【三浦あずさSS】P「あずささんが、手をワキワキさせて貴音ににじり寄ってるぞ」

1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 17:30:39.46 ID:6oVBSUC10
   765プロ 事務所

P(ふぅ……やっと事務所に帰ってこれたぞ)

P(やれやれ、今日の打ち合わせはずいぶんと長引いたな)

P(もう夕方か。しかし、俺の仕事はまだ終わらない!)

P(これから明日用の書類をまとめないと……ん?)

あずさ「貴音ちゃん。少しだけだから、ね?」

貴音「そんなことを言われましても、嫌なものは嫌なのです!」

あずさ「あらあら~。そんなに怖がらなくてもいいんじゃないかしら?」

貴音「あずさ! どうか、どうかご勘弁を!」

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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 17:33:22.03 ID:6oVBSUC10
P(何だろう? あずささんが、手をワキワキさせて貴音ににじり寄ってるぞ)

あずさ「あら、プロデューサーさん?」

P「あ、あずささん。ただ今戻りました」

あずさ「うふふ、お疲れ様です~」

貴音「プ、プロデューサー! あずさを、あずさを止めてください!」

P「おいおい、どうしたんだよ貴音? 何だか、ずいぶんと怯えてるみたいだけど」

貴音「お願いします! このままでは……」

P「このままでは?」

貴音「このままでは私は、あずさにくすぐられてしまいます!」

P「……へ?」 

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 17:36:17.97 ID:6oVBSUC10
P「くすぐられる、って……?」

あずさ「うふふ! プロデューサーさん、驚かせてごめんなさいね」

P「えー、っと。あずささん、一体どういうことなんです?」

あずさ「さっき私が事務所に帰ってきたら、貴音ちゃんが一人で読書をしてたんです」

P「ふむふむ。絵になりそうな光景ですね」

あずさ「すっごく集中してたから、ちょっと脅かしてみたくなっちゃいまして」

P「は、はぁ。あずささん、意外と子供っぽい所がありますよね……」

あずさ「それでふざけて、貴音ちゃんの肩を軽く揉んだんです。そうしたら……」

P「そしたら?」

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 17:39:18.25 ID:6oVBSUC10
あずさ「貴音ちゃんは身を捩って、座っていた椅子から転げ落ちちゃったんです~!」

貴音「で、ですからあずさ! 私は、身体を触られるのが苦手なのです!」

P「ああ。そういえば、そんな事を言ってたっけか」

あずさ「プロデューサーさん、ご存じだったんですか?」

P「ええ。貴音がこの間、一日署長をやった時に聞きまして」

P(アニメじゃなくて、2の時間軸での出来事だな)

あずさ「あらあら~。私、とっても意外でした~! うふふ!」

貴音「わ、笑わないでください! 仕方がないのです! どうしようもないのです!」

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 17:42:20.92 ID:6oVBSUC10
あずさ「で、本格的にくすぐったらどうなるか、試してみたくなっちゃったんです~!」

P「な、なるほど。そういう事でしたか」

あずさ「プロデューサーさんも、興味ありませんか?」

P「まあ正直言って、興味はありますね」

貴音「な、なぜですか!?」

P「貴音が慌てふためく姿なんて、滅多に見られないからさ」

貴音「そ、そんな事は……」

P「というわけで、とりゃあ!」ガシッ

貴音「えっ!?」

あずさ「あら?」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 17:45:23.81 ID:6oVBSUC10
貴音「プ、プロデューサー!? どうして私を羽交い締めにするのです!?」

P「あずささん、捕まえました! 俺が押さえてるんで、試してみてください!」

あずさ「あらあら~! ご協力、ありがとうございます~!」

貴音「な、な……!?」

P「すまん貴音。好奇心には勝てなかった!」

貴音「い、嫌です! プロデューサー、離してください!」ジタバタ

あずさ「うふふ……。貴音ちゃん、心の準備はいいかしら~?」ワキワキ

貴音「お、お待ちください、あずさ!」

あずさ「え~い、コチョコチョコチョ~」

貴音「ひゃあああああ!?」

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 17:48:16.17 ID:6oVBSUC10
あずさ「コチョコチョ」

貴音「あ、やめっ、ひゃうぅ!?」

P「おお! 貴音が、艶っぽい声を出し始めたぞ!」

あずさ「やっぱり思った通りね~。貴音ちゃん、かわいいわ~!」コチョコチョ

貴音「だ、駄目です! おやめください!」

あずさ「コチョコチョコチョ」

貴音「ひゃあ!? 駄目、ですっ!」

あずさ「コチョコチョコチョコチョ」

貴音「そこはやめて、くださいっ! ああ、あああっ!」

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 17:51:29.24 ID:6oVBSUC10
あずさ「コチョコチョコチョコチョコチョ」

貴音「あは、あははははは!」

あずさ「もう少し、指の動きをゆっくりにした方がいいかしら?」コチョコチョ

貴音「ひゃひぃ!」

あずさ「それとも、速くした方がいいかしら~?」コチョコチョコチョ

貴音「あ、あぁん! お、お許しをぉ! あずさぁ!」

P「あずささんの指技に、髪を振り乱しながら悶える貴音……」

あずさ「うふふふ、コチョコチョコチョ~」

貴音「ひぃあぁ! ひゃあ! ああああっ!」

P「うむ……! かわいいな!」

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 17:54:21.12 ID:6oVBSUC10
あずさ「コチョコチョコチョ、コチョコチョコチョコチョ~!」

貴音「ひひひひぃ! あずさぁ! もう、もうやめて、くださいぃ!」

あずさ「はい、おしまーい! お疲れ様、貴音ちゃん!」

貴音「あ、はぅ、はぁ……」

P「あずささん、満足しましたか?」

あずさ「はい! 大満足です~!」

貴音「は、はひぃ……ひぃ」

P「苦しかったか? よく頑張ったな、貴音!」

貴音「プ、プロデューサー……」

P「ん、どうした?」

11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 17:57:26.30 ID:6oVBSUC10
貴音「は、早く、私を自由にしてください……」

P「おお、すまんすまん! よっと」パッ

貴音「うぅ……」ガクリ

あずさ「貴音ちゃん、平気?」

貴音「な、何とか……けほっ」

あずさ「ごめんなさい。少し、調子に乗り過ぎてしまったかしら?」

貴音「わ、私、笑い死にをするかと思いました……」

あずさ「まあ、貴音ちゃんったら大げさね~」

P「あずささんの指使いを見る限り、大げさでもなかった気がしますけどね」

あずさ「あ、あらあら~」

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:00:23.25 ID:6oVBSUC10
貴音「うぅ、まだ身体がむずむずしております……」

あずさ「プロデューサーさん、ご協力ありがとうございました~!」

P「いえいえ、こちらこそ! 非常に得した気分です!」

あずさ「そうですね~! 貴音ちゃん、本当にかわいかったです~!」

貴音「そ、そのような事を言わないでください! 恥ずかしいではありませんか!」

P「まあまあ、貴音! 照れるな照れるな!」

あずさ「うふふふふ~」

貴音「……ところで、あずさ」

あずさ「え?」

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:03:22.36 ID:6oVBSUC10
貴音「あずさの方こそ、どうなのです?」

あずさ「な、何がかしら?」

貴音「あずさは先程の私のように体をまさぐられて、平気でいられるのですか?」

あずさ「そ、それは……えーっと……」

P「ああ。そういえばその手の話、あずささんからは聞いたことないな」

貴音「どうなのです、あずさ?」

あずさ「そ、そ、そうね~。わ、割と平気だと思うわよ~?」

貴音「動揺しておりますね……。プロデューサー、怪しいとは思いませんか?」

P「そうだな。俺も、大いに怪しいと思う!」ガシッ

あずさ「きゃあっ!?」

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:06:15.77 ID:6oVBSUC10
P「よし! 貴音、あずささんを羽交い締めにしたぞ!」

貴音「おお、何という素早い動き! 見事です、プロデューサー!」

あずさ「プ、プロデューサーさん! ちょっと、ちょっと待って!」ジタバタ

P「さあ貴音! 気になる事は、積極的にどんどん試してみよう!」

貴音「承知しました。それでは早速……」ワキワキ

あずさ「や、やめてちょうだい貴音ちゃん! 正直に言うから!」

貴音「ふむ?」

あずさ「わ、私も貴音ちゃんと同じで、身体を触られるのはダメなの!」

貴音「なるほど、そうでしたか。あずさも、私と同じだったのですね」

P「ほほう……」

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:09:28.15 ID:6oVBSUC10
あずさ「だからお願い、くすぐるのはやめて!」

貴音「こちょこちょこちょ」

あずさ「きゃっ!? きゃああああっ!」

P「おおっ! 貴音があずささんをくすぐり始めたぞ! 一切の躊躇なく!」

あずさ「貴音ちゃ、きゃははは! ど、どうしてぇ!」

貴音「先程私も嫌がりましたが、止めてくれなかったではありませんか?」コチョコチョ

あずさ「きゃはははは! イヤああぁぁ!」

P「あずささん、貴音の言う事はもっともです。人生、あきらめも肝心ですよ」

あずさ「そ、そんなぁ! む、無理です! くすぐったいぃ!」

16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:12:30.20 ID:6oVBSUC10
貴音「では、五秒だけ耐えていただきましょう」コチョコチョ

あずさ「あははははは! も、もういい! 今すぐやめてぇ!」

貴音「ごーお」コチョコチョ

あずさ「きゃはぁ! あーっはははは!」

貴音「よーん」コチョコチョ

あずさ「や、やめてぇ! きゃ、きゃはははは!」

P「うぅむ。貴音の指さばき、絶妙だな……」

貴音「さーん」コチョコチョ

あずさ「ひぃひぃ! きゃひひひひひ!」

P「何だか、こっちまでムズムズしてくるぞ……」

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:15:32.63 ID:6oVBSUC10
貴音「にーい」コチョコチョ

あずさ「あはははっ! きゃはは! やめてぇ!」

貴音「いーち」コチョコチョ

あずさ「きゃははははは! ひいぃ!」

貴音「延長してもよろしいですか?」

あずさ「え、え!?」

P「ここでフェイント!?」

あずさ「イヤぁ! これ以上は絶対ダメ! 終わり終わり! 終わりにしてえぇ!」

貴音「ふふ、冗談です。それでは最後にもう一秒だけ」コチョコチョ

あずさ「はひぃ! はぁぁぁぁん!」

20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:18:26.22 ID:6oVBSUC10
貴音「はい、終わりです」

あずさ「は……あふはふはふ……はひゃ……」

P「貴音……。なかなかに容赦がないな……」

貴音「プロデューサー、もう結構ですよ? あずさを解放してあげてください」

P「お、おう。わかった」パッ

あずさ「あ、はは……ひゃぁ……」トサッ

貴音「あずさ、大丈夫ですか?」

あずさ「あ、あんまり大丈夫じゃないわ……。か、身体に、余韻が……」

21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:21:42.70 ID:6oVBSUC10
貴音「あずさ。これに懲りて、私の身体に触ろうなどとは考えない事です」

あずさ「え、でもぉ……」

貴音「おや、まだ足りませんでしたか? では改めて、もう一度……」ワキワキ

あずさ「わ、わかったわ! わかったから、その手つきはやめて!」

貴音「わかっていただければ結構です。ふふふっ!」

P「それにしても、あずささんがあんなに子供っぽく笑い転げるとはなぁ……」

貴音「そうですね。ここまで大笑いするとは、少々予想外ではありました」

P「いつものお姉さん的な雰囲気とのギャップ、新鮮でしたよ! あずささん!」

あずさ「プ、プロデューサーさん! やめてください!」

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:24:15.87 ID:6oVBSUC10
貴音「付け加えるならば、笑っている時の顔も素晴らしかったですよ?」

P「何っ、そうなのか!?」

貴音「はい。まるで幼子のような、かわいらしい満面の笑顔でした」

P「後ろで押さえてたんじゃ、顔は見れないもんなぁ……。残念」

あずさ「か、からかわないでぇ!」

P「別にからかってなんか……なぁ?」

貴音「ええ。私達はただ、思った事を口にしただけですよ?」

あずさ「も、もう……」

P「さて、と! 俺はそろそろ、仕事に取り掛かるとするかな!」

23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:27:17.69 ID:6oVBSUC10
貴音「おや? ようやく帰ってきたというのに……」

あずさ「まだ、お仕事があるんですか?」

P「明日の準備をしないといけないんですよ。では、俺はこれで!」

あずさ「……貴音ちゃん」

貴音「……ええ、心得ました」

P「ん?」

あずさ「えいっ!」ガシッ

貴音「やあっ!」ガシッ

P「え」

P(な、何だ? あずささんと貴音が、左右から俺の腕に組みついてきたぞ……?)

24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:30:18.99 ID:6oVBSUC10
P「えーと……両手に花で気分は最高なんですが。俺、今すぐ仕事を始めないと……」

あずさ「プロデューサーさぁん? 逃がしませんよ?」ワキワキ

P「いっ!? いや、俺は逃げるなんて、そんなつもりじゃ……」

あずさ「一人で美味しい思いだけするのは、ずるいんじゃないでしょうか~?」ワキワキ

貴音「同感ですね。このままでは、少々不公平かと」ワキワキ

P「だ、だから! 俺には本当に仕事があるんだって! しかも明日までの!」

貴音「ご安心ください。そこまで時間は取らせませんので」ワキワキ

あずさ「うふふふ~」ワキワキ

貴音「ふふふ……」ワキワキ

P(ヤバイ)

25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:33:43.62 ID:6oVBSUC10
P「タ、タイム! こ、こんな事はやめましょう、あずささん! 貴音も!」

あずさ「コチョコチョコチョ」

貴音「こちょこちょこちょ」

P「うひゃあああああああ!?」

あずさ「あらあら~。プロデューサーさんも、こういうのに弱いのかしら?」コチョコチョ

貴音「今の反応を見る限り、そのようですね」コチョコチョ

P「や、やめてくれぇ! うぎゃははははは、のおほほのおほほほひひひひ!」

貴音「ふふ。もうしばらく、お付き合いいただきますよ?」コチョコチョ

あずさ「覚悟してくださいね、プロデューサーさん?」コチョコチョ

P「ぎゃはははははははは! た、助けて! 誰か、誰か助けてくれええええ!」

26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:35:35.68 ID:6oVBSUC10
P(その後俺は三分間、あずささんと貴音にくすぐられ続けた)

P(正直、死ぬかと思ったぞ……)

P(ひどい目には遭ったけど、普段とは違う二人の姿も見られたし)

P(まあ、悪い事ばかりでもなかった……かな?)

   アブノーマルコミュニケーション!

27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 18:36:19.03 ID:6oVBSUC10
以上になります。ありがとうございました!

31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/17(金) 19:32:36.12 ID:XAaL6rLWo
役得なプロデューサー

32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/17(金) 19:40:16.58 ID:HI7rBNwp0
2人とも子供っぽくてかわいいなぁww
おつ!

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