【輿水幸子SS】モバP「今時幸子に腹パンなんて…」

1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/04(木) 23:03:55.98 ID:uZUv6XNt0
…短ギャグSSです。

 ※キャラ設定で不快になられてしまいましたら申し訳ございません

モバP「よし、OKだ。 お疲れ、幸子」

幸子「ふふーん!ボクにかかればこんなお仕事朝飯前ですね!」(ドヤァ)

モバP「頼もしいな。次の仕事まで一時間以上空いてるのか…朝飯前だそうだし、茶店でも行くか?」

幸子「本当に朝ご飯食べてない訳じゃないですよ…こんなカワイイ女の子をお茶に誘うならもっとですね…」(テレテレ)

モバP「へーい、そこの可愛いアイドルちゃーん、おちゃしなーい (棒読み)」

幸子「もっと感情を篭めてくれてもイイんですよ!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1372946635

2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/04(木) 23:05:39.34 ID:uZUv6XNt0
──────────

モバP「んじゃ行くか」

幸子「あ、ちょっと…靴ひも…」

幸子「ま、待って下さいよ!プロデュー…」

 ズルッ

幸子「わ…わっ!?」

モバP「幸子危ない!」

 バッ

 ドスッ

モバP「………(うっわ…)」

幸子「………(声にならない)」

モバP「幸子…」

 ガクゥ

モバP「わざとじゃ…無いぞ…?」

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/04(木) 23:06:55.34 ID:uZUv6XNt0
──────────

 ─控室

幸子「うぅ…プロデューサーさんに当て身された…」

モバP「いやホント、わざとじゃないってば…」

幸子「どうだか…大方カワイイボクの名前をインターネットで検索したら“輿水幸子 腹パン”とか出たからスキがあったらやってみようとか、そんなこと思ってたんじゃないんですか?」

モバP「何故そんな陰湿な事をせにゃならんのだ…というか俺は幸子の中じゃそんな奴だと思われてたのか…」

幸子「じょ、冗談ですよ…」

??「(あらぁ…? 控室にプロデューサーさんと…誰か居ますねぇ…)」

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/04(木) 23:08:29.35 ID:uZUv6XNt0
──────────

モバP「ホントにゴメンな。 まだ痛むか?」

幸子「うぅ…まだ…。 痛いですよ…あんなの…」

モバP「(ボディーブローが) 完全に入ってたからなぁ…」

幸子「(靴紐が解けてるのに) 無理に動いちゃったボクも悪いですけど…うー…痛いよぉ…」

モバP「あそこで中身が出なかっただけでも良かったな、あっはっは」

幸子「笑い事じゃないですよね? それ」(ジトー)

モバP「すいませんでした」

??「(え…っと? 何の…話…ですかねぇ…?)」

??「(今…入って…動いて…出たとか…そんな…)」

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/04(木) 23:10:11.59 ID:uZUv6XNt0
──────────

幸子「カワイイボクにこんな真似してどう責任取るんですか…」

モバP「とりあえず、責任でも何でも取るから機嫌直してくれよ…」

幸子「じゃあ、お仕事終わったらお夕飯連れて行って下さい」

モバP「やっす…安いなぁ幸子、別にいいけどさ」

幸子「あ、あと、お腹摩ってください…ボクがイイって言うまでですよ!」

モバP「あぁ………大丈夫か? 気持ち悪くなったら言ってくれよ?」ナデナデ

幸子「………(プロデューサーさんが言うこと聞いてくれる…)」

幸子「ひ、膝の上…に…」

モバP「はいはい、撫でやすいしな」

幸子「ふ、ふふーん!ボクの従順な家来って感じですね!」(ニコニコ)

??「(あ、幸子ちゃんの…下腹部を撫で始めましたねぇ…これはもう…)」

??「(責任も…取っちゃうんですかぁ…うふ…うふふふふ…)」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/04(木) 23:11:30.31 ID:uZUv6XNt0
──────────

 ガチャ

モバP「んお…? あぁ、ま………ゆ………?」

幸子「こんに………」

まゆ「うふ…」ズズズズズ

モバP「(あ、これ)」

幸子「(ヤバい奴ですよ)」

 ユラァ

まゆ「プロデューサーさぁん…?」

モバP「(お、怒ってる…でも俺がアイドルに暴力を振るった事になったのは事実だし…)」

モバP「いや、待て、まゆ、確かに俺が悪かったのは事実だ、事実だが、これは事故…」

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/04(木) 23:12:41.49 ID:uZUv6XNt0
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まゆ「いいんですよぉ…プロデューサーさんは悪くないですからぁ…そこのちんちくりんが無理矢理やらせたんですよねぇ…?」

幸子「なんかボクがドMにされてるんですが」

モバP「幸子は被害者だよ…」

まゆ「なんで…なんでそんな泥棒猫の肩を持つんですかぁ…? お腹に子供がいるからですかぁ…?」

モバP「(え、子供って…え? 何故そんな事になってるんだ…)」

モバP「(考えろ…何故…えーと、傍から見ると…痛い痛い言ってる幸子のお腹辺りを撫でて責任を取る発言…あ、今気づいた。駄目だこれ)」

幸子「?」

まゆ「やっぱり…そうなんですねぇ…」

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/04(木) 23:14:13.12 ID:uZUv6XNt0
──────────

モバP「いや、違う違う違う違う違う」

まゆ「大丈夫ですよぉ…責任を取るべき相手が居なくなれば…責任は消失するんですから…」

幸子「(あれこれボクにしぼうふらぐがたってませんか)」

モバP「(幸子…言葉は慎重に選べよ。 これ、選択肢一つミスったら死ぬタイプだぞ)」

幸子「(えぇ、解ってますよ…)」

まゆ「テレパシーまで使える仲なんですねぇ…」ギリ

幸子「(え、拾っちゃうんですか!? 選択してないのに死亡確定じゃないですか!王大人もビックリですよ!)」

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/04(木) 23:15:48.27 ID:uZUv6XNt0
──────────

モバP「(だ、誰か…助けてくれ…!神でも悪魔でもいい…!この窮地を救ってくれ…!)」

 コンコン…  ハイルヨー

 ガチャ

まゆ「………どなたですかぁ?」

凛「プロデューサーの声(心の)がしたけど、居るの?」

モバP「た、助かった!凛!」

幸子「(何なんですかこの事務所…)」

凛「何? …佐久間さんがハンター×ハンターの登場人物なら軽く心折れる程度の殺気出してるけど、どうしたの?」

モバP「幸子に事故で腹パンしちゃって、腹撫でてる所を子作りしたと勘違いされた」

幸子「どんな勘違いですかそれ!? ボクが知らない事で命の危機だったんですか!?」

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/04(木) 23:18:03.68 ID:uZUv6XNt0
──────────

凛「あぁ…災難だったね…ほら、佐久間さん、落ち着こうよ」

まゆ「凛ちゃん、ダメですよぉ…悪い事をした子にはお仕置きしないと…」

凛「もう…幸子ちゃんがお腹押さえて痛そうにしてるのは本当だけど、痛そうにしてるならここ近場で済ませたはず、の割に血の匂いしないし、石鹸とかの匂いもしないのにそこまでプロデューサーの匂いが染みついてないから本当に何も無かったんだよ。それに14歳はアウトだし、15はセーフだけど14はね。佐久間さんもプロデューサーが分別の無い人間だとは思ってないよね?」

モバP「」

幸子「」

まゆ「………本当、ですねぇ…」

モバP「」

幸子「」

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/04(木) 23:20:06.93 ID:uZUv6XNt0
──────────

まゆ「うふ…まゆの早とちりでしたぁ…」ペコリ

モバP「え、あぁ…え…?」

まゆ「膝の上に乗せてもらって撫でられてたのは大目に見ますねぇ…」

凛「今度私にもしてね」

まゆ「抜け駆けは駄目ですよ…?」

凛「幸子ちゃん、お大事にね」

幸子「あ、はい…」

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/04(木) 23:21:16.16 ID:uZUv6XNt0
──────────

まゆ「それじゃあ、失礼しましたぁ」

凛「じゃあ、私も行くね」

 ガチャ  バタン

モバP「なにこのじむしょのあいどるたち」

幸子「こわい」

おわれ

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