1 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:26:27.74 ID:kaH24oiZ0
乃々「え…そ、そんなこと……な、ないですし」ﾁﾗｯ
周子「えー、そんなことあるよー」
乃々「あぅ…」ﾌﾟｲｯ
周子「ほらまたー」
乃々「うぅ…もりくぼいぢめはやめてください……」
2 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:27:37.24 ID:kaH24oiZ0
周子「でも私は乃々ちゃんのそういうところ嫌いじゃないよ！」
乃々「……あぅ」
ｶﾞﾁｬｯ
幸子「おはようございます！そう！ボクです！」ﾌﾌｰﾝ
周子「おはー、さっちゃんだったかー」
乃々「おはようございます……幸子さんでしたか…」
幸子「何ですかその反応は」
3 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:29:53.58 ID:kaH24oiZ0
幸子「二人とも何してたんですか？」
周子「んー…」ﾂﾝﾂﾝ
乃々「あぅ」
幸子「また乃々さんいじめですか…？」
周子「えっなんそれ」
4 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:32:04.63 ID:kaH24oiZ0
幸子「最近周子さんが乃々さんをいじめているという噂が…」
周子「やりすぎたか…」
乃々「うぅ…幸子さん、たすけてください……」
幸子「やっぱり…」
周子「ちょ、そんな目で見んといてー…今回は違うって！」
幸子「『今回は』…やはり自覚が」
周子「うっ」
5 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:35:41.26 ID:kaH24oiZ0
周子「こ、今回は本当に違うの！」
幸子「ふーん？」
周子「乃々ちゃんは話すとき目をそらすよねーっていう」
幸子「……なかなかえぐいところをつきますね…よしよし」
乃々「うぅ…」
周子「反省しております」ｾｲｻﾞｰ
14 ：>>13ありがとう。>>5と>>6の間です ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:50:40.65 ID:kaH24oiZ0
幸子「どうしてそんな事を？」
周子「それをどうにか改善してあげたいなーって」
幸子「ほう」
周子「ということで乃々ちゃん」
乃々「はい…？」
周子「一回あたしと目合わせて話してみー？」ﾆｺﾆｺ
6 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:37:22.46 ID:kaH24oiZ0
乃々「えぇっ…！」
幸子「確かに改善を目指す事は悪くありませんが、断る事も大切ですよ？」
周子「無理せんといて？」
乃々「……わ、分かりました…す、少しだけなら…」
幸子「そうですか…なら、頑張ってください！」
周子「よーし、じゃあ逃げられないように肩掴むよー」ｶﾞｼｯ
乃々「わっ」ｸﾞｲｯ
幸子「乃々さん、ファイトです」
7 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:39:21.74 ID:kaH24oiZ0
周子「それじゃあ自己紹介からどうぞー」
乃々「は、はい…」ﾁﾗｯ
周子「…」
乃々「も、森久保乃々…十四歳……で、です…」ﾁﾗｯﾁﾗｯ
周子「…アイドルになった動機は何ですかー？」
幸子「（面接か何かですかね）」
8 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:40:53.16 ID:kaH24oiZ0
乃々「（あぅあぅ…周子さんと目があってる…）」ﾁﾗｯﾁﾗｯ
周子「…」
乃々「わ、私は…お、親のススメでアイドルになっただけっていうか…その…」ﾁﾗｯﾁﾗｯ
周子「…」
乃々「あ…あの…私はその…ホントはアイドル辞めたいっていうか…」ﾁﾗｯﾁﾗｯ
周子「…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
幸子「（周子さんの様子が…？）」
9 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:42:45.60 ID:kaH24oiZ0
乃々「で、でも…最近は……その…ア、アイドルも楽しいかなー…な、なんて」ﾁﾗｯﾁﾗｯ
周子「……っ…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
乃々「な、なんて…！そ、そんなこと…な、ないで―――」
周子「のっ、乃々ちゃああああ」ｶﾞﾊﾞｯ
乃々「え？…やぁー！？」
幸子「周子さん！？」
周子「はぁ…はぁ……！」
幸子「アイアンクロー！」ｶﾞｼｯ
周子「ぐわあああああああ！！」
10 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:45:10.22 ID:kaH24oiZ0
乃々「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
幸子「お…落ち着きましたか…？」ﾊｧﾊｧ
周子「おぉ…おぉぉぉ……」
幸子「一体どうしたんですか……いきなりあんな…」
周子「い、いや…なんていうか…その……」
幸子「はい」
周子「乃々ちゃん、いつもは全然こっち見てくれないけど…」
周子「必死に頑張ろうとして…チラチラこっち見ようとしてくる姿っていうか…」
周子「なんかもう……チラチラ見てくる乃々ちゃんを見てたらね…」
周子「うん…その……」
周子「たまんない」
幸子「…」ｶﾞｼｯ
周子「ぐわあああああああ！！」
12 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:47:39.71 ID:kaH24oiZ0
幸子「……変態」
乃々「…」ｳﾙｳﾙ
周子「ごめんなさい」ｹﾞｻﾞｰ
幸子「…」
乃々「…」ｷﾞｭｯ
幸子「…」ﾖｼﾖｼ
周子「ほ、本当に凄いんだって」
幸子「…そこまで凄いんですか？」
周子「うん！うん！幸子ちゃんも一回やってみればいいよ」
15 ：>>12から ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:52:03.65 ID:kaH24oiZ0
幸子「でも乃々さんは―――」ﾁﾗｯ
乃々「……？」ｳﾙｳﾙ
周子「（察し）」
幸子「はぅあっ！！」ｽﾞｷｭﾝ
乃々「！？」
周子「涙目上目遣い何て卑怯やん？」
16 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:53:29.80 ID:kaH24oiZ0
幸子「……ぐっ…ボ、ボクはまだやられませんよ…！」
周子「足腰ぷるぷるやん」
幸子「そっそんなこと」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
周子「…」ﾂﾝｯ
幸子「あっはぁっ！！」ｶﾞｸｶﾞｸ
17 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:54:09.63 ID:kaH24oiZ0
周子「はい、じゃあ仕切り直して練習を再開しまーす」
乃々「は、はい…」
周子「今回は輿水さんもこちら側になります」
幸子「よろしくお願いします」ﾍﾟｺﾘ
周子「よろしくお願いします」ﾍﾟｺﾘ
19 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:54:46.90 ID:kaH24oiZ0
周子「どんな趣味をお持ちで？」
乃々「しゅ、趣味は…その……ポ、ポエム作りとか…少女マンガ集めとか……」ﾁﾗｯﾁﾗｯ
周子「…」
幸子「…ポ、ポエムとは…どっどのような……」
乃々「そ、それだけはご勘弁を…」ﾁﾗｯﾁﾗｯ
幸子「そ、そうですか…分かりました」
20 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:55:45.54 ID:kaH24oiZ0
周子「…さ、最近の少女漫画の流行りは？」
乃々「さ、最近は…そうですね……『芋けんぴ付いてるZO☆2014』とか…『その綺麗な顔を吹き飛ばし隊part8』とか…」ﾁﾗｯﾁﾗｯ
幸子「…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
周子「…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
乃々「あ、あとはええと…あ、あの―――」
幸子「の、乃々さーんっ！」ｶﾞﾊﾞｯ
周子「の、ののっ…！乃々ちゃっ……！！乃々ちゃああああ」ｶﾞﾊﾞｯ
乃々「いやああああ！？」
21 ： ◆5/VbB6KnKE 2014/09/28(日) 22:56:45.54 ID:kaH24oiZ0
乃々「いやー！いやぁーっ！？だっ誰かっ…！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
ｶﾞﾁｬｯ
奏「おはようございま――」ﾋﾟﾀｯ
乃々「……！！…かっ、奏さっ、助け」
奏「……邪魔したわね」ﾆｯｺﾘ
ﾊﾞﾀﾝ
ﾍﾙﾌﾟﾐｨｰ…！
おしり
転載元
【モバマス】周子「乃々ちゃんは話すときいつも目をそらすねー」
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