【高垣楓SS】モバP「コタツでごろごろ」高垣楓「ねんごろりん…ふふっ♪」

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 21:22:25.47 ID:WcKH5qVY0

P「あぁー…」グデー

楓「あぁー…」グデー

P「休日だというのに…コタツでごろごろしてしまう」

楓「コタツには人を引き付ける魅力がありますから…」

P「そうですね…ところで」

楓「なんですか?」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 21:23:10.42 ID:WcKH5qVY0

P「なんで楓さんが当たり前のように俺の家に居るんですか!?」

楓「?」キョトン

P「その心底不思議そうな顔やめて!」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 21:25:19.94 ID:WcKH5qVY0

楓「プロデューサーが今日お休みなのは知ってます」

P「うん。あなたの担当プロデューサーだからね」

楓「私も今日は暇なんです」

P「それも知ってます」

楓「……ハッ! あいにくヒマだから、会いに行く…!」

P「ひらめくの遅えよ」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 21:26:44.28 ID:WcKH5qVY0

楓「それともプロデューサー、私がお邪魔するのは嫌でしたか?」

P「…そんなことないですよ」

楓「それはよかった」ニコッ

P「こうやって家に連れ込むのはあまりよくないですけど、担当アイドルと親交を深めるのは悪いことじゃありませんし」

楓「今日は一日ねんごろりん…ふふっ♪」

P「楓さんは休日でも平常運転だなぁ」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 21:28:29.18 ID:WcKH5qVY0

P「みかんを食べよう」

楓「むきましょうか?」

P「いいですよ。自分でむきますから」

楓「私みかんの早剥きが得意なんですよ。それっ」ムキムキ

P「はやっ!?」

楓「ふふっ、どうですか?」ドヤァ

P「意外な一面ですね。和歌山出身っていうのも関係あるんですか?」

楓「昔からみかんは多く食べてましたよ」

P「積み重ねか…」

P(芽衣子さんも剥くの早いのかな…)

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 21:29:04.99 ID:WcKH5qVY0

P「あ、これで最後のみかんか」

楓「…みかんがカゴに」

P「みっかんない、ですか?」

楓「むー」プクー

P「そりゃずっと一緒に居ればわかりますよ」

楓「もっと努力しなきゃ…」

P「努力するトコはそこなんですか」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 21:29:39.57 ID:WcKH5qVY0

P「……」ウツラウツラ

楓「……」ムキムキ

P「……」コックリコックリ

楓「……♪」モキュモキュ

P「……z」バタッ

楓「……」ジーッ

P「……zzz」スピー

楓「!」ピコーン

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 21:30:27.91 ID:WcKH5qVY0

ごそごそ

楓「ふふっ、おじゃまします……」

P「……z」スピー

楓「おやすみなさい……プロデューサー」

P「んん……」

楓「……」スピー

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 21:30:59.92 ID:WcKH5qVY0



P「……ん?」ムクッ

P(ずいぶん昼寝しちゃったみたいだな。外が暗くなり始めてる)

P「……あれ?」

楓「……」スピー

P「いつの間に隣に……まあいいや」

楓「めでたい……ふふっ♪」スピー

P(夢の中でもダジャレかよ)

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 21:31:56.64 ID:WcKH5qVY0

P「楓さーん、起きてくださーい」

楓「ううん……あと10時間」

P「アンタは杏か。というか起きてますよね?」

楓「……ばれちゃいましたね」ムクッ

P「何となくですよ。ほら、外ももう暗くなってきましたよ」

楓「あら、随分お昼寝してたみたいですね」

P「たっぷり寝てたみたいです」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 21:32:36.77 ID:WcKH5qVY0

P「そろそろ帰りますか?」

楓「もう少しプロデューサーと一緒に居たいです」

P「そうなると晩御飯か……」

楓「プロデューサーは自炊するんですか?」

P「する方ではあるんですけど…今、冷蔵庫の中身が殆どないんですよ」

楓「……!」ピコーン

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 21:35:03.78 ID:WcKH5qVY0

楓「プロデューサー、一緒に飲みに行きましょう」

P「いいですけど……新年会で飲んだばかりですよ?」

楓「プロデューサーと一緒に飲むお酒は、どれだけ飲んでも飽きないんです」ニコッ

P「…そう言ってもらえるのは光栄ですね」

P(こういう恥ずかしがりそうなことをサラッと言うんだよな……この人は)

楓「商いは、飽きないのが肝心…ふふっ♪」

P「しんみりした気持ちを返してください」

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 21:35:43.63 ID:WcKH5qVY0

楓「それじゃ行きましょう。いいお店知ってるんです」

P「冷え込む前に行きましょうか…」

楓「……プロデューサー」

P「どうしました?」

楓「今年も、よろしくお願いしますね?」

P「……よろしくお願いします、楓さん」

おわり。

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