1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 21:10:15.44 ID:uLgaXXmkO
P「ああ、申し遅れました私はCGプロのPと言う者なんですが…」
みく「(いやし知ってるししかもそこでもうアイドルやってるんだよにゃあ…)」
みく「(…ネコミミとって眼鏡してるから誰だかわかってないのかな？)」
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 21:11:05.72 ID:uLgaXXmkO
P「で、どうでしょうか？」
みく「え？」
P「アイドルになってみる気はありませんか？」
みく「ああ…(Pチャンほんとに気づいてないみたいだし…)」
みく「私、アイドルなんて向いてないのでは…」
P「そんなことないですよ！すごくかわいらしいですし…」
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 21:12:27.04 ID:uLgaXXmkO
みく「か、かわいい！？」
P「ええ！」
みく「(Pチャンにかわいいって言われるなんて…いつもなら…)」
みく「PチャンPチャン、どうかなこの衣装？」
P「ああ、よく似合ってるぞ！馬子にも衣装だな」
みく「え！ひどくない？」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 21:17:38.21 ID:uLgaXXmkO
みく「(って感じなのに…)」
みく「でも、私Pチャ…さんのことよく知りませんし…知らない人にすぐについていくわけには…」
P「そんなすぐに決めなくても大丈夫ですよ」
P「まだ時間があるなら、そこのカフェで少し話しでも…」
みく「ええ、いいですよ(ふふん、ネタバラシしたあとが楽しみにゃ)」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 21:22:39.49 ID:uLgaXXmkO
P「何か飲み物は飲みますか？」
みく「…いえ、お水で充分ですよ」
P「遠慮しなくても大丈夫ですよ、俺のオゴリですし」
みく「そ、そうですか？では…(Pチャンがやさしい…)」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 21:29:28.47 ID:uLgaXXmkO
P「？どうしました」
みく「い、いえ…なんでもないです」
P「…そういえば名前を聞いてませんでしたね」
みく「名前は前川…(流石に名前を言ったらバレちゃうよね…でもまだPチャンとこのままお話したいし…)」
みく「前川…くみです」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 21:40:41.20 ID:uLgaXXmkO
P「前川さん…ですか、改めて宜しくお願いします」
みく「こ、こちらこそ…(バレてない…よね？)」
「ご注文はお決まりでしょうか？」
P「ああ、このアジの塩焼きを…」
みく「Pチャン！」
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 21:45:52.65 ID:pYI6C1noo
Pわかっててやってるだろｗｗ
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 21:47:33.21 ID:uLgaXXmkO
P「ど、どうしました？」
みく「だからお魚は…！」
P「す、すいません私食事がまだでしたので勝手に注文してしまって…」
みく「え？(さっきのは私に食べさせるために注文したんじゃ…もしかしてまだバレてない？)」
P「もしかして前川さんって…」
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 21:50:44.78 ID:uLgaXXmkO
みく「あっ…(お魚で反応しちゃったから…)」
P「…」
みく「(ど、どうしよう…)」
P「…魚が苦手なんですか？」
みく「」ｽﾞｺｰ
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 21:56:52.72 ID:uLgaXXmkO
みく「え、ええ…そうなんです(まだ気が付かないなんて、やっぱりPチャンは鈍感だにゃあ)」
P「やっぱり、うちのアイドルにも魚嫌いの子がいるんですよ」
みく「えっ(それってもしかして…)」
P「その子の名前はですね…」
みく「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 22:03:42.37 ID:uLgaXXmkO
P「…誰だっけ？」
みく「わざとやってるよね」
P「い、いえ決してわざとでは…」
みく「いたでしょﾁｬｰﾐﾝｸﾞでﾌﾟﾘﾃﾞｨｰでﾆｬｱﾆｬｱした…」
P「アナスタシア？」
みく「違う！」
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 22:20:27.85 ID:uLgaXXmkO
P「冗談ですよ、みくのことですよね」
P「あんなに言うなんてよっぽど前川さんはみくのことが好きなんですね」
みく「え、ええ…まあ…」
P「私もです」
みく「え！？」
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 22:29:52.08 ID:uLgaXXmkO
P「私もみくのことが大好きなんですよ」
みく「そ、それってアイドルとして…ですか？」
P「いえ、一人の女性としてです」
みく「」
P「…ご、ごめんなさい、前川さんは関係ないのにこんなこと言っちゃって」
P「先ほどの発言は忘れてください」
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 22:37:59.90 ID:uLgaXXmkO
みく「い、いつから…」
P「え？」
みく「いつから好きになったんですか？」
P「…いつからでしょうね私にもよくわかりません」
P「もしかしたら私がまだ新人だったとき、ライバルとして初めてあったあのときから好きになってたのかもしれません」
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 22:46:16.45 ID:uLgaXXmkO
みく「P…さん」
P「あーもうさっきの話はなしです！なしなし！」
P「それより…」
みく「私も…」
P「え？」
みく「私も…みくもPチャンのことが…」
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 22:53:28.00 ID:uLgaXXmkO
P「まあ嘘なんだが」
みく「…」
P「…」
みく「…え？」
みく「もしかして気づいてた？」
P「はい」
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 22:59:48.90 ID:uLgaXXmkO
みく「いつから気づいて…」
P「最初からだな」
みく「かわいいって言ったのは」
P「前川さんはかわいかったぞ」
みく「前川さんはって…」
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 23:04:25.41 ID:uLgaXXmkO
みく「じゃああの好きって言ったのは…」
P「嘘だよ」
みく「…やっぱり」
P「嘘だよ」
みく「どっち！？」
P「さて、仕事サボってるのバレたらやばいから帰るぞみく」
みく「ちょっとまって話はまだ終わってないよPチャーーーン！！！」
尾張
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 23:17:21.14 ID:OfoVR6d1o
良かった、気づかないPチャンはいなかったんだね
44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/01(水) 23:55:31.44 ID:au8pAsD+o
ラブホ展開は見てみたい
49: >>24から ◆myZkSSrINcz5 2014/10/02(木) 18:47:48.41 ID:qIrWiyBOO
P「でも、ダメですよね…アイドルを好きになるなんて…」
P「もしも付き合ってしまったらみくは最悪アイドルをやめないといけなくなってしまいますし…」
みく「ぜ、全然ダメじゃないですよ！」
みく「むしろバッチこいです！」
P「前川さん…でも、私はプロデューサーとしてみくをトップアイドルにしないといけないんです」
50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/02(木) 18:52:00.61 ID:qIrWiyBOO
みく「…じゃあ」
みく「私じゃダメですか？」
みく「私なら、みく…さんの代わりになれると思います」
P「そんな、前川さんをみくの代わりとして見るなんて…」
P「そんなこと…出来ませんよ…」
51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/02(木) 18:58:00.22 ID:qIrWiyBOO
みく「じゃあ、代わりじゃなくてもいいから…」
みく「私を好きになってください！」
P「前川さん、どうしてそこまで…」
みく「Pさんのことが好きだからですよ！」
P「前川さん…」
52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/02(木) 19:16:48.39 ID:qIrWiyBOO
それから、オンではみくとしてアイドルを
オフでは前川さんとしてPチャンとデートという2重生活になったにゃ
幸い、デートはスクープされることもなく…
というか、私がみくとバレることもなく、いっぱいPチャンとにゃんにゃんできたにゃ
でも、そんな幸せな時間も長くは続かなかった…
53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/02(木) 19:22:06.26 ID:qIrWiyBOO
ある日、下駄箱を見ると一通の手紙が入っていたにゃ
みく「あれ、にゃんだろこれ？」
手紙にはこう書かれてたにゃ
あなたの秘密を知っています
もしバラされたくなければすぐにPさんと別れてください
みく「！？」
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