1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:29:51 ID:4RF5Altk0
律子「駄目です。今日の仕事がまだ、たくさん残ってるんですよ」
P「明日なら予定、空いてるか」
律子「それも無理です。明日は日曜日だから、竜宮小町の収録があります」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:30:51 ID:4RF5Altk0
P「早朝でいいんだ。朝のほんの数時間で」
律子「早朝? ……それなら、まあ、いいですけど」
P「じゃあ事務所に3時集合で」
律子「3時!?」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:31:54 ID:4RF5Altk0
~翌朝~
P「おはよう、律子」
律子「……おはようございます」
P「眠たそうだな」
律子「当り前ですよ。ほとんど寝てません」
P「じゃあ車で寝てればいい」
律子「そうします」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:33:03 ID:4RF5Altk0
~2時間後~
律子「で、ここどこですか」
P「朝市」
律子「朝市? 市場に焼き鳥なんかあるんですか」
P「まあ来いよ」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:34:25 ID:4RF5Altk0
律子「わあ……色んな屋台がありますね。それに人も多い」
P「律子、焼き鳥の屋台あったぞ」
律子「どれどれ――な、なんですかこれ!?」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:36:07 ID:4RF5Altk0
P「焼き鳥。スズメの」
律子「ス、スズメ!?」
P「美味しそうだろ」
律子「焼き鳥っていうか、姿焼きじゃないですか!!」
P「あ、2本ください」
律子「た、食べませんよ!!」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:38:05 ID:4RF5Altk0
P「見た目はグロいけど、香ばしくて美味しいんだぞ?」
律子「うそ」
P「――うめえ!! ほら、律子も食えよ」
律子「う……」
はむっ
律子「あ……お、美味しい!?」
P「だろ?」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:40:05 ID:4RF5Altk0
律子「プロデューサー、カツオのお刺身が売ってます」
P「朝市は採れたての新鮮な食材がたくさんあるんだ」
律子「すいません、2つください」
P「お、悪いな律子」
律子「何言ってるんですか、全部私が食べるんですよ」
P「えー…」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:41:42 ID:4RF5Altk0
律子「わ。これもすっごく美味しい」
P「……すいません、俺も1――」
律子「分かりましたよ。ほら」
P「いいの?」
律子「意地悪しただけですよ。さっきの焼き鳥のお礼です」
P「お……すっげえうまい」
律子「でしょ?」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:43:11 ID:4RF5Altk0
律子「プロデューサー、あれも食べてみましょう!」
P「り、律子。もうお腹いっぱい……」
律子「大の男が何言ってるんですか。行きますよ!」
P「朝からよく食べるなあ……」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:45:28 ID:4RF5Altk0
律子「いやー、美味しかったですね」
P「楽しかったか?」
律子「ええ、とっても」
P「仕事も大事だが、こういった息抜きも必要だぞ」
律子「そうですね」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:47:09 ID:4RF5Altk0
P「ただでさえ、律子は無理しがちなんだから」
律子「……ねえ、プロデューサー」
P「ん?」
律子「また、息抜きに付き合ってくれますか?」
P「もちろん」
律子「ありがとうございます……!!」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:49:19 ID:4RF5Altk0
P「その包み、焼き鳥か?」
律子「はい。伊織達に持っていこうと思って」
P「よっぽど気にいったんだな」
律子「何事も、見た目で判断しちゃいけませんね」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:50:43 ID:4RF5Altk0
P「ならちょっとは俺のことも」
律子「プロデューサーは例外です」
P「そんなあ」
律子「ふふふ」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:52:04 ID:4RF5Altk0
伊織「律子、あんた今日、なんか上機嫌ね」
律子「え、そう?」
亜美「ねえねえ律っちゃん、これなあに」
律子「あ、それは差し入れよ」
あずさ「あら、ありがとうございます~」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:53:58 ID:4RF5Altk0
亜美「開けていい?」
律子「いいわよ」
亜美「やったー!!」
伊織「差し入れって、何持ってきたの?」
律子「焼き鳥よ」
伊織「何でまた焼き鳥なんか……」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 01:55:35 ID:4RF5Altk0
亜美「うわあああああ!?」
伊織「な、何!?」
あずさ「まあ!」
律子「見た目はグロいけど、香ばしくて美味しいのよ?」
おわり
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17 02:00:31 ID:4RF5Altk0
読んでくれてありがとうございます。
話が平坦すぎた。
律子好きの人はすまない。