【持田亜里沙SS】亜里沙「はい。何ですか?」

1: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:20:48.49 ID:okk8A5R40

モバP「ふー仕事も一段落ついたな」

モバP「んー……」

モバP「時間が空いたな。休憩しよ」
2: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:21:26.06 ID:okk8A5R40

モバP「……」

モバP「ちょと眠いな……」

モバP「まだまだ時間もあるし、仮眠するか……」

仮眠室

モバP「タイマーセットして……」

モバP「よいしょ」

モバP「おやすみ……」

3: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:22:21.56 ID:okk8A5R40

ぴぴぴぴぴ

モバP「んあ……」

モバP「……ああ、時間か。まだ眠いけど、これ以上寝ると……逆につらい」

モバP「ん?」

千枝「zzzzz」

モバP「うわっ」

4: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:23:10.75 ID:okk8A5R40

モバP「……」

モバP「千枝? あれ、いつのまに。ドアに使用中って札を下げといたはずだけどな……」

モバP「まあ……いいか」

千枝「zzzzz」

モバP「寝てる。起こすのも忍びない」

5: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:23:41.58 ID:okk8A5R40

モバP「よいせ」

モバP「……ん?」

千枝「……」ギュ

モバP「あら、シャツ掴んでるな。千枝、離してくれ」ググ

千枝「……ううー」ギュ

6: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:24:20.11 ID:okk8A5R40

モバP「余計強まった……うーん、どうしようか」

千枝「zzzzz」

モバP「寝てる……あどけない寝顔ってやつか。まだまだ子供だもんな」

モバP「……」

7: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:25:08.44 ID:okk8A5R40

モバP「……」ナデナデ

千枝「……」

モバP「……こんだけかわいければ、絶対トップアイドルになれるよな」ナデナデ

モバP「なら、後はプロデューサーの腕次第だな。がんばらないと……」ナデナデ

千枝「……えへへ」

モバP「お、弱まった。それ」ググ

モバP「外れた」

千枝「あ」

モバP「ん?」

8: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:25:37.74 ID:okk8A5R40

千枝「……」

モバP「千枝」

千枝「……」

モバP「千枝、起きたのか?」

千枝「zzzzz」

モバP「よかった、起こさなかったか」

モバP「時間が来たらまた来るから。それまではおやすみ」

千枝「……」

9: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:26:34.92 ID:okk8A5R40

ガチャ

モバP「んんーよく寝た」ノビノビー

モバP「ふあ……」

桃華「Pちゃま、ごきげんようですわ!」

モバP「お、桃華か。おはよう」

モバP「ごめんな、少し寝ていたんだ。居るのに気がつかなかったよ」

桃華「いいえ。問題ありませんわ。Pちゃまがお眠りになっているのは、気がついていましたの」

モバP「そっか。桃華は気が利くなあ」

桃華「ウフフ、淑女ですもの。このくらい当然ですわ」

10: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:28:23.37 ID:okk8A5R40

モバP「ん? 千枝は見なかったのか?」

桃華「千枝ちゃんですか? わたくしは見ていませんけど、どうしてですの?」

モバP「あー……」

モバP「いや、なんでもないよ。今紅茶を淹れてくるから。ちょっと待っててな」

桃華「Pちゃまもお気遣いが上手になりましたわね。わたくしちょうど喉が渇いていましたの!」

モバP「桃華にはいろいろ言われてるからな。アイドルに応えるのもプロデューサーの役目だよ」

桃華「当然ですわ。Pちゃまはわたくしをエスコートしなければなりませんの。もちろんそれはお仕事だけではなくてよ?」

モバP「はいはい、じゃあ淹れてくるよ」

11: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:28:52.38 ID:okk8A5R40

モバP「桃華はローズヒップだったよな。俺はコーヒー。はい、どうぞ。」

桃華「さすがPちゃま、わたくしの好みをしっかり覚えていて下さる……これも愛ゆえですわ」

モバP「プロデューサーだからな」

桃華「もうっ、Pちゃま。素直にならないと素敵な大人の男性になれませんわよ?」

モバP「善処するよ」

12: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:29:55.34 ID:okk8A5R40

桃華「Pちゃま、わたくしのを飲んでもよくてよ?」

モバP「ありがとう。でもローズヒップは酸っぱくて飲めないなあ」

桃華「やっぱりPちゃまはおこちゃまですの。ローズヒップティーは肌にも良いのを知っていらして?」

モバP「初耳だよ、物知りだね。そう言う桃華はコーヒーを飲めるのかな?」

桃華「いいえ、飲めませんわ」

モバP「おやおや、桃華はお子ちゃまの舌だね」

桃華「お互い得て不得手があって、一緒に補えあえる……わたくしたち、理想の関係ですわ……」

モバP「……おませさんだなあ」

桃華「ウフ、恥ずかしがらなくてもいいんですのよ?」ギュ

桃華「……ん?」

13: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:30:48.65 ID:okk8A5R40

桃華「……」クンクン

モバP「……? どうかしたのか」

桃華「Pちゃま、臭いですわ」

モバP「えっ、本当か!? うわすまん、ちょっと離れてくれ」クンクン

モバP「?」クンクン

モバP「う、うん? 別に匂わないけど」

桃華「いいえ、匂いますの。おかしな香りですわ」

15: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:33:48.21 ID:okk8A5R40

モバP「……確かに。なんだろう、ミルクみたいな甘い香りがする……」クンクン

モバP「あ、これ……千枝の……?」

桃華「千枝ちゃん? どうしてそこで千枝ちゃんが出てきますの?」

モバP「さっき仮眠してただろ? 起きた時、千枝が隣に居たんだ。たぶんその時に……」

桃華「……Pちゃま、それはどういうことですの?」ズイ

モバP「うお」

桃華「どういうことですの?」

16: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 21:34:29.29 ID:okk8A5R40

モバP「どうもこうも、いつの間にか潜り込んでたんだろうな。今は仮眠室でおねんねしてるよ」

桃華「本当ですの? Pちゃま、わたくしは多少の嘘は見逃してさしあげますけど、そうでない嘘もありますのよ?」

モバP「はは、桃華はいいお嫁さんになりそうだなあ」

桃華「Pちゃまっ!!」

モバP「ほあっ」

桃華「真剣に答えて下さいましっ! わたくしの目を見てっ!」

17: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 22:09:36.80 ID:okk8A5R40

モバP「ほ、本当だよ。嘘をつく理由がないだろ?」

桃華「……」

モバP「もう、何を疑ってるんだか。仮眠室、見るか?」

桃華「いいえ。千枝ちゃんを起こしたら悪いですわ。申し訳ありませんでしたわ、Pちゃまの愛を疑って……」

モバP「あ、愛? 大げさだなあ」

桃華「なら、お着替えしないといけませんわね。そんな匂いでお仕事なんていけませんわ!」

モバP「そうかな、そこまで気にならないけど」

18: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 22:10:32.10 ID:okk8A5R40

桃華「いけません! Pちゃまのお仕事は、香りひとつで印象も変わってしまうんです。そこをわかっていらして?」

モバP「む、そうだな。確かにそのとおりだ」

桃華「もう、Pちゃまは時々抜けてますわ。ほんと、わたくしがいないとダメなんですから」

モバP「そうだな、えらいえらい」

桃華「ウフフ。本来なら、きちんとレディをエスコートしなければいけないんですのよ?」

モバP「頼りにしてるよ、じゃあ上着だけ着替えてくるか」

桃華「はい、待ってますわ」

千枝「……」ジー

19: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/28(金) 22:22:40.91 ID:okk8A5R40

モバP「よいせ」

モバP「そこまで匂うかなあ?」

モバP「……」クンクン

モバP「ダメだわからん。男にはわからないものなのか?」

モバP「まあいいか。よし、着替え完了っと」

26: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 00:11:05.35 ID:DKy/Nytj0

ガチャ

千枝「も、桃華ちゃん。おはようごさいます」

桃華「! ご、ごきげんようですわ」

桃華「仮眠室で寝ていらしたの?」

千枝「はい。プロデューサーさんと一緒に……えへへ」

桃華「……」

桃華「千枝ちゃん。Pちゃまもお疲れなんですから、お休みの邪魔をしてはいけませんわ」

27: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 00:11:48.12 ID:DKy/Nytj0

千枝「う、うん。そうだね」

桃華「そもそも使用中の札があるんですから、入ってはいけなかったんですよ?」

千枝「うん」

桃華「まったく……PちゃまもPちゃまです」

千枝「……ねえ、桃華ちゃん」

桃華「なんですの?」

28: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 00:12:39.88 ID:DKy/Nytj0

千枝「プロデューサーさんと寝るの、とっても気持ちよかったですよ?」

桃華「!」

千枝「あったかくて、ぽかぽかして、胸がドキドキしちゃいました」

桃華「むっ……」

千枝「頭もやさしく撫でてもらって……」

桃華「むう……千枝ちゃん!」

29: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 00:13:17.75 ID:DKy/Nytj0

ガチャ

モバP「うん? なんだ、大きな声出して」

桃華「!」

桃華「な、なんでもありませんわ」

千枝「あ、プロデューサーさん、おはようございます」

モバP「千枝、起きたんだな。よく眠れたか」

千枝「はい。でも、まだ眠いです……」フラフラ

30: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 01:04:02.18 ID:DKy/Nytj0

モバP「おっと、大丈夫か」

桃華「あっ」

千枝「えへへ。プロデューサーさん、あったかい……」ギュウ

モバP「あれま、まだ寝ぼけてるのかな」

桃華「千枝ちゃん、Pちゃまから離れてくださいまし!」

千枝「プロデューサーさん、だっこして」

モバP「だっこって」

31: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 01:04:28.45 ID:DKy/Nytj0

千枝「それっ」ダキ

モバP「おわ。こら飛びつくんじゃない!」

千枝「プロデュ~サ~さん」スリスリ

モバP「なんだ、ほんとに寝ぼけてるのか?」

桃華「P、Pちゃま! 早く千枝ちゃんを降ろしてくださいまし! 何のために着替えたんですの!?」

モバP「う、うん。千枝、ほら降りて。仮眠室まで運ぼうか?」

32: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 01:05:02.90 ID:DKy/Nytj0

千枝「えへへ、嫌です。ここじゃないと眠れません」チラ

桃華「!?」

桃華「Pちゃま、千枝ちゃんに騙されてはいけませんわ!」

モバP「何を騙すんだ?」

桃華「むう……ずるいですわよ!」グイグイ

33: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 02:27:55.68 ID:DKy/Nytj0

ガチャ

薫「あ、せんせぇ、おはよ~」

桃華「離れてくださいまし!」グイグイ

モバP「桃華、引っ張るんじゃない」

千枝「プロデューサーさん、このまま家まで送ってください」

モバP「まず降りて、な?」

34: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 02:29:06.00 ID:DKy/Nytj0

薫「せんせぇ?」

モバP「お、おう。薫、居たのか。おはよう」

薫「なにしてるの? せんせぇ」

モバP「何って言われると、むずかしいな」

モバP「お、こら桃華、服が伸びる! 千枝も降りなさい」

千枝「えへへ~」スリスリ

35: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 02:29:45.48 ID:DKy/Nytj0

薫「あ~、あそんでるの? いいなあ!」

モバP「違うから、薫はそこで大人しくしてなさい」

桃華「薫ちゃん! 一緒に千枝ちゃんを下ろしてくださいまし!」

薫「ほんと? わぁい! かおるもあそぶ~! じゃあかおるは背中にのるね!」

モバP「ふおっ」

桃華「あ、薫ちゃん!? 何をしていますの!? 千枝ちゃんを離さないとPちゃまに匂いが……!」

薫「わあ! せんせぇの背中、おっきいねえ! あったかいよ!」

千枝「あ、薫ちゃん。おはようございます」

薫「ちえちゃん、おっはよ~!」

36: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 02:30:36.87 ID:DKy/Nytj0

桃華「Pちゃま、これはどういうことですの? わたしくを差し置いて! わたくしを愛してるんじゃありませんの!?」

モバP「うぐぐ」
 
桃華「もう我慢なりませんわ。お二人が降りないのでしたら、わたくしも乗ります!」

モバP「む、無理だ。もう乗る場所無いから」

桃華「薫ちゃん、肩のほうに行ってくださいまし」

薫「いいよ~」

桃華「では、いきますわよ! それっ」

モバP「ふぬうっ」

37: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 02:31:09.31 ID:DKy/Nytj0

ガチャ

メアリー「ハァイ! ダーリン。あなたのメアリーよ! 会いに来たわ!」

こずえ「ぷろでゅーさー…おしごとのじかん…だよー?」

莉嘉「Pくん、今日も来たよ。よろしくー☆」

モバP「ふぐ……ぐ」

莉嘉「Pくん、なにやってるの? 顔真っ赤だよ☆」

薫「あ~、みんなおはよ~っ! あのね、ぷろでゅーさーが遊んでくれるって! みんなであそぼ~よ!」

モバ「! 薫、待て!」

38: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 02:31:47.26 ID:DKy/Nytj0

メアリー「そうなの。フレンドの頼みじゃ断れないワ!」

こずえ「こずえはぁー…のるの…とくいだよー…へへー」

莉嘉「大丈夫だよ、Pくん♪ アタシたち軽いもん。じゃあ行くよー、せーの☆」

モバP「じょ、冗談じゃ……!」

…………

……

39: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/03/29(土) 02:33:05.87 ID:DKy/Nytj0

ちひろ「あらプロデューサーさん、どうしたんですか。腰を抑えて?」

モバP「ああ、ちひろさん。ちょうどいいところに。少し聞きたいことがあるんですけど……」

ちひろ「なんですか?」

モバP「やっぱり保母さんアイドルっていいと思いません?」

FIN

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