【安部菜々SS】菜々「ブログ、書きませんか?」早苗「えー…」 

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 09:51:39.61 :u4eImZVSO

アニメ準拠はほとんど無いです
草が生えてますので気分を害されたら申し訳ありません

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 09:52:54.61 :u4eImZVSO

フリートーク

早苗「…」

瑞樹「…」

早苗「…何かある?」

友紀「え?」

瑞樹「あのね、さっきまでペラペラ話してたでしょ?」

早苗「うん」

瑞樹「じゃあ…」

早苗「え?それ話せってこと?」

瑞樹「そうよ」

早苗「いやだってさっき聞いた話をまたここで聞いてアハハって、なる?」

瑞樹「いや視聴者に向けて言えば良いじゃない」

早苗「無理無理。めんどくさいもん」

瑞樹「貴方タレントじゃないの?」

早苗「だって恥ずかしいことこの上ないでしょ!?」

瑞樹「テレビだから良いでしょ!?数字(視聴率)取る努力をしなさいって話よ」

早苗「見た?これが権力と金に溺れた芸能人の末路よ」

楓「怖いですね…」

瑞樹「何でそうなんのよ!」

早苗「いや怖いわね…」

瑞樹「アンタもう本当いい加減にしなさいっての」

早苗「そもそもここで話すような事でもないからね?」

菜々「いえ、話す事ですよ」

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 09:53:34.57 :u4eImZVSO

早苗「何で?」

菜々「いやなんでって…それが今日の企画の趣旨…」

楓「そういえばいませんでしたね」

菜々「そういえばじゃないですよ」

瑞樹「貴方どうしてそこにいるの?そこゲストの場所よ」

友紀「菜々ちゃんはアタシの隣だよー」ポンポン

菜々「ゲストの方いませんけど」

早苗「あれ?いないの?」

楓「そろそろ誰か来ても良いと思うんですけど」

早苗「先週まで休んでた癖によく言うわねこの子」

楓「家で観てましたよ。寂しそうだなあって」

瑞樹「全然?」

早苗「ねー?」

楓「安部さん、慰めて下さい」

菜々「やめて下さい。それ流行ってるんですか?」

瑞樹「www」

早苗「www」

友紀「…でも、ゲストが来ない理由ってあれじゃないですか?」

瑞樹「何よ」

友紀「ほら、(二人が)イジるから」

瑞樹「あら?」

早苗「何が悪いのよ。イジってイジられての世界でしょ」

菜々「全国回ってもアイドルがそうなるのはここだけだと思います」

早苗「じゃあイジられたいアイドル呼ぼ」

友紀「そんな特殊な方いるんですかね…」

瑞樹「…で?貴方の企画って?」

菜々「やっとですか…」

楓「www」

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 09:56:56.85 :u4eImZVSO

菜々「えっとですね…まずですよ?この中で…ブログ書いてまーすっていう方はー!?」

友紀「はーい」

楓「はい」

瑞樹「…」

早苗「…」

菜々「はいっ!…というわけで、ナナと友紀さんだけですね!」

楓「えー?」

菜々「楓さんはダメです!」

早苗「どーしてー?」

菜々「それは後で説明します!とりあえずですね…御二方ですよ!」

瑞樹「私あれやってるわよ。LINEのやつ」

菜々「あのひとことですよね?あれはブログとは違うと思いますので除外です!…っていうかやるならタイムラインにしてくださいよ!」

瑞樹「wwwww」

楓「wwwww」

早苗「やる意味ってあるの?」

菜々「勿論、あります!…良いですか?」

早苗「近い」ペシッ

菜々「痛いっ!酷いですよ!」

早苗「そもそも見せびらかすような私生活送ってないわよ。仕事してご飯食べて飲んで終了でしょ」

友紀「何でも良いんですよ。外食したとか瑞樹さんと食べに行ったとか…」

早苗「やあよ。仲良しって思われるじゃない」

瑞樹「そうよ」

楓「顔赤いですよ」

早苗「うるさい」

楓「www」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 09:57:45.76 :u4eImZVSO

菜々「良いですか?…まずブログ、というのはなんですか?」

瑞樹「それは…」

早苗「日記でしょ?」

菜々「その通りです!ブログとは日記!日記とはその日あった事を書くだけ!」

早苗「えー…」

菜々「それに御二方はベテランアイドル!ファンも大勢いらっしゃいます!早苗さんや瑞樹さんの私生活を知りたいと思う方々はたくさんいらっしゃいます!」

早苗「キモい」

瑞樹「ストーカ-じゃない」

友紀「ファン減りますよ」

菜々「そうですよ!ほら…よくあるじゃないですか!美味しそうなケーキ食べましたー…とか!」

早苗「だから何よ。そのケーキ食べられるわけじゃないんでしょ?」

瑞樹「別にこの子がケーキ食べたからって何とも思わないわよ」

菜々「ファンの方々は違うんですー!!」

早苗「…何か思ってよ」

瑞樹「『また太るよ』ってコメントしてあげるわ」

早苗「こういうこと書いてくるのがいたらヤだからやんない」

友紀「また?」

早苗「うっさい!」

友紀「wwwww」

楓「wwwww」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 09:59:04.87 :u4eImZVSO

菜々「そうですね…まあ、こういうのは聞くより見た方が早いというものです!」ドンッ

瑞樹「貴方随分フリップ持ってきたわね」

早苗「完全にお金の無駄遣いじゃない」

菜々「違います!これはですね…ナナ、友紀さん。……楓さんのブログをまとめたものです!」

瑞樹「へー…」

菜々「まずは…そうですね…友紀さんのブログを見てみましょう!」

友紀「恥ずかしいんだけどなあ…」

早苗「恥ずかしいならブログ書いてんじゃないわよ」

瑞樹「そうよ。自己顕示欲の塊じゃないの?」

友紀「言い方!!」

楓「何で私だけ(フリップ)少ないの?」

菜々「…自覚あるでしょう」

瑞樹「あれくらいで良いのよ。更新頻度なんて」

早苗「そうね。よっぽどみんなに話したいことでもない限りしなくていいのよ」

楓「例えば…なんでしょう?」

早苗「車に撥ねられたなうとか」

菜々「そこまでいったらブログ書く前にやることあるでしょ!!」

友紀「www」

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 09:59:50.20 :u4eImZVSO

菜々「そもそも楓さんは結構頻繁に更新してるんですよ」

瑞樹「あら、そうなの?」

楓「そうですよ。楽しい事は共有しなきゃ」

菜々「そう言いますけどね…まあ良いです。友紀さんの後に発表しますから」

早苗「ちなみに友紀ちゃんのブログの名前は?」

菜々「『姫川友紀のキャッツ応援ブログ』です」

瑞樹「別モノになってるじゃないのよ」

早苗「何が私生活よ」

友紀「アタシにとってキャッツは人生です」

菜々「まあ題名は置いといてですね…内容は至ってシンプルなブログですよ」

瑞樹「題名ダメだし内容もつまらないって」

早苗「アンタめっちゃディスられてるわよ」

友紀「キャッツは人生だもん」

菜々「そこまで言ってません!!今は内容!内容なんです!!」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:00:48.29 :u4eImZVSO

菜々「ではまずですね…これ…いや、これからいきましょう」

早苗「最初から使いなさいよ」

『○月○日 ○曜日

『あけおめッ!!』

みんなー!あけましておめでとー*(^o^)/*

今年もアイドル活動頑張っていくからね!(≧∇≦)

あ、勿論キャッツの応援もやってくよー!

なんせアタシは応援団長に任命されちゃったからねー・・・
これは・・・責任重大でございますっっ(*_*)

じゃ、今年も・・・

フレーッ!
フレーッ!

キャッツ!!

フレーッ!
フレーッ!

ア・タ・シ!!

・・・あっ!

もちろん!

みんなもね!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
01

瑞樹「あらウザいわね」

早苗「めっちゃウザいね」

友紀「ひどいっっっ!!!」

菜々「良いじゃないですか。可愛らしいアイドルのブログですよ?」

瑞樹「いやもう身内からすると何キャラ作ってるのって感じがするのよね」

早苗「アンタアタシの前でフレーとかやったこと一回も無いわよね」

友紀「いややりませんよ…」

瑞樹「で、何かしらあの顔文字」

友紀「あれはもう…(≧∇≦)とか(*_*)とか…そういう気分って事ですよ」

早苗「似てないわね。そっくりにしてあげようか?」パキパキ

友紀「やめて下さい!!」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:02:30.34 :u4eImZVSO

『○月○日○曜日

『寒い・・・』

最近ホントに寒くなってきたねー(-。-;

しかも関東は雪!雪!友紀!!

・・・あっ!

もしかして・・・アタシの季節!?

なーんて、ね?

アタシの季節は・・・

勿論、夏ッッッ(^ー゜)

早く夏にならないかなー・・・

じゃ・・・

みんなも頑張ろうねー☆』

瑞樹「腹立つわねコレ」

早苗「腹立つわね」

瑞樹「主に雪の件が酷いわね。面白くもないし」

友紀「改めて言われると確かにそうですね」

菜々「それ本人が言ったらダメです」

楓「ホント酷いわ」

友紀「何で楓さん人のギャグにそんな厳しいんですか?」

菜々「あの…」

早苗「しかも最後のアレ何よ。片目イかれてんじゃない」

友紀「顔文字ですよ!ウィンクの!!」

菜々「…」

早苗「ライダーキックにしか見えないけど」

瑞樹「腹筋してるようにも見えるわね」

菜々「あのォ!!!」

瑞樹「wwww」

友紀「wwwww」

早苗「wwwww」

楓「wwwwwww」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:04:15.35 :u4eImZVSO

菜々「まずですね。皆さんは粗探しの前にこのブログを参考にしましょうよ」

早苗「どこを?」

菜々「まずですね。書き方です。これは誰に向けて書いてるものですか?」

早苗「誰って…まあ…」

瑞樹「ファン…?」

菜々「そうですよ。ファンということです。しかしこの書き方…どうです?」

瑞樹「?」

菜々「まるで友達に言ってるように見えませんか?」

早苗「あー…」

菜々「こうした書き方をすることで、少しでも親近感を湧かせるんです。明るくて人懐こいアイドルとして」

瑞樹「あらそんな計算高い子だったのね。見損なったわ」

友紀「少っしも無いですけど」

菜々「…で、頑張ろうねー、ですよ」

瑞樹「それが?」

菜々「憧れのアイドルにですよ?頑張ろうねーって言われたら…「よーしっ!やるぞー!」って気分になりませんか?」

瑞樹「全然」

早苗「個人に言ってるわけじゃないし」

菜々「なるんですよ!!!」

早苗「wwwww」

瑞樹「wwwww」

菜々「…なるんですよ…」

楓「wwwww」

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:05:14.49 :u4eImZVSO

菜々「…で、まだまだあるんですけど…」

瑞樹「もう良いから楓ちゃんの見せなさいよ」

早苗「そうよ。見本になるんでしょ?」

菜々「これは悪い見本です。見ても真似したらダメですよ」

楓「とても良いブログですよ」

菜々「そもそも見て下さいよ。友紀さんのが5枚あって楓さんの2枚しかないんですよ?」

瑞樹「あら?頻繁に更新してるんじゃないの?」

菜々「いえ、それが…こうなってるんです」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:06:15.26 :u4eImZVSO

『楓DIARY』

瑞樹「これ名前貴方の本物の日記帳と同じじゃない」

楓「勘弁して下さい」

菜々「まあ、これは許容範囲ですよ」

友紀「中身は?」

菜々「こうです」

『○月○日○曜日

あけおめ
ことよろ』

菜々「何ですかこれは!!!」

瑞樹「wwwww」

早苗「wwwww」

友紀「wwwww」

楓「wwwww」

菜々「アハハじゃないですよ!!」

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:07:40.20 :u4eImZVSO

瑞樹「どうして?シンプルイズベストなのよ?」

菜々「シンプルじゃないですよ。完全にやる気無いじゃないですか」

早苗「無駄を省いた洗練されたブログじゃない。これぞ一流よ」

菜々「友達に送る年賀状じゃないんですよ」

瑞樹「でも親近感湧くんでしょう?」

菜々「湧きませんよ。憧れのアイドルのブログの最初の1ページが8文字でどうやって頑張ろうって気になるんですか」

楓「でもそれ以外に書くこと無かったの」

友紀「旅行行ったこと書いたら良かったんじゃないですか?」

楓「あー…」

菜々「いやあー…じゃなくてですね…いやそれよりもね、こんなのばっかりだから2枚で収まっちゃったんですよ!1ヶ月分が!!」

瑞樹「wwwww」

早苗「wwwww」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:09:09.87 :u4eImZVSO

『○月○日○曜日

まんじゅうおいしい』

『○月○日○曜日

孤独のグルメ観終わりました』

『○月○日○曜日

忙しいです

じゃあの』

菜々「じゃあのじゃないですよ!!竹原慎二さんのパクってるじゃないですか!!」

友紀「wwwww」

楓「もういっそのことTwitterにしようかなって思い始めてます」

瑞樹「やめときなさい。変なのに絡まれるわよ」

早苗「でもこんなんでもコメント欄はかなり来てるのね」

菜々「それはまあ…有名アイドルですからねぇ…」

瑞樹「だったらこれで良いじゃない。何がダメなのよ」

菜々「これでは日記の意味が無いということです!」

早苗「そもそも日記なんて書かないのよねぇ…」

瑞樹「そうねぇ…」

菜々「…では仕方ないので、ナナの書いた見本を見てください!」

早苗「いやいいわ」

菜々「なんでですか!?」

瑞樹「よく考えなさいよ。私達と貴方どれだけキャラが違うと思ってるの?」

菜々「まあ…そうですけど…」

早苗「そもそもアンタのブログなんて予想出来るわよ。目にチカチカくるようなやつでしょ?」

菜々「分かりませんよ?」

瑞樹「じゃあ、見せてもらおうじゃない」

菜々「はいっ!ナナのブログ…その名も…『ウサミン星人ナナの地球侵略の日々』!!」

早苗「セイッ」ベリッ

菜々「アアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

瑞樹「wwwww」

楓「wwwww」

友紀「wwwww」

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:10:33.85 :u4eImZVSO

菜々「今日の見せ場だったんですけど」

早苗「目に毒なもん見せんじゃないわよ」

友紀「捲る前から何か嫌な予感してたんだよね」

瑞樹「初めの2文字がウサってだけで拒否反応出たものね」

楓「じゃあ私のが一番ってことですね」

菜々「いえ、そうじゃないんですよ」

楓「?」

菜々「実を言うと御二方にはですね…この一週間ブログを書いてもらってたんです!」

早苗「あー…キツかったわね」

瑞樹「本当よね」

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:11:24.75 :u4eImZVSO

友紀「あー…成る程」

早苗「まあここまで打ち合わせ通りなんだけどね」

瑞樹「そういうこと言わないの」ペシ

菜々「そうです!瑞樹さんと早苗さんにはこの一週間ブログを書いてもらって、どんな感じになったのかを…今日この場でチェックさせていただきます!」

楓「私と友紀ちゃん見せてもらえなかったわよね」

友紀「そうですよ。疎外感凄かったんですからね」

早苗「見るようなもんじゃないわよ」

瑞樹「見て欲しくもないし」

菜々「そんな事言っちゃダメですよ!…そう言ってもナナも初めて見ますけど…」

早苗「あー…なんか恥ずかしー!!やっぱ消してよー!!」

菜々「こんなのよりも恥ずかしい事たくさんやってきたでしょう!!」

友紀「wwwww」

楓「wwwww」

瑞樹「wwwww」

早苗「いや説得力あるけどさソレ…」

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:12:13.87 :u4eImZVSO

菜々「ではまずは…早苗さんの一週間を見ていきましょう!題名は?」

早苗「え?」

菜々「題名をどうぞ?」

早苗「え?自分で言うの?」

菜々「はい!もちろんです!」

早苗「やだわぁ…」

菜々「そんな恥ずかしいですか?」

早苗「…じゃあ、『片桐早苗のアイドルブログ』」

菜々「良いじゃないですか!ギャップがあって可愛いですよ!」

早苗「あーもう帰る帰る帰る!!!」

瑞樹「どうどう」グイグイ

早苗「やだー!!」

菜々「はい!では早苗さんの一週間は…こんな感じでした!まずは一日目!」

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:13:21.08 :u4eImZVSO

『○月○日○曜日

本日、晴れ、時々曇り。
気温5℃。
午前7時、起床。
午前8時、朝食を取り現場へ。
午前9時仕事開始。
午前11時から1時間程昼休憩。
午後12時30分、仕事開始。
川島瑞樹、高垣楓とロケに世田谷へ。
午後20時、終了。
駅前の居酒屋で食事。
本日、特に異常ナシ。

346プロダクション所属 片桐早苗』
菜々「交番の警察官か!!!!」ベリッ

友紀「菜々ちゃんが怒った!!」

楓「wwwwwww」

瑞樹「wwwwwww」

早苗「だってそういうもんでしょ!?日記って!!」

菜々「誰が報告書を書けって言ったんですか!!これじゃ公務員の一日でしょ!?」

瑞樹「あー…でもこの子元警官だものね…」

友紀「出ちゃうんですかね」

早苗「出ちゃった♪」

菜々「出ちゃったじゃないですよ。まあ楓さんのよりはマシかもしれませんけど」

楓「菜々ちゃんにいじめられました。じゃあの」

菜々「何ブログ更新してるんですか!!?」

瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:14:32.00 :u4eImZVSO

菜々「もしかしてこれ…あー…全部こんな感じ…」

早苗「休みの日は結構良いわよ」

『○月○日○曜日

朝12時 起床
同時刻 朝食』

菜々「前日どんだけ飲んだんですか!!朝じゃなくて昼でしょこれ!!!」

瑞樹「この日って私も泊まってたのよね。6時くらいに起きて帰ったけど」

早苗「あ、じゃあ加筆しないと」

菜々「そういう問題じゃないですよ…ええと、ですね…ではこうしましょう。ナナが即興で手直しします!」

早苗「手直し?」

菜々「そうです!例えば…」

『○月○日○曜日

今日のおはようは7時くらい^_^

ちょっと早めの朝食は…軽めにトーストとスクランブルエッグで!』

菜々「こんな感じにすればいいんですよ」

瑞樹「起きてる時間変わってるわよ」

菜々「昼起きてはアイドルとしてNGです!」

早苗「スクランブルエッグだなんて洒落たもん一人じゃ作らないわよ」

菜々「アイドルらしくて良いじゃじゃないですか!……ちなみに何食べたんですか?」

早苗「んーとね…」

『○月○日○曜日

今日のおはようは朝7時くらい^_^

ちょっと早めの朝食は…軽めに昨日味仙でお持ち帰りした厚鶏唐揚げ!』

菜々「めっちゃ重いじゃないですか!!!一人暮らしのおじさんのやつでしょコレ!!!」

早苗「あれ食べ始めはいくらでもいけるって思わない?」

瑞樹「…分かるわ…」

楓「2個目でもうキツいですよね」

友紀「アタシも3つが限界かなー」

菜々「ナナは1.5個ですねいやそうじゃなくてですね!!」

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:15:20.54 :u4eImZVSO

瑞樹「そもそも手直しするなら最初のここでしょ。今日のおはようって何よ」

菜々「こう…ファンタジー的な感じにしようと思ったんですよ」

瑞樹「ダメよ。社会人なら日本語は正しく使わなきゃ」

菜々「は、はあ…」

『○月○日○曜日

本日、朝7時に起床し、いつもより少し早めの朝食を取りました。

内容は軽めにと思い、昨日味仙で食べきれずにお持ち帰りした厚鶏唐揚げです』

菜々「直すのそこじゃないでしょ!!?食べきれないのに軽めっておかしいでしょ!?」

瑞樹「一週間カップラーメンでも大丈夫な早苗ちゃんなのよ?」

菜々「ええ…」

友紀「うわあ…」

早苗「やめてよぅ」

楓「踊る大捜査線の深津絵里さんの間食シーンが好きなんでしたっけ?」

早苗「やめてよお!!」

瑞樹「wwwww」

楓「wwwww」

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:15:59.29 :u4eImZVSO

菜々「さて、散々人の粗探ししてましたけど…瑞樹さん?」

瑞樹「何かしら」

菜々「貴方のですよ!貴方のブログも見せていただきますからね!」

瑞樹「正直ね…自信あるのよ?」

友紀「おっ…」

楓「元アナウンサーとしての血が騒ぎましたか?」

瑞樹「そうね。テレビ関係の仕事ならみんなよりも少しだけ上だから。今回はその経験をフルに生かしたわ」

菜々「成る程…これは期待出来ますね…」

早苗「まあ確かに日本語能力なら少なくともアタシらより上だからね」

菜々「では…題名の方をお願いします!」

瑞樹「『川島瑞樹オフィシャルブログ』」

菜々「だからそれLINEのやつ!!!」

早苗「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:16:46.52 :u4eImZVSO

瑞樹「楽だったのよ。ポンポーンといけたから」

菜々「いやまあ、良いですよ…。書いてくれたんですから」

早苗「良く出来てるわねコレ」

瑞樹「小橋ちゃんに言ったらやってくれたわ」

早苗「あー…アタシもマネージャーに頼めば良かった…」

楓「所詮一週間の付き合いですよ」

早苗「あ、そうだった」

菜々「これからも書いて下さいよ!!っていうか企画の根幹に関わってくる話しない!!」

友紀「wwwww」

瑞樹「じゃあ良いかしら?私の(ブログ)を公開しても」

菜々「はい。では早速見ていきましょう」

『○月○日○曜日
02

『03

菜々「だから味仙もういいって言ってんでしょ!!!?」

楓「wwwwwww」

友紀「wwwwwwww」

早苗「その前に何も書いてないけど」

瑞樹「美味しさは言葉で取り繕うことは出来ないのよ」

菜々「そういうもんじゃないでしょ!?これじゃラーメン食べたのかすら分からないじゃないですか!!!」

瑞樹「あら?なら空の器も撮っておいた方が良かったわね」

菜々「スープまでいったんですか!?…あ、いやそんなのはどうでもいいんですよ!お二人はちゃんとブログを書く気があるんですか!?」

瑞樹「無い」

早苗「無い」

菜々「あああああああもおおおおおおおお!!!!」

瑞樹「だって私達そこまで日常に変化があるわけでもないし」

早苗「そもそもそんなのに時間使いたくないし」

瑞樹「夜のパソコンは目に悪いのよ」

菜々「そこに座って下さい!!!」

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:18:46.14 :u4eImZVSO

菜々「お二人はそもそもアイドルとしての自覚があるんですか!?前から常々思ってたんですが…」クドクド

瑞樹「(´・ω・`)」

早苗「(´・ω・`)」

友紀「後輩に説教される先輩ってなんなんですかね」

楓「見られてるって事には人一倍厳しいから…」

友紀「正直一週間カップラーメンは引きましたけどね」

楓「むしろそれであの体型でいられるのが信じられないわね」

友紀「…というよりあれいつまで続くんですかね…」

楓「多分鬱憤が晴れるまでじゃないかしら?」

友紀「…菜々ちゃんの?」

楓「ええ」

友紀「…かなり長くなりそうですね」

楓「…だから、私達は先に休憩♪」

友紀「…そうですね!じゃあ、菜々ちゃんのお説教がいつまで続くかはこの辺にお願いしまーす…」

楓「じゃ、また来週…」

友紀「みんなも頑張ろー」

楓「…ンフフッ」

瑞樹「番組で怒られてるわよ私達」

早苗「映していいものなのかしら」

菜々「ほらちゃんと聞く!!」

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/01/29(金) 10:20:13.38 :u4eImZVSO

終わります
…が多いのは稚拙な文章って事で見過ごして下さい

SS速報VIPに投稿されたスレッドの紹介です
【SS速報VIP】菜々「ブログ、書きませんか?」早苗「えー…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454028699/

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