2: 代行thx 2013/06/25(火) 20:19:56.75 ID:gk+g6jETP
P「最近忙しかったのは謝る。でも、それっきり連絡が付かなかったじゃないか」
美希「だからそれは違うの。普通に忙しかっただけだよ?」
P「忙しかっただけなのに携帯は切るのか」
美希「ハニーは疑ってるんだ。美希のこと」
P「疑ってるとかじゃない、ただ確認として」
美希「疑ってるの!!何?ミキがハニーと会えなくてさみしいから他の誰かと会ってたって言いたいの?」
P「だからそういう事言ってないだろ」
美希「じゃあどうしてそういうこと言うの!!」
P「お前のことが好きだからに決まってるだろ」
美希「……」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 20:25:44.38 ID:gk+g6jETP
P「お前のことを愛しているからこそ心配になった。それの何がいけない」
美希「……」
P「なぁ美希、別に咎めたりしようってわけじゃない。ただこれからのためにも隠し事はさ」
美希「隠し事なんてないの……」
P「……お前は俺のこと」
美希「もちろん好きなの!!だったらどうして信じてくれないの!?」
P「いや、だからさ……」
美希「ミキはハニーのこと信じてるよ?一回も疑ったことなんてないの」
美希「でも、ハニーは疑ってる。わかるの、わかるけど……やっぱり少しさみしいな」
P「疑うとかじゃないだろう。しばらく会わなかったってことも含めてさ」
美希「何もしてないって言ってるでしょ?どうすればハニーは納得してくれるの?」
P「……あのな、美希」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 20:27:14.83 ID:B8vJ9txxP
P「しゃぶれよ」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 20:29:42.37 ID:gk+g6jETP
美希「……わかったの。しよ?」
P「……」
美希「ミキもね、さみしかったんだよ?だから、今日はハニーの好きにしていいから」
P「……」
美希「ハニー?」
P「お前の携帯の着信履歴に……某番組ディレクターの名前がな」
美希「!!!?」
P「いや、見るつもりはなかったんだ。ただ、タイミングで」
美希「……」
P「まさかと思って本人に聞いてみたら、アッサリと」
美希「……嘘」
P「……なぁ、美希」
美希「嘘なの!! 何かの間違いなの!! 絶対にそうなの!!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 20:32:41.89 ID:gk+g6jETP
P「別に俺は何も言わない。俺にだって非がある。だから美希がちゃんと話してくれたら……」
美希「嘘、嘘なの……なんで、どうして……」
P「美希……」
美希「……!!!」
バシッ
P「ッ……」
美希「最ッ低!!! どうして、どうしてミキの勝手に!!!」
P「だから携帯画面がつい見えただけなんだってば」
美希「あり得ない……あり得ないの、ハニーがそんな人だったなんて……」
P「なぁ、美希……」
美希「……あの人にメール返したりしてないよね」
P「……」
美希「ねぇ!! 答えてよ!!!」
P「……あの人って誰だ」
美希「誰って、あの人はあの人でしょ!!!」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 20:35:09.35 ID:gk+g6jETP
P「……知らない」
美希「もう!!! ○○!! 番組のディレクターさんなの!!!」
P「そいつが、どうかしたのか」
美希「どうって……どうもしないの!!! どうもしないけど、ハニーが勝手に携帯を……」
P「……ごめんな美希。さっきの、嘘だ」
美希「……え」
P「まさかと思ってカマかけてみた。……そしたら」
美希「……なの」
P「……」
美希「……ふーん」
P「……」
美希「それで、ハニーは何がしたいの?」
P「何って、なんだよ」
美希「そんなこと言って。彼と連絡を取らなきゃそれでいいの?」
P「認めるのか」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 20:38:23.69 ID:gk+g6jETP
美希「認めるって何?わかんないの。ハニーが勝手に言い始めたことでしょ?」
P「頼むよ美希。これ以上お前のそんな姿見たくない」
美希「頼むって意味わかんないの。だいたいこんな話になったの、ハニーが悪いんでしょ?」
P「……俺が悪いのか。まあ、そうだな」
美希「そうだよ?自覚ないの?」
P「どうしてそういうこと言うんだ」
美希「だって、ハニーが」
P「まだハニーなんて呼ぶんだな」
美希「……プロデューサーの方がいい?もうミキ達、無理だもんね」
P「そうだな」
美希「……」
P「……」
美希「……なんなの」
P「さぁ」
美希「独り言なんだけど。勝手に話しかけてこないで」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 20:40:05.27 ID:gk+g6jETP
P「じゃあもういいよ。大丈夫、仕事は仕事でちゃんと分けるさ」
美希「……」
P「……それじゃあな」
美希「……待って」
P「……」
美希「待って!!」
P「なんだ」
美希「……ごめん」
P「ん?」
美希「ごめんなさい!!」
P「……美希?」
美希「……もう、しないの」
P「何をだ」
美希「……そういう、こと」
P「まだお前から何とは聞いてないな」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 20:42:58.83 ID:gk+g6jETP
美希「……浮気」
P「そうか」
美希「……だから、その、ハニー」
P「”ハニー”でいいのか?」
美希「……」
P「あんなに悪態ついてたのに、妙に大人しくなったな」
美希「……悪い?」
P「悪くはないが」
美希「……ミキのことばっかり言うけど、ハニーはどうなの?」
P「ん?」
美希「ハニーだって浮気してないとは限らないの」
P「俺はそんなことしてる余裕も時間もない」
美希「ミキだってそう!……だったけど、だからハニーだってしてないとは限らないの」
P「そんなこと言われたって、どうすればいい」
美希「……携帯見せて」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 20:44:58.93 ID:gk+g6jETP
P「どうしてそうなる」
美希「だっていいでしょ! 別に見せてくれたって!!」
P「ならお前のも見せろよ」
美希「そ、それは違うでしょ!!!」
P「何が違うんだよ」
美希「違うの!! 見せられないの!? やっぱりあるの!!」
P「はぁ……」
美希「何? 開き直るの?」
P「お前……さっき疑ったことないとか言っててさ」
美希「……言ってないの」
P「いや言」
美希「言ってないのッ!!!」
P「……で? お前はどうしたいんだよ」
美希「……ミキは」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 20:48:49.61 ID:gk+g6jETP
美希「……やっぱりハニーと、続けたいって思うの」
P「生憎、俺もそう思ってる」
美希「……もうお互いに隠し事はなし、なの」
P「あぁ。わかってる」
美希「それじゃ、キスして?」
P「……あぁ」
美希「……それじゃ、後で。なの」
P「あぁ」
――
―
「もしもしハニー? ごめんなさい!! うん、ちょっと……ミキミスっちゃったの……」
「え? 許してくれる? うぅ……ごめんね? ……うん、うん。わかったの。それじゃ……」
「……ミキも。えへへ……ありがとうなの! それじゃ……」
「……愛してるの。”ハニー!”」