1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/12(水) 22:23:23.49 ID:tYU55YAC0
晴「おはようございまーす」
P「おうっ、おはよう晴!」
晴「……何やってんの?」
P「ん?見ての通り、ストレッチだ!」
晴「ふーん」
P「今日は凛とボイスレッスンだから、今の内にあいさつしておきなさい」
晴「おう」
晴「えーっと、渋谷さんは、っと」
凛「呼んだ?」
晴「今日はオレ渋谷さんとボイスレッスンなんだってさ。Pがあいさつしとけっつうから、今日はよろしく」
凛「うん、よろしく。でもボイスレッスンの前に目上の人間に対しての口のきき方をレッスンした方がいいんじゃない?」
晴「えー、面倒くせえよ」
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3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/12(水) 22:28:09.76 ID:tYU55YAC0
凛「気持ちはわからなくもないけど、アイドルとしてもそうだけど人として必要なことだからね?」
晴「ふーん。そういやさぁ、アイツはさっきから何やってんの?」
凛「まるでわかっちゃいないよこの子……。アイツってプロデューサーのこと?」
晴「うん。さっきからドシドシうるさくね?」
凛「あれは四股って言うんだよ。簡単に言えばおすもうさんがやるトレーニングだね」
晴「へー。で、なんでそのトレーニングをアイツはしてんの?」
凛「そっか、晴はまだ見たこと無いんだ。プロデューサーのぶつかり稽古」
晴「ぶつかり?」
凛「本来は文字通り稽古の一種なんだけどね。うちでは朝のあいさつみたいなものなんだ。見てればわかるよ」
ガチャッ
薫「せんせぇ、おはー!」
仁奈「P、おはよーでごぜーます!」
ポフッ
P「おう、おはよう2人とも!今日も元気だな!!」
薫「えへへー」
仁奈「仁奈は今日も元気でごぜーますよ!」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/12(水) 22:36:26.60 ID:tYU55YAC0
P「うんうん、それは良かった!」
晴「あれがぶつかり稽古?」
凛「うん。でもあの2人はまだまだ軽い方だよ」
凛「ちなみにウサギの着ぐるみを着てる方が市原仁奈、おでこが良い感じな方が龍崎薫ね」
晴「ふーん(おでこが良い感じってなんなんだよ……)」
ガチャッ
莉嘉「Pくーんっ!おっはよー☆」
ポスッ
P「おはよう莉嘉、今日も元気だな!」
美嘉「こら莉嘉!走ったら危ないっていつも言ってるでしょ!」
莉嘉「Pくんが受け止めてくれるから平気だもーん」
美嘉「まったくもう。あ、プロデューサーおはよう★」
P「美嘉もおはおう!……さぁっ!」
莉嘉「さー!」
美嘉「いや、行かないからね?」
P「まったく美嘉はノリが悪いなぁ」
莉嘉「お姉ちゃんつまんなーい」
晴「……あの2人って姉妹なの?」
凛「うん。ちっちゃい方が妹の城ヶ﨑莉嘉、もうかたっぽが姉の城ヶ﨑美嘉。2人とも見た目はギャルだけどいい子だよ」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/12(水) 22:42:52.80 ID:tYU55YAC0
ガチャッ
ナタ「プロデューサー!おはヨーッ!」
ボスッ
P「おはようナターリア。今朝は寒くなかったか?」
ナタ「チョット寒かったけド、プロデューサーにギュッてしてもらったから大丈夫だヨ!」
P「そっか!でも体調が悪いようならすぐに言うんだぞ?」
ナタ「うん、わかった!」
晴「ここってガイジンもいるんだ」
凛「意外といるよ?あの子はナターリア。ブラジルのリオ出身」
晴「ブラジル!?あのサッカー大国の!?」
凛「ナターリアが得意なのはダンスだけどね」
晴「なーんだ、つまんねーの」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/12(水) 22:48:16.87 ID:tYU55YAC0
ガチャッ
友紀「キャッツ大勝利ーっ!!」
ボスッ
P「おはよう友紀。昨日は飲み過ぎなかったか?」
友紀「いやー、えっへっへっへ」
P「友紀は相変わらずだなぁ」
晴「キャッツって野球の?」
凛「そ。ちなみに広島の赤ヘルが勝った次の日は巴がああなるよ。ちなみに彼女の名前は姫川友紀。一応成人してるから」
友紀「いやー、最近やっとハマの球団も本来の調子を取り戻してきたみたいだね。白星ゴチ!」
凛「○ァッキューユッキ」
晴「!?」
ガチャッ
光「Pーっ!おはよーっ!!」
ドスッ
P「おはよう光!最近また力が付いたんじゃないか?」
光「本当かっ!?ヒーローたるもの常に鍛錬は怠ってはならないからな!!」
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/12(水) 22:54:31.09 ID:tYU55YAC0
晴「なんかさっきとは音が違うんだけど?」
凛「光は普段から鍛えてるからね。言っておくけど晴より年上だからね?」
晴「マジで?チビじゃんアイツ」
凛「それ本人には言っちゃダメだよ」
晴「それにしてもアイツ何回も抱きつかれてよく平気だな」
凛「慣れでしょ。それに大関と横綱がまだだし」
晴「なんだよそれ」
ガチャッ
茜「おっはようございまーっす!!」
ズドンッ
晴「!!?」
P「ごふっ。……茜、鳩尾はダメだって何度も言ってるだろ?」
茜「すみませんプロデューサー!大丈夫ですかっ!!」
P「あぁ、問題ないよ」
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/12(水) 22:59:43.30 ID:tYU55YAC0
茜「じゃあもう一回いきますね!」
P「よし来い!!」
茜「う~~っ、ボンバーー!!!!」
ドゴムッ!!
P「はっはっは、今日も絶好調だな茜!」
茜「はいっ!元気が取り得ですから!!」
晴「……」
凛「ビックリした?」
晴「訳わかんねぇ」
凛「最初は誰だってそう思うよ。私もそうだったし」
晴「今のが横綱って奴なのか?」
凛「ううん、茜は大関の方だよ。と言っても私たちが勝手に呼んでるだけだけどね」
晴「あれより上がいるのかよ……」
凛「そろそろ来る頃だけどね」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/12(水) 23:03:55.51 ID:tYU55YAC0
ガチャッ
きらり「Pちゃんおっはよー☆」
ドムッ ズザザザザ
晴「おい!今1m位後ろに下がったぞ!?」
凛「きらりだからね」
P「おうきらり、今日もハピハピしてるな!」
きらり「Pちゃんも素敵だにぃ!うっきゃー!恥ずかすぃー!!」
P「よし、とりあえず落ち着こうな」
晴「あれが、横綱……」
凛「背が高いだけで細身なんだけどね」
薫「せんせー!かおるもう一回やるー!」
ナタ「ナターリアもー!」
P「はっはっは、よーし!ドンと来い!!」
ポスッ ドシッ ボフッ ズドム ドゴッ
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/12(水) 23:10:15.62 ID:tYU55YAC0
晴「アイツって実はスゲェんだな」
凛「プロデューサーとしての能力には一切関係ないけどね」
晴「なぁ、あれってオレもやっていいのかな?」
凛「いいんじゃない?」
スクッ
凛「あれ?何処行くのかな子」
かな子「うん、ちょっと屋上にね」
晴「誰?」
凛「三村かな子。よく手作りお菓子を持ってきてくれたりするんだよ」
凛「で、なんで屋上に?」
かな子「うん、失礼な人たちをしばk……注意しにね」
晴「失礼な人?」
凛「……」
かな子「晴ちゃん、だっけ?」
晴「ん?そうだけど」
かな子「私!標準体重だから!!」
晴「っ!?は、はい!!」
かな子「あと、周りが痩せすぎなんだよ!?」
凛「かな子、落ち着こう?」
かな子「あ、ゴメンね2人とも。それじゃあまた後でね」
晴「こ、こえー」
凛「悩みやコンプレックスは人それぞれってことだよ」
晴「オレ、言葉遣いには気をつける……ます」
凛「うん、それがいいね」
P「はっはっは!今日も皆元気だなー!!」
プロデューサーの1日はぶつかり稽古(パーフェクトコミュニケーション)から始まる
おわり