【高垣楓SS】高垣楓「ふとんがふっとんだ」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 17:30:25.75 ID:jBJ+EP1uo

 モバP「楓さん」

 楓「はい」

 P「寝相、悪かったんですか」

 楓「はい」

 P「寝起きは悪そうだなと思ってましたが……あ、寝癖が」

 楓「ありがとうございます。一度ベランダに寄り掛かって寝ていた事がありました」

 P「寝る前の深酒はやめてくださいね」

 楓「大丈夫です。布団には零さないよう気を付けてますから」

 P「いやそういう問題では」

 楓「へくちっ」

 P「とりあえず、服を着ましょうか」

 楓「はい」

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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 17:33:23.89 ID:jBJ+EP1uo

 楓「…………」

 P「あれ、楓さん? どうしたんです床に寝転がって」

 楓「…………」

 P「楓さん? おーい」

 楓「……シンデレラが」

 P「え?」

 楓「シンデレラが、死んでら」

 P「…………」

 楓「…………」

 P「楓さん」

 楓「…………」

 P「……ひょっとして、それが言いたいが為にシンデレラガールになったんじゃありません、よね」

 楓「…………」

 P「…………」

 楓「…………」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 17:40:35.54 ID:jBJ+EP1uo

 楓「このカレー、かれぇ」

 P「そうですね」

 楓「ごめんなさい、スパイスを効かせすぎました」

 P「夏にはちょうどいいですよ」

 楓「…………」

 P「もぐ……水を取ってもらえますか」

 楓「あ、あの、プロデューサー」

 P「?」

 楓「無理して食べないでくださいね」

 P「無理なんてしていませんよ」

 楓「ほんとうですか?」

 P「それに、楓さんの手料理を残したりなんてしたらバチが当たります」

 楓「茄子ちゃんは優しいから大丈夫ですよ」

 P「そうですね…………えっ」

 楓「えっ」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 17:45:09.48 ID:jBJ+EP1uo
あっ オチ言われちゃった

続けます

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 17:45:58.02 ID:jBJ+EP1uo

 楓「妖怪に何か用かい?」

 P「楓さん、妖怪だったんですか」

 楓「はい。私、実は……ウワバミなんです」

 P「なるほど。じゃあ、これは隠しておかないと」

 楓「ああ、お酒を遠ざけないで……」

 P「本当に悲しそうですね」

 楓「はい。大ダメージです。かなりヘビーです」

 P「やっぱり大丈夫そうですね」

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 17:51:58.19 ID:jBJ+EP1uo

 P「バス停に足湯があるとはさすが温泉地ですね」

 楓「歩き疲れた脚にはちょうどいいです」

 P「しばらくのんびりしましょうか」

 楓「はい。足湯で疲れをフットバスべきです」

 P「絶好調ですね、楓さん」

 楓「冗談は飛ばせる時に飛バスものですから」

 P「…………」

 楓「はっ。バス停にバスって……」

 P「…………」

 楓「プロデューサー? どうかしましたか?」

 P「いえ、ちょっと疲れが」

 楓「えっ」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 17:56:46.50 ID:jBJ+EP1uo

 楓「あつっ」

 P「どうかしましたか、楓さん」

 楓「いえ、ちょっとやけどをした」

 P「! すぐに冷やしましょう。氷取ってきます!」

 楓「……んやけど…………」

 P「お待たせしました。ひとまず水を張ったので指を浸けておいてください」

 楓「……あ、あの。プロデューサー」

 P「どうしました? 後で包帯も持って来ますからね」

 楓「……したんやけど……」

 P「…………?」

 楓「くすん」

 P「楓さん……そんなに痛みますか」

 楓「はい。心が、とても」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 18:02:19.83 ID:jBJ+EP1uo

 楓「猫が寝転ぶ」

 P「いえ、楓さんは寝転がっていますが。楓さん猫だったんですか」

 楓「こんな事もあろうかと、みくちゃんからネコミミを借りてきました」

 P「こんな事ってのが分かりませんし、さっき前川さんそれ探し回ってましたよ」

 楓「よいしょ……うーん、ちゃんと着けるの意外に難しいですね」

 P「うん。猫みたいに自由奔放なのは認めます」

 楓(猫耳)「にゃん」

 P「…………」

 楓(猫耳)「にゃーん」

 P「……可愛いですねこの猫」

 楓(猫耳)「にゃー」

 P「撫でてもいいですか」

 楓「はい。撫でるのにジャマなので外しますねこれ」

 P「訂正します。自由奔放過ぎます」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 18:11:20.12 ID:jBJ+EP1uo

 楓「…………」

 P「あの、何やってるんですか楓さん」

 楓「……カ、カボチャがボチャっと落ちた、なんて」

 P「撮影中は大人しくしててくださいとあれ程言ったじゃないですか」

 楓「すみません、こんなに大きなカボチャを見たの初めてで」

 P「泉の方も大丈夫そうですね……一応美術さんに確認してもらいます」

 楓「ごめんなさい……へくしっ」

 P「風邪を引かない内に着替えましょう。手を貸し…………」

 楓「……? プロデューサー、どうしました?」

 P「……金のカボチャとか用意してもらえばよかったな」

 楓「えっ?」

 P「今度の撮影はそれでいってみましょうか」

 楓「はぁ……?」

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 18:20:05.76 ID:jBJ+EP1uo

 楓「あらら」

 P「どうしました?」

 楓「櫛をなくしてしまいました」

 P「ちなみにその胸ポケットからちらっと見えてるのはなんですか?」

 楓「えっと、これは……輪ゴム鉄砲の材料です」

 P「輪ゴム鉄砲」

 楓「はい」

 P「困りましたね」

 楓「はい。ですから誰かの手櫛を貸してもらえると助かりますね」

 P「…………」

 楓「誰かの手櫛を貸してもらえると助かります」

 P「……はぁ。じっとしててくださいね」

 楓「はい」

 P「さらさらですね」

 楓「はい」

 P「嬉しそうですね」

 楓「知恵を駆使した甲斐がありました。ふふっ」

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 18:27:00.38 ID:jBJ+EP1uo

 楓「朝食を食べてくれなくて、超ショック」

 P「…………」

 楓「朝食を、食べてくれなく、て」

 P「…………」

 楓「……グスッ。朝食、を……っ、食べて……くれなっ……ヒクッ」

 P「……楓さん、すみませんでした。どうかこれで許してもらえませんか」

 楓「……グスッ。もっと、強く抱き締めてくださ、い」

 P「もちろんです……もっと早起き出来るよう気を付けます」

 楓「……はい…………おねがい、します、ね」

 P「つきましては、その…………ベッドの上ではもう少し、大人しくしてくれると助かるんですが」

 楓「いえそれはちょっと無理ですね」

 P「楓さん」

 楓「グスッ……ヒック」

 P「楓さん」

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 18:42:47.70 ID:jBJ+EP1uo

 楓「アルミ缶の上に」

 P「…………」

 楓「…………」

 P「……いえ、そこまで言ったなら全部言ってくださいよ」

 楓「未完のギャグです」

 P「…………」

 楓「ミカンがみっかんなかったので」

 P「そうですか」

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 18:50:30.13 ID:jBJ+EP1uo

 楓「星が欲しいです」

 P「心配要りません。必ず楓さんをスターにして見せます」

 楓「お願いしますね」

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 18:58:10.44 ID:jBJ+EP1uo

 楓「コーディネートはこーでねーと」

 P「…………」

 楓「いえ、ちょっとこれは違いますね。もうちょっとお待ちを」

 P「…………」

 楓「よしっ……コーディネートはこーでねーと」

 P「…………」

 楓「もうちょっと明るい色の方がいいですね……もう少しお待ちを」

 P「楓さん」

 楓「はい」

 P「どの服装も抜群に似合ってて可愛いんですが、ダジャレで全部台無しです」

 楓「えー」

 P「いちいち言わないと駄目なんですか、それ」

 楓「はい、私のダジャレはファッションじゃありませんから。ふふっ」

 P「ならいいじゃないですか」

 楓「…………あっ」

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 19:06:42.89 ID:jBJ+EP1uo

 楓「ホテルでほて、ひゃんっ!」

 P「…………」

 楓「んぁ……あぅっ、ん……」

 P「綺麗です、楓さん」

 楓「ふふっ、もう……ホテルで……んっ……」

 P「……ん…………」

 楓「……ぷは。もう、言わせてくださいよプロデューサー」

 P「すみません。身体が火照って止められず」

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 19:14:22.37 ID:jBJ+EP1uo

 楓「このイクラ、いくらだと思います?」

 P「……えーと、この量だと千円くらいですかね」

 楓「ハズレです。正解はその半額でした」

 P「えっ。すごく安いじゃないですか」

 楓「お姉さん綺麗だから、ってオマケされちゃいました」

 P「流石は楓さん」

 楓「褒めてください」

 P「もちろんですとも。よーしよし」

 楓「ふふっ」

 P「よしよし」

 楓「ふふー」

 P「よし、よーし…………あの、楓さん」

 楓「はい」

 P「いつまで褒めればいいんでしょうか」

 楓「私としてはいくらでも褒めてほしいところです」

 P「夕飯にしましょうか」

 楓「そうですね」

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 19:24:17.90 ID:jBJ+EP1uo

 楓「外は風が強いですね」

 P「ええ。洗濯物は飛ばないとは思いますが」

 楓「ブラがブラブラ揺れてますね」

 P「…………」

 楓「…………」

 P「…………」

 楓「プロデューサー、えっちな事を考えていたでしょう」

 P「楓さん、スベった憂さ晴らしを俺にぶつけるのはやめてください」

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 19:35:06.23 ID:jBJ+EP1uo

 楓「あ」

 P「……あ。すみません、覗くつもりでは」

 楓「ふふ。高垣楓のたかが」

 P「終わったら教えてください」

 楓「…………」

 P「えーと、荷物は」

 楓「…………プロデューサー」

 P「わっ。着替え終わってから部屋を出て来てくださいよ」

 楓「高垣楓のたかが着替えで、うろたえ過ぎですよ」

 P「いえ、うろたえては居ませんが」

 楓「じゃあ脱ぎます」

 P「お願いだからアイドルだという自覚を持ってください」

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 19:46:40.63 ID:jBJ+EP1uo

 楓「教会に行くのは、今日かい?」

 P「ええ。良い結婚式にしましょう」

 楓「はい」

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 19:53:57.97 ID:jBJ+EP1uo

 楓「下手な洒落はやめなしゃれ」

 P「…………」

 楓「…………」

 P「…………」

 楓「…………」

 P「…………」

 楓「すみません、やっぱりちょっと下手でもいいですか」

 P「はい。無理している楓さんを見るのはとても辛いので」

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 20:01:24.29 ID:jBJ+EP1uo

 楓「駄洒落を言うのは、誰じゃ?」

 P「これはまた新しいパターンで目を塞がれてしまいましたね」

 楓「ふふ。分かりますか、プロデューサー?」

 P「うーん……さっきまで楓さんと二人きりだったよな……」

 楓「うんうん」

 P「何となくだけど、凄く綺麗なひとのような気がする」

 楓「ふふっ」

 P「分かった。楓さんだ」

 楓「大当たり。凄いですね、プロデューサー」

 P「はは。そりゃすぐに分かりますよ」

 楓「どうして分かったんですか? ふふっ」

 P「目が見えなくても。楓さんは、女神ですから」

 楓「そこまで巧くないですね」

 P「すごく恥ずかしいので出来ればノッてくれませんか」

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 20:07:30.98 ID:jBJ+EP1uo

 P「あれ、どうしたんですか眼鏡なんて掛けて」

 楓「ふふっ……眼鏡を取ったら、目がねぇ」

 P「……瞑ってるだけじゃないですか」

 楓「ふふふ。私が無いと言ったらな、んぅっ」

 P「…………」

 楓「ふっ……んむっ……ぷは。いきなりですね、プロデューサー」

 P「ええ。何となく、したくなりまして」

 楓「ふふふ。実は、眼鏡を取っても目はあるんですよ」

 P「はい。とっても素敵で、綺麗な目だと思います」

 楓「…………」

 P「楓さん?」

 楓「プロデューサー、お上手ですね」

 P「えっ?」

 楓「……あら、私も巧い事言えちゃいました」

 P「……?」

 楓「ふふっ」

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 20:13:49.88 ID:jBJ+EP1uo

 P「うーん……」

 楓「プロデューサー、悩んじゃってどうしたんですか?」

 P「いえ、たまには俺の方から駄洒落を飛ばしてみようかと思ったんですが」

 楓「おー」

 P「よく考えたら駄洒落じゃなくてただの確認なんですよね」

 楓「まぁまぁ。とりあえず言ってみましょうよ」

 P「うーん……笑いませんか?」

 楓「駄洒落じゃないなら、笑わないと思いますよ?」

 P「分かりました。それじゃ、言いますよ」

 楓「はい」

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/15(月) 20:14:15.42 ID:jBJ+EP1uo

 P「楓さんは、かわえーで」

 楓「……ふふっ」

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