1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 17:25:36.06 ID:b5fSCXri0
プロローグ
都内 とある路地裏
男「・・・・・よし、誰もいないな」ｷｮﾛｷｮﾛ
男は手に持っていたカバンからあるものを取り出す。
男「お前さえいなければ」
男は取り出した『フランス人形』にぼやく。
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 17:29:35.67 ID:b5fSCXri0
２週間前男はこの人形を海で拾った。拾った当時も今も、この人形は傷はおろか汚れの一つも付いていないほどきれいだった。
しかし、拾ってからしばらくすると男の周りではよくないことばかり起きるようになった。
最初は、何もないところでこけたり、躓いたりとかわいいものだったが、次第にそれらはエスカレートしていった。
最終的には、バイクに轢かれて右足を骨折。
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 17:30:47.67 ID:b5fSCXri0
男「お前のせいで死にかけたんだからな！」
男「お前なんか捨ててやるぜ」ポイステ
人形「・・・・・・」
男「けっ・・・・・」ｽﾀｽﾀ
人形「ｱｿﾎﾞｳﾖ」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 17:32:06.98 ID:b5fSCXri0
男「あ？・・・・今の声は」
人形「」
男「こいつか？」
人形「ｱｿﾎﾞｳﾖ」
男「ちっ、うるせぇな！」ﾄﾞｶﾞｯ
人形「・・・・・」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 17:33:39.94 ID:b5fSCXri0
男「ったく、最後まで迷惑な奴だ」ｽﾀｽﾀ
人形「ｱｿﾎﾞｳﾖ」
男「」ﾌﾟｯﾁｰﾝ
男「この忌々しいごみ人形が・・・・ぶっ壊されねぇと分からねぇのか」
人形「ｱｿﾎﾞｳﾖ」
男「こいつは・・・・・ん」
野良犬「ｶﾞﾙﾙﾙﾙﾙ」
野良犬ｂ「ｶﾞﾙﾙﾙﾙ」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 17:36:13.82 ID:b5fSCXri0
気がつくと男は野良犬に囲まれていた。それもかなり大型。
男「な、なんだよ・・・・」
男「こっちに来るな・・・・・来るな・・・・・」
野良犬「ｶﾞﾙﾙﾙﾙﾙﾙ･････ｶﾞｳ！」ｶﾞﾌﾞ
男「ぐあ・・・・噛まれた・・・ひぃっ・・・やめ、やめｒ・・・うわぁぁぁぁぁ！」
野良犬たちは容赦なく男に飛びかかっていった。男の叫び声が路地裏に響く。
野良犬は男が意識を失っても襲い続けた、まるで何かに操られているように・・・・・
人形「・・・・・・・・」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 17:38:26.32 ID:b5fSCXri0
こっからアイマス
****
７６５プロ 事務所
春香「おはようございまーす！」ｶﾞﾁｬ
小鳥「おはよう、春香ちゃん。あなたが一番よ」
春香「い、一番！？」
小鳥「？」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 17:40:09.43 ID:b5fSCXri0
春香「確かに私は一番かわいいかもしれないですけど・・・」
千早「音無さんが言っているのは順位のことよ、春香」
春香「千早ちゃん！」
小鳥「あら、千早ちゃんも早いのね」
千早「ええ、たまたま早く目が覚めたので」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 17:41:25.42 ID:b5fSCXri0
春香「私のことは無視かよっ！」
千早「あなたが変なこと言っているからよ」
小鳥「じゃ、私お茶を入れてくるから二人は座ってて」
はるちは「ありがとうございます」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 17:43:48.95 ID:b5fSCXri0
****
春香「今日はねちょっとすごいものを持ってきたんだ」
千早「春香、サルミアッキならもう騙されないわよ」
春香「違うんだなぁ・・・、これだ！」
人形「」
千早「ひっ・・・・なんなのこの人形」
春香「今朝、うちの玄関に置いてあったんだ。たぶん、ファンの人たちが置いて行ったんだと思うよ」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 17:46:02.64 ID:b5fSCXri0
千早「ちょっとこれどうするつもりなの」
春香「うん♪せっかくだから事務所に飾ろうかなって」
千早「これちょっと不気味じゃない」
春香「そうかな？目とか髪とかすっごくきれいだよ」
千早「そうだけど・・・・」
16: 忍法帖【Lv=24,xxxPT】 投稿日：2012/04/16(月) 17:50:37.36 ID:b5fSCXri0
真「おはようございます！！」
雪歩「穴掘って埋まってますぅ～～」
春香「真に雪歩おっはよー！」
真「なんだか機嫌がよさそうだね」
雪歩「あれ、そのお人形さんは？」
春香「ファンの人からもらったの♪」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 17:52:56.34 ID:b5fSCXri0
春香「せっかくだからここに飾ろうって思ったんだ」
千早「真からも何か言ってあげて、こんな不気味な人形置いておけるわけないでしょ」
真「え？そうかな・・・・僕は結構かわいいと思うんだけどなこの人形」
千早「は？」
雪歩「そこまで怖くないと思うな」ナデナデ
人形「」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 18:00:29.55 ID:b5fSCXri0
春香「だよね！ほら、千早ちゃんだけだよ」
千早「わかったわ、もう勝手にして」
そのあとも来る人みんながあの人形のことをかわいいと言った。
春香だけがおかしいと思ってたけど・・・・なんだろうこのモヤモヤは。
何かおかしい気がする。
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 18:05:03.53 ID:b5fSCXri0
レッスンが終わって私は一人事務所へ戻ってきていた。
中には誰もいなくて、私ひとりだった。それと・・・・
人形「」
千早「あなたもいるいたのよね・・・・・」
千早「どう見たって、こんな人形かわいく見えないわよ」ﾂﾝﾂﾝ
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 18:12:20.16 ID:b5fSCXri0
>>25 最近見始めたＸファイルに人形の話があったから
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 18:12:59.71 ID:b5fSCXri0
その時不思議な事が起こりました。
あのの人形は普段目を閉じている。だけど、私がﾂﾝﾂﾝしていると一瞬目を見開き
人形「ｱｿﾎﾞｳﾖ」ﾊﾟﾁｯ
千早「え・・・・今喋った？？」
しかし、人形は目を閉じたままです。気のせいだったのでしょうか？
そのあと、帰ってきた春香に一応話してみると
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 18:17:32.18 ID:b5fSCXri0
春香「千早ちゃん、ちょっと疲れているんじゃない？」
千早「私はいたって正常よ、春香」
春香「でも、人形が喋るなんてｗｗｗ」
千早「っ・・・あなたに話したのが悪かったわ」
春香「悪かったってｗｗｗ」
千早「もう！」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 18:23:59.70 ID:b5fSCXri0
その日の夜 事務所
小鳥「ﾋﾟﾖｰ、きょうも残業だなんて・・・・」
P「音無さん、昼間っからｐｓｐしているからですよ」
小鳥「その通りでございます・・・・」ｼｮﾝﾎﾞﾘ
P「じゃ、僕は先に帰りますんで」ｶﾞﾁｬﾝ
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 18:28:58.14 ID:b5fSCXri0
小鳥「う～・・・・・今日も一人・・・・あ、この子がいたわ」
人形「」
小鳥「あなたはいいわよね、人形さんだから何も考えなくても。いいのよね」
小鳥「黙っていてもみんなからﾁﾔﾎﾔされる・・・・」
小鳥「なんだかイライラしてきたわ。」
小鳥「あんたのせいよ！！」ﾄﾞﾝ
棚を蹴ると、人形は頭から落ちてしまう
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 18:34:53.77 ID:b5fSCXri0
人形「」
小鳥「あー、何で落ちるのよ！」ｹﾞｼｹﾞｼ
人形「・・・・・・・・」ﾊﾟﾁｯ
小鳥「何こっち見てんのよ、文句があるなら・・・・・うっ・・・苦しい」
人形「ｱｿﾎﾞｳﾖ」
小鳥「う…・息が・・・・でき・・・・・あ・・・」
小鳥「・・・・・・・」ﾊﾞﾀｯ
人形「」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 18:44:35.70 ID:b5fSCXri0
****
翌日
千早「これは・・・・一体」
春香「そ、そんな・・・・小鳥さん」
朝、事務所に来ると小鳥が倒れていた。
春香「小鳥さん、しっかりしてください」
春香「うそ・・・・小鳥さん、息してない」
千早「は、はやく警察に」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 18:46:58.16 ID:b5fSCXri0
春香「うん」ﾎﾟﾊﾟﾋﾟﾌﾟﾍﾟ
千早「にしても、一体誰がこんなことを・・・・・」
千早「あれ・・・・この人形」
人形「」
春香「千早ちゃん、どうしたの？」
千早「この人形・・・・・・」
春香「ほんとだ、昨日ちゃんと棚の上に置いたはずなんだけどね」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 18:53:03.98 ID:b5fSCXri0
春香「たぶん、犯人と揉み合ったときに落ちたんだよ」
千早「犯人・・・・・」
千早「もしかして、この人形が小鳥を・・・・・」
春香「千早ちゃん、悲しいのはわかるけど現実から逃げちゃだめだよ！」
千早「えぇ・・・・・そうね。人形が人を殺すわけないわよね」
人形「」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 19:00:45.13 ID:b5fSCXri0
千早（はぁ・・・春香に言われるようじゃ私もまだまだね）
千早「・・・・・・」
人形「」
千早「あなた、本当にやってないわよね？」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 19:04:38.33 ID:b5fSCXri0
***
千早「はぁ・・・・・」
春香「どうしたの千早ちゃん、なんか暗いよ」
千早「そうかしら」
春香「まだ、人形さんのこと怒ってるの？」
千早「別に怒っているわけじゃないわ、ただ」
千早「みんなが思っているほど、私あの人形のことかわいく思えないの」
春香「もしかして、千早ちゃん小鳥さんのことまだあの人形がやったって・・・」
千早「・・・・・・」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 19:12:38.27 ID:b5fSCXri0
****
その日の夜
千早「はぁ・・・・私としたことが、忘れ物を事務所にするなんて」
千早「しかも、事務所にはあの人形が」
千早「何もないわよね・・・・・・たぶん」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 19:17:24.87 ID:b5fSCXri0
夜の事務所
千早「あれ？電気がついてる」
千早「こんばんわ」ガチャ
小鳥「あら、千早ちゃんどうしたの？」
千早「ああ、音無さん。ちょっと忘れ物をしちゃったんで」
小鳥「たぶん、これのことよね」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 19:21:59.62 ID:b5fSCXri0
千早「そうそうこの人形・・・・・・え？」
小鳥「どうしたの？」
千早「えっ・・・・いや・・・その」
小鳥「・・・・・」
千早「お、音無さん？」
小鳥「ｱｿﾎﾞｳﾖ」ﾕﾗ～
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 19:26:26.91 ID:b5fSCXri0
千早「へ？」
人形「ｱｿﾎﾞｳﾖ」
目の前には私と同じくらいの大きさになった人形が・・・
千早「やっぱりあなたが・・・・・」
人形「ｱｿﾎﾞｳﾖ、ｱｿﾎﾞｳﾖ」ﾕﾗﾕﾗ
千早「こっちに・・・こないで」
千早「か、体が・・・・動かない！？」
千早「いやぁ・・・・こないでぇ」
人形「ｱｿﾎﾞｳﾖ」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 19:32:30.13 ID:b5fSCXri0
****
千早「はっ」
千早「ここは事務所？」
ﾁｭﾝﾁｭﾝ
千早「朝・・・・確か私、忘れ物を・・・・で、またあの人形」
千早「うっ・・・思い出せない」
千早「・・・・・・なんでか、音無さんの顔がでてくるわ」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 19:37:17.82 ID:b5fSCXri0
P「お、千早じゃないか。どうしたんだ、床に座り込んで」ガチャ
千早「プロデューサー・・・・・おはようございます」
P「ああ、おはよう。」
千早「今朝気がついたら私ここで寝てたんです」
P「なんでまた、事務所なんだ」
千早「わかりません、ただ昨日は忘れ物を取りに夜、ここに来たとこまで覚えてます。」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 19:41:12.89 ID:b5fSCXri0
P「う～ん・・・・疲れとか大丈夫か？最近、元気ないみたいだぞ」
千早「えぇ・・・まあ」
P「何かあるなら、遠慮せずに言ってくれ。俺は千早ならなんでも受け入れてやるぞ」
千早「プロデューサー////」
P「俺たちの仲じゃないか、ほら言ってみろ」
千早「実は・・・・・」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 19:45:59.87 ID:b5fSCXri0
****
P「なるほど、千早は春香の人形が怪しいって思っているわけか」
千早「はい」
P「そうか・・・・実はおれあの人形まえに一度、見たことあるんだよ」
千早「え！？」
P「友達がさ、海で拾ったって言ってたんだ。」
千早「で、その人はどうなったんです？」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 19:51:30.74 ID:b5fSCXri0
P「つい先日、路地裏で野犬に襲われて死んだそうだ。」
千早「そういえば、そんなニュースを３ちゃんねるでみたような」
P「最初は、人形だし同じのがいくつもあると思ってて、何にも言わなかったんだが」
P「小鳥さんの一件で、ティン！と来た」
千早「ありがとうございます。私・・・・怖くて」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 19:56:23.68 ID:b5fSCXri0
P「安心しろ、千早には俺がついてるから」ｷﾞｭｯ
千早「あっ・・・・・（プロデューサーあったかい・）・・・・・」
千早「プロデューサー・・・・んっ・・・ちゅ・・・・はぁ」
P「千早、好きだ」
千早「ハイ・・・・・私も・・・・・んっ」
人形「・・・・・・・・」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 19:59:54.33 ID:b5fSCXri0
あと１０分で弟にＰＣを貸すのでペースアップ
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 20:00:20.95 ID:b5fSCXri0
****
電車内
春香（えへへ、きょうはプロデューサーさんにクッキー作ってきちゃった♪）
春香（この前のもおいしいって言ってくれたし、きっと今回もおいしいって言ってくれるよね）
春香（話す回数も多くなってるし、この調子で行けば・・・・ふふふ、にやけちゃうな）
春香「はぁー・・・・早く会いたいな・・・・・うっ・・・・痛い」
春香（なんだろ、急に眼が・・・・・）
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 20:02:43.37 ID:b5fSCXri0
千早『プロデュサー・・・・・あっん・・・そんな・・・』
春香（え、千早ちゃん？）
P『千早、そんな声も出せるのか・・・・・ﾍﾟﾛ』
春香（え！？・・・・・プロデューサーさん）
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 20:04:00.91 ID:b5fSCXri0
場面は変わる
P『千早・・・・いいよ・・・しまる・・・うっ』ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
千早『あぁん・・・くっ・・・・そ、そんなこと言わないで・・・・っ』ｱﾝｱﾝ
春香（なにこれ・・・・・なんで二人して・・・・・）
P『うっ・・・・もう出る・・・・』ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
千早『良いです・・・・・中にだしてぇ』ｱﾝｱﾝ
P『出るっ・・・・』ﾄﾞﾋﾟｭﾄﾞﾋﾟｭ
千早『ひぃっ・・・・プ、プロデューサ-がいっぱい・・・・』
春香（・・・・・・・・・・・・・・もうやめて・・・・・もう）
『ｱｿﾎﾞｳﾖ』
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 20:05:58.47 ID:b5fSCXri0
******
事務所
真「で、そしたら響がさー・・・・・」
雪歩「うんうん」
春香「・・・・・・・」ｶﾞﾁｬﾝ
真「春香、おはよ・・・・ってどうしたんだよその顔」
雪歩「なんか・・・・怖いです」
春香「千早ちゃんとプロデューサーさんは？」（棒）
真「え・・・・あの二人なら仕事に行くって」
雪歩「あの二人なんだか、とっても仲が良かったですぅ」
真「そうだよね・・・・やっぱ千早には敵わないよ。春香もそう思・・・・春香？」
春香「仕事いってきます」ｶﾞﾁｬﾝ
雪歩「人形さん持って行っちゃったですぅ」
真「でも仕事って・・・・今日春香はレッスンだけじゃ・・・・」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 20:07:56.51 ID:b5fSCXri0
****
歩道橋
千早「もうPったらあんまりくっつかないで////」
P「いいだろ・・・・ほら」
千早「もう・・・///」
春香「見つけた」
P「は、春香！」
千早「これは・・・その違うのよ春香」
春香「いいよ・・・・もう・・・・」ﾌﾗﾌﾗ
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 20:08:49.19 ID:b5fSCXri0
P「春香？」
千早「その人形・・・・」
春香「もう、終わらせるから・・・・・」ｼｬｷﾝ
千早「包丁だなんて・・・・・あなたどういうつもり！？」
P「落ち着け春香・・・・ちゃんと話し合ってだな・・・・」
春香「氏ねぇぇぇ！」ｻﾞｼｭﾄﾞｼｭ
P「うがっ・・・・・がぁ・・・」
千早「え・・・・・プロデューサー・・・・い、いやぁーーーーーーーーーーーー！」
春香「ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ」
人形「・・・・・・・」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 20:09:35.69 ID:b5fSCXri0
*****
1 month later
ｺﾝｺﾝ
「どうぞー」
千早「こんにちわ、プロデューサー」
P「千早か、毎日すまんな」
千早「いいんです。元はと言えば私のせいで」
P「・・・・・・」
千早「春香も・・・・・・・」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 20:10:30.04 ID:b5fSCXri0
P「いや、俺もちゃんとしてやれなかったからな・・・・・」
P「ところでなんだが、医者の話だともう少しで退院できるそうなんだ」
千早「ほんとですか！」
P「ああ。そしたら、また二人で出掛けよう」
千早「もう・・・まずは仕事ですよ」
P「わかってるよ」
千早「じゃ、もう仕事の時間なので」
P「おう、頑張れよ」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 20:11:29.62 ID:b5fSCXri0
家
千早「ふぅ・・・・今日も仕事で結果が出せたわね。」
千早「プロデューサーには迷惑はかけられないわ」
千早「・・・・・早く、退院しないかな」
『次のニュースです』
千早「なにかしら？」
『今から３０分ほど前、都内の女子刑務所で服役中の天海春香受刑者が脱走しました』
千早「え・・・・・」
『警察は厳重体制をしいており、近隣の住民にも警戒を呼び掛けています。』
『みなさまもくれぐれも外出時には赤リボンの少女に注意をお願いします。』
『受刑者は非常に精神が不安定であり、見かけた場合は刺激をしないように―』
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 20:12:38.91 ID:b5fSCXri0
病院
コンコン
（なんだ、こんな時間に。千早か？）
P「どうぞー」
「こんばんわ、やっと会えましたねプロデューサーさん♪」
P「な、なんで・・・・おまえが・・・・春香」
春香「なんでって、プロデューサーさんに会いたいからに決まっているじゃないですかぁ！」
春香「だから、ちょっと無理をして来ちゃった♪」
春香「安心してくださいね、プロデューサーさん」
春香「絶対に幸せにしますから」ﾆｺｯ
P「やめろ・・・・春香それ以上こっちに・・・・・う、うわあああああああああああああああ」
『ｱｿﾎﾞｳﾖ』
END
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2012/04/16(月) 20:13:14.30 ID:b5fSCXri0
これで終わりです。みんなありがとう。
ご飯食ってくる