1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 22:18:31 ID:PbQg984h0
P「まずいな、朝飲んだ牛乳が古かったか?」
P「それとも、ガム一気に噛み過ぎたかな……」
ギュルルルル
P「はぅぁ……!」
P「いかん!さっさとトイレにいってダークブラウンの大瀑布としゃれこもう……」
ガタタッ
P「んぐ、……ゆっくり、そぉ~っと、お腹を刺激しないよーに!」
小鳥「あ、プロデューサーさん。少しいいですか?」
P(くそ、タイミングが悪いなぁ、ちきしょう!)
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 22:21:29 ID:PbQg984h0
P(ええい、肛門をしめあげ、ハラワタにすべての力を!)
P「な、なな、なんでしょうか?」
小鳥「……大丈夫ですか?すごい汗ですよ?」
P「いやー、暖房が効きすぎなんですかねえ」
P(○ソしたいだなんて、女子の前でいえない……!)
小鳥「今日は冷え込むそうですから、ちょっと温度を高めにしたんですよ」
P「あ、あははは、どど、どおりで……あははは」
小鳥「本当に大丈夫ですか?具合が悪いなら休んでたほうが」
P「へ、平気ですよ、平気……」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 22:26:41 ID:PbQg984h0
P「で、何の用ですか?」
小鳥「それが……、トイレが壊れてしまったんですよ」
P「え、えぇぇぇええ……!?」
小鳥「それで、業者さんが着てくれるまで結構かかるので……」
P「……催したらたるき亭で借りればいいんですか」
小鳥「はい♪あちらにはもう、お話を通してあるので」
P「わ、わかりました……」
P(どうしよう、他所でトイレなんて借りられるほどメンタル強くないって俺!)
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 22:30:47 ID:PbQg984h0
P「あ、あの、小鳥さん!」
小鳥「は、はいっ!?」
P「……俺、ちょっとお買い物さ行って来ます」
小鳥「は、はあ……」
P「すぐに戻ってきますから、……では、いってきますっ!!」
ダダダダダッ
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 22:34:11 ID:PbQg984h0
P「ふぅ、とりあえずどうするべきか……!」
ギュルルルル
P「ぐふっ、……まずいな、凄くお腹がグルグルしてきたぞ」
ピーゴロゴロゴロ
P「んっ、あ…はぁ…、や、やばいっ、なにこれっ……!」
P「これはまずいな、どこかにトイレはないだろうか」
P「公衆トイレかスーパーとかコンビニのトイレならギリOK……」
P「しかし、サイフがないからコンビニは借りづらい……」
P「公衆トイレは基本汚いし、……よし、スーパーだ!スーパーにいくぞ!」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 22:41:28 ID:PbQg984h0
P「ゼェ、ハァ、……よ、よし、ついた、着いたぞ……!」
P「あとは、漏らさない内にトイレに駆け込むんだ!」
幼女「うえーん、ママー、どこー?」
P「……あれは、迷子か?」
P「いかん!この非常時に気をとられちゃダメだ!非情になれ……!」
幼女「ママー……」
P「……無視だ、無視。眼中にいれちゃだめ……!」
千早「……あら、迷子かしら」
真「お母さんとはぐれちゃったんだね」
P(イエス!イエス!これであの娘は大丈夫だ、あとはアイツらが俺に気づかなければ!!)
千早「……あそこにいるの、プロデューサー?」
真「ホントだ。プロデューサー!」
P「いやあああああああああああ!!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 22:48:45 ID:PbQg984h0
真「この娘、迷子みたいなんです」
P「へ、へえ……そうなんだあ」
千早「これから、店員さんに預けようと思うんですが……」
P「そ、そうなんだあ!2人は偉いなあ、あっはっはっは!」
真「せっかくだし、ボク達で親御さんさがしてあげない?」
P「は」
千早「……そうね、そこまで急ぐような用事も今日はないし」
P「あは、あははは、ははははは、2人は優しいなあ」
真「プロデューサーは手伝ってくれないんですか?」
P「え……」
幼女「……」 ウルウル
P(あー、もうちきしょう!)
P「て、手伝います……」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 22:53:35 ID:PbQg984h0
P「なら、三人にわかれよう、三人に!!」
千早「そうですね、その方が効率がいいでしょうし」
真「なら、この娘はプロデューサーさんが連れて行ってあげてくれませんか?」
P「え?」
P「あー、そうね、うん」
P「安全だもんね、俺男だもんね」
真「変なことしちゃだめですよ」
P「わかった、わかったから、行けよもう」
千早「見つけたら、電話かメールで知らせるという事で」
真「じゃあ、いってきますね!」
P「いってらっさーい」
P(……流石に個室につれていくわけにもいかないし)
P(かといって、個室の前で一人で待たせるわけにも)
グルルルルル
P(……もう限界だ)
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:01:04 ID:PbQg984h0
P「……えーっと、どの辺りでママとはぐれちゃったのかな?」
幼女「……わかんない」
P(だろうな)
P「……とりあえず、さがそっか」
幼女「うん」
P(トイレトイレトイレトイレェェェェェェエエアアアアアアアア!!!)
幼女「おじちゃん、どうしたの?」
P「お兄ちゃんだよー」
ゴロゴロゴロ ギュルッ ピーギュルル
P「ふぐっ、ぐひ……!!」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:09:55 ID:PbQg984h0
P(さて、とっととこの娘の母親を見つけ出して)
P(颯爽と、トイレにかけつけよう)
ギュルッ
P「ひぎぃいっ!?」
P(やば、で、でそう!むーりー!!)
バフッ!
幼女「!?」
幼女「……?」
P「どどど、どっしたのかな?」
P(セェーフ、ガスだ、ガスだけだ!)
P(しかし、これ以上は危険だ、〝み〟もでかねんぞ)
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:13:57 ID:PbQg984h0
P(どこだぁ、どこにいやがんだぁ、○ソババアめぇ……!)
警察「ちょっといい?」
P「あぁんっ!?」
P「あら、警察の方」
警察「女の子つれた挙動不審の男がいるって通報があってね」
P「なっ、ち、ちがい、ますよ!俺はただ、この子の親を!」
警察「はいはい、話は交番できくから」
P「まってください、他にも母親を探してるヤツがいて、そいつら呼びますから!」
P(そして早く俺を解放してくれええぃいい!!)
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:17:56 ID:PbQg984h0
千早「……災難でしたね」
真「プロデューサーも、堂々としていればよかったのに」
P「ああ、うん」
P(……あれ?)
P「ちょっと待てコラ、なんでさっきのマッポにこのガキ押し付けなかったんだよぉおお!!」
幼女「ひっ!?」
千早「そんな乱暴な言い方、やめてください」
真「そうですよ、この娘が怖がるじゃないですか」
P「ひぃ……ひぃ、ふぅ」
千早「プロデューサー、今日はちょっとおかしいですよ?」
P「色々あんだよ、男の子には」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:25:24 ID:PbQg984h0
P(……くそっ、しかたない!)
P「お、俺、この娘にジュース買ってくるよ!!」
千早「ジュースですか」
P「おうよ、オレンジジュースでいいかい、レディ」
幼女「……リンゴがいい」
P「オウケエ、アップルだな……、まっかせろ!」
P(へへっ、これで、買いにいくついでにトイレに……はっ!)
P(しまったぁあああ!サイフがない、しかし、コイツらに借りるわけにも)
P「すまん、真。やっぱり、女子だけにするのは危険だ。真がジュース買いにいってくれないか」
真「え?いいですけど……」
千早「真がいれば、大丈夫かと思いますが」
P「いいの!俺がのこるの!!……ひぐっ、はやくいってきてよ……」
真「は、はい。じゃあ、いってきます!」
ダダダッ
P(……あ、売り切れてたってことにすればよかったよぅ)
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:33:42 ID:PbQg984h0
真「皆の分も買ってきましたよー」
P「ああ、悪いね、真」
P(コーヒー!……くぅ~、飲みたいけど今はやめておく)
千早「見つかりませんね、この娘のお母さん」
P「そ、そうだな」
P(母親とかいいから、○ソさせてくれや)
真「やっぱり、警察とか店員さんにいったほうがいいんじゃ」
P(だぁったら最初からそうしろや、てやんでぇバーローちくしょー!!)
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:40:07 ID:PbQg984h0
幼女「あ」
P「ん、どうしたよ、リトルバニー」
幼女「ママ!」
真「えっ!」
母親「もう、どこいってたの!」
千早「よかった、やっと見つかったわ」
P(……!)
ダダッ
母親「本当に、ご迷惑をおかけしました」
千早「いえいえ、迷惑だなんて。ねえ、プロデューサー」
千早「……あれ、真。プロデューサーは?」
真「あれ、ほんとだ。居なくなっちゃった」
幼女「お兄ちゃん、お店の中に入っていったよ」
真「そんなに急いで買いたいものがあるのかな」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:42:37 ID:PbQg984h0
P「やっとだ!やっと解放された!勝った、勝ったよ、田舎の母ちゃん!!」
P「たしか、こっちとは反対側の入り口にトイレがあったな!」
P「ここまでもったんだ、あとちょっとの距離くれー!」
P(……あ、トイレが見えてきたぞ!)
P「……よし、これで、やっと○ソができ──」
【清掃中】
P「……」
P「あぁ──」
P「ふぁぅ」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:45:12 ID:PbQg984h0
その後、プロデューサーはショックで2週間寝込んでしまった
復帰後
P「……いやー、ご迷惑をおかけしました」
小鳥「プロデューサーさんも大変でしたね」
P「いやあ、ホントに」
P「あ、俺が休んでる間どうしでしたか?」
小鳥「ええ、それなりに平常運転。いつもの765プロでしたよ」
P「それはそれで寂しい」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:49:46 ID:PbQg984h0
P「……さて!復帰したことだし頑張らないと!」
P「うちはまだまだ全然ダメだかんなぁ!」
P「仕事のオファーもまだあんまこないし」
美希「プロデューサーがお漏らししてるもん」
P「ミ、美希ぃ、ハニーからプロデューサーに格下げですか」
真美「プロデューサー、これからはオムツはけばいいんじゃない?」
P「真美までえええええ!!!」
小鳥「あ、一応買っておきましたよ?」
P「もう許してやれよ、俺を……」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:50:42 ID:PbQg984h0
ギュルルルルル
P「はうっ!」
P「……」
ガタッ
小鳥「トイレなら、今伊織ちゃんが入ってますよ」
P「うわあああああああああん!!!!」
終わり