稿日:2013/02/17(日) 11:20:37.37 ID:rXPmwczJI
ブロッコリー好きの方々すみませんでした。
見てくださった皆様、ありがとうございました。
春香さんにならブロッコリー無理矢理食わされてもいいや