1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/11(木) 00:10:13.49 ID:gYusgMTI0
P(まゆのことは好きだ)
P(けど俺はプロデューサー)
P(相手は担当アイドルなんだぞ)
P(それに俺とまゆには年齢差もある)
P(まゆの幸せを考えるなら、俺は身を引かなきゃいけないんだ・・・)
まゆ「プロデューサーさぁん、そろそろLiveが始まりますよぉ?」
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/11(木) 00:10:59.08 ID:gYusgMTI0
P「あ、あぁ・・・。」
まゆ「どうしたんですかぁ?今回のLiveに何か不安でも?」
P「いや、そういうわけじゃないよ。うん、がんばってな、まゆ」
まゆ「えぇ。プロデューサーさんのためにがんばりますねぇ。だから・・・まゆのこと、見ててくださいね?」
P「あぁ、ずっと見てるよ、まゆのこと。」
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/11(木) 00:11:33.49 ID:gYusgMTI0
まゆLive中 控室
P「まゆ・・・きれいだな・・・。」
P「そうやって、ステージで輝いて・・・」
P「みんなに愛されて・・・」
P「本当は・・・俺だけのアイドルにしてしまいたい・・・」
P「けど・・・あいつはアイドルで、俺はプロデューサーなんだ・・・」
P「それに、俺がどれだけあいつを好きでも、まゆの気持ちだってある・・・」
P「ひょっとしたら嫌々付き合ってくれてるのかもしれない。」
P「まゆ・・・まゆ・・・」
凛「ねぇプロデューサー・・・独り言全部だだ漏れで気持ちわるいんだけど・・・」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/11(木) 00:11:59.66 ID:gYusgMTI0
P「えっ!?あ、い、いやこれは違うくてな、その、」
凛「はぁー・・・、もういいけどさ。まゆのプロデューサーならもっとシャキっとしなよ」
P「え、あ、はい・・・」
凛「プロデューサーはもうちょっと自分に自信を持っていいよ。少なくともプロデューサーのこと嫌ってる人なん
ていない」
P「そうかな・・・・でも・・・」
凛「ネガティブなことは言わないで。大丈夫、プロデューサーは自分が思ってるよりかっこいいから。」
P「そ、そうかな・・・うん、よし、自信を持てた。ありがとな、凛」
凛「(・・・ほんっと、なんでこんな人を好きになったんだろ。しかもライバルに塩まで送るなんて)」
P「ん?今何か言った?」
凛「何も言ってないよ。そろそろ私の番ね。じゃあ準備してくるから」
P「あぁ、がんばってこい!お前なら絶対大丈夫だ!」
凛「はいはい。こういうところだけは自信ありげなんだから・・・」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/11(木) 00:12:41.96 ID:gYusgMTI0
凛Live中 控室
まゆ「プロデューサーさん、まゆのこと見ててくれましたぁ?」
P「あぁ。今回も良かったぞ、まゆ」
まゆ「うふふ・・・プロデューサーさんのためだったら、まゆはなんでもしちゃいますからね」
P「はは、良い子だな、まゆは。」
まゆ「・・・」
P「・・・ん?どうした、まゆ」
まゆ「プロデューサーさん、プロデューサーさんはまゆのこと、どう思ってますかぁ?」
P「どうって・・・そりゃ・・・担当アイドルで・・・」
まゆ「そういうことではないんです。ねぇプロデューサーさん、ここではっきりと一度言っておきますね?」
P(まゆ・・・普段より真剣な目で・・・いったい何を言うつもりなんだ・・・)
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/11(木) 00:13:10.65 ID:gYusgMTI0
まゆ「まゆは・・・まゆは・・・」
P「あ、あぁ・・・」
まゆ「まゆはプロデューサーさんのことが好きです。」
P「!!」
まゆ「ずっと好きです。スカウトされたときから、ずっと好きで、そして今もその好きという気持ちは膨れていま
す。」
P「まゆ・・・」
まゆ「プロデューサーさん、まゆと・・・お付き合いをしてもらえませんか?」
P「まゆ・・・俺は・・・」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/11(木) 00:13:39.95 ID:gYusgMTI0
P(まゆ・・・震えてる?そうだよな、16歳の女の子の、せいいっぱいの告白なんだ・・・。緊張しない方がどう
かしてる)
P「俺は・・・いや、俺も・・・、俺もまゆが好きだよ。」
まゆ「ぷ、プロデューサーさぁん!」
P「担当アイドルだとか、自分の立場とか、アイドルとしてのまゆの将来とか、本当はそんなこと考えてずっと我
慢してた。けど・・・わりぃ、まゆ。お前の告白聞いてたら、我慢できなくなった。」
まゆ「我慢なんて、しなくていいんですよぉ?まゆの将来は、プロデューサーさんのお嫁さんしかありないんです
から」
P「まゆ・・・お前の将来、俺がもらうけど、いいよな?」
まゆ「はい・・・まゆの全ては、プロデューサーさんのモノですから・・・」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/11(木) 00:14:22.34 ID:gYusgMTI0
凛「はいおめでとーお疲れさまー。」
P「っ凛!?お、お前いつから!?っていうかLiveはどうした!?」
凛「そんなのとっくに終わってるよ、プロデューサー。まゆ、おめでとう。」
まゆ「うふふ・・・ありがとうございます。これも凛さんのおかげですわ」
凛「まぁ、いい加減報われぬ恋をするのも・・・疲れてきたからね」
P「ん?凛も好きな奴とかいたのか?」
凛「あんたのことだよ鈍感バカプロデューサー。言っとくけどまゆのこと泣かせたりしたら怒るよ?」
P「え、あ、はい・・・まゆのこと、大切にします。」
まゆ「うふふ・・・もう嬉し泣きしそうです」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/11(木) 00:15:08.17 ID:gYusgMTI0
凛、まゆ、帰り道
まゆ「今日は本当にありがとうございます、凛さん。」
凛「別に、私は激励しただけだから。今回はまゆが頑張ったからだよ」
まゆ「本当は、不安で仕方なかったんです。けど、Liveで交代するときの凛さんの言葉で、私は勇気が持てました
。」
凛『まゆ、いい加減そろそろ、遠まわしにアピールするんじゃなくて、直球勝負してみなよ。自分の素直な気持ち
をぶつけてきな。あのバカ、鈍感すぎてまゆの気持ちに気付いてないから。あ、プロデューサーなら控室にいるか
ら。』
まゆ「あの言葉があったから、素直に『好き』って言えたんです。まゆの、本当の、素直な気持ちを・・・」
凛「まゆ・・・幸せになりなよ。私の分まで」
まゆ「・・・えぇ。凛さん、今度は凛さんがお悩みの時は、いつでも頼ってくださいね?」
凛「ありがと、そのときは遠慮なく頼らせてもらうよ」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/11(木) 00:15:46.85 ID:gYusgMTI0
同時刻、事務所
P「凛とまゆって、仲いいですよね。」
ちひろ「そうですね。あ、プロデューサーさん知ってました?あの二人って同じ中学校に通ってたらしいですよ?
」
P「え?でも二人とも全然違う出身じゃ・・・」
ちひろ「どうも3週間だけらしいんですけど、その間にいろいろあったみたいですね。」
P「そうだったんですか。人の縁というのも、奇妙なものですねぇ・・・」
ちひろ「そうですね、それはそうと、何かいいことでもありました?今日はやけにニヤニヤしてません?」
P「ありましたけど、ちひろさんには秘密です」
P「愛してるよ・・・まゆ・・・」
ちひろ「脳内音声だだ漏れなんですけど・・・バレないようにしてくださいね?」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/11(木) 00:20:37.73 ID:gYusgMTI0
以上です。読んで下さいました方ありがとうございます。
ままゆSRおめでとう!
ままゆの台詞見てみると、意外と遠まわしなんですよね
見たらべたぼれなのがすぐわかるけど、意外と直球じゃないというか
だからままゆPはままゆ愛してると叫ぶべきだと思います。
重ねていいますが、ここまで読んでくださいまして本当にありがとうございます。