【高槻やよいSS】やよい「お帰りなさいませ、ご主人さま♪」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 21:37:51.97 ID:rxmkFDX60
やよい「お帰りなさいませ、ご主人さま♪」

P「やよい!?なんでメイド服なんだ!?」

やよい「収録で着て可愛かったので貰って来ちゃいました☆」

P「貰って来ちゃいました☆って…ちゃんと許可は貰ったんだよな?」

やよい「もちろんです!特番だったのでこれから使う事もないだろうし貰ってくれたほうがいい、だそうですよ♪」

P「ところで…律子に連れて行ってもらったんだよな…?」

やよい「そうです!」

P「なんで事務所に俺とやよいしかいないんだよ…」

やよい「皆丁度出かけちゃいました☆」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 21:42:22.72 ID:rxmkFDX60
P「は、はぁ。」

やよい「今日は一日律子さんがPさんの分も受け持ってくれるそうですよー」

P「え?じゃあ俺は何をすれば…っていうかそれおかしいだろ!」

やよい「Pさんは今日一日私と過ごすんです!」

P「そうは言っても…」

やよい「だったら律子さんに電話して聞いて見て下さい!」

P「お、おう…」

律子『もしもし?Pですか?今日の仕事は私と小鳥さんで受け持つので一日やよいと遊んで下さい!じゃあ!』

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 21:45:26.25 ID:rxmkFDX60
P「…。」

やよい「というわけで今日一日Pさんは私の物です♪」

P「で、でも律子達に仕事を押し付けるわけには…」

やよい「大丈夫なんです!絶対!」

P「うーん…」

やよい「大丈夫なんです!!だから!今日一日くらい!私と!」

P「やよい…」

P(どうしたんだ…?やけに拘るな…)

P「うーん。分かった。なら今日の17時までだ。仕事を丸投げは流石にできない。」

やよい「…分かりました。じゃあ気を取り直して!どこ行きましょう!」

P「考えてなかったのかよ!?」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 21:53:48.63 ID:rxmkFDX60
やよい「すごーい!綺麗ですね!P!」

P「なんかあったかい飲み物いるか?」

やよい「えっと…じゃあコーンポタージュをください。」

P「ほい」

やよい「ありがとうございます!」

P「ふぅ…」

やよい「Pはブラックコーヒー飲めるんですね…」

P「やよいもいつか飲めるようになるよ。」

やよい「…うー。苦いの嫌いです…飲みたくないです…」

P「そっか。」

やよい「にしてもP、こんな時期に海に行くなんて不思議ですね!」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 21:58:51.54 ID:rxmkFDX60
5

P「あぁ、うん。冬…ってわけでもないけどいい眺めだろ?」

やよい「はい!」

P「11:30…昼飯どこで食べたい?」

やよい「…うーん…Pが食べたい所で!」

P「やよいの希望はないのか…」

やよい「そうですね…強いて言うなら…」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:01:50.45 ID:rxmkFDX60
6

P「にしてもこんな所よく知ってたな…」

やよい「一週間に一回行く魚屋さんの仕入れ先の市場の中にある海鮮丼屋です!」

P「にしてもすごい情報だな…ははは…」

やよい「美味しいんですよ!入りましょ!」

P「お、おう」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:06:59.89 ID:rxmkFDX60
やよい「そういえばPはなんでPになったんですかー?」

P「自然になってた、かな。なんとなくこんな事がしたい、あんな事がしたい、って思ってたらPになってたよw」

やよい「そうなんですかー…」

P「Pの仕事には満足してるし、毎日大変だけど楽しいし、皆と会えて良かったよ。」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:09:35.38 ID:rxmkFDX60
やよい「もう来ましたよ!」

P「頼んでから3分と経ってないけど!?」

やよい「早さと新鮮さが売りなんですよ!」

P・やよい「頂きまーす。」

P「美味いな!?」

やよい「P!」

P「ん?」

やよい「Pは…いや…大丈夫です…」

P「うーん、無理には聞かないけど言いたい事はしっかり言えよ。にしても美味いなこれ。」

やよい「…はい!」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:12:41.38 ID:rxmkFDX60
P「さてやよい、今からどうする?時間は…っと、12:50か…」

やよい「桜を見に行きましょう!」

P「まだあと1週間は咲かないと思うけど!?」

やよい「そうですか…じゃあ…」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:14:54.50 ID:rxmkFDX60
10

P「大型ショッピングセンター、か。」

やよい「P!もやしが!もやしが安いです!」

P「あはは…せめて帰る時に買おう…な?」

やよい「無理です!タイムサービスです!今買います!」

P「本当勘弁してくれよ…全く…」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:17:31.09 ID:rxmkFDX60
11

P「おいおいやよい…こんなに買ってどうするんだよ…」

やよい「事務所で皆と食べましょう!」

P「お、品質保存コインロッカーなんて物があるぞ!ここに入れて置いて帰りにとって帰ろう。」

やよい「はい!」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:20:36.23 ID:rxmkFDX60
12

やよい「P、これからどうしましょう…」

P「どうするもなにもショッピングセンターを回るんじゃないのか?」

やよい「そうなんですけど…」

P「どうかしたか?」

やよい「いえ、なんでもないです!」

P(明らかにおかしい。おかしすぎる。)

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:23:49.50 ID:rxmkFDX60
13

やよい「P!ゲームコーナーがありますよ!」

P「よーし、やるかー?」

やよい「受けて立ちましょう!」

P「なにする?」

やよい「太鼓の達人…太鼓を叩くんですか?」

P「リズムに乗ってタイミング良く太鼓を叩くゲームならしいな。」

やよい「やりましょう。」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:26:45.42 ID:rxmkFDX60
14

P「負けた…嘘だろ…なんでこんなに上手いんだよ…」

やよい「毎年お祭りで太鼓叩くんです!」

P(やよいが太鼓…全く想像できん…)

やよい「次行きましょう次!」

P0勝1敗
やよい1勝0敗

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:34:34.22 ID:rxmkFDX60
15

P「ふふふ、このゲームにおいて俺が負ける事などありえんのだ…」

やよい「P!?キャラクター変わってますよ!?」

P「…あぁ、悪い悪い。シューティングゲームは得意なんだよ。」

やよい「さ、流石です…」

P1勝1敗
やよい1勝1敗

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:37:03.43 ID:rxmkFDX60
16

P「ぜぇ…はぁ…DDRなんて…久しぶりだよ…」

やよい「…はふぅ…」

P「か、体を使ったゲームは…苦手なんだ…」

やよい「ま、まぁ私は普段かられ、練習してますし…いつも踊ってる曲に似てましたし…ふぅ…」

P1勝2敗
やよい2勝1敗

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:44:36.81 ID:rxmkFDX60
17

P「さ…さて、どうする?今は…15:00…割と時間潰れたな。」

やよい「やっぱり…服を見ましょう!」

P「よ、よし行こう。」

やよい「…P、靴紐解けてますよ。」

P「あぁ、すまん、気づかなかった。っていうか一応目立たない様にしてくれよ。」

やよい「勿論です♪」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:46:15.31 ID:rxmkFDX60
18

P「やよい…買いすぎじゃないのか…」

やよい「こんなもんです!」

P「時間は…丁度17:00か。よし、帰ろうか。」

やよい「はい…えっと…P…」

P「なんだ?」

やよい「いや…なんでもないですっ♪今日は楽しかったです!ありがとうございました!」

P「お、おう。俺も楽しかったよ。」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:46:56.39 ID:rxmkFDX60
>>54
速筆のそくちゃんと呼ばれ(ry

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:47:28.67 ID:rxmkFDX60
19

P「あれ…おっかしいな…」

やよい「どうしたんですか?」

P「いや…確かここに入れたはずなんだけどな…」

やよい「なにがです?」

P「駐車券…っとあったあった。」

やよい「…はい。」

P(やよい…なんか変だな…)

P「体調でも悪いのか?」

やよい「い、いえ!大丈夫ですっ!」

P(そうか…そうならいいんだけど…何かが引っかかる…)

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:48:44.42 ID:rxmkFDX60
20

P(…駐車券…何かが…)

P「!?」

やよい「ど、どうしたんですか!?P!?」

P「今日…3月25日…」

やよい「…!」

P「今日はやよいの誕生日じゃないか…なんで…なんで俺は気づけなかったんだ…」

やよい「P…」

P「やよい…本当に申し訳ない…忙しかったなんて理由にならない…すまなかった…」

やよい「…大丈夫ですよ、P。私は今日一日とっても楽しかったです。」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:49:27.49 ID:rxmkFDX60
21

P「やよい!行くぞ!」

やよい「へ!?P!?どこにですか!?」

P「ショッピングセンターに戻るぞ!」

やよい「へ!?はい!」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:49:57.31 ID:rxmkFDX60
22

P「やよい。」

やよい「はい!なんでしょうか!」

P「誕生日プレゼントだ。」

やよい「もやしですか!?」

P「違う違うwほら、開けてみろ。」

やよい「腕時計…」

P「俺のと色違いだよ。これからは二度とこんな事がない様に、俺に対する戒めでもある。」

やよい「P…ありがとうございます…」

P「さて、帰るかー。」

やよい「はい!」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:50:27.26 ID:rxmkFDX60
23

やよい「P、今日は本当にありがとうございました。とても楽しかったです!」

P「それなら良かったw家まで送ろうか?」

やよい「いえ、大丈夫です!じゃあまた明日!」

P「お、おう。」

律子「ちょっとー!やよいー!Pー!」

P・やよい「!?」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:51:00.71 ID:rxmkFDX60
24

P「律子!?」

律子「Pがあまりにも遅いから事務所の前で待ってたんですよ!何帰そうとしてるんですか!」

P「?」

律子「やよい!早く事務所に入りなさい!」

やよい「??」

律子「Pも早く!」

P「???」

律子「い・い・か・ら!」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/07(土) 22:51:30.48 ID:rxmkFDX60
25

全員「やよい!誕生日おめでとう!」

やよい「皆さん!?」

春香「ほらほら、早くケーキ食べようよ!3つもあるんだよ!」

千早「やよい、誕生日おめでとう。」

やよい「千早さん…」

律子「写真撮るわよ!早く!入って!Pも!」

P「俺もか!?」

律子「やよいの隣!早く!」

美希「ずるいの!ハニーは美希の隣なの!」

律子「美希!暴れない!…せーの、1+1はー?」

全員「にーっ!」

こうして3月25日、この日も765プロからは温かい光が溢れていた。この後、Pが送った時計が10年近く使われる事になるのはまた別のお話。
終わり。

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