【本田未央SS】渋谷凛「未央ってさ・・・」 本田未央「うん・・・」

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 18:54:20.53 ID:vHHZnU6B0

~346プロ内~

本田未央「おっはよーございまーす!!」

渋谷凛「おはよう」

島村卯月「おはようございます!」

未央「お!しぶりん!久しぶり!そしてしまむーも久しぶりー!」ガバァ!

卯月「うひゃあ!?」

未央「うんうん、相変わらずしまむーは抱きしめがいがありますなぁ」ギュウウウ

卯月「も、もう!未央ちゃん!恥ずかしいですってばー」

未央「よいではないか、よいではないかー」ギュウウウ

キャッキャッ

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 18:54:57.89 ID:vHHZnU6B0

凛「・・・・・・卯月、そろそろ準備しないとまずいんじゃない?」

卯月「え?・・・あ!そうでした!」

未央「およ?しまむーこれからすぐお仕事?」

卯月「今日はピンクチェックスクールで歌番組の収録があるんです!」

未央「おー!しまむー順調だね!頑張ってね!!」

卯月「はい!島村卯月!頑張ります!!」

未央「うむ!それでこそしまむーだ!」

卯月「えへへ・・・」

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 18:55:23.74 ID:vHHZnU6B0

凛「ほら卯月、早くしないと遅刻しちゃうよ」

卯月「は、はい!未央ちゃん、せっかく会えたのにごめんなさい・・・」

未央「あはは、仕方ないよ、また今度ゆっくりお話しようね」

卯月「はい、それじゃ、行ってきます!」ガチャッ

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 18:55:52.74 ID:vHHZnU6B0

未央「しぶりんは午後からお仕事?」

凛「そうだね、まだ時間に余裕があるよ」

未央「そうなんだ!私も午後からだからそれまで何かお話しよ・・・

凛「未央」

未央「ん?」

凛「私、未央に言いたい事があるんだ」

未央「え・・・えっと、何かな?」

凛「未央ってさ・・・」

未央「うん・・・」

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 18:56:21.43 ID:vHHZnU6B0

凛「よく、いろんな人に抱きつくよね」

未央「・・・え?」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 18:57:04.86 ID:vHHZnU6B0

凛「さっきだって卯月を見つけるなりすぐに飛び掛って抱きついてたよね?」

未央「う、うん・・・」

凛「どうして?」

未央「ど、どうしてって・・・そりゃー、しまむーって抱きしめた時の反応が可愛いし・・・」

未央「それに、しまむーって何か、守ってあげたくなる感じしない?」

凛「・・・それは、まあ、わかるかな・・・」

未央「だよね!・・・最近は会える回数も減ってきちゃったし、その分スキンシップはたくさんしなくちゃ」

未央「・・・私達、ちゃんと友達になれたんだから、尚更大事にしていきたいじゃん!」

凛「・・・そうだね、私達、友達だよね」

未央「うん!」

凛「・・・・・・」

未央「・・・?」

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 18:57:41.95 ID:vHHZnU6B0

凛「あと、美嘉にもよく抱きついてるよね?」

未央「あー、うん、そうだねー・・・私にとって憧れの人だもん!」

未央「今じゃ同じ番組に共演出来るくらいに近づけたんだし、アタックしなくちゃもったいないよ!」

凛「アタックって・・・」

未央「それにみかねえってね、抱きつく度にちがう香りがするんだー、毎回香水かえてるのかなー?」

未央「ああいう見えないオシャレってのがカリスマになる秘訣だと私は思うな!!」

凛「・・・・・・私もニオイには気を付けてるよ」

未央「え?・・・そ、そうなんだ」

凛「・・・・・・」

未央「・・・??」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 18:58:14.85 ID:vHHZnU6B0

凛「・・・それとさ、加蓮にもよく抱きついたりしてるよね?」

未央「う、うん・・・加蓮ちゃんとはポテト同盟を組んだ仲だし!」

凛「なにそれ・・・」

未央「ポテトをこよなく愛する者同士、ポテトを食べながら日々の状況を語り合う同盟だよ!結構一緒にポテトを食べたね!」

凛「よく飽きないね・・・」

未央「いやー、加蓮ちゃんとは気が合うっていうか、おしゃべりしてるとすっごく楽しいんだー」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 18:59:03.14 ID:vHHZnU6B0

未央「それとね・・・これは奈緒ちゃんから聞いたんだけど、加蓮ちゃんって体調が良くないと体温がちょっと低かったりするんだって」

凛「え、そうなの?」

未央「うん、でも加蓮ちゃんって結構負けず嫌いな所があるから、体調悪くてもあまり他の人に言わなかったりする事があるみたいでさ」

未央「今はもうそんなに体調崩す事も無いみたいだけど、念のため奈緒ちゃんがばれない様に加蓮ちゃんの体温をこっそり確かめたりしてるんだって」

未央「だから私も加蓮ちゃんと一緒にいる時は、こっそり体調チェックも兼ねたスキンシップをしてるんだ」

凛「へー・・・知らなかった」

未央「あ、この事は加蓮ちゃんには言っちゃだめだよ、加蓮ちゃんも気にしてると思うし」

凛「わかってるよ・・・未央」

未央「ん?何?」

凛「私も、たまに体温が上がらない日があるよ」

未央「え?・・・う、うん・・・体調には気を付けてね?」

凛「・・・・・・」

未央「・・・???」

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 18:59:31.69 ID:vHHZnU6B0

凛「・・・未央ってさ、最近新しくユニット組んだよね?」

未央「ポジティブパッションの事?」

凛「そうそう、『秘密の花園』で共演したのがきっかけで組む事になったんだよね?」

未央「うん、あの後あーちゃんのプロデューサーさんからお誘いがあってね、すごくうれしかったなー」

未央「まだ結成したばかりだから、今の所はレッスンしかしてないけどね」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:00:15.23 ID:vHHZnU6B0

凛「茜や藍子とはどうなの?よくスキンシップしてるの?」

未央「ね、ねえ、しぶりん?どうしてそんな事聞きたがるの?」

凛「いいから」

未央「う、うん・・・茜ちんってさ、小柄だよね?」

凛「うん」

未央「だから茜ちんがレッスンですごい元気いっぱいに動き回ってるとさ・・・はしゃいでるワンちゃんみたいに見えるんだ」

凛「あー・・・ちょっとわかるかも」

未央「そんな茜ちんがすっごく可愛くてね!思わずギューって抱きしめちゃうんだよね!」

未央「それで!抱きしめられてあわあわしてる茜ちんがまた可愛くて可愛くて!!」

未央「最近は私とあーちゃんの2人で茜ちんをナデナデするのがポジティブパッションの日常かな?」

凛「ふーん・・・未央」

未央「何?」

凛「私も、猫よりは犬っぽいって言われるかな」

未央「・・・まあ、ハナコちゃん飼ってるもんね」

凛「・・・・・・」

未央「・・・????」

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:00:47.24 ID:vHHZnU6B0

凛「・・・それで、藍子とはどうなの?」

未央「え?まだ続けるの?」

凛「い い か ら」

未央「は、はい・・・私ね、あーちゃんにはすっごく感謝してるんだ」

凛「え?」

未央「私が演劇の練習をはじめたばかりの頃は、全然上手く出来なくて監督に怒られてばかりだったんだ」

未央「だから心が折れそうになってたんだけど、その時にあーちゃんがそっと私の背中を押してくれてね」

未央「そっから少しずつ演技も上手く出来るようになってきたんだ」

凛「・・・・・・」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:01:13.18 ID:vHHZnU6B0

未央「他にもね、全体練習が終わった後、残って一人で練習しようとした時も、あーちゃんが練習に付き合ってくれたり」

未央「一緒に練習する日には私の分までお弁当作ってくれたんだ」

凛「それは、すごいね・・・」

未央「うん、だからね、さすがに申し訳なくなってきて、お弁当とか断ろうとした事があるんだけど、その時にね・・・」

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:01:55.70 ID:vHHZnU6B0

~回想シーン~

高森藍子「未央ちゃん、お弁当です、一緒に食べましょう?」

未央「は、はい!・・・あ、あの、藍子さん・・・」

藍子「?・・・どうしました?」

未央「そ、その・・・いつもいつも、私なんかによくして頂いてありがとうございます」

未央「でも・・・今の私じゃ、藍子さんに何もお返し出来なくて・・・だから、これ以上何かしてもらう訳には・・・」

藍子「・・・やっぱり、迷惑だったかな?」

未央「そんな事ありません!!私、藍子さんのおかげで演技も上手く出来る様になって本当に感謝しています!!」

未央「だから・・・その・・・申し訳なくて・・・」

藍子「そんなの気にしないでください、私が勝手にしている事ですから」

未央「で、でも・・・」

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:02:26.16 ID:vHHZnU6B0

藍子「私、いつか未央ちゃんと一緒にお仕事出来たらなってずっと思ってたんですよ」

未央「え?」

藍子「未央ちゃんって、CDデビューしてからよく一人でレッスンスタジオに残って練習する様になりましたよね?」

未央「あ・・・はい・・・」

藍子「デビューしてから少し経った後でも、一人で練習してる所をよく見かけましたから、すごい頑張ってるんだなーって思って」

藍子「だから、なんだかすごく未央ちゃんを応援したくなっちゃって・・・」

未央「藍子さん・・・」

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:02:59.54 ID:vHHZnU6B0

藍子「それに、そんな未央ちゃんを見てると、私も、もっともっと頑張らなくちゃって気持ちになるんです」

藍子「だから、今回の舞台のお仕事、未央ちゃんと一緒に練習できて、私すごく嬉しいです」

未央「あ、藍子さん・・・」グスッ

藍子「み、未央ちゃん!?どうしました!?」

未央「そんな事言ってもらえてすごく・・・すごく、嬉しいです・・・ありがとうございます~」

藍子「ふふふ、ハンカチどうぞ」スッ

未央「何から何まですみません・・・」フキフキ

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:03:37.98 ID:vHHZnU6B0

藍子「あの・・・未央ちゃん」

未央「はい?」

藍子「私・・・この演劇のお仕事が終わった後も未央ちゃんと仲良く出来たらいいなって思ってて・・・」

藍子「その・・・だから、未央ちゃんと友達になれたら嬉しいな」

未央「あ、藍子さん・・・はい!私でよければ!」

藍子「ふふふ・・・これからよろしくね」ニコッ

未央「あ、藍子さーん!!」ガバァ!

藍子「きゃっ、もう、未央ちゃんは甘えんぼさんですね」ヨシヨシ

未央「えっと・・・よろしくね!藍子ちゃん!」ギュウウウ

藍子「こちらこそよろしくね、未央ちゃん」ナデナデ

――――――――――――――――――――――――――――

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:04:09.87 ID:vHHZnU6B0

未央「私ね、自分から積極的に友達を作りに行くタイプだからさ、あーちゃんみたいに先に友達になりたいって言われた事あまりなくてさ」

未央「だからかな、あんなに嬉しかったのは」

凛「・・・良い話だね」

未央「えへへ、あーちゃん本当に優しくてついつい甘えちゃって・・・だから一番よく抱きついてるのはあーちゃんかなー」

凛「・・・私も、結構優しい所、あると思うよ?」

未央「・・・・・・」

凛「・・・・・・」

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:04:46.16 ID:vHHZnU6B0

未央「ねぇ、しぶりん?」

凛「・・・何?」

未央「その・・・もしかしてなんだけどさ・・・私があんまり、しぶりんに抱きついたりしないから気にしたりしているの・・・かな?」

凛「は?・・・何言ってるの?」

未央「だ、だよねー!」

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:05:19.65 ID:vHHZnU6B0

凛「べつに、NGの三人で居る時でも私には抱きつかないくせに、卯月にはすごく抱きついていても」

凛「TPの仕事が終わった後に未央と合流した時、未央は奈緒と加蓮には抱きついても、私には抱きつかないからって、私、全然気にしてないから」

未央「絶対気にしてるーー!?」

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:05:57.01 ID:vHHZnU6B0

未央「ちょっ、ちょっとしぶりん!別に私、しぶりんをハブってる訳じゃ・・・」

凛「誤魔化さないでよ!どうせ私は無愛想だし、抱きついても可愛くないって思ってるんでしょ!!」

未央「あーもう!!!しぶりん!!!」ガバァ!

凛「きゃっ!」

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:06:56.39 ID:vHHZnU6B0

未央「その・・・ごめんね、気付けなくて・・・しぶりん、こういうスキンシップ、嫌いだと思ってたから・・・」ギュウウウ

凛「別に、好きって訳じゃないってば!・・・嫌いでもないけど・・・」

未央「私、しまむーも大好きだけど、しぶりんだって同じくらい大好きだから」

未央「しぶりんがいいって言うなら、私、これからしぶりんにもどんどん抱きついちゃうよ?」

凛「・・・・・・好きにすればいいじゃん」

未央「んふふ~~、素直じゃないな~しぶり~ん」ギュウウウウウウウウウ!!!

凛「ちょ、ちょっと未央!?キツイってば!!あ~~~もう~~~!!!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:07:27.06 ID:vHHZnU6B0

~数日後~

ガチャッ

未央「おっはよーございまーす!!」

凛「おはよう」

卯月「おはようございます!」

未央「お!しまむー!おはよー!そしてしぶりんもおはよー!」ガバァ!

凛「わっ!ちょ、ちょっと未央!」

未央「んふふ~、今日もしぶりんとスキンシップだぜ~」ギュウウウウ

凛「もう、未央はアメリカ人なの?」

未央「ノンノン、スキンシップ大好きな日本人なのだ~」

キャッキャッ

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:08:04.19 ID:vHHZnU6B0

卯月「・・・あ!凛ちゃん!そろそろ時間ですよ!」

凛「ん、そうだね」

未央「ありゃ?しぶりんこれからお仕事?」

凛「うん、TPで歌番組の収録」

未央「そっか、頑張ってね!」

凛「ありがとう、それじゃ未央、卯月、また今度ね」

卯月「はい!」

ガチャッ

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:08:37.61 ID:vHHZnU6B0

未央「しまむーはまだ時間ある?だったらお話でも・・・

卯月「あの、未央ちゃん」

未央「ん?何?」

卯月「えっと・・・その・・・」

未央「?」

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:09:13.34 ID:vHHZnU6B0

卯月「さ、最近・・・私より、凛ちゃんに抱きつくことが多くなりましたね・・・」ションボリ

未央「・・・え?」

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 19:08:47.14 ID:+QzYHLlg0
あっ(察し)

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/22(木) 22:54:47.25 ID:a41Qtwxn0
可愛い(可愛い)

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445507621/

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする