【城ヶ崎美嘉SS】美嘉「だから、アタシは、オトコ相手に動揺しない」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/21(火) 09:06:06.00 ID:lugK0lDg0
城ヶ崎美嘉「アタシはカリスマギャルなんだよ?」

城ヶ崎莉嘉「うん」

美嘉「だから、アタシは、オトコ相手に動揺しない」

莉嘉「ええ~、だってこの前またPクンに上着かけて貰って緊張してたじゃん」

美嘉「だってじゃない!あ、あれは事情があったの!不意打ちだったし!!」

莉嘉「不意打ちって…何度目?」

美嘉「何度目でも不意打ちはキツいの!」

莉嘉「じゃあお姉ちゃんから不意打ちしたら?」

美嘉「アタシが!?」

莉嘉「いつもの仕返し的な感じで☆そーいうのカリスマギャルっぽいでしょ?」

美嘉「う~…確かにそうだけどさ……」

莉嘉「ダイジョブダイジョブ!アタシが計画立てるから☆」

美嘉「莉嘉が…?大丈夫かなぁ……」

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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/21(火) 09:09:46.07 ID:aS0IzfzL0
そして…

モバP「おーい美嘉?……オフィスにいないな」ガチャ

美嘉(壁越し)「プロデューサー?今更衣室にいるからこっちまで来てー」

P「あぁ、そこにいるのか」ガチャ

美嘉(着替え中)「ぃぅ!……(ごほん!)で、何?」

P「…お前、何やってるんだ?」

美嘉「み、見て分かんない?衣装合わせ☆」

P(真顔)「ふむ、一旦出ようか?」

美嘉「(えぇ!?動揺無し!?)べ、別に良いでしょ?アタシは気にしないよ?」

P「分かった、ライブの衣装はサイズ大丈夫か?」

美嘉「(なら!)えっと、後ろのチャック手が届かなくて…上げてくんない?」

P「キツい訳じゃ無いか?衣装さんに言っとくぞ?」ジジー

美嘉「(ええぇ…鏡越しで見えてるけど、乙女の背中を見ときながら真顔で普通に上げたよこの人)こら!そーいうのはアタシから言うから、プロデューサーからは言わないでよ?オンナノコの体型っていうのはデリケートなんだから!」

P「あぁすまなかったな城ヶ崎、で今日の予定なんだが……」

美嘉「(よっし、ここで前屈みになって谷間を強調すれば…!)なになに?」ぐっ

P「……ん?城ヶ崎」

美嘉「(あれ?)」

P「前屈みになってるが腰痛いのか?今日はボーカルレッスンだけにしてダンスレッスンは休むか?」

美嘉「(気が効きすぎ!アタシ馬鹿みたいじゃん!)だ、大丈夫だって!それ過保護だよ?」

P「そうか、悪いな」

説明中……

P「と言うわけだ」

美嘉「オッケー☆じゃあアタシ着替えるから、背中のチャック下ろしたらオフィス戻ってて(完敗だ…)」

P「あぁ」ジジー

美嘉「(あぁ…やっぱり動揺してない……)ありがと」

P「おう」ガチャ

美嘉「……何あれ、何あれぇ!乙女の着替え覗いておいて動揺しないってどういうこと!」

美嘉「あ…まさか、アタシが普段着てるライブ衣装が露出多すぎて馴れちゃったんじゃ?い、いやそんなこと……ありえそう」

美嘉「はぁ……」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/21(火) 09:11:43.30 ID:y3WRzQXn0
着替え後

美嘉「お待たせ~」ガチャ

P「おう、じゃあ移動するか」ずず~

美嘉「あ、そのドリンク、アタシの」

P「ぶっ!?…俺のじゃなかったっけ?!」

美嘉「(ん?)うん、だって同じドリンクの種類だけど、プロデューサーのは普通のでアタシのはダイエットのじゃん?」

P「ま、まじか…どうしようかコレ」

美嘉「え?」

P「口つけたぞこれ……新しく買って来た方が良いか?」

美嘉「(あっ…ふーん?)良いよ?そのまま飲んでも良いし、返して貰っても良いし?」

P「か、返すって言われてもな……流石にマズいだろ?」

美嘉「なぁにプロデューサー?もしかして間接キス恥ずかしいの?」

P「恥ずかしいって訳じゃないが…城ヶ崎に悪いって思ってな……」

美嘉「なら返してよ」パシッ

P「あっ」

美嘉「(れーせーに考えたら、これってプロデューサーの飲んだ奴だよね?恥ずかしくなってきた…)ぁぅ……」

P「あー、やっぱりこうなるか……城ヶ崎はこういうの耐性無いんだから、買って来ようとしたんだが」

美嘉「えと、その、」

P「無理すんなよ?『潔癖性』なんだから」

美嘉「は?」

P「ん?」

美嘉「」ごくごく

P「」

美嘉「ぷはっ!プロデューサー、正直に答えて、アタシが潔癖性だって言ったの、誰?」

P「ん?お前の妹だが?以前お前が間違って俺のドリンク飲んだときにフリーズしただろ、それについて聞いたら『知んないけど潔癖性じゃないの?』と言ってたんだが……」

美嘉「莉嘉ぁぁぁ!」

P「ち、違うのか?」

美嘉「違うに決まってんじゃん!潔癖なら着替え手伝わせたりしないって!!」

P「確かに……」

美嘉「あぁもう!」

そして……

莉嘉「どうだったのお姉ちゃん?」

美嘉「莉嘉?あのね…お姉ちゃん莉嘉に言っとくコトあるんだ☆」ニコッ

莉嘉「な、なんか怖いよお姉ちゃん」

美嘉「莉嘉?アタシはね?潔癖性じゃないってのーーー!!!」

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